モンサンミッシェル旅行記(ブログ) 一覧に戻る
モンサンミッシェルを訪れることは今回の旅の目的の一つでした。<br /><br />私が好きな絵の一つ、ブリューゲルの「バベルの塔」にどこか感じが似ているモンサンミッシェル。外観の威容もさることながら、内部がどうなっているのか、とても関心がありました。<br /><br />もっとも、「バベルの塔」は人間の果てしない欲望の愚かさ、栄光のもろさを表現したもの。一方、モンサンミッシェルは巡礼者の聖地として、またある時は城塞や監獄としての役割を果たして来た、1300年の歴史の重みを持つ現実の島です。<br /><br />表わす意味は違っても、まるで城塞都市のようなたたずまいが私にはたまりません。「天空の城ラピュタ」もそう、「ハウルの動く城」の「ごちゃごちゃてんこ盛り感」も好きです。こういうのを見ると、内部はどうなっているんだろうと好奇心をかき立てられます。<br /><br />モンサンミッシェルのもう一つの魅力は潮の満ち引きにより、干潟が刻々とその姿を変えること。潮の干満による潮位差は15メートルに達することもあるとか。潮の満ちるスピードは速く、かつて島へ渡る道路がなかった時代、干潟を歩いて波に飲まれ命を落とした巡礼者もいたと言います。<br /><br />その後、本土と島を地続きに結ぶ道路が作られ、アクセスは容易になりましたが、潮の流れが変わったせいで急速な陸地化が進み、近年では海が島を取り囲むことは滅多になくなったそうです。今、かつての姿を取り戻そうと、道を取り壊し新たに橋を架ける工事が進められています。<br /><br />私たちが訪れたのはその工事の真っ最中。周囲は建設中の橋や積み上げた土砂で殺風景になっていましたが、ようやく目にすることができたモンサンミッシェルは思っていたとおりの美しさでした。<br /><br />ツアーとしては翌日観光をしますが、せっかくならば夕方のモンサンミッシェルも見てみたい。夕食後、ホテルを出て島へ渡り、夕暮れのモンサンミッシェルを堪能しました。<br /><br /><br />〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜<br /><br />旅行のスケジュール<br />1日目 4月25日(木) 夜、成田発<br />2日目 4月26日(金) 早朝、パリ着<br />            バスでルーアンへ移動<br />            ルーアン観光<br />            エトルタへ移動<br />            アルセーヌ・ルパンの家見学<br />            ガレットとクレープの昼食<br />            エトルタの海岸観光<br />           ★バスで移動してモン・サン・ミッシェル対岸のホテルに宿泊<br />           ★夕食後、夕暮れのモン・サン・ミッシェル<br />3日目 4月27日(土) 朝のモン・サン・ミッシェル<br />            モン・サン・ミッシェル修道院観光<br />            オムレツ他の昼食<br />            午後、バスで移動してトゥールに宿泊<br />4日目 4月28日(日) ロワール地方古城観光<br />            アンボワーズ城外観<br />            シュノンソー城見学<br />            シュノンソー城敷地内のレストラン「オランジュリー」にて昼食<br />            シャンボール城見学<br />            夕方、シャルトル大聖堂見学<br />            バスで移動、パリ泊<br />5日目 4月29日(月) ルーヴル美術館<br />            車窓からパリ市内観光<br />            セーヌ河岸沿いのレストラン「ル・ビストロ・パリジャン」にて昼食  <br />            午後フリータイムを利用して<br />            オペラ・ガルニエ<br />            サント・シャペル<br />            ノートルダム寺院<br />            バトー・パリジャンでセーヌ川クルーズ<br /><br />6日目 4月30日(火) ヴェルサイユ宮殿観光<br />            午後、フリータイムを利用して<br />            オルセー美術館<br />            凱旋門<br />7日目 5月1日(祝) ジヴェルニーのモネの家と庭園<br />            午後フリータイムを利用して<br />            サクレクール寺院<br />            夜遅くパリ発<br />8日目 5月2日(木) 夕方、成田着 

美しき北フランス8日間<3> 2日目 「夕暮れのモン・サン・ミッシェル」

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2013/04/26 - 2013/04/26

182位(同エリア1850件中)

8

62

ニッキー

ニッキーさん

モンサンミッシェルを訪れることは今回の旅の目的の一つでした。

私が好きな絵の一つ、ブリューゲルの「バベルの塔」にどこか感じが似ているモンサンミッシェル。外観の威容もさることながら、内部がどうなっているのか、とても関心がありました。

もっとも、「バベルの塔」は人間の果てしない欲望の愚かさ、栄光のもろさを表現したもの。一方、モンサンミッシェルは巡礼者の聖地として、またある時は城塞や監獄としての役割を果たして来た、1300年の歴史の重みを持つ現実の島です。

表わす意味は違っても、まるで城塞都市のようなたたずまいが私にはたまりません。「天空の城ラピュタ」もそう、「ハウルの動く城」の「ごちゃごちゃてんこ盛り感」も好きです。こういうのを見ると、内部はどうなっているんだろうと好奇心をかき立てられます。

モンサンミッシェルのもう一つの魅力は潮の満ち引きにより、干潟が刻々とその姿を変えること。潮の干満による潮位差は15メートルに達することもあるとか。潮の満ちるスピードは速く、かつて島へ渡る道路がなかった時代、干潟を歩いて波に飲まれ命を落とした巡礼者もいたと言います。

その後、本土と島を地続きに結ぶ道路が作られ、アクセスは容易になりましたが、潮の流れが変わったせいで急速な陸地化が進み、近年では海が島を取り囲むことは滅多になくなったそうです。今、かつての姿を取り戻そうと、道を取り壊し新たに橋を架ける工事が進められています。

私たちが訪れたのはその工事の真っ最中。周囲は建設中の橋や積み上げた土砂で殺風景になっていましたが、ようやく目にすることができたモンサンミッシェルは思っていたとおりの美しさでした。

ツアーとしては翌日観光をしますが、せっかくならば夕方のモンサンミッシェルも見てみたい。夕食後、ホテルを出て島へ渡り、夕暮れのモンサンミッシェルを堪能しました。


〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜

旅行のスケジュール
1日目 4月25日(木) 夜、成田発
2日目 4月26日(金) 早朝、パリ着
            バスでルーアンへ移動
            ルーアン観光
            エトルタへ移動
            アルセーヌ・ルパンの家見学
            ガレットとクレープの昼食
            エトルタの海岸観光
           ★バスで移動してモン・サン・ミッシェル対岸のホテルに宿泊
           ★夕食後、夕暮れのモン・サン・ミッシェル
3日目 4月27日(土) 朝のモン・サン・ミッシェル
            モン・サン・ミッシェル修道院観光
            オムレツ他の昼食
            午後、バスで移動してトゥールに宿泊
4日目 4月28日(日) ロワール地方古城観光
            アンボワーズ城外観
            シュノンソー城見学
            シュノンソー城敷地内のレストラン「オランジュリー」にて昼食
            シャンボール城見学
            夕方、シャルトル大聖堂見学
            バスで移動、パリ泊
5日目 4月29日(月) ルーヴル美術館
            車窓からパリ市内観光
            セーヌ河岸沿いのレストラン「ル・ビストロ・パリジャン」にて昼食  
            午後フリータイムを利用して
            オペラ・ガルニエ
            サント・シャペル
            ノートルダム寺院
            バトー・パリジャンでセーヌ川クルーズ

