2013/05/08 - 2013/05/11
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tsuboxさん
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5/8 上海 - 西安
■兵馬俑
■始皇帝墓稜
■大雁塔
■陝安歴史博物館
■華清池
■鐘堂
■西安城壁
5/11〜 列車で敦煌へ!
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 1.0
- グルメ
- 2.5
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
1日目
上海虹橋空港13:25 - 西安沈陽空港15:50
格安春秋空港の利用で519元(8000円)くらいで飛べた。
しかも、遅延なし!幸先良さそう〜〜〜〜〜♪
中国の雄大な歴史でいつも頂点に立っていた長安。
今は北京に首都が移されてるけど、それも60年ほど前の話で、
それまでの数千年の歴史はここにあるわけで。
遂に、念願叶って、この土地を踏むことができた!!!
西安空港は市内からかなり離れたところに位置する。
今回は元同僚が迎えにきてくれたので車で移動したけど、シャトルバスが
(断然)便利です。
旅行者なら市中心部の鐘堂行きの6番に乗れば、1時間ジャストで到着。
26元で、乗車前に目の前で切符を購入する。 -
ホテルにチェックインしたら早速、小腹しのぎに回族街へ!!!
西安の胃袋と言えばココというほど有名な小吃(つまみ系)ストリートらしい。鐘堂の隣というロケーションも便利。
左右に屋台とレストランがびっしり並んで、見ながら歩くだけでも楽しい!
○回族とはウイグル自治区を中心に広がるイスラム系中国少数民族。
独特のスパイスを利用した料理は中華料理とは言えども大分、独特。
イスラム系民族なので豚肉は食べないが、気候上、肉料理が中心。 -
○涼皮
陜西名物。米粉を水に溶かして固めたもの。地方や家庭によっていろんな料理の仕方がある。
読んで字の如く、冷たい食べ物だと思っていたら、ホカホカの大鍋で料理していたので、パシャリ。
直径1mを超える大鍋にこれでもかと涼皮が敷き詰められていて、ゴマ油の香りと照りでとってもおいしそう。香ばしいこの色はお醤油の味付けかな。
てな、訳で1皿いただきました。5元なり。
・・・はい。1回経験すれば、十分なお味ですね。
うーーーーん、この見た目に完璧に負け。寒天のような無味無臭の涼皮に
味付けやうまみがからみきってないから、1口で2つの噛み合わない料理が口の中に混ざってしまってる感じ。残念! -
元同僚のお勧め、ワンタン屋さん。ウイグルのワンタンってどんな味??
普通、ワンタンって豚肉のハズ。。。
この超デカ鍋の中にグツグツ煮え立つスープ(水?)に麺もワンタンも
一緒くたで踊っています。
この鍋の下は更に大きな釜になってて、4四方の穴から火の粉が吹き出てる!
隣に座っていたわたしは危うく、火ダルマになるところでした。
○大ワンタン/小ワンタン
大ワンタンは野菜中心で粒が大きくて食べ応えがある。1口で食べると火傷する!
小ワンタンはエビとかお肉とかの餡が具材でかなり小ぶり。ジューシーデッス。 -
注文して30秒で出てきた!
今回はせっかくの初牛肉ワンタンだから小ワンタンをチョイス。
八角とパクチーの香りがプンプン。
ウイグル文化圏にやってきたな〜〜〜と五感で実感。
雨で冷え切った体に超熱いスープが体温を上げてくれます。
スープは普通に乾燥エビのスープだけど、独特スパイスで一味違う味。
ワンタンもクセがなくておいしい♪
さくさくっと食べ終わってしまいました。 -
甘いものが得意でないわたしに異様に勧めてきた元同僚。
いや〜〜〜、お腹いっぱい。と軽く流そうとしたその時。
目に入ったのは 柿子餅「玫瑰味」。
なに!「バラ味」!
意味の分からないものが大好きなわたし。
早速1枚お買い上げしてみました。1枚2元なり。
・・・おいしい!バラの味がする!ぎっしりとバラの花びらを詰め込んだ
餡は甘すぎず、周りの柿の果肉でできている皮もほのかに柿の香りも優雅で上品。まさか、こんなところで、東洋のマカロンに出会えるとは!!!
本日のイチオシだったのでした♪正解! -
【2日目】
・・・・・階下の中国人の2時までの大宴会で全く眠れなかった朝を迎え、
イザ、今回の旅のマスターピース「兵馬俑」へ出陣なり!!!!
