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2010年5月15日の友人とツプカル山に行って来た時の記録です。<br /><br />金曜日の昼に私の携帯に「週末ツプカルの登らないか?」とメッセージが入りました。<br />まだ行った事がなかったので詳細を聞いた所、<br />ガイドはいない。要る物は、ジャケット、寝袋、費用は400Dh、スナックと返事が返って来ました。<br />出発は午後6時半、まだ時間があったのでとりあえず用意に取りかかることに。<br /><br />5月のマラケッシュは初夏でジャケットといえば私はヨットパーカーぐらいしか持っていなかったのでとりあえずガラクタ市場のBab de Khemisに直行。<br /><br />「しまった!」今日は金曜日でお店の殆どが閉まっている。<br />開いていたお店に寝袋を発見。ナイロン製品で雪山用ではない奴でしたがないよりはマシと100dhで購入。後で入った携帯メッセージには山小屋には毛布がるので最悪寝袋なくて可ともありました。次はジャケット。しかし、気に入ったものはない。(デザインを気にしている場合ではないとは判っているが、好きでない物はどうしても買えない)<br /><br />結局、ヨットパーカ一枚で行く事に。まあモロッコの事だから現地で調達(レンタル)可能でしょう。<br /><br />夕方6時にタクシー乗り場Bab Roubに集合。ここはジャマエルフナからプチタクシーで10分ぐらいです。Bab Roubで乗り合いタクシーに乗ります。補助席に2名、後部座席に4名、計乗客は6名。1人30Dhでイミリル(Imlil)まで約90分。<br /><br />夜8時ごろに到着。まだ薄暗かったですが、9時には真っ暗になっていました。イミリルの民宿で一泊。この辺にはたくさんホテルがありました。私達が泊まった所は<br />夕食、朝食付き、雑魚寝で1人150Dhです。<br /><br />IDBELAID Mustapha<br />GSM:+212 6 6888 2764, +212 5 2448 5664<br />Douar Armed Imilil, B.P. 30 ASNI par Marrakech, Maroc<br />email: atlastreking@yahoo.ca<br /><br />翌日遅めの朝食を取り、11時に出発。4時間から5時間かけてゆっくりベースキャンプと言われる山小屋までなだらかな坂を登って行きます。距離にして10キロもなかったような気がします。途中茶店が何件かあり、そこで水やコカコーラなど補給しました。ランチはイミリルの街でパンとチーズを買って行ったのがよかったです。<br /><br />途中たくさん休憩をとったので午後4時にはベースキャンプに到着。夕食朝食がついてここも150Dhです。<br /><br />思ったほど寒くはないく、寝袋がなくても大丈夫でした。でも持っていってもよかったです。山小屋は3棟あって100人は収容できます。シャワーもありましたが、使っているのは私と数人しかいませんでした。<br /><br />7時に夕食を済ませ、何もすることがなかったので8時には寝ました。<br />友人と行くのであれば、トランプとかなんか持って行ってもよかったですね。<br /><br />翌日6時に起床。といっても周りがアラームをかけて起きだしたので自分も起きてしまいました。中でもスペイン人は起きてからの用意がとてもうるさく、ガサガサと鞄を探る音やら殆ど普通と近い小声で喋っていました。<br /><br />朝ご飯はどこも同じ、パン(固め)とジャム、チーズ、インスタントコーヒーと紅茶です。<br /><br />荷物は山小屋に残し必要な物だけで頂上に向かいます。そうそう、私は村の人にジャケットを借りました。ジャケットといってもキルトできた、カーディガンのようなもの。ないよりマシです。<br /><br />私は昇りの際は汗かきなので、パーカー、長袖のt−シャツとランニングスパッツ姿です。<br />テクテクと2時間、結構キツい坂です。空気が薄いので高山病になるのではと一瞬心配しましたが、ゆっくり登っているうち呼吸も楽になり、30分後に調子がでてきて、ガンガン登りました。<br />途中滑り易い砂利があるので要注意。道は基本的に白いペイントとピンクのペイントが印になって、他のも登山客がいるので迷う事がありませんでした。<br /><br />山小屋付近でも雪は見られたのですが、山頂近くにいくともちろん辺りは一面の雪です。<br /><br />いよいよ頂上に到着。私にとっては景色は山小屋と見た景色と一緒です。どこに登ってもあんまり感動しない質です。<br /><br />頂上には三角テントがありました。そこで休憩しているモロッコ人たち(男性)が、パンやらチーズやらでピクニックをしています。<br /><br />お疲れさまでした。私は10分もしない間に下山することに。<br />下山はなるべく走って行くことに。でないと身体を冷やします。借りたジャケットは結局着ませんでした。<br /><br />途中雪の上に滑り台のような溝がありました。最初は何か判らなかったのですが、しゃがんで滑って行く模様。早速、私もトライ。これが結構おもしろい。<br /><br />1人で滑って一人で笑ってしまいました。<br /><br />昇りより下りのほうが足が疲れます。滑り台も結構急降下で尻餅をついてしまい、お尻がびしょびしょになりました。<br /><br />そうそう、友人は手袋みたいなものを持って来ていたのですが、私はなにもなく、山小屋で見つけた他人の忘れ物の靴下を拝借しました。その靴下の手袋が重宝し、昇りも下りも役に立ちました。<br /><br />1時間で山小屋に到着、休憩して一緒に来た友人仲間を待ち、イミリルまで下山することに。たらたらと走ると山小屋から2時間でタクシー乗り場まで辿り着いたかもしれません。ゆっくり歩くと4−5時間はかかるかな。でも頂上を登った後なので結構足にきているせいか、みんなの足取りもかなり遅くなってきました。<br /><br />私は結構足には自身があるほうなので以上の時間で行けましたが、お子様、お年寄り、運動不足の方は時間を多めに見た方がよいでしょう。<br /><br />マラケッシュから朝1で出発されると、イミリル経由で1泊2日でツプカル頂上にも行けます。イミリルから登山入り口までの道のりが3キロ程度あり、そこまで辿り着いたら後は道が一本なので迷う事はありません。<br /><br />次回また行く機会があれば1日2日で行ってみようと思います。<br />みなさんも行く事があれば気を付けて。