6日目 4月30日(火) ヴェルサイユ宮殿観光
            午後、フリータイムを利用して
            オルセー美術館
            凱旋門
7日目 5月1日(祝) ジヴェルニーのモネの家と庭園
            午後フリータイムを利用して
            サクレクール寺院
            夜遅くパリ発
8日目 5月2日(木) 夕方、成田着 

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
4.0
グルメ
4.0
ショッピング
4.5

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  • 午後エトルタを発って3時間半。遠くにモンサンミッシェルのシルエットが見えて来ました。<br /><br />この角度から見ると、魔法のランプみたいな形。<br />初めて見えた瞬間は感激しますよぉ。<br /><br /><br />写真撮影のために、ここで一旦バスを止めてくれました。<br /><br />潮の満ち干に取り残された流れがうねうね蛇行しているプレ・サレと呼ばれる草地。<br />ここでヒツジの放牧をやっています。

    午後エトルタを発って3時間半。遠くにモンサンミッシェルのシルエットが見えて来ました。

    この角度から見ると、魔法のランプみたいな形。
    初めて見えた瞬間は感激しますよぉ。


    写真撮影のために、ここで一旦バスを止めてくれました。

    潮の満ち干に取り残された流れがうねうね蛇行しているプレ・サレと呼ばれる草地。
    ここでヒツジの放牧をやっています。

  • 塩分がたっぷり入った草を食べて育った子羊は、草原の呼び名と同じくプレ・サレと呼ばれ、とても美味しいのだそう。<br /><br />プレ・サレは世界でも貴重で高級なヒツジらしいです。

    塩分がたっぷり入った草を食べて育った子羊は、草原の呼び名と同じくプレ・サレと呼ばれ、とても美味しいのだそう。

    プレ・サレは世界でも貴重で高級なヒツジらしいです。

  • またバスに乗って、ホテルへ向かいます。<br /><br /><br />プレ・サレがいっぱいいる!<br /><br />モンサンミッシェルとヒツジ。<br />楽しみにしていた眺めです。

    イチオシ

    またバスに乗って、ホテルへ向かいます。


    プレ・サレがいっぱいいる!

    モンサンミッシェルとヒツジ。
    楽しみにしていた眺めです。

  • モンサンミッシェルを知ったのは、テレビコマーシャルで見たのが最初だったでしょうか。<br /><br />天空の城のような姿に心引かれたものでした。<br /><br />いよいよ憧れのモンサンミッシェルが近づきます。

    イチオシ

    モンサンミッシェルを知ったのは、テレビコマーシャルで見たのが最初だったでしょうか。

    天空の城のような姿に心引かれたものでした。

    いよいよ憧れのモンサンミッシェルが近づきます。

  • モンサンミッシェルの駐車場が見えて来ました。<br /><br />以前はモンサンミッシェルの城壁の側まで車で行けたのですが、2012年春からアクセスが変更になっています。<br />周辺の海洋環境の復元のため、車はここに止めてシャトルバスや徒歩で島へ渡ることになります。<br /><br />これより先に入ることができるのはモンサンミッシェル地区のホテル宿泊者の車だけなのだとか。

    モンサンミッシェルの駐車場が見えて来ました。

    以前はモンサンミッシェルの城壁の側まで車で行けたのですが、2012年春からアクセスが変更になっています。
    周辺の海洋環境の復元のため、車はここに止めてシャトルバスや徒歩で島へ渡ることになります。

    これより先に入ることができるのはモンサンミッシェル地区のホテル宿泊者の車だけなのだとか。

  • 午後5時40分、モンサンミッシェル対岸にあるホテル、フォーミュラ・ヴェールに着きました。<br /><br />新しいホテルです。

    午後5時40分、モンサンミッシェル対岸にあるホテル、フォーミュラ・ヴェールに着きました。

    新しいホテルです。

  • 部屋は狭くてシンプル。<br /><br />機能的で、設備は必要最低限に抑えている感じでした。<br /><br />たとえばベッドカバーはありません。<br />考えたら、ベッドカバーがなくても機能には問題ないですよね。

    部屋は狭くてシンプル。

    機能的で、設備は必要最低限に抑えている感じでした。

    たとえばベッドカバーはありません。
    考えたら、ベッドカバーがなくても機能には問題ないですよね。

  • 余分なものは一切ありません。<br /><br />クロゼットにはドアが無い。<br /><br />冷蔵庫無し、セーフティボックス無し。<br /><br />テレビをつけたらいきなりNHK(BS?)が映りました。<br />私たちの前に泊まっていたのも日本人だったのでしょうね。

    余分なものは一切ありません。

    クロゼットにはドアが無い。

    冷蔵庫無し、セーフティボックス無し。

    テレビをつけたらいきなりNHK(BS?)が映りました。
    私たちの前に泊まっていたのも日本人だったのでしょうね。

  • バスルーム。<br />バスタブ無し、シャワールームのみ。<br />アメニティは石けんと全身用ジェルのみ。<br />ティッシュペーパーあり、ドライヤーあり(ただし、使いにくい)。<br /><br />脱衣かごや脱いだものを置く場所がないのが不便ですが、水やお湯の出、排水には問題ありません。

    バスルーム。
    バスタブ無し、シャワールームのみ。
    アメニティは石けんと全身用ジェルのみ。
    ティッシュペーパーあり、ドライヤーあり(ただし、使いにくい)。

    脱衣かごや脱いだものを置く場所がないのが不便ですが、水やお湯の出、排水には問題ありません。

  • この辺りのホテルはすべて3階以下。どうも高さ制限があるようです。<br />私たちの部屋は1階、フランス式に言うと0階です。<br />これは窓からの眺め。<br />ホテル宿泊者用の駐車場です。<br /><br />裏口から出て左手の土手に上がれば、右手遠くにモンサンミッシェルが見えます。<br />展望デッキへ行くにも土手を通って行くのが早いです。