ホテルの前で素敵な屋台を発見。
料理人の格好をしたお店の人が豆乳やお粥や、ピタサンドを売ってました。
ピタみたいなパンにお好きな具を挟んでくれるみたい。
朝から濃いのでわたしは八宝粥を購入して、いざ西安駅へ。 -
○兵馬俑への行き方
西安駅までローカルバスで行ったら、たくさんの客引きを無視して、
駅西側のバスターミナルまで行く。
観光用のバスがたくさん並んでいて、バスに兵馬俑と書いてあるから分かりやすい。
ちなみに黄緑色と青色のバス会社があるけど、青色の方が新しくてきれい。
5分おきに往復しているから帰りも心配ないので、とってもお勧めです。
チケット料金は一人8元くらい。
途中の華清池にも立ち寄れるからホテルのツアーなんかより断然安くて、便利。
所要時間約45分。
八宝粥を片手に車窓の風景を見ながらひたすら渋滞の中を行く。
途中うたた寝している間にバスは山道に入ってました。
思ったより、簡単に早く到着しました。 -
バス停から降りて人の流れについて歩くこと5分で、チケット売り場に到着。
一人150元の入場券を購入していざ、入場。
と、思ったら、入り口で断られる。
「入り口まで遠いから、電気自動車での移動になります。そこで15元のチケットを購入してください。」
きたきた、これが噂の中国観光地ぼったくり。
うちの元同僚、すぐさま、なんの疑いもなく、15元の電気自動車券購入。
ここはすばらしい始皇帝陵なんだから歩きましょうよ。。。
徒歩で結局10分で到着します。 -
兵馬俑を見学して少し後悔したのは見る順番を決めてから行けばよかったと。
人の少なそうなところから行ったけど、せっかく早起きして行ったので、
まずはメインの1号館でサプライズをしたかったなと。
それから、ちょっとショボめの2、3号館をめぐって、最後に陳列庁(博物館)が理想的です。
9時到着、団体観光客はまだ少なめ! -
「わーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ」
って、言葉が飛び出す、兵馬俑。
憧れの兵馬俑。
すごい数の兵隊と馬さんが並んで、圧巻の一言!
冥土の土産にと思って(冥土の土産がいっぱいある)来て良かった★
いろんな噂を聞くけど、まだまだ、素晴らしい状態でたくさんの遺産が残ってます。 -
博物館の馬車。
素晴らしい状態で発掘されていて、ため息が出ます。
博物館の展示物もとても興味深く、歴史的に素晴らしい遺産。 -
○先に払った150元のチケットには始皇帝陵も含まれています。
チケット売り場の真裏に泊まっているシャトルバスで始皇帝陵まで
無料で送迎してくれます。
見学後も、ここに戻って来ることになりますが、一見の価値ありです。
バスは閑散期でも5分毎に出ていました。
そして、ココ!始皇帝陵、お墓に来ました。
歴史的ロマンがいっぱい、インディジョーンズ顔負けのアクションいっぱいが眠る始皇帝のお墓です。
何もない丘で、観光地としては地味ですが、やっぱり来てみたかった。
この足の下にどんなお墓が眠っているんだろう。
わたしが生きている間には是非、発掘を進めて、冥土の土産にしたいものだ。
公園としても整備されていて、歩いているだけでもとても気持ちいい。
○始皇帝陵
秦の始皇帝のお墓。今は小高い丘だけにのようになっているが、伝説によれば、「彼の眠る墓には水銀の川と海で彼を守り、無数の罠で暴く者の侵入を防いでいる」とな。調査によってある程度それが真実だと証明されているので、中国政府はまだ、発掘を開始していない。 -
ちょっとお昼とデザート休憩。
中国国内で爆発的人気を誇っている「芋芋系デザート」勝手に命名。
お店の看板に「芋芋」と必ず書いてあるからなんですが、初挑戦。
甘すぎない蜜のかかったカキ氷の上に芋餅、タピオカ、亀ゼリー、小豆、タピオカ、アイスクリームなどと盛りだくさんのスイーツ達が「これでもか!」と乗っています。
これはおいしい。中国ギャル達が毎日食べてるはずだわ。
