2012/05/01 - 2012/05/12
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ノーーウォリーズさん
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2012年GWのモロッコの旅行記です。中東に行ってみたい、それでも最近の政情不安から行きやすい国は限られます。モロッコはヨーロッパからの観光客も多く、濃いイスラムとは言えませんが、それでも中東の雰囲気を感じられるところでした。今回も街・海・山・砂漠を思う存分満喫しました。モロッコと言えば、砂漠のイメージですが、冬にはスキーもできる程高くて寒い山があります。北アフリカの最高峰であるツブカル山(Jabel Toubkal) 4167mに登頂してきました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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リヨンからマラケシュまではEasyJetで移動。今や地方都市間でもLCCが飛んでるほど便利な時代に。ジブザルタル海峡が良く見えます。右側がスペイン側で左の翼の下にはタンジェの街が見えます。今から10年以上前に来た時は、タンジェの港で変な奴に絡まれて嫌な目にあったのを思い出す。あれからどれだけ変わったのか、期待と不安があります。
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マラケシュ(Marrakesh)のイミグレも簡単に通過、市内へのバスも簡単に見つかって、ハッスルフリーで市街までやってきました。歩いていると客引きはいますが、まあ普通のしつこさ。私が断るのが上手になったのか。10年前は、私"Go away! It is not your business!" 客引"Fuxx off!" といった会話を普通にしていて、子供には"Chino, chino"と呼ばれた。今は100%日本人と言われるし何もトラブルなく旅行しやすいが、ああいう時代も面白かった。
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その分観光客は多い。Bahia Place では観光バスで来る大勢の観光客がおり、写真は静かそうですが、実際は騒がしい雰囲気。
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近くのDar Si Saidはこの近くですが、バスが入れない路地裏にあるため空いていて穴場です。この空間を独り占めできました。豪華さは全然違いますが、公共ハマムもがらんとしていて雰囲気が似てる。
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メディナは迷路の様。同じ様な土産物屋だらけなので、特に分からなくなる。写真は地元民が多い地域のメディナ。
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モロッコと言えばスパイスの山。これでクスクスなどの隠し味に使っているのでしょう。もちろんタジン鍋もお土産用だけでなく、レストランの脇で小さいのが屋外に並んで火をとおしてたり日常の調理に使われています。
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フナ広場(Djemaa el-Fna)です。観光客を相手にしたストリートミュージシャンがいます。簡単な歌と、帽子の紐をぶらぶらさせて、観光客にチップをねだります。地元の人は相手にしません。夕方になると地元向けのまともなミュージシャンが登場しますが、彼らも観光客がいるとすぐにチップをねだってきます。
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昼間は、オレンジジュースの屋台が何十とありMAD4と安いです。他にエスカルゴの屋台などあります。独特な臭いですが、挑戦してみました。砂っぽくて、苦味があります。。慣れれば寿司の貝のように食べれるのでしょうか?
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夕暮れにホテルからフナ広場を見渡したところ。昼は観光客向けですが、夜は店は総入れ替えとなり、食事をしたり地元向けのミュージシャンが登場します。深夜までにぎわっていますが、旧市街には一切アルコールがないので注意。新市街は新しくきれいな建物が多く、別世界。Zaraとか入ったショッピングセンターもあります。
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エッサウィラ(Essaouira)へ向かいます。マラケシュからバスで2時間ほど乾燥した台地を走ると海が見えてきました。バスはCTMが時間に正確な方なのでお勧め。
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広い広いビーチ。アフリカのビーチに今いるなんて、遠い所まで来たものだ。昔はヨーロッパ人はここから豪州まで船で来たと思うと、現代は便利になったものだと、しみじみ。
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漁港の町でもあり、港にはいろんな魚やウツボが売られています。日本向けにはタコが有名だそうですが、現地の人は食べないので売っていません。
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エッサウィラも観光客は多いですが、メディナの中はこっちの方がよい雰囲気。海があって、空が綺麗だから?道に迷って(というかホテルの場所が分からず)、散々歩き回った。
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大西洋に沈むアフリカの夕暮れです。
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少し間が空きますが、ここからは北アフリカ最高峰・ツブカル山(Jebel Toubkal)を目指します。マラケシュに戻り、乗合タクシーで Asni, Imlilと乗り継ぎます(マラケシュからAsni行き乗合タクシーに乗る場所まで行くにはタクシーが良いです。辺鄙な所にあります)。イメリルがツブカル山登山の拠点となる村。ここで色々手配します。最初はガイドなしで行く予定で、寝袋レンタルMAD100、ピッケルアイゼンレンタルMAD150、1/50000の地図MAD100とすべて揃いました。しかし、ちょうど山から降りてきたスペイン人登山客から雪が残り危険な場所もあると聞き、びびって予定変更。MAD600で2日間ガイドを雇いました。天気は上々、ツブカル山が良く見えます。
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標高1700mのイメリルからベースキャンプ 3200mまで今日は登ります。いくつか道が別れていますが、基本川沿いに進めばよいんで、迷うことはないでしょう。または、他の登山客についていけばいいだけです。ガイドは山頂アタック時以外は不要です。ま、地元の青年なんで地元に還元したしまあいいか。簡単なフランス語と英語で会話しながら登る。
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7時に出発して12時にはベースキャンプに到着。奥のReguge du Tubkalのバンクハウスに泊まる。シーズンは始まったばかりだけど、ヨーロッパ人で結構混みあっている(スペインからの高校生の遠足で、嫌々連れてこられた女の子も)。食事はここで食べられる(ランチMAD40から)し、途中でもスナックは買える。よって食料系は殆ど持ってくる必要はないです。左上が明日から登るコース。雪は残っているけど、大したことはなさそう。
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翌日、日が昇る直前に出発。おそらく現在気温は0-5度位。登り口の間に川が流れているので、単独で行く場合は、どこかのグループについて川を渡る場所を見つけましょう。まっすぐ登るコースと迂回コースがありますが、直線コースは雪があるので皆迂回コースで登っていました。ライトの数からこの時間に出発したのは30人はいるでしょうか。年配の人も多く、すぐにばらけます。
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マークした道はないですが、結構登る人は多いのでそれに沿って行けば大丈夫です。ただ、雪面などが残っているので、道を間違えて、戻るのが面倒で雪面をショートカットして滑ったら、結構下まで落ちて大怪我するでしょう。トラックを外れたら戻り、誰かが通った道を辿れば危ないという感じではなかったです。右上に山頂が見えてきました。
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これが、北アフリカの最高峰であるツブカル山(Jabel Toubkal) 4167mの山頂です。ここまで約2時間でしょうか。最高の天気!日光のおかげで高所なのに暖かくなってきました。
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下界にはImlilの村が見えます。マラケシュも見えそうな位ですが、ちょっと分かりませんでした。
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来た道を降ります。ここは標高3700m位でしょうか。ピッケルアイゼンは結局要りませんでしたが、この時期はまだ要る場合もあるとのことです。昼12時にベースキャンプへ戻りランチ。その後Imlilに戻りますが、2500mの登り下りをした為、足はガクガク、普通の下り坂でも転んでしまった。5時に村に戻って道具を返しガイドともお別れです。ちょうど最終のグランドタクシー(古いベンツSクラス)に間に合い、そのままマラケシュまで帰りました。マラケシュのこの日の気温は42度。暑さと寒さ両方の対策が要りました。
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100MADで買ったもの、使わなかった地図。山頂周辺の点線で示したコースは全く当てになりません。。
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