    この辺りのホテルはすべて3階以下。どうも高さ制限があるようです。
    私たちの部屋は1階、フランス式に言うと0階です。
    これは窓からの眺め。
    ホテル宿泊者用の駐車場です。

    裏口から出て左手の土手に上がれば、右手遠くにモンサンミッシェルが見えます。
    展望デッキへ行くにも土手を通って行くのが早いです。

  • 夕食まで時間があるので、夫と2人で展望デッキへ行ってみることにしました。<br /><br />天気はいいのですが、結構寒い。<br />ライトダウンジャケットにマフラーでちょうど良かったです。<br /><br />写真はホテル斜め向かいのスーパー。<br />お土産もたくさん売っていました。<br /><br />この時期、夜9時頃まで明るいのですが、このお店は夜7時だったか7時半だったかにはクローズするので時間に注意。<br />後で寄ろうと思っていると、閉まってしまいます。

    夕食まで時間があるので、夫と2人で展望デッキへ行ってみることにしました。

    天気はいいのですが、結構寒い。
    ライトダウンジャケットにマフラーでちょうど良かったです。

    写真はホテル斜め向かいのスーパー。
    お土産もたくさん売っていました。

    この時期、夜9時頃まで明るいのですが、このお店は夜7時だったか7時半だったかにはクローズするので時間に注意。
    後で寄ろうと思っていると、閉まってしまいます。

  • 展望デッキはホテルから歩いてすぐ。<br /><br />川にかかる橋の上が展望デッキになっています。<br />階段状になっていて広々。<br /><br />島までは2キロメートルと、結構距離はありますが、真正面にモンサンミッシェルが見えます。<br />わー、これが見たかった!

    展望デッキはホテルから歩いてすぐ。

    川にかかる橋の上が展望デッキになっています。
    階段状になっていて広々。

    島までは2キロメートルと、結構距離はありますが、真正面にモンサンミッシェルが見えます。
    わー、これが見たかった!

  • 芸術作品のようなモンサンミッシェル。<br />縦長の窓、壁の窪み、素朴な石壁・・・やっぱりバベルの塔みたいです。<br /><br />午後6時半。<br />潮は引いています。<br /><br />実はこの日は大潮。<br />夜8時半に満潮になるはずなんですが、まだ水はスカスカ。<br />本当にあと2時間ほどで満ちてくるんでしょうか?<br /><br />私が参考にしたモンサンミッシェル潮位表参考サイト:<br />http://www.ot-montsaintmichel.com/en/horaire-marees/mont-saint-michel.htm

    芸術作品のようなモンサンミッシェル。
    縦長の窓、壁の窪み、素朴な石壁・・・やっぱりバベルの塔みたいです。

    午後6時半。
    潮は引いています。

    実はこの日は大潮。
    夜8時半に満潮になるはずなんですが、まだ水はスカスカ。
    本当にあと2時間ほどで満ちてくるんでしょうか?

    私が参考にしたモンサンミッシェル潮位表参考サイト:
    http://www.ot-montsaintmichel.com/en/horaire-marees/mont-saint-michel.htm

  • 西日が当たっているので、左手が西側だとわかります。<br /><br />左側、真ん中少し上の平らな部分がきっと「西のテラス」なのでしょう。<br /><br />明日はあそこへ行くぞ〜。

    西日が当たっているので、左手が西側だとわかります。

    左側、真ん中少し上の平らな部分がきっと「西のテラス」なのでしょう。

    明日はあそこへ行くぞ〜。

  • 西日に修道院が陰影濃く浮かび上がります。<br /><br /><br /><br />ツアーの夕食はみんな揃って午後7時から。<br />これで一旦引き上げます。<br /><br />最後まで潮位にこれと言った変化は見られないままでした。<br /><br />「本当にあと2時間で満潮になるのだろうか?」<br />疑問が解消しないまま、展望デッキを後にしました。

    西日に修道院が陰影濃く浮かび上がります。



    ツアーの夕食はみんな揃って午後7時から。
    これで一旦引き上げます。

    最後まで潮位にこれと言った変化は見られないままでした。

    「本当にあと2時間で満潮になるのだろうか?」
    疑問が解消しないまま、展望デッキを後にしました。

  • ちょっとお土産物を見た後、夕食はホテルのレストランで。<br /><br />ホテルとは道路を隔てて別の建物になっています。<br /><br /><br />

    ちょっとお土産物を見た後、夕食はホテルのレストランで。

    ホテルとは道路を隔てて別の建物になっています。


  • 広い店内。<br /><br />フランスではお店に入る時、ボンジュー、ボンソワーと挨拶するのがマナー。<br />ボンジューは「こんにちは」、ボンソワーは「こんばんは」。<br />まだ明るいから「ボンジュー」って言おうとしたら、先に「ボンソワー」と言われました。<br />あれ???<br /><br />夕方以降はたとえ日が高くてもボンソワーと言うそうです。<br /><br />フランスでの食事2軒目で何となくわかって来ました。<br />フランスのレストランの座席の間隔はかなり狭い。<br />割と窮屈です。

    広い店内。

    フランスではお店に入る時、ボンジュー、ボンソワーと挨拶するのがマナー。
    ボンジューは「こんにちは」、ボンソワーは「こんばんは」。
    まだ明るいから「ボンジュー」って言おうとしたら、先に「ボンソワー」と言われました。
    あれ???

    夕方以降はたとえ日が高くてもボンソワーと言うそうです。

    フランスでの食事2軒目で何となくわかって来ました。
    フランスのレストランの座席の間隔はかなり狭い。
    割と窮屈です。

  • 日本人の利用が多いのでしょう、若い美人の店員さん、日本語で応対してくれます。<br />おどけてみせたり、明るくて素敵なマドモワゼルでした。<br /><br />一皿目は野菜のパテ。

    日本人の利用が多いのでしょう、若い美人の店員さん、日本語で応対してくれます。
    おどけてみせたり、明るくて素敵なマドモワゼルでした。

    一皿目は野菜のパテ。

  • ツアーの食事のメニューはあらかじめ決まっているのですが、塩味の草を食べて育った子羊、プレ・サレを一皿追加で頼んじゃいました。<br />(食べかけの写真です。見苦しくてすみません)&lt;(_ _)&gt;<br /><br />プレ・サレのグリル 23ユーロ。骨付きプレ・サレが3切れ。 <br />さすがは世界に誇る高級子羊プレ・サレのお肉、結構お値段します。<br />メンバーとシェアしました。<br /><br />これムチャ美味しい。<br />ミディアム・レアで、火の通し加減もばっちり。

    ツアーの食事のメニューはあらかじめ決まっているのですが、塩味の草を食べて育った子羊、プレ・サレを一皿追加で頼んじゃいました。
    (食べかけの写真です。見苦しくてすみません)<(_ _)>

