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 マレーシアのキナバル山といえば、東南アジアを代表する名山。国内外の登山客に人気です。ただ、簡単には登らせてくれません。一日の入山者数に制限があるのと、山小屋の料金がシャレにならないくらい高いからです。そのおかげか、下調べの段階で登山を断念する人も数知れず。でも、よーく調べてみると、相場より安く登る方法、あるにはあるんですよね。登山旅行記を書く前に、その辺りのノウハウたっぷりお伝えしましょう。<br /><br /><br />**情報は、2013年5月のもの。1リンギット=32円で計算。<br /><br />==キナバル山日帰りトレック シリーズ一覧==<br />①戦略編 &lt;==<br />http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10772188/<br />②キナバル公園散策編<br />http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10773115/<br />③登頂編<br />http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10772767/<br />④下山編<br />http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10773108/

キナバル山日帰りトレック、やれんのか! ①戦略編 (登山、ステラ、費用、予約)

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2013/05/01 - 2013/05/02

11位(同エリア48件中)

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     マレーシアのキナバル山といえば、東南アジアを代表する名山。国内外の登山客に人気です。ただ、簡単には登らせてくれません。一日の入山者数に制限があるのと、山小屋の料金がシャレにならないくらい高いからです。そのおかげか、下調べの段階で登山を断念する人も数知れず。でも、よーく調べてみると、相場より安く登る方法、あるにはあるんですよね。登山旅行記を書く前に、その辺りのノウハウたっぷりお伝えしましょう。


    **情報は、2013年5月のもの。1リンギット=32円で計算。

    ==キナバル山日帰りトレック シリーズ一覧==
    ①戦略編 <==
    http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10772188/
    ②キナバル公園散策編
    http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10773115/
    ③登頂編
    http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10772767/
    ④下山編
    http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10773108/

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    • [目次] <br /><br />イントロ <br /> (キナバル山、アクセス、登山シーズン、難易度)<br />ルート <br /> (地図、ハイライト)<br />予約と価格 <br /> (問題点、オンライン予約、代理店、ステラ)<br />パッケージ料金の分析 <br /> (内訳の単価、マレーシア人料金)<br />日帰り登山<br />まとめ

      [目次]

      イントロ
       (キナバル山、アクセス、登山シーズン、難易度)
      ルート
       (地図、ハイライト)
      予約と価格
       (問題点、オンライン予約、代理店、ステラ)
      パッケージ料金の分析
       (内訳の単価、マレーシア人料金)
      日帰り登山
      まとめ

    • [イントロ]<br /><br />==キナバル山==<br /><br /> マレーシアの最高峰、キナバル山(4095m)。形は思い浮かばなくても、名前くらいは聞いたことあるでしょう。世間的には「東南アジア最高峰」と流布されていますが、実際にはナンバー3。インドネシアに、さらに高い山が2つ(カカボラジ5881mとプンチャック・ジャヤ4886m)あります。でも、知名度や登山環境は文句なくナンバー1。マレーシアにおける富士山的な存在です。<br /><br /> そんなキナバル山ですが、日本の山のように、いつでも勝手に入って登れるわけではありません。ロッジのキャパシティの関係で、一日の入山者数が150人程度に制限されているのです。ただ、一年中登山可能なため、トータルだとそれなりの登山者数になります。<br />

      [イントロ]

      ==キナバル山==

       マレーシアの最高峰、キナバル山(4095m)。形は思い浮かばなくても、名前くらいは聞いたことあるでしょう。世間的には「東南アジア最高峰」と流布されていますが、実際にはナンバー3。インドネシアに、さらに高い山が2つ(カカボラジ5881mとプンチャック・ジャヤ4886m)あります。でも、知名度や登山環境は文句なくナンバー1。マレーシアにおける富士山的な存在です。

       そんなキナバル山ですが、日本の山のように、いつでも勝手に入って登れるわけではありません。ロッジのキャパシティの関係で、一日の入山者数が150人程度に制限されているのです。ただ、一年中登山可能なため、トータルだとそれなりの登山者数になります。

