2010/09/23 - 2010/09/24
150位(同エリア210件中)
norijiroさん
- norijiroさんTOP
- 旅行記115冊
- クチコミ2件
- Q&A回答0件
- 153,572アクセス
- フォロワー14人
子どもの誕生などを経て、2年ぶりの欧州へ(子連れはまだ厳しいので、息子は実家でお留守番)。今回の行き先に選んだのは、旧東ドイツ・チェコ・オーストリアのいわゆる「中欧」。ベルリンから入り、ウィーンまで南下します。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 タクシー 徒歩
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
成田からフランクフルトを経由し、国内便でベルリンへ。首都なのに日本から直行便がないというのも不便だ。ベルリンの空港もいずれ再編・大型化されるらしく、そうなれば直行便の一つや二つできるかもしれない。
市内へはバスでの移動となった。バスの切符売り場では、ドイツ語学科卒である妻のドイツ語が炸裂。ちゃんと話せるんだ…と感心。 -
ドイツに来たからにはやはりビール。まずは、「フランツィスカーナー」にて乾杯。修道士?がビールをあおるという図案は、さすが本場という感じ。日本のビールがスッキリ・サッパリに力を入れているのに対し(暑いからね)、ドイツは味わいと重厚さに重点を置いているような気がする。
-
ベルリンの宿はアレキサンダープラッツ駅前の「パークイン」。妻は、西ドイツのほうはさんざん回ったことがあるらしいので、今回は東に徹する。そこで、宿もいわゆる「東ベルリン」の立地をチョイスした。
ちょうどベルリンマラソンの時期だったため、空室はほとんどなし。
アレキサンダープラッツ駅は、路線図でみるとかなりのターミナル駅のようだが、駅周辺はあまりにぎわっていない。巨大な公団住宅のような味気ない建物と空き地が目立つ。これが「東」なのだろうか。 -
翌朝。ベルリンの町を見るより前に、まずは隣町のポツダムへ。日本人ならば、やはり行かねばなるまい。
駅前には市電も走っている。 -
東ベルリンのシンボルだったテレビ塔。
-
駅の売店でサンドイッチの朝食。ショーケースの中の商品に蜂がたかっているようなやる気のない店だった。店内の柱の陰では、ドイツ人カップルが朝からいちゃついている。というわけで、特に期待をせずに食べると、何と、パンの味が日本とは全然違う。しっとりとした食感と、ほんのりとした甘さ・穀物の優しい味が口中に広がる。さすがパンの本場!
-
電車に乗ってポツダムへ。1時間弱の電車の旅。ベルリン市内は高架が多く、建物の間をすり抜けていく感じが面白い。
-
ポツダムの駅前から路面電車に乗り換え、サンスーシ宮殿へ。
-
中は豪華絢爛の装飾で埋め尽くされる。質素な外観とは対照的だ。
-
難しい顔をしたおじさんの像。
-
執務室兼寝室。壁面には、この宮殿を造らせたフリードリヒ2世の肖像画が飾られる。
-
天井は星占いの星座がモチーフ?
-
ひときわ豪華な音楽演奏室。よほど音楽が好きだったのだろう。
-
母「それはやめて!」。子「自分でやる!」。どう見ても迷惑そうだ。日本で留守番をする息子に思いを馳せる。
-
宮殿前には堂々の6段テラス。噴水にはうっすらと虹がかかる。
-
森のような庭園を抜けると、新宮殿がある。
-
折れそうな支柱を支えている。
-
新宮殿の最大の見所、洞窟の間。
-
壁じゅうに貝や原石がびっしりで、海底にいるような感じ。
-
こちらもサンスーシ宮殿に負けず劣らず豪華。床の装飾が凝っている。
-
サンスーシ宮殿から町中へ。昼食は「ガストマール・デス・メーレス」にてシーフード。何せ暑いので、まずはビール。ポツダマー・レックスなるブランドで、ポツダムの地ビールなのだろうか。泡の形が面白い。
-
ドイツの魚料理は、基本的にバターでカリカリにグリルする、という方針のようだ。そのカリカリ感とバターの塩気がビールによく合う。
-
こちらはいろいろな種類の魚。
-
ポツダムの中心街。出店もたくさんあって楽しい。
-
観光用の機関車風バス?
-
路面電車の車内から見たオランダ人街。この地区だけ、家の形が独特。
-
そして、ついにやってきたツェツィーリエンホーフ宮殿(言いにくい)。イギリス様式らしく、日本人としては、ド派手なサンスーシよりもこちらほうが落ち着く。
花壇の赤い星はソ連を表していて、ポツダム会談の記念で作られたそう。 -
内装も木材の風合いが生かされている。
-
ポツダム会談の行われた部屋。
-
机の上の国旗は、それぞれの国の代表が座った場所を示している。
それぞれの一回り大きな椅子に、トルーマン・チャーチル・スターリンの三首脳が着席したのだろう。 -
ツェツィーリエンホーフ宮殿から、散歩がてらに大理石宮殿へ。
-
ここは勝手に見ることは許されず、ガイド同行のグループで見学。床の大理石の意匠が凝っている。
-
大理石だと、夏場は涼しげだが冬は寒そう。
-
サンスーシなどを最初に見てしまったためか、あまりの質素さに拍子抜け。修復などはあまり進んでいないためか、壁の絵画などは朽ちたままのところも多い。
ここは時間があれば、という感じでよいかもしれぬ。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
34