イタリア映画☆　名作「終着駅」舞台巡りの旅　　ローマ・テルミニ駅編♪♪

2003/05/02 - 2003/05/02

ご訪問ありがとうございます。

イタリアファンのワイフと二人で2度目のイタリア鉄道の旅です。今回はローマ、ナポリ、フィレンツェと旅しました。

そして２０代の時に見たイタリア映画　名匠ヴィットリオ・デ・シーカ監督の名作「終着駅」の舞台、テルミニ駅を今回はしっかりと見て歩きました。（１９５３年制作された映画）
映画「終着駅」を鑑賞してから、ローマ・テルミニ駅を散策すると旅の醍醐味をきっと味わえると思います。お勧めの観光スポットです！！

「終着駅」ストーリー
米国人の若い人妻メァリー・フォーブス（ジェニファー・ジョーンズ）は、断ち切りがたい想いを残してローマの中央駅にやって来た。彼女は妹の家に身を寄せて、数日間ローマ見物をしたのだが、その間に1人の青年と知り合い、烈しく愛し合うようになってしまった。
（中略）
テルミニ駅で彼の熱心なひきとめにあって、メァリーの心は動揺した。彼女はその汽車をやりすごし・・・・・・・・・。

監督ヴィットリオ・デ・シーカ
製作ヴィットリオ・デ・シーカ
出演者ジェニファー・ジョーンズ、モンゴメリー・クリフト
音楽アレッサンドロ・チコニーニ
制作１９５３年

エリア ローマ(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道
• 旅行の手配内容: 個別手配

テルミニ駅は建築意匠的にも秀逸。１９５１年完成。

建物の中にさらに建物があります。
この中には、書店もあります。
駅に着いたらその国の鉄道時刻表を買うのが楽しみです。
国によって編集の仕方が違うのが面白いです。
時刻表と地図を眺めていると幸せな気分になれます。

天井のデザインも昔と変わらない。
この場面は映画にも出てくる。
当時の意匠デザインは現代でも新鮮。

イタリアはやはりデザインが思い切りが良くスカッとしている。

ローマテルミニは本当に居心地が良い。

改札も無いので行け行けのストレートが良い。
そもそもヨーロッパには改札が無い。

所々にガラス構造の建物がある。
フレームを感じさせない構造が面白い。

駅構内の物販店もよくデザインされている。

この1枚ガラスがでかい！

ガラスとフレームの納まりがさりげなく良い。

とにかくでかいだけでなくスッキリしている。

１日の乗降客数４８万人。パリ、ミュンヘン、ジュネーブ、バーゼル、ウィーンなどに毎日国際線が運行されている。
まれにセルビアのベオグラード行きがある。

公衆電話のデザインもいかしている。

バックに亜鉛メッキが活かしている。

しょっちゅうディスプレイを変化させているのかな？

ドアの高さは３ｍはある。

南ヨーロッパの、セルビアのベオグラード駅が終着駅方式で出来ている。

カフェバーもある。

ここもカフェだ。

イタリアのサインは丁寧でわかりやすい。

２９のプラットフォームがありヨーロッパ最大級の駅です。

ユーロスターよりこのタイプの機関車が好きです！

駅構内にはブッティックもあります。

このプラットフォームが映画のシーンに出てきます。私はまだ生まれていませんけど感動！

一つの駅にさまざまなデザインがあり面白い。
どちらかというとイスラミック的なデザイン。

あちらこちら様々なコーナーがある。

イスラミックなアーチデザイン。

モザイクタイルがガウディぽい。

デザインに遊び心を感じる。

まあこの駅だけで存分に遊べる。

カウンター腰壁はパステルブルー。

大理石にサイン文字。

奥に幾何学模様。

このシーンも映画に出てきます。青年が列車にひかれそうになるシーンです。

しびれる1枚。

テルミニのフォームはとにかく長い。

イタリアを代表する映画に「鉄道員」がある。