    • ==アクセス==<br /><br /> キナバル山があるのは、マレーシアのサバ州。位置的には、ボルネオ島の最北部になります。最寄りの都市は、日本からの直行便もあるコタ・キナバル。首都のクアラルンプールからだと、エアアジアがガンガン飛行機を飛ばしているので、5000円程度で移動できるはずです。<br /><br /> コタ・キナバルから登山道のあるキナバル公園へは、車で約2時間。ツアーに含まれている送迎車か、乗り合いバンなどで移動します。このように、アクセスの良さも、富士山並みに良好です。<br /><br /><br />地図: 赤い部分がマレーシア領。青い点 - キナバル山。赤い点、左から、クアラルンプール、シンガポール、コタ・キナバル。

      ==アクセス==

       キナバル山があるのは、マレーシアのサバ州。位置的には、ボルネオ島の最北部になります。最寄りの都市は、日本からの直行便もあるコタ・キナバル。首都のクアラルンプールからだと、エアアジアがガンガン飛行機を飛ばしているので、5000円程度で移動できるはずです。

       コタ・キナバルから登山道のあるキナバル公園へは、車で約2時間。ツアーに含まれている送迎車か、乗り合いバンなどで移動します。このように、アクセスの良さも、富士山並みに良好です。


      地図: 赤い部分がマレーシア領。青い点 - キナバル山。赤い点、左から、クアラルンプール、シンガポール、コタ・キナバル。

    • ==登山シーズンと天気==<br /><br /> 登山のベストシーズンは情報源によりまちまちですが、雨の少ない2-4月頃が一番いいとされています。私が登った4月終盤-5月初旬頃だと、近郊のコタキナバルの場合で、朝は晴れ(快晴か薄い雲)、9時頃から徐々に白い雲が増えていき、天気が持てばそのまま、そうでなければ4時以降に短時間のスコール、というのがよくあるパターンでした。朝に雨が降ったのは一度だけ。午後の雨はこの時期でもよくあります。<br /><br /><br />グラフ: コタキナバルの天気。上が毎月の降水量。下が日照時間。<br />

      ==登山シーズンと天気==

       登山のベストシーズンは情報源によりまちまちですが、雨の少ない2-4月頃が一番いいとされています。私が登った4月終盤-5月初旬頃だと、近郊のコタキナバルの場合で、朝は晴れ(快晴か薄い雲)、9時頃から徐々に白い雲が増えていき、天気が持てばそのまま、そうでなければ4時以降に短時間のスコール、というのがよくあるパターンでした。朝に雨が降ったのは一度だけ。午後の雨はこの時期でもよくあります。


      グラフ: コタキナバルの天気。上が毎月の降水量。下が日照時間。

    •  じゃあ、それ以外の時期はどうなんだ、とお思いの方は、こちらのツイッター(写真)を参考にしてみて下さい。この方は、律儀にも、現地から頻繁にコタ・キナバルの天気をつぶやいてくれます。<br /><br /> 以前、ポカラ(ネパール)の旅行記でも書きましたが、天気予報の情報と実際の現地の天気には、いつも大きなギャップがあります。同じ晴れでも、快晴なのか、雲の多い晴れなのか。登山などのアウトドアを目的に旅行される方は、特に気になることでしょう。ライブカメラではありませんが、このツイッターに掲載された写真が、ある程度参考になるはずです。<br /><br /><br />参考: コタ・キナバルの天気<br />https://twitter.com/marimo____S

       じゃあ、それ以外の時期はどうなんだ、とお思いの方は、こちらのツイッター(写真)を参考にしてみて下さい。この方は、律儀にも、現地から頻繁にコタ・キナバルの天気をつぶやいてくれます。

