2013/05/25 - 2013/06/11
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eimeiさん
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カザフスタンのシムケントからアクタウまでと、カスピ海を渡って、アゼルバイジャンまで。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 徒歩 バイク
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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一番大変なのは、シムケントから大回りして、アクタウへ行くまでの2000Km。カスピ海を渡れば、ヨーロッパの範囲に入るので、楽勝?
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5月24日、タシュケント駅横のホテル(ドミトリー)で1泊し、翌25日タクシーで国境へ向かった。出国・入国合わせて1時間ほどで済み、シムケント行きのミニバスに飛び乗った。ホテルツーリストへ戻ったらシングルが2000Tb(1400円)で確保できたので、何泊かして、シムケントでバイクの修理と滞在登録を済ますことにした。前回泊まった時、朝食なしと思っていたら、朝食付きだった上、WiFiもできるようになっていたので更にお得。
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5月26日、バイクのカバーを外してみたら、後ろのフレームが2本とも折れていた。
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ホテルの人に車の修理工場が集まっている場所を教えてもらい、3000Tb(2000円ほど)で溶接してもらった。後ろに乗せる荷物を少なくしても、ヨーロッパまでもつかな?
5月27日、オビール(警察署)へ滞在登録(レギストラーツィア)をしに、タクシーで行ったが、ホテルの滞在証明書が必要なので、2往復もする羽目に。ただ、2往復目はバイクで行った。滞在登録が済んだのが、昼前になってしまったので、ホテルツーリストにもう1泊することにした。カザフスタンは陸路で入国した場合、入国後5日以内に滞在登録をする必要がある。
明日(28日)からアクタウまで2000Kmのバイクの旅となる。観光地がないので、頼りになるのはグーグルマップのみ。 -
5月28日、シムケントを8:30頃出発し、快調に170Kmほど北西のトルキスタンへ走っていたら、至る所で道路工事中。写真は、大型機械でコンクリートのハイウェーを作成中。中央アジアの中で最初にハイウェー網が完成するのではないか。
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予定通り、昼頃トルキスタンのHotel yassiに到着。シングル3500Tg(2500円ほど)設備はヨーロッパのホテル並みで、朝食・WiFi付き。
ただ、バイクの後ろを見ていただけると、溶接した部分が折れて、元の木阿弥。早速、荷物を部屋へ運び、コンテナボックスなどを外し、車の修理工場巡り。 -
トルキスタンの街自体は、小さいので、車の修理工場が溶接できる修理工場をすぐ紹介してくれた。今度は、切断面を綺麗に平し、本格的に溶接してくれたので大丈夫?
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溶接が終わった頃、フランス人カップルのバックパッカーが横を通ったので、少し立ち話をした。
ホテルへ帰って、コンテナボックスなどを付け、明日、出発できるようにした。 -
トルキスタンには、コジャ・アフメド・ヤサウイ廟という世界遺産があり、ホテルから見えるぐらい近いので、夕方、歩いて行ってみた。途中からみたヤサウイ廟。
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正面から見たヤサウイ廟。実際はこれは裏側。
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反対側が、正面で、中へ入る入口がある。翌朝の写真。
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ホテル前の広場。夕方、地元の人が夕涼みに来る。日が沈むのが、9時頃なので、寝不足になりがち。
洗濯は、夜、シャワーと一緒にし、ホテルの物干し場所に乾させてもらっている。夜の間にジーパンまで乾いてしまうので、問題ない。
明日は、300Kmほど北西のグズルオルダへ移動する予定。 -
5月29日、銀行で両替をして、9時半頃、300Km先のクズルオルダへ向けホテルを出発した。
道は新しく、時速80〜90Kmで走行できるが、暑くて体力を消耗する。 -
バイクの後ろのフレームは、吊り下げで補佐しているので、昨日の溶接がまだ大丈夫のようだ。
日陰がないので、バイクの陰で休憩した。 -
半砂漠状態なので、午後になるとミニ竜巻が起こる。
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午後3時前に、第1候補のホテルに着いたが、値段が高かったので、安そうなホテルを当たったが、全て断られたので、第1候補のHotel Selena Starにした。8000Tg(5600円)で朝食、WiFi付き。設備は昨日と同様にヨーロッパ並みだが、値段が倍以上。ここに日本のテレビスタッフも3人来ていた。アラル海の取材の帰りらしい。
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クズルオルダの街には、観光地がないので、町並みを紹介。
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シルダリア川からの用水が、子供たちのプールと化している。今日の最高気温は37度。ただ、夜は気温が下がり、寝苦しくない。
明日(5/30)は、200Kmほど先のバイコヌールまで移動する予定。 -
