2013/03/18 - 2013/03/22
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ゆっくりOm Koiさん
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「本人名義」でのバイク購入に拘った理由は二つ。
「売却および譲渡する時のスムーズなやり取り。」
「タイから隣国への国境越え。」
今回はラオス入国も計画していたのですが…。
ショップの店員さんには「NO」と言われましたが、実際はどうな
んでしょうか。
ラオスへの入国ポイントのあるチェンコンのイミグレで直接聞いて
みましょう。
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-
宿のご主人の勧めでお寺さんで「お祓い」をして頂き
ます。
「気休めだ」とか「事故る時は事故るよね」とか言う
人も居ます。
そこは信仰心の妙。
私は元々四国の人間なので信心深いのです。
「 FUJI 」のすぐ南、国道の反対側。
「 Wat San Khue 」由緒正しきお寺です。 -
ご住持様に清めて頂きます。
「お守り」も頂きました。 -
名前も付けて頂きました。
この書体はタイの古い文字だそうです。
[ Chook Dii ]
「幸運あれ」と言う意味だそうです。 -
バイクのインプレは割愛。
私よりも詳しく、しっかりした情報は幾らでもありま
すので。
敢えて言うなら良いバイクです、まだほんの少し走っ
ただけですが。
このクラスでは重いバイクらしいです。
それでも私より20kg重いだけです。
鞄を搭載、フィッティングは自作しました。
さあ、旅立つ準備は完了です。 -
走行1000kmまではおとなしく慣らし運転です。
最高時速は時速60〜70kmをキープ。
ひたすら我慢我慢…。
しかし、この数字には根拠はありません。
誰からとも無く聞き伝えられたこの数字…。
「最高時速は時速60〜70kmをキープ。」
「何で」と聞かれても私にも解りません…。
「慣らし運転」をかねて国境へ向かいます…。 -
三月十八日 月曜日。
ラオスへの国境、メコン川沿いの町チェンコンへ。
まずはチェンセーンを目指します。 -
快適な1016号線を北東へ約30km。
道はキレイな舗装の片側二車線、路側帯も広く交通量
は少ないです。
慣らし運転には最適。 -
メコン川河畔に到着。
国道から川岸に下る僅かな距離ですがこのバイクで初
のダートです。 -
南へ数キロでチェンセーンに到着。
メコン河畔に開けた小さな町です。
川沿いの道数百メートルにわたって主立った物が集約
されてます。 -
ここからチェンコンへは1129号線が近道ですがメコ
ン川に沿って走る4007号線で行きます。 -
チェンセーンから約35km 「 Ban Hat Bai 」
村と同じ名のお寺を中心とした小さな町ですが、ふと
足を止めてみたくなりました。
小さな商店でお茶を買い…・ -
村のすぐ北のメコン河畔で休憩。
河岸工事をしておりました。
ちょっとお邪魔しますよ。 -
4007号線はメコン川に沿って走りますが、景色の良
い所は意外に少ないです。
ぼちぼち「煙害」が始まったのでしょうか、天気は良
いのですが霞んでます。 -
チェンコンの手前約7kmの辺りにダートの分岐があ
りました。
四桁国道の「街道ダート」では無く、狭く勾配の急な
「間道ダート」です。
慣らし運転中ですがほんの数キロだけ入ってみまし
た。 -
狭いガレ場の急勾配の下りを試してみましたが、かな
りイケます。
ゴツい二本の前足(フロントフォーク)が、しっかりと
踏ん張ってくれます。
さすがは「フルサイズ」、去年までのHONDAソニッ
クとは大違い。
まあ当然ですね、比べるのも何ですが…。
ただ、ソニックのように「何時でも何処でもUター
ン」は無理です。
車格と車重がありますので。
しかし一旦下車して切り返せば、狭いダート内でもU
ターンは容易にできます。 -
チェンコンの町に到着。
チェンセーンから4007号線経由で約70km.
