2011/12/20 - 2012/01/04
6589位(同エリア7815件中)
illyさん
新婚旅行ということで年末年始の休暇含め16日間の休暇を取り、スペイン・ポルトガルをドライブ中心に巡ってきました。
レンタカーの小回りの良さを生かして、スペイン・ポルトガルのグルメ、自然、歴史などなどを存分に楽しめた旅でした。
Vol.6では11~12日目のリスボンを紹介しています。
ついにドライブ旅1,600kmを走破しリスボンで完結。ユーラシア大陸最西端のロカ岬で2011年最期の夕日は見られるのか。
<Itinerary>
12月
20日:シンガポール→機内泊
21日:バルセロナ着→マドリッド
22日:マドリッド
23日:マドリッド→トレド
24日:トレド→コンスエグラ→コルドバ
25日:コルドバ→グレナダ
26日:グレナダ→マラガ
27日:マラガ→ミハス→ジブラルタル→へレス・デ・ラ・フロンテーラ
28日:へレス→セビージャ
29日:セビージャ→(陸路ポルトガルへ)→モンサラージュ→エヴォラ
30日:エヴォラ→リスボン
31日:リスボン→ロカ岬→リスボン
1月
1日:リスボン→(空路)→バルセロナ
2日:バルセロナ
3日:バルセロナ→機内泊
4日:シンガポール着
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 レンタカー 飛行機
- 航空会社
- シンガポール航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
エヴォラを出てドライブ旅の最終目的地リスボンへ向かいます。
途中この旅初めての有料道路があり大慌て。
手持ちのユーロが尽きていたのでどうしようかと思いましたがクレジットカードでの支払いでなんとか凌ぐことができました。。
4月25日橋を渡ってポルトガル市内へ突入です。 -
しかしポルトガルに着くということはこのレンタカー旅とも終り。。
泣く泣く返却予定のSIXT営業所(これが市街地から遠いオリエンテ駅の近く。。)に。
さらばBMW君。
本当に君のおかげで楽しいドライブ旅ができました。 -
さて、オリエンテ駅から地下鉄を乗り継いでアルファマ地区へ。
今回は年越しということで大奮発をして結構なお値段のホテルを予約。
ここがそのホテルの入り口。完全に隠れ家です。隠れすぎていて本当に見つかりません。
近所のイワシを焼いている親父さんにこの奥だぞ、と教えてもらわなければ永遠に見つからなかったかも。
よく宿泊客が場所が分からず地図を片手にウロウロしている、後でイワシを食べに来いよ、とはこの親父さんのコメント。 -
このPalacete Chafariz Del Reiというホテル、19世紀に建てられた貴族の館をそのまま利用してホテルにしているとのこと。
通された部屋はロフトになっていて独占できる屋上もあり。
部屋は、なんというか、ちょっとインテリアが落ち着かない感じ。
オシャレといえばおしゃれでこういうのが好きな人はいいのでしょうけど。。
年末ということで結構なお値段、加えてサービスの質も良くなく(というか31日夜は人がいなかった。。)、個人的には正直ちょっと残念なホテルでした。 -
と、言いながらも一頻りホテル内部をはしゃぎながら見学し、気がつけばもういい時間。
路面電車でバイロ・アルトに向かいます。
28番の路面電車はホテルからもすぐ乗れてとても便利でした。 -
この日はネットでいい評判を見つけたTasca do Manelというお店。
まずはVino Verdeで乾杯。
これ、旨いです。アルコールも低めでいくらでも飲めてしまいそう。 -
ホワイトアスパラと生ハム。シンプルだけど絶品。
ワインが進みます。 -
メインのArroz de patoと猪とレンズ豆の煮込み。どちらも最高。
このお店は特にかもしれませんが、ポルトガルのご飯は本当に旨いです。