5月30日、9時頃ホテルを出発し、バイコヌールへ向かった。シルダリア川は、昔はもっと水量があったと思われるが、今ではこの程度の川。
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メインの用水のひとつ。これだけ水を取ってしまえば、シルダリア川の水量は減るはず。ここから毛細血管のように小さな水路に分かれる。シルダリア川の水量の減少が、アラル海の縮小の原因と言われている。
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半砂漠状態の中に水田ができそうな場所も何カ所もあった。シルダリア川の水がなければ不可能。
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その近くには、馬が暑さのため、水に入っていた。
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道は半分以上が、工事中で、未舗装の脇道を時速40〜50Kmで走ることとなった。さらに暑さが加わり、疲労困憊。
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ガタガタの脇道を走っていたら、自転車だけが置いてあったので、近づくと、大きな土管から彼が出てきた。スペイン人で8ヶ月かけ、ここまで来たらしい。あと4ヶ月かけて上海へ行くらしい。腹が減っているらしく、食べ物と水をあげた。他にも、3人ヨーロッパ(?)のバイクライダーとすれ違い、手で挨拶をした。
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脇道を走っていたら、例のごとく竜巻が起こり、バスを飲み込んだが、この程度の竜巻では、バスは無傷。
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バイコヌールに近づいてきたら、丘の上に大きなパラボラアンテナがいくつも設置されていた。
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Googel mapをみながら、バイコヌールの町へ入ろうとしたら、厳しい検問があり、追い返された。どうもロシアの宇宙センターがあり、特別なビザを持ってないと入れないらしい。検問所のモニュメント。右側のブルーの写真が、有名なガガーリン。
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検問所の係員が紹介してくれたのが、このホテル。部屋は個室だが、共同トイレ・シャワーは半部壊れているにも関わらず、値段だけは一丁前で、5000Tg(3500円)+500Tg(駐車代)。
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ホテルの前では、トルコの大型トラック3台が集まり、1台を修理していた。相変わらず、トルコのトラック野郎はすごい!
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5月31日、アラルへ向け、ホテルを8時半頃出発した。乾燥した単調な風景が続く中、ラクダの放牧も行われている。
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アラルの町の入り口。
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町に一軒しかないアラルホテル。中はソ連時代そのもの、シャワーは壊れ、水しかでないが、古いクーラーだけは動くのが救い。体中汗疹だらけなので、冷やすことができる。レストランもないが、1泊4000Tg(2800円)もする。
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町の中心のモニュメント。写真の右下に並んでいる10個ばかりの像がなかなか面白い。
ただ、アラルの街は、少し風が吹けば、細かい砂が舞う。小アラル海へもバイクで行きたいが、細かい砂との戦いになりそうなので諦めた。 -
その中でも面白い像たち。
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モニュメントのすぐそばの広場で、明日、子供カーニバルが開かれるので、夕方(7〜9時)、リハーサルが行われていた。
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6月1日、バイクおよび体力の調整と子供カーニバルのため、もう1日アラルに滞在。午前中、バイクの調整などをした後、子供カーニバルへ行ったら、最後の挨拶をしていた。ガクッ。昨日、リハーサルで撮った写真を紹介します。これ以後、望遠撮影。
まずは、ミツバチさん(女の子)。男の子もいたが反対側で撮れなかった。 -
中央アジアの衣装を着た踊り(女の子)。
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アメリカの音楽に合わせた子供ヤンキーの踊り。
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高校生(?)の踊り。東南アジア、日舞に通ずる手先のしなやかな中央アジアの踊り。踊りがあまりに美しく、うまいので、夢中にシャッターを切りまくったうちの3枚。
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衣装と踊りがうまくマッチングしている。
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なかなかチャーミングな子。
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ミツバチさんが家へ帰りがけに、モデルをお願いしたら、ポーズまでとってくれた。男のミツバチ君には逃げられた。
