2013/05/04 - 2013/05/06
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miharashiさん
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世界一周旅行でマイルがたまったので、特典航空券でマルタと南イタリアを主にレンタカーで回ってきました。天候に恵まれ、野の花が咲く道をドライブし、おいしいイタリアンを食べ、至福の時をすごすことができました。第七部は、青の洞窟で有名なカプリ島に二泊して滞在した記録で、洞窟だけでなく、カプリ島の思いがけない絶景を満喫することができました(表紙写真は、カプリ島の最高峰ソラーロ山からの眺望)。
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス 船
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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5月4日の昼過ぎソレントの港に着き、カプリ行の船の時刻を調べると、午後1時半の船があることがわかり、早速チケットを購入。他にも結構な数の便があり、ネットで調べた結果(一日4便のみ)とかなり違っていた。写真は船着き場。待合所はおろか、座るところもなかった。そばの屋外レストランでしばらく時間をつぶした後、1時過ぎに船着き場に行って立って待っていると、出発時刻になってようやく船が到着。 フェリーではなく、人だけが乗れる高速船だった。
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定刻よりやや遅く、カプリ島に向かって出発。後方に高台に建つソレントの街並みが見えた。
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カプリ島の港(マリーナ・グランデ)に到着。カプリの町は、港からかなり上がった高台に広がり、その背後には結構険しい山が聳えていた。
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港からケーブルカーに乗り、カプリの町のウンベルト一世広場に到着。写真は、広場から見下ろした街並みと港。
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上の写真の左側。崖になって聳える山は、島の最高峰ソラーロ山だ。
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上の二つの写真をパノラマ合成(画像をクリックしてください)。
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何度も検討して予約したホテル、ラ・パルマ(La Palma)。広場からすぐのところにあったが、すんなりとは行けず、結局人に聞くことになった。写真は、ホテルの入口にあった巨大な造花。多くの観光客がここで記念撮影をしていた。
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ホテルの部屋。1泊の予定を直前に2泊に変更したが(2泊目がバーゲンで安かったので)、2泊ともいい方の部屋に滞在することができた。
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ホテルのロビー。超モダンなイタリア家具が使われたインテリアがすてきすぎて、座ってもいいのだろうかと不安になるくらいだった。
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まさしくイタリアの椅子という感じ。奥にハート形の椅子もあった。
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夕食を食べに、広場から分かれる狭い道を入り、ネットで調べたレストランに向かう。広場は大勢の観光客であふれていた。
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入ったレストラン。ここはワインバーなのでワインがたくさん並んでいたが、頼んだのはビールだった(右上の有名人の写真はジャックリーヌ・ケネディ)。
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注文した料理のひとつ、カプリ風ラビオリ。中にチーズがはいっていて、もっちりしておいしかった。ここはかなり有名なレストランらしく、料理はおいしかったが、値段もそれ相応だった。
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5月5日、カプリ地区のはずれにあるバスターミナルからアナカプリ行きのバスに乗り、青の洞窟を目指した。ミニバスだったが狭いヘアピンカーブの道をすごいスピードで上っていく。一般の車が少ないからいいようなものだ。青の洞窟へは、アナカプリでバスを乗り換えなければならない。アナカプリの広場に着いたので、そこでバスを降りてしまったが、実際には、青の洞窟に行くバスは、少し歩いたひとつ先のバス停から出発していた。
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アナカプリでバスを乗り換え、青の洞窟へ向かった。幸い朝早かったので(10時過ぎ)、すぐに洞窟に入る船に乗れた。写真の右側の崖の近くの船が、料金を払うための船で、ボートに乗り込んだ後、その船に接近して料金を払うようになっている。一人12.5ユーロだった。青の洞窟へは、港から船で来ることもできるが(写真の左側の大きな2艘の船がそれ)、小さなボートに乗り換える必要があり、その順番待ちで長時間待たされることもあるという。今回はバスで来て正解だったようだ。
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私は2度目なので、主人だけ参加。ちなみに前の方であおむけに寝ているのが主人。船頭が鎖をたぐって洞窟に入ろうとする瞬間。
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青の洞窟の中。中にはすでに何艘かのボートがはいっていた。入ってまもなく、洞窟の中は名前通りの青色になった。
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写真にすると、実際の色とは微妙に違う。実際の色は、あえて言葉で言うともっと深い色のブルーだった。恒例の船頭の歌もあったが、ほかの船頭の歌と重なってしまった。
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先に入った船が出ていったので、これが一番条件の良い写真になった。船頭は洞窟に入る前からチップが要ると言っていたので、いくら払うか考えているうちに、ファイブ・オア・テンと言い出したので、仕方なく手持ちの5ユーロ札を渡して船を降りた。
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あっけなく青の洞窟に入れたので、バスでアナカプリに戻り、ソラーロ山に上るリフト乗り場に急いだ。写真はアナカプリの広場で、リフト乗り場は写真の右奥にあった。リフトは一人乗りで、頂上までかなり長い時間(たぶん20分位)かかった。晴れて風がないときだったから良かったものの、天気が悪い時に乗るのはちょっと怖い。
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アナカプリ地区と遠くにイスキア島を眺めながらリフトで上る。写真は実際には下りのリフトから撮影したもの。