    プレ・サレのグリル 23ユーロ。骨付きプレ・サレが3切れ。 
    さすがは世界に誇る高級子羊プレ・サレのお肉、結構お値段します。
    メンバーとシェアしました。

    これムチャ美味しい。
    ミディアム・レアで、火の通し加減もばっちり。

  • 本来のメインディッシュはポークです。<br /><br />これも美味しいけれど、さっきのプレ・サレの方がもっと美味しかったです。

    本来のメインディッシュはポークです。

    これも美味しいけれど、さっきのプレ・サレの方がもっと美味しかったです。

  • デザートはメレンゲのカラメルカスタードソースみたいなもの。<br /><br />雲を食べてるみたいにふわふわ。<br />甘くて美味しいです。<br /><br />お酒が飲めない私は、飲み物はもっぱらジュースを注文します。<br />レストランでジュースを頼むとだいたい瓶で持って来るので、グラスに注いで飲みます。<br />この後、他の場所へ行ってもだいたい同じ銘柄でした。<br />これがおいしいんです。<br />フランボワーズ(ラズベリー)、アプリコット、グレープフルーツ、パイナップル、アップルなどがありました。<br />値段は4ユーロぐらい。<br />フランボワーズとアプリコットが特においしいです。

    デザートはメレンゲのカラメルカスタードソースみたいなもの。

    雲を食べてるみたいにふわふわ。
    甘くて美味しいです。

    お酒が飲めない私は、飲み物はもっぱらジュースを注文します。
    レストランでジュースを頼むとだいたい瓶で持って来るので、グラスに注いで飲みます。
    この後、他の場所へ行ってもだいたい同じ銘柄でした。
    これがおいしいんです。
    フランボワーズ(ラズベリー)、アプリコット、グレープフルーツ、パイナップル、アップルなどがありました。
    値段は4ユーロぐらい。
    フランボワーズとアプリコットが特においしいです。

  • 夕食後、解散となりました。<br />部屋へ帰って休む人、そのまま添乗員さんと島へ渡る人。<br /><br />私と夫はみんなとは別れて一旦部屋へ戻り、寒さ対策を整えてから、夜8時半、無料シャトルバスでモンサンミッシェルへ向かうことにしました。<br /><br />これが本土側のメインストリート。<br />ホテルやレストランが並びます。<br /><br />モンサンミッシェル方向へ数分まっすぐ歩くと、左手に展望デッキ、さらにもう少し行くと右手にシャトルバス乗り場があります。<br /><br />シャトルバスに乗らずまっすぐ進むと一本道でモンサンミッシェルまで歩くことができますが、たぶん30分以上かかると思います。

    夕食後、解散となりました。
    部屋へ帰って休む人、そのまま添乗員さんと島へ渡る人。

    私と夫はみんなとは別れて一旦部屋へ戻り、寒さ対策を整えてから、夜8時半、無料シャトルバスでモンサンミッシェルへ向かうことにしました。

    これが本土側のメインストリート。
    ホテルやレストランが並びます。

    モンサンミッシェル方向へ数分まっすぐ歩くと、左手に展望デッキ、さらにもう少し行くと右手にシャトルバス乗り場があります。

    シャトルバスに乗らずまっすぐ進むと一本道でモンサンミッシェルまで歩くことができますが、たぶん30分以上かかると思います。

  • ル・パッサー(Le Passeur)という名前のシャトルバスは95人乗り。<br /><br />途中ノンストップ、6分で本土と島を結んでいます。<br /><br />前後両方に運転席があり、Uターンせずとも双方向に進めます。

    ル・パッサー(Le Passeur)という名前のシャトルバスは95人乗り。

    途中ノンストップ、6分で本土と島を結んでいます。

    前後両方に運転席があり、Uターンせずとも双方向に進めます。

  • バスからの眺め。<br /><br />わぁ、わずかのあいだにすっかり潮が満ちている〜。<br /><br />バスの中から見ると、さっきまで引いていた潮が一杯に満ちて来ています。<br /><br />海に浮かぶモンサンミッシェルにテンション、アップ。<br />ヽ(^o^)丿

    バスからの眺め。

    わぁ、わずかのあいだにすっかり潮が満ちている〜。

    バスの中から見ると、さっきまで引いていた潮が一杯に満ちて来ています。

    海に浮かぶモンサンミッシェルにテンション、アップ。
    ヽ(^o^)丿

  • 2時間前に見た時はまだ地面がむき出しになっていたのに、食事をしている間にここまで水位が上昇するとは。<br /><br />後からわかったことですが、モンサンミッシェルの潮は急速に満ちるので、潮の満ちる様子を観察したければ、満潮の2時間前から貼りついて観察するのが良いようです。<br /><br />食事をしていて潮が満ちる様子を見損ねたのは残念ですが、2時間後にこの変わりようをいきなり見たので、衝撃的でした。

    2時間前に見た時はまだ地面がむき出しになっていたのに、食事をしている間にここまで水位が上昇するとは。

    後からわかったことですが、モンサンミッシェルの潮は急速に満ちるので、潮の満ちる様子を観察したければ、満潮の2時間前から貼りついて観察するのが良いようです。

    食事をしていて潮が満ちる様子を見損ねたのは残念ですが、2時間後にこの変わりようをいきなり見たので、衝撃的でした。

  • 島側のシャトルバス降り場に降り立つと、目の前に建設中の橋が見えました。<br /><br /><br /><br />これが当の橋なのか一時的なものなのかはわかりませんが、橋は骨組みだけ途中までできていました。

    島側のシャトルバス降り場に降り立つと、目の前に建設中の橋が見えました。



    これが当の橋なのか一時的なものなのかはわかりませんが、橋は骨組みだけ途中までできていました。

  • シャトルバスを降りた後、道は建設中の橋をよける形でぐるりとカーブしてモンサンミッシェルへ続いています。<br /><br />工事の進捗状況に応じて、ここの様子はどんどん変わって行くことでしょう。

    シャトルバスを降りた後、道は建設中の橋をよける形でぐるりとカーブしてモンサンミッシェルへ続いています。

    工事の進捗状況に応じて、ここの様子はどんどん変わって行くことでしょう。

  • 正面の円柱形の建物は「王の塔」。<br />南に面する見張り塔です。<br /><br />王の塔の左手に回り込んだ所に島の入口があるのですが、ひと足先に行って来た添乗員さんがちょうど王の塔のドアから出て来て、「入口は通れません。今ここのドアを開けてもらったので、こちらから入ってください」と言います。<br /><br />何のことかと思ったら・・・

    正面の円柱形の建物は「王の塔」。
    南に面する見張り塔です。

    王の塔の左手に回り込んだ所に島の入口があるのですが、ひと足先に行って来た添乗員さんがちょうど王の塔のドアから出て来て、「入口は通れません。今ここのドアを開けてもらったので、こちらから入ってください」と言います。