       以前、ポカラ(ネパール)の旅行記でも書きましたが、天気予報の情報と実際の現地の天気には、いつも大きなギャップがあります。同じ晴れでも、快晴なのか、雲の多い晴れなのか。登山などのアウトドアを目的に旅行される方は、特に気になることでしょう。ライブカメラではありませんが、このツイッターに掲載された写真が、ある程度参考になるはずです。


      参考: コタ・キナバルの天気
      https://twitter.com/marimo____S

    •  ほとんどの登山者はご来光目的のため、深夜から早朝にかけて頂上をめざすはずです。朝早い時間帯なら、雲の出る確率は日中よりずっと少なめ。降水量の多い5月-12月でも、それなりに景色が楽しめます。もちろん、雨が少ない時期に登るにこしたことはありません。 雨の中、深夜に岩場を歩くなんて、想像しただけでも大変そうですからね。<br />

       ほとんどの登山者はご来光目的のため、深夜から早朝にかけて頂上をめざすはずです。朝早い時間帯なら、雲の出る確率は日中よりずっと少なめ。降水量の多い5月-12月でも、それなりに景色が楽しめます。もちろん、雨が少ない時期に登るにこしたことはありません。 雨の中、深夜に岩場を歩くなんて、想像しただけでも大変そうですからね。

    • ==難易度==<br /><br /> キナバル登山は、登り一本調子のタフなコース。標高1866メートルからスタートして、頂上(4096)まで約8.7キロ、標高差2229メートルの道のりです。日本でこれに匹敵するのは、富士山の御殿場ルートくらいかな。<br /><br />キナバル山 通常ルート: 8.7KM、標高差2229M。1866M -&gt; 4096M<br />富士山 御殿場ルート: 11KM、標高差2366M。1440M -&gt; 3776M<br />富士山 吉田ルート: 7.5KM、標高差1472M。 2304M -&gt; 3776M<br /><br /> ただ、総距離はそれほどでもないので、富士山の吉田ルートを「二日目にもっと登る」と考えれば、だいたい合っています。道はよく整備されており、後半ロープを使う場所もありますが、これといって危険なところはありません。現地では、いかにも素人っぽいマレーシア人が沢山登っています。ちなみに、最高齢の登頂記録は、日本人女性の90才だとか。

      ==難易度==

       キナバル登山は、登り一本調子のタフなコース。標高1866メートルからスタートして、頂上(4096)まで約8.7キロ、標高差2229メートルの道のりです。日本でこれに匹敵するのは、富士山の御殿場ルートくらいかな。

      キナバル山 通常ルート: 8.7KM、標高差2229M。1866M -> 4096M
      富士山 御殿場ルート: 11KM、標高差2366M。1440M -> 3776M
      富士山 吉田ルート: 7.5KM、標高差1472M。 2304M -> 3776M

       ただ、総距離はそれほどでもないので、富士山の吉田ルートを「二日目にもっと登る」と考えれば、だいたい合っています。道はよく整備されており、後半ロープを使う場所もありますが、これといって危険なところはありません。現地では、いかにも素人っぽいマレーシア人が沢山登っています。ちなみに、最高齢の登頂記録は、日本人女性の90才だとか。

    • [ルート]<br /><br />==地図==<br /><br /> コースはこんな感じ。キナバル公園入口からティンポホン登山ゲートまで4キロ弱を車で移動。そこで登山許可のチェックを受けた後、整備された登山道を登っていきます。これとは別に、マシラオ・リゾート・ホテル(地図左下)の側から入山することもできます。途中でメインルートと合流するのですが、距離が長いため、このルートを歩く人はあまりいません。<br /><br /> 歩行時間の目安は8-9時間くらい。以下、地球の歩き方に載っていた、登りのコースタイム(9.5時間)です。<br /><br />ティムポホン・登山ゲート(1866) - ラヤン・ラヤン小屋(2702) 3時間<br />ラヤン・ラヤン小屋(2702) - ラバンラタ(3272) 3時間<br />ラバンラタ(3272) - サヤッ・サヤッ小屋(3668) 1.5時間<br />サヤッ・サヤッ小屋(3668) - 頂上(4095) 2時間<br /><br />

