2013/02/12 - 2013/02/25
436位(同エリア1026件中)
タニシさん
今日も忙しなく移動。
早朝の便でヤンゴンを立ち、バガンへ向かいます。
世界三大仏教遺跡であるバガン。
世界遺産になっていても全くおかしくないレベルだと思うのですが、登録されていない、そしてあまり知られていないのは、ミャンマーという国家の体制に寄るものだと思います。
とにかく、アンコールとか好きな人だったら絶対に行ってみて損は無いと思います!
---旅のルート------------------------
2/12 東京→バンコク
2/13 アユタヤへ日帰り旅行
2/14 バンコク市内観光
2/15 バンコク→ヤンゴン
2/16 ヤンゴン→バガン ★ここ★
2/17 バガン観光
2/18 バガン→メイッティーラ
2/19 メイッティーラ→マンダレー
2/20 マンダレー観光
2/21 マンダレー→ヤンゴン
2/22 ヤンゴン→バンコク
2/23 カンチャナブリーへ小旅行
2/24 カンチャナブリー→バンコク
2/25 バンコク→東京
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- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 船 自転車 タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- タイ国際航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
6:45 エアバガン143便
ヤンゴンからバガンまではバスで10時間以上、列車だと16時間……ということで、大人しく飛行機にしました。
5時半にタクシーに乗れるようにフロントにお願いしていましたが、早くに起きてしまったのでとりあえずロビーに行ってWi-Fiでも繋ごうかと思って5時くらいに階下に降りて行ったら、フロントのおじちゃんに「タクシーもう来てるよ!」と連れて行かれてしまいました。
ミャンマーの人は、こちらから言わなくても色々と世話をやいてくれる印象です。
でも時々私が口を挟む余地が無かったりもする(笑)
旅行者っぽくしてても、危険よりもむしろ便利の方が多い感じでした。 -
エアチケットは、ヤンゴン→バガンと、マンダレー→ヤンゴン、合わせて約300ドル。
物価の高騰は地価だけではないようですね。
手配はヤンゴンナウさんにお願いしました。
ミャンマーにあるツアー会社ですが、日本語メールで手配が出来ます。
メールの署名はミャンマーの方でしたが、すごい丁寧な文章で、スムーズなやり取りができました!
さて、ミャンマーの国内線。
一体どんなことになっているのやらと多少不安ではありましたが、なんだか可愛いチケットです。
あと、チェックインの際に各航空会社のシールを腕に貼ってくれ、それで便を見分けているようです。
頭いいな。
この色すごい好き!
アテンダントさんは、ジャケット+ロンジー。 -
空港内のバス。
-
8:45 バガンに到着
やってきましたバガン。
今日からは宿が決まっていないので、とりあえずガイドブックで目星を付けていたゲストハウスにタクシーで向かいます。
友人達には旅慣れていると思われているタニシですが、実は宿泊先を決めていないのはこれが初めてだったりします。
なのでちょっとドキドキ。
まずは一軒目。まだ朝だし、流石に満室の心配は無いと思っていてその通りだったんですが、お値段を聞いたらなんと一泊25ドル!
一応お部屋を見せてもらうも……なんかあんまきれいじゃない。バスタブあるけど怖くてお湯張れない感じ。部屋も牢屋っぽい。
シャワー無しでも10ドルだか15ドルだか、という料金だったので、そんな値段でこんな部屋泊まれないよ!と出て来ました。
次に目を付けていた宿へと歩きます。
ところがそこで言われたのは更に高い30ドル!
その次でもまたまた値段は上がり、更にその次では「うちは中国人は泊めないよ!」と有無を言わさず断られ(もう否定するのが面倒くさかった、というか中国人に限らず外国人を泊めるライセンスを持っていない宿かもしれないと)、バガンのメインストリートを荷物を抱えてとぼとぼ歩きます。
ああ、これがバックパッカーっていうやつなのね。
バックパック苦手だから旅行カバン手持ちだけど。むしろハンドバッカーだけど。
すんなり物事が進まないことにむしろ醍醐味を感じてきつつ、最初の宿に戻ることにしました。 -
すると、受付にいるのはさっきとは違うスタッフ。日本語がペラペラです。そして、
「私はフジイフミヤです」
ああー!知ってるこの人!