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アナカプリの町とイスキア島。これも下りのリフトから撮影。
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頂上駅に着き、展望台まで上がると、素晴らしい絶景が待っていた。
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頂上から望むカプリ地区の遠景。今回の旅行では最上級の絶景だ。
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カプリの町を拡大。
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これは上下のパノラマ撮影。
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絶景をバックに記念撮影。
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これも記念撮影?崖の手すりのわきに立ったが、場所がちょっと遠すぎた。
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崖下を覗き込むと、まるで宝石のような色の海がみえた。ちょうど船が通って行った。
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目いっぱい拡大してみると、海底が見える程きれいだ。
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崖の近くまで下りて行ってから、再び絶景をバックに記念撮影。
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同じところからパノラマ撮影(画像をクリックしてください)。写真の左側に遠くかすんで見える山はヴェスヴィオ山。
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山頂からリフトで下った後、アナカプリの町を散策。最初にサンミケーレ教会に入ってみた。
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床一面のマヨルカ焼きは思いがけずすばらしく、必見だ。周囲を一周する通路ができていた。
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帰ろうとしたら入口に鉄のらせん階段があり登ってみたら、床を上から見れるようになっていた。
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床の絵を拡大。
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二番目に訪れた聖ソフィア教会。
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入って見るとちょうどミサの最中だったので、中を見て回るのは遠慮した。パイプオルガンが祭壇の側にあるのはめずらしい。
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教会の前の広場の椅子もマジョル焼きの陶器でできていて可愛かった。
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宿泊したホテルの隣にはアイスクリームとお菓子と惣菜を売っている店があり、かなり有名で人気があるらしく、常に人の列ができていた。アナカプリからもどってきて暑かったので、私たちも食べて見たら、おいしかった。ついでに昼食も買って部屋のテラスで食べた。
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昼食後、部屋で休憩。午後は天然のアーチを見るために、島の東部へ歩いて行った。けっこうきつい坂道を登りつめ、急階段を下るとレストランがあり、そこからエメラルドグリーンの海が見えた。
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さらに下りていくと天然のアーチが現れ、岩の間から上と同じ青い海がみえた。
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アーチの中をちょうど観光船が通っていた。
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5月6日、今日はいつもより肌寒く雲が多く風も強いので、長袖を着る。チェックアウトぎりぎりまでホテルにいて、晴れ間がでてきたころを見計らってカノーネの展望台へ歩いて行った。途中個人の家の入口のタイル画がすてきだったので撮影させてもらう。
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きのうよりは距離が短いもののきつい上り階段が続く。
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15分くらいで展望台に到着。絶景が広がったが、晴れたり曇ったりの天気だったので、光線の具合があまり良くない。もっと晴れていれば、海の色が違っていたかもしれない。
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上の写真の左側には別の展望台があり(たぶんアウグスト公園)、大勢の観光客が来ていた。バスで来れるところなのだろう。
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上の景色と反対側の景色。マリーナピッコラの海水浴場が下の方に見えた。きれいな海だ。夏はにぎわうのだろう。ここまで行くバスはある。
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マリーナピッコラの海岸を拡大。水がとても澄んでいた。
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その下の海岸を拡大。
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晴れ間が出た時を見計らって撮影。小さな岩島群(Faraglioni)が作り出した絶景だ。
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絶景の地に建つホテル(ヴィラ?)を拡大。
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島と島の間を観光船が通過していった。
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ホテルに預けた荷物を受け取り、イスキア島に行く4時か4時40分の船に乗るつもりで、時間をつぶし、ゆっくりケーブルカーを降りた。写真は、ケーブルカーに乗る前に、港の方角を撮影。晴れてきて、海もきれいに見えた。
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港に行ってみると、なんと今日はネットで調べてあったイスキア島に行く4時40分発の船がなく(火木土のみで今日は月曜日)、もう一つの4時発の船もなかった。しかたなくナポリに行く船に乗り、ナポリで乗り換えてイスキア島に行くことにした。ナポリには港がいくつかあるが、幸い同じ港での乗り換えだった。ただ、高速船ではなくカーフェリーなので余計に時間がかかりそうだ。カプリ島は思いのほか美しい島だった。(第八部に続く)
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