      [ルート]

      ==地図==

       コースはこんな感じ。キナバル公園入口からティンポホン登山ゲートまで4キロ弱を車で移動。そこで登山許可のチェックを受けた後、整備された登山道を登っていきます。これとは別に、マシラオ・リゾート・ホテル(地図左下)の側から入山することもできます。途中でメインルートと合流するのですが、距離が長いため、このルートを歩く人はあまりいません。

       歩行時間の目安は8-9時間くらい。以下、地球の歩き方に載っていた、登りのコースタイム(9.5時間)です。

      ティムポホン・登山ゲート(1866) - ラヤン・ラヤン小屋(2702) 3時間
      ラヤン・ラヤン小屋(2702) - ラバンラタ(3272) 3時間
      ラバンラタ(3272) - サヤッ・サヤッ小屋(3668) 1.5時間
      サヤッ・サヤッ小屋(3668) - 頂上(4095) 2時間

    • ==ハイライト==<br /><br /> コースの様子を簡単に紹介しておきます。まず、登山口から森の中を歩いて、山腹のロッジ街ラバンラタ(3272)へ。距離は約6キロですが、標高差が1406メートルほどあります。途中、トイレや休憩所(写真)が沢山あるので、疲れたらひと休み。

      ==ハイライト==

       コースの様子を簡単に紹介しておきます。まず、登山口から森の中を歩いて、山腹のロッジ街ラバンラタ(3272)へ。距離は約6キロですが、標高差が1406メートルほどあります。途中、トイレや休憩所(写真)が沢山あるので、疲れたらひと休み。

    •  ラバンラタには、ロッジが大小5つ。写真が、食堂のあるメインのロッジ - ラバンラタ・レストハウス。ほとんどの人は1泊2日の行程なので、翌日のご来光登山に備えて、ここで一泊することになります。<br /><br /><br />

       ラバンラタには、ロッジが大小5つ。写真が、食堂のあるメインのロッジ - ラバンラタ・レストハウス。ほとんどの人は1泊2日の行程なので、翌日のご来光登山に備えて、ここで一泊することになります。


    •  ラバンラタの後、ここまで比較的単調だった道も、少々険しくなります。最初は長い階段状の道。その後、岩場に変わり、ロープに沿って岩の上の道を進みます。なお、このロープは視界が悪い時の目印用なので、大半の場所で、掴んで登る必要はありません。周りは開けており、景色は雄大。眼下には麓の景色及び雲海、そして、周辺にはキナバル山の個性的なピークが並びます。<br /><br /><br />写真: 途中にあるサヤッ・サヤッ小屋。ここから頂上までは、シェルターになるものはひとつもありません。

       ラバンラタの後、ここまで比較的単調だった道も、少々険しくなります。最初は長い階段状の道。その後、岩場に変わり、ロープに沿って岩の上の道を進みます。なお、このロープは視界が悪い時の目印用なので、大半の場所で、掴んで登る必要はありません。周りは開けており、景色は雄大。眼下には麓の景色及び雲海、そして、周辺にはキナバル山の個性的なピークが並びます。


      写真: 途中にあるサヤッ・サヤッ小屋。ここから頂上までは、シェルターになるものはひとつもありません。

    •  ラバンラタから2キロほど歩いて、サウスピーク(写真右)の横を通過。この山はとても見栄えがする山で、旅行パンフレットなどでは、実際の頂上よりも、この山の写真がよく使われます。

       ラバンラタから2キロほど歩いて、サウスピーク(写真右)の横を通過。この山はとても見栄えがする山で、旅行パンフレットなどでは、実際の頂上よりも、この山の写真がよく使われます。

    •  最高点であるロウズ・ピーク(写真右上、4095)は、ここからさらに1キロ先。そこまで頑張って岩の斜面を歩き続けます。ラバンラタから頂上までは、だいたい3キロ弱、標高差820メートルの短い区間。でも、標高が高いため、想像以上に疲れ、時間がかかります。<br /><br /> 何とか頂上に辿り着いたら、めでたく記念撮影。そこからの360度ビューを楽しみます。これが早朝登山ならば、もちろん御来光も。かなり端折りましたが、キナバル登山とは、だいたいこんな感じです。<br /><br /><br />