他の方の旅行記で見たことがあります。
似てるかどうかは皆さんのご想像にお任せします。
連泊するので負けてくれと交渉し、2泊で40ドルにしてもらいました。
まあ、宿が決まって一安心。
でも、お風呂こんなんです。 -
今日の乗り物
そしてフミヤさんの紹介で馬車をチャーターしてもらいました。
朝〜サンセットまで、見所をお任せコースで回ってもらって、2万k。
これもガイドブックの相場よりは随分高いけれど、もうしょうがないのかもしれない。 -
10時 シュエズィーゴォン・パヤー
バガンではかなりメインどころの寺院です。 -
このフォルム、このカラーリング。
すき! -
寺院内の鐘。
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奥の方はお庭のようになっています。
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珍しいお花がいろいろ。
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仏像もピッカピカ。
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このお花も綺麗だったなー。
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これぞミャンマー!という感じの仏塔です。
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下からも見上げてみる。
すごく荘厳。 -
横からも。
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こういった小さい塔も沢山あります。
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ハトの餌撒き風景。
ちょっと怖かったので参加できず。 -
設計図が展示してありました。
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こちらは見取り図。
中心に書いてる四角形がメインの金色の仏塔、その周りに小さな塔が点在しているので、全体ではかなり広いことが分かるかと思います。
そして中心に向かって四方から参道が伸びている、というのが大体どこの寺院でも共通しているスタイル。
ここでは大丈夫でしたが、これ本気でどの入口から来たのか分からなくなりますよ。
それから、入口では必ず靴を脱いで裸足になります。
靴下も禁止なので、サンダルじゃないとけっこう大変です。 -
11時 ティーローミィンロー寺院
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その周りの風景。
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後ろから。
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周囲にも小さな遺跡が点在しています。
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この中に仏像が安置されています。
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側面。
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レリーフ。
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ここからオールドバガンに向かう途中は、ガイドブックに載っていない遺跡が無数にあります。
広大な土地にただただ広がる遺跡群。
ああ、バガンに来たんだな、とちょっと感無量。 -
どれから見たらいいのかも分からない状況で、とにかく目についたものの近くに行っては眺めるということを繰り返しましたが、砂地+木の枝やら枯れた植物やらの中をサンダルで進むのは楽ではありません。
-
気が付いたらズボンとサンダルが引っ付き虫(オナモミ?子供のころ体に付けて遊んだ、実がマジックテープの様に衣服にくっつく植物)だらけになっていて、剥がすのに苦労しました。
なんかちくちくして痛い〜! -
本当に誰もいない。
-
そして遺跡以外何もない。
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トイレ行きたくなったらどうしよう。
-
ひたすら荒野。
だんだん現実感が薄れて来る。 -
この小さな仏塔一つ一つの中にも、ちゃんと仏像が安置されています。
(フェンスが張ってあり中には入れません) -
やっぱりこの形と色、好きだなー。
-
だいぶ日が高くなってきました。
お腹すいた! -
オールドバガン入口近くのレストランに連れて来てもらいました。
やった!初のミャンマーカレーだ!
3000kで、3種類のカレーが選べました。
レンゲが入っている器がカレー、あとはサービスで出て来るお惣菜です。
さすがに全種類は食べられませんでしたが、食べつくすとおかわりも持って来てくれるようです。
右側で見切れているのがおひつ。こちらもお代わり自由。 -
カレーは、ビーフ、ポーク、マトンをチョイスしました。
私はポークがお気に入り。ばら肉の煮込みのような、脂たっぷりのお肉です。
カレー自体もかなり油が浮いているというか、上1〜2?油というか、とにかく油。
家系のラーメンを大袈裟にしたような感じですかね。 -
デザートも付いてきました。
もうお腹いっぱいで左側の器には残念ながら手を付けられなかったのですが、豆と、恐らく食べるお茶の葉のような物ではないかと。
右側の器は黒糖の固まりのようなものでした。
暑い中では、こういった濃い味のものが嬉しいです。
それにしても、「〜のようなもの」ばっかりだな。
説明むずかしい。 -
さて、観光再開。
-
13時半 アーナンダ寺院
オールドバガンに入るちょっと手前くらいにある、かなり大きな寺院です。 -
今回の旅行、タイ・ミャンマー総合して一番気に入ったのがこの寺院でした。
今まで「赤茶最高!」って思ってたけど、この色、この佇まい、たまんない。 -
シンハー。
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壁のレリーフ。
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脇道。
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お気に入りの風景。
-
内部では絶賛修復作業中でした。