キャンペーン中につき21元が14元に割引でした♪ -
朝乗ってきた観光シャトルバスが途中で止まるので、ついでに訪れてみました、華清池。
○華清池
楊貴妃が愛した美の温泉地として有名。同時に、唐代の玄宗皇帝が楊貴妃の美しさを愛しすぎて、政治を疎かにして身を滅ぼしたという悲しき伝説の土地でもあります。 -
これが楊貴妃の温泉。トイレのようにしか見えませんが(失礼)、
昔は温泉であふれていたようです。
ちなみにこの華清池、入場料110元とめちゃ高いです。
このように、温泉とは言えど、ほとんど水も枯れていますが、観光地としての
バックアップか、建物は新しいものがバンバン建てられています。
元同僚は最近できたオムニマックス的な演劇が観たいという理由で来たようです。
最新技術を導入したリアリティ溢れる二人の愛の物語は楽しいかも。
定時に上映で入場前に並ぶ必要があるので、先に係の人に聞いたほうがいいです。めちゃ、そっけない態度でしたが・・・ -
ところで、西安の交通事情は中国内でも酷いです。
バス路線が完備されていて、一般車は通れないので、バスがとても便利。
早いし安いし、待ち時間も少ない。
なんで、交通渋滞しかないこの町で自家用車を買って乗るんだろ。
今回、バスで10分だったところを1時間かかりました。
二度と運転しない! -
市内に無事、戻ってきました。
朝早かったし、(寝てないし)、たくさん歩いたので早めの晩御飯。
少し、中心部から離れれば、こんな感じの路地がいっぱい。
こういうの大好き。
上がります〜〜〜〜〜〜。 -
出ました!ご当地ビール!その名も「HANS」!
このビール西安の地元ビールですが、なぜかドライビールを意味する「ガンピー」と呼ばれていました。
確かに、青島と比べるとドライな気がして、おいしい。
西安はシルクロードの本拠地。実際、いろんな土地の、いろんな国の人間が往来していたため、文化が混ざり合っていて、西安独特の文化というより、いろんな土地の食べ物が自由に食べられる、そんな印象です。
だから、回族料理、重慶、四川、湖南、広東等とにかくそんなレストランがたくさん目に付きます。 -
○肉挟莫
西安のファーストフードは涼皮に並んでNO1.(だそうな)。
長時間煮込んだ豚肉に少し表面を焼いたピタに挟み込んで食べます。
昼でも夜でも西安っ子が歩きながらこれをむしゃむしゃしているのを目撃したし、100mおきにこの「肉挟莫」の看板を見かけるくらい市民の味。
さて、お味は、、、
中の豚肉はさすが、長時間煮込んである分、焼豚のようにホロホロで、味の浸みてます。ただ、ピタブレッドもドライ、焼豚もドライなため、口の中でぱさつき感があります。これに、少し野菜を混ぜて欲しいな。正直、なぜこれがここまで 人気なのかは不明でしたが、挑戦する目標は達成しました。 -
【3日目】
・・・初日は中国人の大宴会。2日目は雨が止んだためか、初日にはなかった、ホテルの真裏でブルドーザーでコンクリートを打ち砕いていました。何?怨み?復讐?
全く、眠れず朝を迎えた3日目。
今日は、ものすごく動く日となるぞ!と。
朝から、陜西歴史博物館に来ました!9時には現地に到着してたから、スゴイ!ガンバッテます。
朝一番で行け!と皆に言われていた理由は、チケットが無料なので、
そのチケットの為に並ばなければならないのです。
さすが、中国。どこでも並ぶ配給制度は今だ健在。
30分並んでパスポート見せて、チケットをゲットしました。 -
平日だからガラガラかと思いきや、修学旅行生とバッティング!
先生、大きな声で説明し過ぎ!
極力、距離を取って、見たいものから見ていきます。
小学生の時に必死に見たNHKのシルクロード。DVDも見て、iphoneにもダウンロードして、しっかり復習して望んだ西安。
番組内で取り上げられた国宝級の出土品が所狭しと並びます。
中国歴史マニアなら、垂涎ものだよな〜〜〜〜〜。 -
東洋と西洋の神秘が混ざり合って本当に素美しい作品の数々!!!