こちらは地元の方の利用が多いようですがお店の人はとても親切でオーダーにも困りません。
お勧めです。 -
翌日は大みそか。大みそかもいい天気です。
屋上からテージョ川をのんびり眺めます。 -
この日は夕方にはロカ岬に向かう予定。
それまでリスボン市内をぶらぶらします。
カテドラルを見ながら泥棒市に向かいました。
大みそかということもあってか大賑わい。
並んでいるものは写真のようにガラクタが多いですが、綺麗なガラスや手作りアクセサリーなども並んでいて妻はあちらこちらでいろいろと物色。
結局妻はアクセサリー、私はリスボンの街並みを描いた小さい油絵を購入。 -
その後、昼前ですが妻がどうしても行きたいと言っていた生カステラのお店へ。
カステラ・ド・パウロというこのお店、奥様が日本人、旦那様はポルトガル人で長崎でカステラの修業をして逆輸入されたとか。
生カステラも美味しかったです。特に妻は絶賛していました。 -
完全に食い倒れ旅行記になってきましたが、生カステラの後に向かうは今日のランチ。
バイシャ地区にあるBalealというお店。
海のあるリスボンに来たからにはシーフードを食べなければということでチョイス。
イワシの丸焼きなんですが、これが何故か最高に美味しい。 -
続いてArroz de Marisco、シーフードリゾットです。
なんという量。。
鍋一杯に入って出てきました。
これがまた絶品、かなりお腹一杯でしたがほぼ完食でした。
いやぁ、本当にポルトガルご飯は外れなしでした。 -
食後はロカ岬に向けて出発。
まだちょっと早いので市電15番でベレンにあるジェロニモス修道院に立ち寄ります。
いろいろ見てきた後だとインパクトには欠けますがこれも美しい建築です。 -
ベレン駅から電車でカスカイスまで移動。
カスカイスから403番バス(バス乗り場は駅向かいのモールの下)でロカ岬に向かいます。
ベレンから合計1時間半ほど、ユーラシア大陸の最西端に到着です。 -
しかし、見渡す限り一面曇り。。。こんなにお天気に恵まれた旅だったのに今日に限って。。。
ま、ちらっとだけ雲の間から太陽の光が見えたので、これにて2011年最期の夕日を眺めたということにしましょう。
レンタカー返却のスケジュール上ロカ岬は電車とバスでやってきましたが、レンタカーのほうが断然おススメです。
とにかくバスの本数が少なく、土産物屋兼レストランも冬には日没の時間には閉めてしまうので
ほかの観光客と一緒に寒空の下バスが来るのを30分以上待っていました。。 -
ようやくリスボン市内に戻ってきましたがどこのレストランも大みそかのパーティーで一杯。
ファドを聴きながら年越しでもと思っていたのが当てが外れてしまいました。
妻の体調も優れず、そもそも昼飯を食いすぎていたので
この日はちょっとしたつまみとVinho Verdeを買い込み、ホテルでプチカウントダウンパーティーとします。 -
この時ばかりはこのホテルの本領発揮。
日付が変わる前に屋上へ上がり時が来るのを待ちます。
屋上からの夜景も綺麗です。 -
カウントダウンの声があちらこちらから聞こえる中、
対岸で新年の花火が上がり始めます。
屋上からの眺めは最高でした。 -
何はともあれ2011年とこれまでの旅、そして2012年とあと少しですが残りの旅を祝して妻と乾杯です。
いい年越しをリスボンで過ごすことができました。 -
翌朝ロカ岬でのサンセットが見られなかったので初日の出でリベンジと思い
眠い目を擦りながら屋上へ出るも一面曇り空。
この旅で唯一の曇り空が31日夕方と1日朝だけでした。
年末年始だけお日様が拝めないとは。。 -
これにてリスボンもおしまい、空路バルセロナへ向かいます。
ポルトガルはまたゆっくり旅することを誓い、リスボンの街に別れを告げました。
Vol.7に続きます。
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