    何のことかと思ったら・・・

  • びっくり。<br /><br />海水が満ちて、壁まで水に浸かっていて・・・

    びっくり。

    海水が満ちて、壁まで水に浸かっていて・・・

  • 入口へ通じる木道も水に沈んでしまっていました。<br /><br />うひゃー。

    入口へ通じる木道も水に沈んでしまっていました。

    うひゃー。

  • 通常の入口が通れないから、ちょうど女性が立っているところ、王の塔のドアから入ります。<br /><br />ひと足先に添乗員さんと一緒に来ていたメンバーたちは、王の塔に上っただけみたい。入れ違いにシャトルバスに乗ってホテルへ戻って行きました。<br /><br /><br />ここ、風がビュービュー吹いてて寒いです〜。<br />ライトダウンジャケットに手袋で正解。<br />早く中へ入りたい。

    通常の入口が通れないから、ちょうど女性が立っているところ、王の塔のドアから入ります。

    ひと足先に添乗員さんと一緒に来ていたメンバーたちは、王の塔に上っただけみたい。入れ違いにシャトルバスに乗ってホテルへ戻って行きました。


    ここ、風がビュービュー吹いてて寒いです〜。
    ライトダウンジャケットに手袋で正解。
    早く中へ入りたい。

  • 王の塔から内部へ入って、通常の入口を内側から見ると、海水が中まで入って来ていました。<br /><br />大変なことになってます。<br /><br />とにかくこの門が島の入口、1つ目の門の「アヴァンセ門」です。

    王の塔から内部へ入って、通常の入口を内側から見ると、海水が中まで入って来ていました。

    大変なことになってます。

    とにかくこの門が島の入口、1つ目の門の「アヴァンセ門」です。

  • では、内部へ進みます。<br /><br />15世紀、英仏百年戦争の時にはモンサンミッシェルは要塞として用いられていました。<br /><br />警備を強化するため、三重に門が作られたのだそうです。<br /><br />今からくぐる手前のアーチ型の門が2つ目の門、「大通り門」です。

    では、内部へ進みます。

    15世紀、英仏百年戦争の時にはモンサンミッシェルは要塞として用いられていました。

    警備を強化するため、三重に門が作られたのだそうです。

    今からくぐる手前のアーチ型の門が2つ目の門、「大通り門」です。

  • 「大通り門」の上の方。<br />島内に入ったのだと実感する眺めです。<br /><br />外は風が冷たかったのに、島内に入ると不思議に風が吹いていません。<br /><br />島内の方が暖かい。<br />ホッとします。

    「大通り門」の上の方。
    島内に入ったのだと実感する眺めです。

    外は風が冷たかったのに、島内に入ると不思議に風が吹いていません。

    島内の方が暖かい。
    ホッとします。

  • 大通り門をくぐると急に街らしくなっていました。<br /><br />左手にあるのが、巨大なオムレツで有名な「ラ・メール・プラール」。プラールおばさんが始めたお店です。<br />壁にオムレツを焼く長い柄のフライパンが飾ってありますね。<br /><br />上はホテルになっています。<br /><br />奥に見えるのが3つ目の門、「王の門」です。

    大通り門をくぐると急に街らしくなっていました。

    左手にあるのが、巨大なオムレツで有名な「ラ・メール・プラール」。プラールおばさんが始めたお店です。
    壁にオムレツを焼く長い柄のフライパンが飾ってありますね。

    上はホテルになっています。

    奥に見えるのが3つ目の門、「王の門」です。

  • 「王の門」。<br /><br />下には堀の跡があり、跳ね橋になっています。<br /><br />落とし格子もあって物々しい。<br /><br />昔は門の上の通路を警備兵が巡回していたこともあったそうですよ。

    「王の門」。

    下には堀の跡があり、跳ね橋になっています。

    落とし格子もあって物々しい。

    昔は門の上の通路を警備兵が巡回していたこともあったそうですよ。

  • 王の門から先は「グラン・リュ(大通り)」と呼ばれる修道院への参道になっています。<br />島のメインストリートで、両側にぎっしりとお店が並んでいます。<br />この時間は土産物ショップはもう閉まっていますけどね。<br /><br /><br />外から見て複雑に見えていた内部はこんな風になっていたんですね。<br /><br />この右手に階段があって「王の塔」や城壁へ登れるようになっています。<br />登ってみます。

    王の門から先は「グラン・リュ(大通り)」と呼ばれる修道院への参道になっています。
    島のメインストリートで、両側にぎっしりとお店が並んでいます。
    この時間は土産物ショップはもう閉まっていますけどね。


    外から見て複雑に見えていた内部はこんな風になっていたんですね。

    この右手に階段があって「王の塔」や城壁へ登れるようになっています。
    登ってみます。

  • 王の塔への階段からグラン・リュを見下ろして。

    王の塔への階段からグラン・リュを見下ろして。

  • 王の塔からの眺め。<br /><br />潮が満ちて水がたっぷりです。<br /><br />前方に、道路を斜めに横切るように作られている橋。<br />これが最終的に島へアプローチする橋になるのでしょうか?<br />ちょっと角度が斜め過ぎる気がしますけどね。<br />橋は2015年に完成予定だとか。<br /><br />現在は工事中のせいか石があちこちに積み上げてあって、ちょっと殺風景です。

    王の塔からの眺め。

    潮が満ちて水がたっぷりです。

    前方に、道路を斜めに横切るように作られている橋。
    これが最終的に島へアプローチする橋になるのでしょうか?
    ちょっと角度が斜め過ぎる気がしますけどね。
    橋は2015年に完成予定だとか。

    現在は工事中のせいか石があちこちに積み上げてあって、ちょっと殺風景です。

  • 再びグラン・リュへ降ります。<br />右手は城壁。<br />メインストリートのグラン・リュはもっと島の奥まった所にあるのかと思っていましたが、城壁のすぐ内側を通っているんですねー。<br />実際来てみないとわからないものです。<br /><br />左手は郵便局です。

    再びグラン・リュへ降ります。
    右手は城壁。
    メインストリートのグラン・リュはもっと島の奥まった所にあるのかと思っていましたが、城壁のすぐ内側を通っているんですねー。
    実際来てみないとわからないものです。

    左手は郵便局です。

  • グラン・リュを直進する手もありましたが、私たちは郵便局の横から脇道の階段へ入ってみました。<br /><br />細い小道が楽しい。<br /><br />探険気分です。<br /><br /><br />場所によってはお相撲さんだったらつかえそうなぐらい幅の狭い部分もありましたよ。