ガイド無しでツプカル山(toubkal)に行っちゃえ!

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2010/05/14 - 2010/05/16

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Kin

Kinさん

2010年5月15日の友人とツプカル山に行って来た時の記録です。

金曜日の昼に私の携帯に「週末ツプカルの登らないか?」とメッセージが入りました。
まだ行った事がなかったので詳細を聞いた所、
ガイドはいない。要る物は、ジャケット、寝袋、費用は400Dh、スナックと返事が返って来ました。
出発は午後6時半、まだ時間があったのでとりあえず用意に取りかかることに。

5月のマラケッシュは初夏でジャケットといえば私はヨットパーカーぐらいしか持っていなかったのでとりあえずガラクタ市場のBab de Khemisに直行。

「しまった!」今日は金曜日でお店の殆どが閉まっている。
開いていたお店に寝袋を発見。ナイロン製品で雪山用ではない奴でしたがないよりはマシと100dhで購入。後で入った携帯メッセージには山小屋には毛布がるので最悪寝袋なくて可ともありました。次はジャケット。しかし、気に入ったものはない。(デザインを気にしている場合ではないとは判っているが、好きでない物はどうしても買えない)

結局、ヨットパーカ一枚で行く事に。まあモロッコの事だから現地で調達(レンタル)可能でしょう。

夕方6時にタクシー乗り場Bab Roubに集合。ここはジャマエルフナからプチタクシーで10分ぐらいです。Bab Roubで乗り合いタクシーに乗ります。補助席に2名、後部座席に4名、計乗客は6名。1人30Dhでイミリル(Imlil)まで約90分。

夜8時ごろに到着。まだ薄暗かったですが、9時には真っ暗になっていました。イミリルの民宿で一泊。この辺にはたくさんホテルがありました。私達が泊まった所は
夕食、朝食付き、雑魚寝で1人150Dhです。