       最高点であるロウズ・ピーク(写真右上、4095)は、ここからさらに1キロ先。そこまで頑張って岩の斜面を歩き続けます。ラバンラタから頂上までは、だいたい3キロ弱、標高差820メートルの短い区間。でも、標高が高いため、想像以上に疲れ、時間がかかります。

       何とか頂上に辿り着いたら、めでたく記念撮影。そこからの360度ビューを楽しみます。これが早朝登山ならば、もちろん御来光も。かなり端折りましたが、キナバル登山とは、だいたいこんな感じです。


    •  よく、キナバル登山の紹介に、左のような危なっかしい写真を見かけます。でも、これは正規の登山道ではなく、「ヴィア・フェラータ(鉄の道)」と呼ばれるアトラクション的なルート(有料)。自ら志願しなければこんな場所は歩きませんので、高度恐怖症の人もご心配なく。

       よく、キナバル登山の紹介に、左のような危なっかしい写真を見かけます。でも、これは正規の登山道ではなく、「ヴィア・フェラータ(鉄の道)」と呼ばれるアトラクション的なルート(有料)。自ら志願しなければこんな場所は歩きませんので、高度恐怖症の人もご心配なく。

    •  登頂した後はラバンラタに戻って昼食。そして、その日のうちに下山。これが、最も一般的な一泊二日のスケジュールです。

       登頂した後はラバンラタに戻って昼食。そして、その日のうちに下山。これが、最も一般的な一泊二日のスケジュールです。

    • [予約と価格]<br /><br />==予約と費用の問題== <br /><br /> ここまで紹介してきたように、キナバル山は年中登れる。そして、時間さえかければ初心者でも登れる...のですが、登山とは直接関係ない部分で、困難が待ち受けています。それは、山小屋予約の難しさと割高なパッケージ料金。基本的にキナバル公園内にはロッジ・エリアが2つしかありません。ひとつはキナバル公園の入口周辺。もうひとつは、先ほど紹介したラバンラタ(写真)。登頂には通常2日かかるので、どうしてもラバンラタで一泊する必要があります。<br />

      [予約と価格]

      ==予約と費用の問題==

       ここまで紹介してきたように、キナバル山は年中登れる。そして、時間さえかければ初心者でも登れる...のですが、登山とは直接関係ない部分で、困難が待ち受けています。それは、山小屋予約の難しさと割高なパッケージ料金。基本的にキナバル公園内にはロッジ・エリアが2つしかありません。ひとつはキナバル公園の入口周辺。もうひとつは、先ほど紹介したラバンラタ(写真)。登頂には通常2日かかるので、どうしてもラバンラタで一泊する必要があります。

    •  そして困ったことに、ラバンラタは4つのロッジを合わせても150人分ほどしかキャパシティがありません。宿の予約がなければ登山許可も下りないので、これが実質的な人数制限になっているのです。それに加え、ラバンラタの宿は、目が飛び出るほど高い! 高級ホテル・グループのステラ・ハーバーが独占的に公園内の宿を経営している関係で、こんなことになっています。相部屋のベット(写真)が、一泊1万5千円とか正気かよ! これが、2つ目の問題 - 割高なパッケージ価格へとつながります。<br />

       そして困ったことに、ラバンラタは4つのロッジを合わせても150人分ほどしかキャパシティがありません。宿の予約がなければ登山許可も下りないので、これが実質的な人数制限になっているのです。それに加え、ラバンラタの宿は、目が飛び出るほど高い! 高級ホテル・グループのステラ・ハーバーが独占的に公園内の宿を経営している関係で、こんなことになっています。相部屋のベット(写真)が、一泊1万5千円とか正気かよ! これが、2つ目の問題 - 割高なパッケージ価格へとつながります。