明日(6/2)はさらに北上する。少し遠回りになるが、アクトベ(Aktobe)まで行きたい。ガソリンスタンドが450Kmほどない可能性があるので、大量の予備ガソリンを積む必要がある。また、アクトベまでたどり着けない場合は、テントになる可能性大。 -
6月2日、朝8時にアラルのホテルを予備ガソリンを満載して出発したが、強い逆風のため、フルフロットルでも時速80キロしか出ないため、燃費が悪く、ガソリンの消費が激しい。風を避けるためバス停で休憩。400キロほど走ってもガソリンスタンドがない。ガソリンがほとんどなくなっても、あったのは閉鎖されたガソリンスタンドのみ。仕方ないので、小さな村へ行き、市価の2倍のガソリンを買った。
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500キロ以上走って、疲れたので、アクトベまで行くのを諦め、70キロほど手前のフロントウという小さな町のフロントウホテルに滑り込んだ。1泊3400Tg(2500円)で設備はヨーロッパ並みで良かったので、2泊し、休養とバイクのメンテをする。
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フロントウは、500キロ以上北上したためか、夕方になると寒いぐらい。人種はアジア系、ロシア系、イスラム系の順に多い。ロシアに近いせいか、ロシア人も多く、ロシア正教の教会も町の中心にある。
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ロシア正教の教会の近くにモスクもある。モスクの近辺に、イスラム系の人が多く住んでいるが、イスラム色はあまり強くない。
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フロントウは、ロシア人が多いせいか、ソ連時代のモニュメントが町の中心に残されている。まずは、第二次世界大戦の戦没者碑。
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町のロータリー横にあるソ連らしいモニュメント。
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6月4日、朝8時に600Km先のクリサリ (アティラウ南の町)へ向けて、フロントウホテルを出発。快調にアクトベまで行った時の看板。
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アクトベを過ぎ、A27号線へ入って100Kmほど走ってからは、工事中(?)のためかオール未舗装。途中で1人のチャリダーとすれ違ったが、黙々とペダルをこいでおり、話しかける雰囲気でなかったので、挨拶へ行くのをやめた。後でわかったことだが、未舗装を200Km以上テント泊しながら、走ってきたことになる。
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また、バイカー2人組(2台ともヤマハのテレネー)とも遭遇。チェコ人でモンゴルへ向け、走っている。1人が年配そうなので、年を聞いたら、なんと64才だと言うではないか!
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バイクの後ろのフレーム、私の体調、共々ダウン。野営決定。脇道へ入り、砂山の裏側に久しぶりにテントを張った。後フレームを吊り上げたり、チェーン調整をしたりしていたら日没。
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6月5日、テントをたたみ、朝7時に野営地を出発。未舗装を時速20〜30Kmで走り、3時間ほどかけドッソルという町へ着いた。そこから南へ行く道R110号線へ入ったら、道は新しく快調に走れた。ベイナウ方面へ行く列車がちょうど陸橋の下を通ったので、停車し、パチリ。
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途中での休憩。道の両側には、塩湖(半分以上干上がっている)が点在している。
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走っていて上を見ると、雲が綿のように浮かんでいるように見え、美しい。
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走っていて横を見ると、相変わらず、ラクダ君がいる。
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予定のクリサリの町に昼過ぎに着いた。町の入口にあるモニュメント。このあたりは、カスピ海の北東にあたり、何本も油井やガス井を遠くに見かけた。
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早速、グーグルマップを頼りに、クリサリの町を走り、ホテル探し。最初に行ったホテル。なんと1泊8500Tg(6000円)で、パス。2軒目のホテルも1泊7000Tg(5000円)で、パス。
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結局、更に200Km南のベイナウ(アクタウの東450Km)の町まで走ることにした。町の中心の2軒のホテルに断られ、町はずれのホテルに1泊3000Tg(2100円)で2泊することにした。
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早速、荷物を部屋へ入れ、バイクを開いてみたら、フロントウで鉄板を溶接してもらったが、その鉄板が割れていた。考えられない。荷物が重いのか、道が悪いのか、CRF250Lのフレームの設計上の問題なのか。
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翌6月6日朝、ホテルを出てみたら、駐車場にイギリスナンバーのラリーカー(CENTRAL ASIA RALLY)が2台駐まっていた。
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6月1日にブタペストを出発し、6月18日にビシュケクに着く予定。ヨーロッパ人の道楽はすごいね!
