飛鳥　空の旅

2009/05/10 - 2009/05/10

4年前の今日、明日香村上空を遊覧飛行してきました。

実は、ハガキで応募して当選したものだったのですが、今までの懸賞の中で、一番大きな当たりだったと思います。

自宅に当選の電話連絡があったものの、肝心の私は留守の時で、応募したことも知らなかった父は何事かと思ったようで^_^;

写真はあまり撮ってないのですが、お天気も良くて（暑いぐらい…）、わずか10分間でしたが、のどかな風景を楽しんできました。

「アスカ」の語源には諸説あるそうですが、村の名前は「明日香村」と書き、時代を表したり、地域として表す時は「飛鳥」で使い分けています。

エリア 飛鳥(奈良)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車

実は、新聞社の募集だったので、あまり詳しくは書けない（新聞に私の名前も載った）のですが、集合場所は、飛鳥資料館でした。

自宅からは車で向かいましたが、キトラ古墳壁画の特別展示が始まった時だったので、資料館の向かいにある有料駐車場（500円）もほぼ満車で、ギリギリセーフでした。

この写真は翌年の4月に再訪した際に撮ったものですが、資料館前の道路沿いに、こうした看板があります。
（このあとも注意書きは入れますが、2010年に撮った写真を2枚ほど使ってます）

飛鳥資料館 美術館・博物館

駐車場の横は、地図を見るとレストランと書かれていたので、そこで昼食を…と思っていたのですが、行ってみてビックリ！
売店＋簡易食堂と言ったほうが正しい表記かと^_^;

この日、ぐっと気温も上がり夏日だったので、暑さに弱いうるるは超バテバテ。
食堂にはうどんや焼き鳥といったメニューが出ていましたが、屋根はあるものの、建物も簡易なので、もちろんクーラーなんてあるわけがなく…。
そんなとこで、熱々の麺類なんて無理っ…ということで、売店で柿の葉寿司を購入し、資料館のベンチ（写真右側）で食べることにしました。

藤の花もすっかり終わってしまった藤棚の下だったので、上から枯れた花がパラパラと落ちてくるのは御愛嬌(笑)

藤棚のベンチからは、写真のような、動物やら人のような石たちが見えました。

明日香村には、動物の名前が付いた石や石人像がいくつかあるのですが、それのレプリカです。

敷地内には、亀石のレプリカも。（これは2010年4月の写真です）
これ、飛鳥では有名な石なんですよ〜。

この後、資料館の前へ移動したのですが、特に看板が出てるわけでもなく、普通に、キトラ古墳の展示を見に来る人たちの列があるのみ…。
集合時間ギリギリまで探してみたのですが、それらしき場所もなく…。

建物前にいた係の人に声をかけてみると、無線で中に連絡をしてくれ、裏口から入るように言われました。
応接室のような場所へ案内されると、すでに他の当選者の方がいらっしゃり、キトラ古墳展のチケットと図録がいただけました！

亀石 名所・史跡

すべての当選者が揃うと、資料館前の庭へ移動。

この写真の場所とはちょっと違うのですが、敷地は結構広いので、お弁当を広げている人もいましたよ。

しばらくすると、遠くからプロペラの音が…。

これから搭乗するヘリ登場！
（シャレではありません…笑）

実は、ヘリから花束贈呈！ということで、資料館前の庭に投下されるんです^_^;
当たり前ですが、狙った位置に落とすのはかなり難しいそうで、前年は、資料館の屋根に落ちてしまい、取るのに苦労したとか(笑)

今回は、うまくこの写真の場所に落ちました！
でも、何本かのバラの首が折れてましたけどね(笑)

一般の見物人にも見守られ、1組ずつ花束贈呈のセレモニーが執り行われました。
結構、恥ずかしかったです。

この写真は2010年4月に撮ったものですが、懐かしい〜と思って撮ったんです、確か(^^ゞ

その後、ヘリに乗るために車で移動します。

資料館の方が送迎してくださったのですが、資料館から10分ほど走り、明日香村の隣にある橿原市の「藤原京跡」で離着陸します。

藤原京というのは、飛鳥から平城京に都が移されるまで都だった場所です。
現在は、大極殿の土台が残っているぐらいです。

ヘリの前では、機長さんが優しく出迎えてくださいました。

１組あたり約１０分の飛行時間になっています。

私たちが１番目です！

機内の様子。

右側に腕だけ写ってるのは、明日香村（の遺跡）について解説してくださる、資料館の学芸員の方です。

私は、進行方向の右側に乗り、耳にヘッドフォン？を付けてスタンバイします。

飛び立った瞬間の藤原京の様子。

この日、少年野球の試合があり、そこまで把握していなかった主催者たちはビックリしたようですが、予定していた場所から離発着できず、駐車場から離れた場所になりました。

さすがに、注目を浴びました(笑)

ピンボケですが、田んぼの多い、のどかな風景が広がります。

古墳だったり、説明のあった場所は撮影していません。

なぜなら、その場所を上から探すのに必死でカメラどころじゃなかったからです(笑)