IDBELAID Mustapha
GSM:+212 6 6888 2764, +212 5 2448 5664
Douar Armed Imilil, B.P. 30 ASNI par Marrakech, Maroc
email: atlastreking@yahoo.ca

翌日遅めの朝食を取り、11時に出発。4時間から5時間かけてゆっくりベースキャンプと言われる山小屋までなだらかな坂を登って行きます。距離にして10キロもなかったような気がします。途中茶店が何件かあり、そこで水やコカコーラなど補給しました。ランチはイミリルの街でパンとチーズを買って行ったのがよかったです。

途中たくさん休憩をとったので午後4時にはベースキャンプに到着。夕食朝食がついてここも150Dhです。

思ったほど寒くはないく、寝袋がなくても大丈夫でした。でも持っていってもよかったです。山小屋は3棟あって100人は収容できます。シャワーもありましたが、使っているのは私と数人しかいませんでした。

7時に夕食を済ませ、何もすることがなかったので8時には寝ました。
友人と行くのであれば、トランプとかなんか持って行ってもよかったですね。

翌日6時に起床。といっても周りがアラームをかけて起きだしたので自分も起きてしまいました。中でもスペイン人は起きてからの用意がとてもうるさく、ガサガサと鞄を探る音やら殆ど普通と近い小声で喋っていました。

朝ご飯はどこも同じ、パン(固め)とジャム、チーズ、インスタントコーヒーと紅茶です。

荷物は山小屋に残し必要な物だけで頂上に向かいます。そうそう、私は村の人にジャケットを借りました。ジャケットといってもキルトできた、カーディガンのようなもの。ないよりマシです。

私は昇りの際は汗かきなので、パーカー、長袖のt−シャツとランニングスパッツ姿です。
テクテクと2時間、結構キツい坂です。空気が薄いので高山病になるのではと一瞬心配しましたが、ゆっくり登っているうち呼吸も楽になり、30分後に調子がでてきて、ガンガン登りました。
途中滑り易い砂利があるので要注意。道は基本的に白いペイントとピンクのペイントが印になって、他のも登山客がいるので迷う事がありませんでした。

山小屋付近でも雪は見られたのですが、山頂近くにいくともちろん辺りは一面の雪です。

いよいよ頂上に到着。私にとっては景色は山小屋と見た景色と一緒です。どこに登ってもあんまり感動しない質です。

頂上には三角テントがありました。そこで休憩しているモロッコ人たち(男性)が、パンやらチーズやらでピクニックをしています。

お疲れさまでした。私は10分もしない間に下山することに。
下山はなるべく走って行くことに。でないと身体を冷やします。借りたジャケットは結局着ませんでした。

途中雪の上に滑り台のような溝がありました。最初は何か判らなかったのですが、しゃがんで滑って行く模様。早速、私もトライ。これが結構おもしろい。

1人で滑って一人で笑ってしまいました。

昇りより下りのほうが足が疲れます。滑り台も結構急降下で尻餅をついてしまい、お尻がびしょびしょになりました。

そうそう、友人は手袋みたいなものを持って来ていたのですが、私はなにもなく、山小屋で見つけた他人の忘れ物の靴下を拝借しました。その靴下の手袋が重宝し、昇りも下りも役に立ちました。

1時間で山小屋に到着、休憩して一緒に来た友人仲間を待ち、イミリルまで下山することに。たらたらと走ると山小屋から2時間でタクシー乗り場まで辿り着いたかもしれません。ゆっくり歩くと4−5時間はかかるかな。でも頂上を登った後なので結構足にきているせいか、みんなの足取りもかなり遅くなってきました。

私は結構足には自身があるほうなので以上の時間で行けましたが、お子様、お年寄り、運動不足の方は時間を多めに見た方がよいでしょう。

マラケッシュから朝1で出発されると、イミリル経由で1泊2日でツプカル頂上にも行けます。イミリルから登山入り口までの道のりが3キロ程度あり、そこまで辿り着いたら後は道が一本なので迷う事はありません。

次回また行く機会があれば1日2日で行ってみようと思います。
みなさんも行く事があれば気を付けて。

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