鉄工所で後ろのフレームの溶接もしてもらったので、バイクのメンテナンスとガソリンを用意して、明日(6/7)、早朝にホテルを出発し、アクタウへ向かう予定。夕方までにはアクタウへ着ける? -
6月7日、5時に起き、日の出とともにベイナウを出発し、アクタウへ向った。450Kmの内、250Kmのガタガタの未舗装道路を走ることになり、さらにガソリンスタンドがないらしい。そのため、バイクに予備ガソリンを10リットル以上積んで出発した。ベイナウ郊外から未舗装となり、時速30〜40Kmでバイクをいたわりながら走行。道の真ん中は堅い上にガタガタなので、縁の砂が少しあるところを走行。風は強かったが、追い風だったので助かった。
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きちんとした舗装道路を造るため、そこら中で工事をしている。後、2〜3年で舗装道路が完成するのでは?
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未舗装道路の路面を見ながら、何時間もチンタラ走っていると疲れる上、イライラしてくる。しかし、突然、白亜(チョーク)が見えたとき、イライラも吹っ飛び、カメラ撮影に夢中。
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白亜(チョーク)は、昔ここが海だった証拠で、カザフスタンのアクタウ近くでよく見かける。海の微生物が堆積してできたカルシュウム層。
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バイクも入れて、撮影してみた。小さなテーブルマウンテンのようだ。バイクのタンクバックの上にはガソリン入りのペットボトルが2本。他にも、サイドバックの中などに何本も入れてある。
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美しい部分をアップしてみた。
本当は、メイン道路から奥に数キロ入れば、もっとすごい白亜(チョーク)がいくらでも見える。しかし、荷物を満載したバイクでは砂にはまって無理。まだ、未舗装が続くので、先を急いだ。 -
アクタウまで150Kmまでの場所から舗装道路になり、快調に走れたが、風がますます強くなり、砂嵐の中、バイク傾けながら走った。途中に数十本の油井がある油田があり、カザフスタンは産油国でもあることを認識した。
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250Kmのガタガタの未舗装道路と強風に悩まされながら、日没間近ヘロヘロになりながら目的の安ホテルKeremetに到着。心配していたガソリン、15リットルほど使用しただけでアクタウへ着けたので、5リットルほど余裕があった。ホテルKeremetは、1泊ドミトリー1500Tg(1000円)。同室のドイツの若者の話では、明日の夜、バクーへのフェリーが出るそうだ。ラッキー!(このフェリーは不定期のため、一週間ぐらい待つのは当たり前。このドイツの若者も5日間待ったそうだ)
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6月8日、チケットを買いに、バイクで、直接アクタウ港のフェリーの切符売り場へ行った。バイクの運賃5000Tg(\3500)はできるが、チケットはコンピュータが故障のため、アクタウ市内の旅行会社Taguへ買いに行くはめに。
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市内で両替をしたとき、中心部の街のスナップ。
街へ繋がる唯一の道路がガタガタの未舗装道路の割には、近代的な街並み。 -
街の中心の広場。カスピ海の港があるので、船のモニュメントがある。
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旅行会社Taguでフェリーの切符を18000Tg(\12000)で手に入れ、ホテルをチェックアウトし、全て準備し、昼過ぎから、アクタウ港の待合室で暇をもてあましながら待っていた。待ちに待って、翌6月9日の早朝にイミグレなどの手続きをし、バクー行きのフェリーにバイク共々乗船できた。しかし、一向に出航しない。フェリーのデッキから見たカスピ海。広すぎて海としか見えない。
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6月9日、トラックの運ちゃんも暇なので、船上から釣りをしている人もいた。15cmほどの魚がよく釣れていた。
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あまりに出航しないので、ベッドで眠っていて、目覚めたら、揺れていたので、外を見たらすでにアクタウ港を出航していた。結局、アクタウ港を出航したのは、夕方6時頃らしい。
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これから丸1日の航海が始まる。いつバクーへ着けるかな?どうも明日(6/10)の夜になりそうな感じ。
しかし、カスピ海は広い。波もあり、海と同じ感覚で、塩のベタつき感も同じ。 -
サンセットが近づいてきたら、カメラを持ってデッキに上がり、シャッターを押しまくり。最初の頃の1枚。
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サンセットのときの1枚。やっと旅らしい感じになってきた。