    •  まず何より先に、ラバンラタのベットを確保しなくては始まらない。山小屋の予約方法は主に3つ。与し易い順に並べるとこうなります。<br /><br />1. ステラ・ハーバー(以下ステラ)のホームページから予約する。<br />2.現地、または日本の旅行代理店で予約する。<br />3. ステラのオフィスにメールや電話、直接訪問して予約する。<br /><br />それぞれ詳しく見て行きましょう。<br /><br /><br />写真: ラバンラタには、ステラの4つのロッジに加え、ヴィア・フェラータ参加者専用のペンダント小屋があります。残念ながら、登頂のみの登山者は泊まれません。

       まず何より先に、ラバンラタのベットを確保しなくては始まらない。山小屋の予約方法は主に3つ。与し易い順に並べるとこうなります。

      1. ステラ・ハーバー(以下ステラ)のホームページから予約する。
      2.現地、または日本の旅行代理店で予約する。
      3. ステラのオフィスにメールや電話、直接訪問して予約する。

      それぞれ詳しく見て行きましょう。


      写真: ラバンラタには、ステラの4つのロッジに加え、ヴィア・フェラータ参加者専用のペンダント小屋があります。残念ながら、登頂のみの登山者は泊まれません。

    • ==1. オンライン予約==<br /><br /> まず#1のオンライン予約ですが、このサービスは、最初から存在しないものと考えたほうがいいかもしれません。それほど意味の無い仕組みです。その理由としては、<br /><br />1.表示される予約状況が実際の状況を反映していない。仮に空きがあっても、二ヶ月先まで「満室」と表示されています。<br />2.最も一般的な一泊二日のプランではなく、二泊三日のプランしか予約できない。<br />3.二泊三日なので、初日は公園入口のロッジに宿泊するのですが、システム上、どのロッジに泊まるか選べない。<br />4.どうも、人数による割引がなさそう。<br /><br /><br />写真: ステラ・ハーバーのホームページ。<br />URL - http://www.suteraharbour.com/

      ==1. オンライン予約==

       まず#1のオンライン予約ですが、このサービスは、最初から存在しないものと考えたほうがいいかもしれません。それほど意味の無い仕組みです。その理由としては、

      1.表示される予約状況が実際の状況を反映していない。仮に空きがあっても、二ヶ月先まで「満室」と表示されています。
      2.最も一般的な一泊二日のプランではなく、二泊三日のプランしか予約できない。
      3.二泊三日なので、初日は公園入口のロッジに宿泊するのですが、システム上、どのロッジに泊まるか選べない。
      4.どうも、人数による割引がなさそう。


      写真: ステラ・ハーバーのホームページ。
      URL - http://www.suteraharbour.com/

    •  オンラインで予約した場合の料金ですが、ティンポホン・ゲートから登るケースで、1746リンギット(55900円)。これには、二泊分の宿代と食事代に加え、登山料、ガイド代などの必要経費がすべて含まれています (コタキナバルからの送迎だけは自前)。<br /><br /> はっきり言いましょう。オンラインで予約する人は、アホです。航空チケットであれ、ホテルの予約であれ、普通なら、オンラインのサービスは人手もかからず、便利で割安なものと相場が決まっています。でも、ステラの場合は全く逆。高級ホテルが趣味でやっているサイトとでもお考え下さい。

       オンラインで予約した場合の料金ですが、ティンポホン・ゲートから登るケースで、1746リンギット(55900円)。これには、二泊分の宿代と食事代に加え、登山料、ガイド代などの必要経費がすべて含まれています (コタキナバルからの送迎だけは自前)。

       はっきり言いましょう。オンラインで予約する人は、アホです。航空チケットであれ、ホテルの予約であれ、普通なら、オンラインのサービスは人手もかからず、便利で割安なものと相場が決まっています。でも、ステラの場合は全く逆。高級ホテルが趣味でやっているサイトとでもお考え下さい。

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