ヘリって結構なスピードが出てるので、あっという間に説明ポイントを通過しちゃうんですよね^_^;

写真の中心よりやや右側にブルーシートで覆われているのが小さく写っているのですが、こういう場所がいくつかありました。
たいていは、発掘作業の途中の場所なんだそうです。

これもピンボケですが、古墳っぽい気がしなくもないかな？
すみません、あまり記憶にないです。

でも、多分、高松塚だかキトラ古墳だかの説明を聞いた後に撮ってるはずなので、その場所を外れたところに違いない(笑)

これは棚田なのか、段々畑なのか、どちらにしても飛鳥らしい風景で良いなぁ〜

明日香村の見どころって５ｋｍ四方ぐらいに収まっているので、かなり旋回を繰り返していて、ちょっと酔いそうでした^_^;

右上に写ってるのが、飛鳥資料館。
右下がレストラン（実際には違うけど…）と駐車場。

飛鳥資料館 美術館・博物館

あっという間の10分間で、藤原京まで戻ってきました。

私の隣には、母が。
母の日のプレゼントということで、一緒に乗ってきました。

応募時に、同乗者の氏名等が必要だったので、家族連れが多かったかな。

母はヘリに乗るのは初めてだったのですが、（時間的に）足りない！と言ってました。

私は、NZで、ミルフォードトラックをトレッキング中に、嵐？に遭遇し、避難小屋から救助された時に乗せられた経験があります^_^;
この時は、体の小さい日本人ということで、操縦席の隣に乗せられたので、前面がガラス張りのヘリで山の斜面を飛ぶのは迫力があって楽しかったですよ(笑)
約15年前の話です。

資料館に戻ってきた私たちは、いただいたチケットで、キトラ古墳の壁画の四神のうち、青龍と白虎の展示を見てから帰路につきました。

こちらは、その展示のポスターです。
階段の途中で上に貼ってあったので、変な角度になってます^_^;

のち（翌年）に、四神すべての展示も見に行きましたよ♪

高松塚古墳のほうが有名ですが、こちらも、修復施設内の一般公開(事前申込必要）の際に見たことがあり、結構な劣化ぶりにショックでしたけどね…。

飛鳥は、見どころが点在しているので、これからの季節だと、レンタサイクルが良さそうですよ〜。

国営飛鳥歴史公園 公園・植物園

この旅行記へのコメント （6）

• aoitomoさん 2013/05/11 12:56:47

  ヘリは、ただ乗り!?

  うるるさん
  
  『4年前の今日、明日香村上空を遊覧飛行』って投稿日ねらっていたような。
  ヘリは、何度も乗ってますがいつも高い料金支払って乗ってます。(笑)
  こんな懸賞ってあるのですね。しかもペアで。
  古墳とかは、大きいので空から見た方がわかる人にはわかるんでしょうね。
  ということで結構貴重な体験をされたわけですよね。
  いつでもやってる遊覧飛行ではないでしょうから。
  古墳は私もよくわかりませんが、この景色がすばらしいですね。
  
  ニュージーランドでもミルフォードトラックの避難小屋からヘリ無賃乗車ですか〜(笑)　それとも、救助費用かかったんですか？　気になるよね〜
  こっちの景色の方が凄そうな気がしますが・・
  うるるさんもいろんな経験してますね〜
  
  aoitomo
  

  うるるさん からの返信 2013/05/12 00:46:02

  RE: ヘリは、ただ乗り!?

  aoitomoさん、いつもありがとうございます！
  
  ○年前の今日っていうのをシリーズ化しちゃおうかと思ったり(笑)
  
  今回の遊覧飛行は、2名〜5名までの募集だったと思うんです。
  私は2名で応募しましたが、他の方は、3名以上で来られてたので。
  
  飛鳥の古墳は、大きくないので、これが意外とわかりにくいんですよ^_^;
  学芸員の方は何度も乗られてるので、すぐに見つけられるんですけど、前方後円墳みたいなものではないので、どれ？？という感じで、良くわからないままでした(笑)
  
  観光用のヘリと違って、新聞社のヘリなので、快適さからいくと、お金を払って乗るへりには負けますが、でも貴重な体験で大満足でした♪
  
  NZの救助ヘリは有り難いことに無料でした(笑)
  ミルフォードトラックというのは、入山制限があって、1日に入れる人数も管理（事前予約制）されていて、私が参加した個人トレッキングと、10倍のお金を払うガイド付きのトレッキングがあり、歩くコースは一緒ですが、宿泊場所は別でした。
  ガイド付きのほうは食事も提供され、シャワーもある一方、個人のほうは、食事も全部持参し、自炊です。もちろんシャワーも無し^_^;
  
  避難小屋は隣同士でしたが、個人トレッキング用は、何にもない粗末な小屋、ガイド付きトレッキングは暖炉付きの豪華な小屋だったようで、救助されるのも、お金をたくさん払っているガイド付きの方々からでした(笑)
  命はお金で買えるんだなと悟った瞬間でした(爆)
  
  救助といっても、山頂の避難小屋から、山のふもとの小屋（宿泊場所）へ移されたので、翌日は、残りのコースを歩いてゴールまでたどり着けました。
  でも、山頂の強風が半端なくて、大人の男の人が飛ばされてましたし^_^;
  息ができないぐらいの風だったので、人生で初めて死ぬかもと思った瞬間でしたけどね(笑)
  
  うるる

  aoitomoさん からの返信 2013/05/12 10:31:02

  RE: RE: ヘリは、ただ乗り!?