インターネットでは、運賃に食事も含まれていると書いてあったが、別料金で、アゼルバイジャン通貨かドル払い。 -
6月10日、朝の太陽に照らされたカスピ海を撮ってみた。あとバクーまで少しなので今日の午後にはバクーに到着できそう。しかし、手続きに時間がかかるので、いつ入国できるかは不明。バクーには安いホテルがほとんどないので、明るいうちに入国できれば、両替だけして、グルジアへ向け出発し、途中モーテルまたはテント泊。もう暗ければ、待合室で一夜を明かし、翌朝グルジアへ向け出発すつもり。
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カスピ海のバクー近くの海には、海底油田の油井が多数ある。その内のひとつ。
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別の海底油田の油井。写真に船を入れてみた。
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午後3時頃、バクーの街が遠くに霞んで見えてきた。高層ビルが乱立しており、ドバイの様だ。
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午後4時過ぎに、港へ入港。入国手続きは船内で行われ、すぐ済んだが、船のゲートが開けてもらえず、1時間以上待たされた。下船しても、変な事務所へ連れて行かれ、バイクの登録書(入国税?)の作成に100$もふんだくられた。
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日が傾いたバクーの街を走ってみたが、ラッシュと重なり、高級車の大渋滞。両替所で50ユーロ両替した。1ユーロ=1Manat。
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街の中心にあるヒルトンバクー。街の中心全体が、成金的に感じた。郊外へ出るとカザフスタンと大して変わらない。安そうなホテルもあたってみたが、値段が、50 Manat以上し、手が出ない。日没近いが、グルジアへ向け、走りだした。50キロほど走って日没のため、道路から少し入った木陰でテント泊。
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6月11日、朝6時に起き、500Km先のトビリシへ出発した。まず気になったのは、大統領個人の写真がそこら中にあること。権力を誇示しているようでこの国の現状が推測できる。
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途中で見かけた普通の町。
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アゼルバイジャンはカスピ海から西へ行くほど高度が上がるので、乾燥度が緩和されていく。途中で見かけたぶどう畑。近くにワイン工房も見かけた。
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更に、西へ進むと、日本と同じような風景になり、日本の地方をバイクで走っている感覚になる。
ピカッと何かが光ったと感じたが、無視して走っていると、町はずれの警察の検問所で止められ、写真を見せられ、17Kmスピードオーバーで20$ふんだくられた。ソ連時代の検問所を建て直し、現在でも検問を行っている。 -
400Kmほど走ると、アゼルバイジャンとグルジアの国境になり、例のごとくトルコのトラックだらけ。日本車むだけでなく、韓国車もトルコのトラックが運んでいる。トルコのトラックは、イラクだけでなく、アフガニスタンまで物資を運んでいるらしい。
アゼルバイジャンは、大産油国のため、リッター55円ほどなので、国境近くのスタンドでタンク・予備タンクとも満タンにした。
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この旅行記へのコメント (2)
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- アリヤンさん 2013/06/09 09:21:38
- ヨーロッパ人の道楽はすごいネ
- eimeiさん、
こんにちわ。
毎回楽しく読ませてもらっています。
ベイナウ⇒アクタウ間の寝台列車は「地獄のような」寝台列車ですが、夫婦で昨年挑戦して乗り切りました。
シムケント、タシケント、アクタウとなじみの名前が続々出てくるので、胸を躍らせて読んでいます。
当方はバイクでは旅行しませんが、eimeiさんのはいつもバイクでブットばすヤツで痛快です。
当方はシニア夫婦で「ユーラシア大陸自由自在」を目指してバックパッカータビを続ける道楽モンです。
今後とも楽しみにしています。
- eimeiさん からの返信 2013/06/12 15:32:11
- RE: ヨーロッパ人の道楽はすごいネ
- アリヤンさんへ
ブログを見ていただき、ありがとうございます。
中央アジアをバイクで旅する大変さをしみじみ体感しました。二度とご免ですが。
やっとカスピ海を渡ることができましたので、後は楽だと思われます。
60歳ですので、無理をせず、休み休みバイク旅をしていきます。ロシアでの交通事故の様なことは、二度とご免ですので。
トビリシよりeimei
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