これも、超カワイイです!!ブレーメンの音楽隊みたいです。
さすが長安。歴史の単位が違う。BC時代からの作品、出土品がわんさか。
北京なんかと比べ物にならない歴史の深さ。
素晴らしいの一言・・・ -
ゆっくり2時間、博物館を見学してから、「大雁塔」へ。
博物館からのんびり徒歩10分で大雁塔のある大慈恩寺に到着。
50元払って大慈恩寺に入場。
○大雁塔
高僧玄奘三蔵がインドから持ち帰った経典を収めた塔。
戻った彼が大慈恩寺にて翻訳活動をしてたくさんの経典を残したとされる。 -
なんと、大慈恩寺のチケットには大雁塔の入場料は含まれていないとな!
ここまで来たのに登らずに帰るのは勿体ないので、追加30元支払って、
7階まで一騎に登ってみました。 -
お天気も良かったので、東西南北の4つの顔がきれいに遠くまでくっきり。
西安の町は京都の町のように(いや、京都がマネしたんでした)、
きれいに碁盤の目のようになってて整頓されてる。 -
午前中から活躍し過ぎました。
12時にはおなかもペコペコになったので、この塔の近くの「小吃街」(軽食街)を回って、客引きのお姉さんがかわいい所に入ってみました。
昼間からビール♪旅の幸せです♪ -
これが、噂の羊肉泡モウ(食べる偏に膜の右)を食しました。
名前から泡的料理を思い浮かべたんですが、この4文字目のモウがカギらしく、ウイグルのパンのこと。それをスープに入れてフヤカスからこの名前。
納得です。
アジアでも珍しい、パンを浸して食べる料理。スープもそこそこお味がついていて、おいしく食べられました。にんにくの酢漬けがお口直し。 -
さて、今日は本当にアクティブな一日。
西安城壁にやってきました。西安の町の地図を見て一番に目にはいるこの四角い塀。明代に作られた城壁です。
残念ながらお城は侵略により跡形もございませんが、壁だけはしっかり残ってます。
東西南北4つの大きな門があり、どこからでも入れます。
今回は南門から入ってみました。
ラッキーです。ガードマンによるデモンストレーションしてます。
この更新は入り口を30mほどゾロゾロ歩いて終わりでした。。。
もうちょっと歩いて欲しい。
そして、ここでは自転車レンタルして、城壁一周14kmしよう企画。
100分40元。(実際のんびり一周してちょうど100分。ようできてるわ) -
実際、東西南北の4つの門以外はひたすらまっすぐな道なんですよね。
4つの門もどれも似たり寄ったりで、始めのうちはきゃーきゃー撮影してましたが、最後になると無言で通過・・・
しかも、古い壁の上だからバンピー。お尻が痛いです。
しかし、やり抜くことが目的。青い快晴の空の下で気候も25度。
気持ちよいサイクリングとなりました。 -
明朝初期の洪武帝の時代の1384年に建てられた西安の町のシンボル鐘楼。
地図上でも鐘楼が中心なのはもちろん、高級デパートやレストランも
この界隈に集中している。
鐘楼はロータリーの真ん中に位置しているので、周りの4つ角の地下道入り口から入ります。
地下道に入れば、「鐘楼入口」と親切に書いてあるので、すぐに入場できます。 -
後から、暗くなってから気づいたのですが、夜登ったほうがきれいだ!
9:30まで鐘楼自体は開館しています。
昼間の鐘楼の顔とは全く別の妖艶な輝き。これぞ中国。
まるで映画に出てきそうな色合いは本当に独特だけど、
時代をタイムスリップしたかのような感覚にしてくれる。
思い切って、来て良かった♪ -
定時になるとミニコンサートしてくれてます。
古筝、二胡奏者の後ろにはベル奏者です。歴史博物館でも見かけましたが、
古くから存在する楽器のようですが、実際どんな音がするのでしょう。
カーーーン。鐘の音でした。
○編鐘・・・春秋時代ごろに出現した。上流社会で使われ、権力の象徴でもあった。組み合わせる鐘の数は16、7、13、32など様々である(Wiki) -
文字通り、鐘。思ったより小さい。高さ1mくらい。
しかも外に放置。 -
真っ赤な柱は美しい。それに原木のカラーのままの梁に細かな彫刻が彫ってあり、朱色の柱を彩る。
影の飾り役だけど、こっちの方がよっぽど手が込んでる。
中国の歴史の深さを垣間見る。 -
オリジナリティのないコンビニ発見。
まだまだ、こういうのがあるから楽しい。
明日から、敦煌です。
頼むから今晩は静かに眠らせて欲しいと一人願ったのでした。。。
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