    グラン・リュを直進する手もありましたが、私たちは郵便局の横から脇道の階段へ入ってみました。

    細い小道が楽しい。

    探険気分です。


    場所によってはお相撲さんだったらつかえそうなぐらい幅の狭い部分もありましたよ。

  • 小道はずんずん上へ向かいます。

    小道はずんずん上へ向かいます。

  • 上へ上がるにつれて、遠くまで見渡せるようになって来ました。<br /><br />島へ渡る道路と、道路を斜めに遮断する建設中の橋。<br /><br />工事現場の写真ですが、ある意味この時期にしか見られない貴重な眺めかもしれません。

    上へ上がるにつれて、遠くまで見渡せるようになって来ました。

    島へ渡る道路と、道路を斜めに遮断する建設中の橋。

    工事現場の写真ですが、ある意味この時期にしか見られない貴重な眺めかもしれません。

  • 西側の高い見晴らし台へ出た所で、ちょうど日の入りを迎えました。<br /><br />この時間、観光客はちらほら。<br /><br />欧米人の親子・男性、あとは日本人・・・。

    西側の高い見晴らし台へ出た所で、ちょうど日の入りを迎えました。

    この時間、観光客はちらほら。

    欧米人の親子・男性、あとは日本人・・・。

  • ここで関西弁の女性3人連れと遭遇しました。<br /><br />「きれいですね」<br />挨拶をするでもなく自己紹介をするでもなく、何の前置きもなく見ず知らずの人と話せるのは、この時間この場所を一緒に共有しているという共通点があるからですね。<br /><br />遠い異国で、居合わせた観光客同士で見る日の入り、不思議な感覚です。<br /><br />ちなみに夜のモンサンミッシェルは日本人率高いです。

    ここで関西弁の女性3人連れと遭遇しました。

    「きれいですね」
    挨拶をするでもなく自己紹介をするでもなく、何の前置きもなく見ず知らずの人と話せるのは、この時間この場所を一緒に共有しているという共通点があるからですね。

    遠い異国で、居合わせた観光客同士で見る日の入り、不思議な感覚です。

    ちなみに夜のモンサンミッシェルは日本人率高いです。

  • 小道は右へも左へも行けます。<br />適当に道を選んで進みます。<br /><br />ここからだと箱庭みたいな街の様子が見下ろせます。<br /><br />まるで中世の街。<br />昔やったロールプレイングゲームを彷彿とさせる街並です。<br /><br />周囲を見渡すと、こちら側も水、水。<br />海水が一杯に満ちて、壮観です。

    イチオシ

    小道は右へも左へも行けます。
    適当に道を選んで進みます。

    ここからだと箱庭みたいな街の様子が見下ろせます。

    まるで中世の街。
    昔やったロールプレイングゲームを彷彿とさせる街並です。

    周囲を見渡すと、こちら側も水、水。
    海水が一杯に満ちて、壮観です。

  • 上へ上へと進むと、修道院の建物に行き着きました。

    上へ上へと進むと、修道院の建物に行き着きました。

  • あ、ここは他のトラベラーさん達の旅行記で見たことがある〜!<br /><br />修道院への入口、「哨兵の門(しょうへいのもん)」です。<br /><br />適当に道を選んで登って来たけれど、行きつく所に間違いはなかったようです。<br /><br /><br /><br />明日はここから入場します。<br />この時間、修道院は閉まっていますから、今日はこれで引き返します。

    あ、ここは他のトラベラーさん達の旅行記で見たことがある〜!

    修道院への入口、「哨兵の門(しょうへいのもん)」です。

    適当に道を選んで登って来たけれど、行きつく所に間違いはなかったようです。



    明日はここから入場します。
    この時間、修道院は閉まっていますから、今日はこれで引き返します。

  • 階段を降りながらふと見上げると、ライトアップが始まっていました。<br /><br />美しい・・・。

    階段を降りながらふと見上げると、ライトアップが始まっていました。

    美しい・・・。

  • 時間は午後9時20分です。

    イチオシ

    時間は午後9時20分です。

  • 帰りは別の道を降りることにしました。<br /><br />比較的広い階段。<br />たぶんこちらが正規ルート。<br />長い旅を続けて来た幾多の巡礼者たちが登って来た道。<br /><br />観光客はちらほら、こんな感じ。

    帰りは別の道を降りることにしました。

    比較的広い階段。
    たぶんこちらが正規ルート。
    長い旅を続けて来た幾多の巡礼者たちが登って来た道。

    観光客はちらほら、こんな感じ。

  • 階段を降りて来てまた見上げます。<br /><br />チューリップと修道院。

    階段を降りて来てまた見上げます。

    チューリップと修道院。

  • グラン・リュにあるサン・ピエール教会まで降りて来ました。<br />岩山を削って洞窟内に作られた教会です。<br /><br />入口にジャンヌ・ダルク像があるのですぐにわかります。

    グラン・リュにあるサン・ピエール教会まで降りて来ました。
    岩山を削って洞窟内に作られた教会です。

    入口にジャンヌ・ダルク像があるのですぐにわかります。

  • サン・ピエール教会の中へ入ってみました。<br /><br />静かに祭壇を見つめるアジア人家族(日本人かな?)がいたので、邪魔をしないよう、後ろの方だけ写真を撮りました。

    サン・ピエール教会の中へ入ってみました。

    静かに祭壇を見つめるアジア人家族(日本人かな?)がいたので、邪魔をしないよう、後ろの方だけ写真を撮りました。

  • この時間でもレストランの中には開いている所があります。<br /><br />島に宿泊している人もいますものね。<br /><br />レストランで食事をしている日本人風の女性2人連れもいました。<br />ちょっと羨ましい。

    この時間でもレストランの中には開いている所があります。

    島に宿泊している人もいますものね。

    レストランで食事をしている日本人風の女性2人連れもいました。
    ちょっと羨ましい。

  • グラン・リュを歩いて出口へ向かいます。<br /><br />お店の看板がかわいらしい。

    グラン・リュを歩いて出口へ向かいます。

    お店の看板がかわいらしい。

  • グラン・リュは思っていたほど長い通りではありませんでした。<br /><br />建物が入り組んで立ち並んでいる様子が私のツボにはまります。<br /><br />整然としてないのがいい感じ。

    グラン・リュは思っていたほど長い通りではありませんでした。

    建物が入り組んで立ち並んでいる様子が私のツボにはまります。

    整然としてないのがいい感じ。

  • ホテル&レストラン、LE MOUTON BLANC。<br />「白いヒツジ」という意味ですよね。<br />これぐらいのフランス語なら、私でもわかります。<br /><br />石組みと木組みの建物。<br /><br />看板にはヒツジの絵。