  > aoitomoさん、いつもありがとうございます！
  >
  > ○年前の今日っていうのをシリーズ化しちゃおうかと思ったり(笑)
  >
  > 今回の遊覧飛行は、2名〜5名までの募集だったと思うんです。
  > 私は2名で応募しましたが、他の方は、3名以上で来られてたので。
  >
  > 飛鳥の古墳は、大きくないので、これが意外とわかりにくいんですよ^_^;
  > 学芸員の方は何度も乗られてるので、すぐに見つけられるんですけど、前方後円墳みたいなものではないので、どれ？？という感じで、良くわからないままでした(笑)
  >
  > 観光用のヘリと違って、新聞社のヘリなので、快適さからいくと、お金を払って乗るへりには負けますが、でも貴重な体験で大満足でした♪
  >
  > NZの救助ヘリは有り難いことに無料でした(笑)
  > ミルフォードトラックというのは、入山制限があって、1日に入れる人数も管理（事前予約制）されていて、私が参加した個人トレッキングと、10倍のお金を払うガイド付きのトレッキングがあり、歩くコースは一緒ですが、宿泊場所は別でした。
  > ガイド付きのほうは食事も提供され、シャワーもある一方、個人のほうは、食事も全部持参し、自炊です。もちろんシャワーも無し^_^;
  >
  > 避難小屋は隣同士でしたが、個人トレッキング用は、何にもない粗末な小屋、ガイド付きトレッキングは暖炉付きの豪華な小屋だったようで、救助されるのも、お金をたくさん払っているガイド付きの方々からでした(笑)
  > 命はお金で買えるんだなと悟った瞬間でした(爆)
  >
  > 救助といっても、山頂の避難小屋から、山のふもとの小屋（宿泊場所）へ移されたので、翌日は、残りのコースを歩いてゴールまでたどり着けました。
  > でも、山頂の強風が半端なくて、大人の男の人が飛ばされてましたし^_^;
  > 息ができないぐらいの風だったので、人生で初めて死ぬかもと思った瞬間でしたけどね(笑)
  >
  > うるる
  
  うるるさん
  
  凄い体験をされていますね！
  1本のドキュメンタリー映画が作れそうです。
  タイタニック号の救出のことを思い出してしまいました。
  
  ○年前の今日っていうシリーズで。
  「NZのミルフォードトラックの旅行記」是非作成してほしいです。
  ○年前の今日でなくてもいですから・・
  
  aoitomo

  うるるさん からの返信 2013/05/12 16:38:38

  RE: RE: RE: ヘリは、ただ乗り!?

  aoitomoさん
  
  NZは2度目の海外だったのですが、今までで一番期間も長かった（4週間で南島周遊）ので、印象に残ってる旅です。
  でも、約15年前の話なので、写真もプリントされた物しかなくて、４トラでの旅行記はなかなか難しいんですよね(>_<)
  
  昔、よそのブログをやっていたことがあって、別の海外旅行のプリント写真を何とかアップしようとしたことがあったのですが、家にあるプリンタに付いてるスキャナだと、きれいに取り込めなくて、画質がイマイチだったんですよ。
  
  スキャナの性能の問題なのか、それとも、安物のカメラで撮ったプリント写真をスキャナで読み込むこと自体に無理があるのか…。
  それが何とかなれば、４トラでの旅行記もかなりさかのぼれるということですよね？！
  
  うるる
  

  aoitomoさん からの返信 2013/05/12 22:15:23

  RE: RE: RE: RE: ヘリは、ただ乗り!?

  退色補正のできるスキャナーもでていると思います。
  これを使うと当時の色が甦ってきますよ。
  
  あるいは、デジカメで写真を撮るのもいいかもしれませんね。
  あの鮮やかモードで・・
  
  うるるさんのNZドキュメンタリーを見たいaoitomoです。

  うるるさん からの返信 2013/05/13 00:18:47

  了解です！

  aoitomoさん、熱烈コールありがとうございます。
  
  写真の色は大丈夫なんですが、スキャナーで読み込むと、ぼやけた感じになるというか…？
  多分、スキャナーの解像度の問題かなと思ったりしてます。
  
  デジカメでうまく撮影できれば、一番手軽で良いんですけどね〜。
  昼間ならうまく撮れるかな？？
  でも、肝心の嵐の中での写真が無いですが(笑)
  
  細かいことは全然覚えてないので、旅行記になるかどうか不安ですが、もし、写真がうまく撮れたら、頑張って作成します！！
  
  うるる