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このクリーム色っぽい感じもいいなー。
-
西洋っぽい雰囲気もありますよね。
-
仏像と爬虫類。
-
15時 日本人戦没者慰霊碑
タビィニュ寺院の横に、日本人の慰霊碑があります。
明日一人で来ても良いかと思っていた場所でしたが、ドライバーさんが気を利かせて連れて来てくれました。 -
管理をしている方に心付けを渡し、お線香を貰ってお供えします。
お祖父ちゃんと、ここで亡くなった全ての方に合掌。
この旅の目的が一つ達成出来ました。 -
左を見ればタビイニュ寺院。
本当に、長閑な場所。
こんな所で闘ってたのね、と思うとちょっと涙が出ました。 -
また奥地に進んで行きます。
-
次の寺院。
名前が分からない…… -
スタンダードな階段ピラミッド型の仏塔ですね。
-
上に登れるのですが、私は二つ目の回廊が限界。
登るのはどうにかなっても、降りられなくなる。 -
二段目でも十分良い眺めです。
そう思うことにします。 -
またひたすら砂地を行く。
-
16時 ブー・パヤー
ちょっと他の仏塔とは毛色の違う形です。
円筒型以前の、球根型というもののようですね。
何というか……かわいい。こんな言い方したらいけないんでしょうが、間抜けな感じがかわいい。 -
すぐ下をエーヤワディー川が流れていて、ボートトリップなどもあります。
-
ブー・パヤー前にはレストランやカフェもあるのでちょっと一休み。
しかしボートの勧誘がしつこかったです。
そしてこの後ドライバーさんのお勧めスポットへサンセットを見に行くのですが……その前にiphoneさんの充電が終了しました。
丸一日はもたないのが分かっていたから携帯充電器も持って行ったのに、充電器自体が充電されてくれないという、全く使い物にならない状況です。
やっぱりあれなの。アキバの裏道で安いの買ったのがいけなかったの。
その辺りの話は、明日も同じ場所に行くのでまた改めて。
ドライバーさんはとっても良い人でした。
「明日はどうするの?」って言うからセールストークかと思って「明日は自転車!」と言ったら、お勧めポイントを教えてくれるだけでなく、一人の時は強盗に注意するようになど、心配もしてくれました。 -
19時半 夕食
馬車とは言え、暑い中での一日観光はけっこう消耗したので、ちょっとゆっくりできるお店にしました。
ゲストハウス近くのビアホールです。
サラダ・スープが付いて3500k。 -
カレー。
やはり昼間食べた物に比べると少しあっさりめなお味です。 -
いい感じにまったりしてしまったのでコーヒーもオーダー。
そして、昼間に懐中電灯を何処かで落として来てしまったので、調達に行きます。
フミヤさんに聞いたら、すぐそこに電気屋さんがあるよ、って教えてくれたので本当にすぐなのかと思ったら、歩いて5分くらいの所でした。
近いんだけどね、、知らない土地で街灯も殆ど無い中での5分ってかなり長く感じられます。
しかもどれが電気屋さんだか分からないから、めぼしいお店に入っては「どぅゆはばサーチライト?」の繰り返し。そしてみんな「電気屋さんはもっと先」と教えてくれる。
雑貨店では、店主さんが一生懸命探した挙句に「これじゃダメだよね?」って顔で、完全に防災用品のような大きいライトを出して来てくれて、断るのが心苦しかったです。
本当にミャンマーの人は親身になってくれる。
無事に中国製で1100チャットの懐中電灯をお買い上げ。
本体にコンセントが付いている充電式でなかなか便利です。
帰る道すがら、行きに立ち寄ったお店に寄って買えたことを伝え、一番お世話をお掛けしてしまったお店では今晩の飲み物とおやつを購入して帰りました。
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この旅行記へのコメント (3)
-
- 鼻毛マンさん 2013/09/08 11:01:24
- 参考になります
- タニシさん初めまして。
ミャンマーにはずいぶん前から行ってみたくて、何度も妄想企画しては嫁さんに却下されていました。
しかし、昨夜、チャイナエヤー北京乗り継ぎ12/28〜1/4往復49700円のチケットを見つけてから、少しこの夢が現実身を帯びてきました。
嫁さんからの強い反対がなかったから。
ミャンマー旅行記をたどってタニシさんの旅行記に辿り着き、現地治安とか現地相場とか参考になりました。
誠実な国民性なのでしょうか。
旅行記からひしひしと伝わってきました。
タニシさんの旅行記、いま5日目ですが、続きはしばらく後になりそうでしょうか。
楽しみに待ってます。
鼻毛マンより
-
- カスピ海さん 2013/04/09 07:37:26
- はじめまして、おはようございます
- タニシさん、はじめまして、おはようございます。
旅行記たのしく読ませていただいています。
私も馬車でのんびりとバガンの道を行きたかったので、写真がいっぱいあって、臨場感たっぷりで、まるで体験した気分になっています。
ありがとうございます!
ほんとうに、お花、きれいでしたよね。
鉢植えの、見た事もない、ピンクで縁取りがされた花びらの、私も気になっていました!
それから、キュートな獅子は、シンハーと呼ぶのでしょうか?
もしかして、シンハービールのシンハー?
門の前や角にいる、あの手の子たちに、反応してしまったのです。なに、なに!?って。
どうぞこれからもよろしくおねがいいたします。
またお邪魔します。
カスピ海
- タニシさん からの返信 2013/04/09 18:16:38
- コメントありがとうございます!
- カスピ海さん
はじめまして、こんばんは。
旅行記をご覧頂き、また書き込みを頂きましてありがとうございます。
中々こういった物を書くことには慣れておらず、出来事を長々と書いてしまっておりましたが、臨場感があると仰って頂けて嬉しかったです。
カスピ海さんの旅行記も拝見しております。
舟での移動は他の旅行者の方からお話を聞いていて興味があったので、とても楽しく読ませて頂きました。
お花への反応もありがとうございます!
遺跡などの名所だけでなく、何気ない、でも日本には無い物や風景を見るのが大好きです。
それから獅子像ですが、アンコール遺跡では獅子の神様をシンハと呼んでいたので、勝手に同じものかな?と思って書いてしまいました。
間違いでしたらすみません(>_<)
(上の予想が合っていれば、ビールのシンも同じだと思うのですが…)
こちらこそ、これからもよろしくお願いします!
少しずつ、ゆっくりペースの更新になってしまいますが、まだタイミャンマー編は続きますので、思い出した時にでも覗いて頂ければ嬉しいです。
それでは〜
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