    ホテル&レストラン、LE MOUTON BLANC。
    「白いヒツジ」という意味ですよね。
    これぐらいのフランス語なら、私でもわかります。

    石組みと木組みの建物。

    看板にはヒツジの絵。

  • 夕暮れのモンサンミッシェルは人も少なく、ゆったり見られてとても良かったです。

    夕暮れのモンサンミッシェルは人も少なく、ゆったり見られてとても良かったです。

  • 午後9時半。<br />モンサンミッシェルを後にします。<br /><br />島の外へ出ると、再びビュービュー冷たい風。<br /><br />写真を撮ろうとするも、風で体が揺れてしまう。<br />カメラを持つ手が安定しません。(+_+)<br /><br />おまけに、コンタクトを入れてる私は風で涙がボロボロ出て来ました。

    イチオシ

    午後9時半。
    モンサンミッシェルを後にします。

    島の外へ出ると、再びビュービュー冷たい風。

    写真を撮ろうとするも、風で体が揺れてしまう。
    カメラを持つ手が安定しません。(+_+)

    おまけに、コンタクトを入れてる私は風で涙がボロボロ出て来ました。

  • 蛍光ベストを来た人がいっぱい。<br />ガードマンがいっぱいいる訳じゃありませんよ。<br />ホテルが夜間の外出に備えてゲストに黄色い蛍光ベストを貸し出しているのです。<br /><br />せっかくの満潮、それも大潮です。<br />願わくば、海に映る逆さモンサンミッシェルが見られればと思いましたが、この風と波では海面に映るのは無理みたい。<br /><br />夜のモン・サン・ミッシェルを堪能できただけで満足することとして、午後10時前、シャトルバスに乗って対岸のホテルへ帰ります。

    イチオシ

    蛍光ベストを来た人がいっぱい。
    ガードマンがいっぱいいる訳じゃありませんよ。
    ホテルが夜間の外出に備えてゲストに黄色い蛍光ベストを貸し出しているのです。

    せっかくの満潮、それも大潮です。
    願わくば、海に映る逆さモンサンミッシェルが見られればと思いましたが、この風と波では海面に映るのは無理みたい。

    夜のモン・サン・ミッシェルを堪能できただけで満足することとして、午後10時前、シャトルバスに乗って対岸のホテルへ帰ります。

  • 痛む目に、涙をポロポロ流しながら最後に振り返って見たモンサンミッシェルは、この写真と同じように涙でにじんで見えました。<br /><br />パリに着いた後、そのままルーアン、エトルタと観光し、モンサンミッシェルまでやって来た長い長い一日が終わります。<br />パリを出発してからの歩数、19410歩。かなり歩きましたね。<br /><br />明日は朝から、ツアーでモンサンミッシェルを観光します。<br />その様子はまた次の旅行記で。<br />では、おやすみなさい。<br /><br /><br />(美しき北フランス<4>朝のモン・サン・ミッシェルと修道院編に続く)<br />http://4travel.jp/traveler/amber637/album/10773854/

    痛む目に、涙をポロポロ流しながら最後に振り返って見たモンサンミッシェルは、この写真と同じように涙でにじんで見えました。

    パリに着いた後、そのままルーアン、エトルタと観光し、モンサンミッシェルまでやって来た長い長い一日が終わります。
    パリを出発してからの歩数、19410歩。かなり歩きましたね。

    明日は朝から、ツアーでモンサンミッシェルを観光します。
    その様子はまた次の旅行記で。
    では、おやすみなさい。


    (美しき北フランス<4>朝のモン・サン・ミッシェルと修道院編に続く)
    http://4travel.jp/traveler/amber637/album/10773854/

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この旅行記へのコメント (8)

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  • やねせんさん 2014/09/26 11:43:30
    来週行きます
    初めまして。

    来週の土曜日からフランスに行きます。
    ツアーで行き、旅行日程表が送られてきましたが、モン・サン・ミッシェルに泊まるホテルがニッキーさんと同じとわかり旅行記を拝見させていただきました。

    本当に写真からも夕暮れ時のモン・サン・ミッシェルの素晴らしさが伝わってきました。今からわくわくします。

    ホテルも機能的で新しそうでよかったです。
    楽しい旅行記、拝見させていただきありがとうございました。

    やねせん

    ニッキー

    ニッキーさん からの返信 2014/09/26 22:42:25
    RE: 来週フランス、いいですねぇ。
    やねせんさん、初めまして。

    来週からフランスですか。
    それはお楽しみですね。

    モンサンミッシェルのホテルは質素ですが、便利な所にあって夜の散策もできて良かったです。
    ただ一つ、夜10時を過ぎるとエントランスがロックされてしまいます。
    部屋の鍵で開けることができるのでご心配なく。
    ホテルのクチコミをご覧ください。

    http://4travel.jp/os_hotel_tips_each-10665226.html

    私のフランス旅行記を他の編も読んでくださり投票もありがとうございました。
    フランスは車窓からの景色も美しくて、見どころも多くてとても良かったです。
    どうぞ楽しい旅行をなさってください。

    ニッキー
  • るなさん 2013/07/11 10:02:57
    やっぱり行きたいモンサンミッシェル!
    Bonjour!ニッキーさん。
    いやぁ、神秘的です。昔からパリには興味なくても、このモンサンミッシェルはずっと行きたいって思ってるんです。
    数年前まで想像からパリは大嫌いだったの。
    パリには行かない!なんて言ってたのに、今では180℃違うこと言ってます(笑)

    モンサンミッシェルにはやっぱり行きたいや。
    日帰りではなく泊まって、光と風と共に移りゆく姿をずっと見ていたいな。
    ホント、素敵〜♪( ´▽`)

    あっ、ニッキーさんもアルコールと仲良しじゃないんですね?
    私も欧州行ってワインの一杯も飲めないなんて……………と、いつも損してる気分になります~_~;

    続き、また楽しみにしてますね♪

    るな

    ニッキー

    ニッキーさん からの返信 2013/07/11 23:08:21
    RE: いいですよ、モンサンミッシェル。
    Bonsoir! るなさん。

    モンサンミッシェル、素敵でしょ〜。
    路地裏歩きや看板がお好きなるなさんならきっと楽しめると思います。

    光と潮の満ち引きで干潟もモンサンミッシェルも刻々と姿を変えるので、ずっと見ていても面白いし、夕に夜に朝に昼に時間をおいて眺めてもまたいいですよ。

    そのためにはやっぱり泊まるのがお勧め。島内には夜でも入れるし、夜遅くまでシャトルバスが動いているので対岸に泊まっても十分楽しめますが、本当は島内に泊まりたいですよね。海側なら最高!修道院側だったらライトアップが見られますよね。

    ただ日本人率高いです。私はそれが心地良かったけれど、良しとしない人もいるかもしれません。

    るなさんもアルコールが苦手ということで、前から同志みたいに感じてました(笑)。お酒が飲める人ってヨーロッパへ行くと、ワインやビールの楽しみがあっていいですよね。よく人生の楽しみを一つ損してるよって言われるけど、それは酷な言葉。私はアルコール・アレルギー。飲めないものは仕方ないです。

    もともとお酒の楽しみを知らないから、意外に自分では可哀想だとは思ってないですよね。飲めたらいいなとは思いますけどね。

    るなさんのパリ編ができてるようですね。また見に行きます。
    私はヴェルサイユ編と格闘中です。

    ニッキー
  • サウスピーチさん 2013/06/08 10:26:07
    やっぱりモン・サン・ミシェルはいいっ♪
    ニッキーさん、こんにちは!

    ついにモン・サン・ミシェルですね! 私もワクワクしながら見に来ましたよ。

    そうそう。 私もこのホテルに泊まったんです! そして前のスーパーにも行ったし。 懐かしいなぁ・・・。

    私達が行った時にはまだ展望デッキもシャトルバスもなかったのですが、まだ橋の工事はやっているんですね・・・。
    今年(あれ? 去年でしたっけ?)専用駐車場がオープンしたり、シャトルバスができたりしたので、
    私はてっきり全ての工事が終了したものばかりと思っていました。
    修道院からその全貌が見れて、この時にしか見れない貴重な写真が撮れましたね!

    海水が「アヴァンセ門」のところまで来るなんて・・・。 すごい写真です! これ普通なんでしょうか?
    それとも、既に橋を架ける工事の成果が出てきたとか。(まさかね・・・。) 
    (→なるほど、最後で分かりました。 大潮だったんですね、この日は。 ということは、
    大潮の度に、この門は海水に浸るってことですかねぇ?)

    ニッキーさん、島内では小さい道に入って歩かれたたんですね! 私もやってみたかったなぁ。
    ここでは多くの道があちこちにあるので、探検するのが楽しいと聞きました。

    夜のモン・サン・ミシェル、堪能できて良かったですね! やっぱりここは1泊するに限るとあらためて思いました。

    次回の修道院見学も楽しみにしています♪

    サウスピーチ :)

    ニッキー

    ニッキーさん からの返信 2013/06/09 11:25:32
    RE: 同じホテルでしたか。
    わぁー、サウスピーチさんも同じホテルでしたか〜!
    同じホテルに泊まったなんて嬉しいです。
    このホテル、客室はシンプルだったけどモンサンミッシェル観光には便利でしたよね。

    橋は2015年完成を予定しているそうです。
    私が行った時は工事中で、なんだかごちゃごちゃしてたんですけど、橋が完成したらすっきりするでしょう。溜まった砂も海へ戻り、昔の姿が取り戻されるといいですね。

    この時は大潮。満月の少し後ぐらいでした。新月と満月の前後数日間が大潮になるようです。となると月に2度、数日間に渡って満潮時はあんな状態になるのでしょうね。恐ろしいですよね〜。添乗員さんが、台風の時に潮が満ちてくる様子はすごかったって言ってました。

    夜の島歩きはおもしろかったです。どの道を通るか選択は自由。次はこの道を行ってみようって、自由に歩き回るのが楽しかったです。それでも裏の方へは行けなかったし、見残した所はいっぱい。もし事前に島の小道の地図が手に入るようなら、島を制覇したい人には助かるでしょうね。誰か作ってくれないかなぁ。

    見足りなさの残ることが多いツアー旅行。ここでは一泊できたおかげで堪能できました。ツアー参加が多い私には貴重な体験でした。

    サウスピーチさんの欧州旅行記も待ってますよぉ〜♪

    ニッキー
  • ねいちゃさん 2013/05/27 13:19:42
    むっちゃーいいですねー。
    すごいじゃないですかー、夕暮れのモンサンミシェル・・・。
    綺麗ですよね〜、いいなぁ。

    観光客もまばらなモンサンミシェルを一度みたいと
    思っていたので、自分の旅行ではないですが
    いいものを見せていただきました。

    私らの時は、運転手が道間違えて、観光時間は3時間。
    ほんと駆け足でねー。宿泊地も遠かったし・・・。
    やっぱりツアーでもどこのホテルに泊まるかは重要。
    ツアー選びの指標の一つだと改めて痛感しました。
    内装や設備なんかよりも、やっぱり場所が大事です。
    10時まで夕闇迫るモンサンミシェルを堪能されたのは
    本当にうらやましい限りです。

    橋もだいぶ形になりつつあるのですねー。
    一般車両は近づけない仕様とか、フランス政府も本腰あげたみたい。
    前後に運転席のあるバスですか・・・なるほどぉ、電車みたいですね。

    大潮の日ってこれは狙っておられたんですか?
    だとすればすんごい計画性−、島の間際まで
    潮が来なくなったって聞いていたので、いい体験でしたよね。

    こんないいの見たら、また行きたくなっちゃいました。
    続きの旅行記も楽しみにしてまーす。  ねいちゃ

    ニッキー

    ニッキーさん からの返信 2013/05/28 00:22:21
    RE: 残念な点もありまして
    夕暮れ時のモンサンミシェルは人が少なくて、ホントいい雰囲気でした。

    ねいちゃさんは良い点を評価してくださってますが、残念なこともありましたよ。それは大潮にも関わらず、逆さモンサンミシェルが見られなかったこと。波風も強かったけど、建築中の橋が視界を遮る、積み上げた土砂が景色を邪魔するってことも原因だったように思います。強風で簡易三脚が使えず、スローシャッターの夜景写真が撮れなかったことも残念でした。

    > 橋もだいぶ形になりつつあるのですねー。

    橋ですけど、あれがそうなのかちょっと自信がありません。だって橋脚がちゃちなんです。歩道橋ならわかりますが、シャトルバスを通すならあんな簡単な橋脚で大丈夫なんですかねえ。それに角度が、島と本土に対して直角じゃなく斜めなんです。本土と島を最短距離で結ばない橋というのも不自然ですよね。もしかしたら工事のための仮の橋かもしれないなと思ったり。わかりません。

    > 大潮の日ってこれは狙っておられたんですか?
    > だとすればすんごい計画性−

    エヘ、狙ってましたと言いたいところですが、偶然です〜。
    旅行を申し込んでから気づきました。私、厳島神社でもそうだったんですが、潮の満ち干による風景の変化に何故か惹かれるんです。何時ごろに満潮になるかは大切だと思って潮位表で調べたところ、偶然大潮に当たることがわかったんです。これはラッキーでした。

    ま、いいことばかりではありません。この後パリではアンラッキーにも出会いますから、そちらの方もお楽しみに〜。

    ニッキー

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