思っていたよりも大きな町でした。
宿も銀行もコンビニも市場も、そして国境のイミグレ
もあります。 -
コレです、「はしけ船」。
この船にバイクを乗っけてラオスに渡りたかったので
す。
建設中の橋が完成すると全部廃止になってしまうらし
いのです。 -
出国地点のイミグレではなく、市街地の反対側にある
「チェンコン・イミグレーション」へ。
「仮ナンバー」で国境越えできるのか…。
ダメもとで聞いてみますが即答、「NO」です。
一応、領収書の紙切れを提示してみますが…
「コレじゃあ書類作れないよ。」
ですよねー。 -
仕方ないですね…。
国境越えは次回の旅で。
待ってろよラオス、また来るよチェンコン。
「はしけ船」さん、どうか来年まで残ってて下さい。 -
早速、「洗礼」その一。
「パーツ・ボルト類の脱落」です。
先日、配線やレギュレーター、ヒューズの位置、ガソ
リンの導線等、諸々の確認作業をしました。
その折、シュラウド周りを分解し再度装着する時の締
め込みを一部忘れていたようです。
左側シュラウドの下部のボルトがいつの間にか脱落し
ておりました。
予備のボルトとワッシャーで応急処置。 -
三月十九日 火曜日
1000km点検の「慣らし運転」終了まであと500km
ちょっと…。
我慢できなくなり、メーコック川沿いのダートをほん
の少し走ってきます。 -
3037号線でコック川を南へ渡ってすぐの村。
[ Ban Mae Sa Lak ]
ダートに入ってすぐの丘の上から。 -
分岐はココ、南へ少し坂を上がった所。
右が3037号線、左でコック川南岸のダートへ。 -
「コック川南岸ダート」は西からアプローチすると、
分岐進入でしばらくはダートです。
最初はなだらかな田園地帯の中。 -
約2kmで川沿いのダートに。
-
急勾配区間の前後は簡易舗装がされています。
舗装区間が結構あります。
分岐からの10kmまでは四分の一ほどコンクリート舗装
です。
のどかにコック川のほとりを走ります。 -
3037号線の分岐から約10km。
[ Ban Cha Khue ] -
商店併設の簡易スタンドがあります。
補給は一通りOK。 -
小さな川ですが、今回初の「川渡り」です。
写真左上に二輪のみのエスケープ区間(小さな橋)もあ
りますが、さっさと濡れておきます。 -
さらに約1km東で[ Ban Huai Nam Rin ] 。
来た方向を振り返って撮ったもの。
ここから先、道は険しくなります。
そして本格的なダート区間となります。 -
集落を出てすぐの激坂。
日本で言うならば「作業道」。 -
上りきると更に道は続きます…。
まだ慣らし中なので今日はここまで。
1000km点検後、再び来ます。 -
ソニックからCRFに乗り換えて失ったもの。
左の分岐「カブ道」に臆すること無く突入する勇気。 -
無理矢理突入します。
このように広い場所に出る事ができれば良いのです
が…。
全くのどん詰まりや崖っぷちの際際に出くわすと、そ
れはもう大変です。 -
三月二十一日 木曜日
900kmを回ったので「慣らし」の終了とします。 -
メーサイのショップで1000km点検。
+オイルとフィルターの交換。
ショップの店員さんが全員忙しそうだったので、整備
所のメカニックさんに直接お願いします。
「モトサイ 1000km(←タイ語で)」と領収書を見せ
ながら訪ねるとすぐに理解してくれ、そのまま整備ス
ペースへ。
ここの店員さん、メカニックの方々はユーザーへの対
応が良いです。
前にも書きましたが、「はい、対応しますよ」という
姿勢が感じられます。
それだけで一応の安心感が得られます。
肝心な仕事の内容は未知数ですが、今後お世話になる
とおもいます。
どうぞよろしくお願いします。
1000km点検ですがオイルとフィルター代は有料。
390バーツ。 -
日本の大手ショップのように「簡単な清掃付き」とま
ではいきませんね。
アンダーガードを付けたままオイル交換をした模様。
まあ、いいでしょう…。
一応、宿に帰ってから幾つか自主点検。
「ドレンの締め込み忘れ」→「OK」 -
オイルも適量が入っていますね。
色々タレているのは気にしない。 -
点検した日付と「次は4000kmでね。」と書かれた
ステッカー。
解りやすくていいですね。
日付の「56」は仏歴だと思います。 -
三月二十二日 金曜日
三日前の続きのダートへ。
3037号線の[ Ban Mae Sa Lak ]から約10kmの地
点、激坂を越えた丘の上から。 -
まずは川渡り、ほんの小さな支流です。
-
道幅は急に狭くなります。
既に四輪は通行不可。 -
ダートは川岸よりやや高い位置をはしります。
中州の水牛。 -
川沿いから再び丘を登ります。
気がつけば、完全な「カブ道」に…。 -
行くか、返すか迷います。
地元民がバイクで走った形跡が僅かながら残っています。 -
「漢は度胸」行きます。
「カブ道」がさらに細くなっていきます。 -
「狭い(カブ道)」「ガレてる」「激坂」三拍子揃って
ます。
先ずは徒歩で下見、慎重に。
「ガレてる」とは道の表面が雨水等で浸食され、地中
の大きな石が広範囲に露出している状態です。 -
写真では伝わりにくいですが強烈な下り勾配です。
当然、ここに至る反対側で同じような激坂を登ってき
ます。
この「難関エリア」をクリアするまで3セット。
とにかく狭いので選べるラインは限られます。
登りの途中リスタートはかなり困難です。
ある程度ラインを絞って一気に。
下りはとにかく慎重に。
「ヤバい」と思ったら大人しく溝にはまりましょう。
こけるなら山側へ。 -
最後の下りを終え、道が広くなってきました。
-
「難関エリア」の始まり[ Ban Huai Nam Rin ]から
約7km、分岐に出ます。
分岐北(右)でコック川南岸ダートの続き。
分岐南(手前)で[ Huai Chom Phu ]へ。
ここまでの区間はかなりハード。
転倒したとき、自分のバイクを登坂区間(もちろん足
場は不安定)で自力で起こせない人はソロでの進入は
厳しいでしょう。 -
分岐を北へ。
しばらくはフラットダートが続きます。 -
先ほどの分岐から約13km。
「コック川南岸ダート」西の入り口から約30km。
[ Ban Kaeng Luang Noi ] -
大きな集落です。
商店併設の簡易スタンドがありました。
水とガソリンを補給。 -
[ Ban Kaeng Luang Noi ]から約3kmで吊り橋が見
えてきます。 -
この周辺ではコック川を渡る橋は少ないのです。
この下流約25kmの3037号線の橋。
上流約15kmの[ Ban Rim Kok ]の橋。
「コック川北岸ダート」へのショートカットに最適。 -
分岐直進約で南岸のダート続き。
-
吊り橋の分岐から約2kmほどでダートは終了です。
「コック川南岸ダート」約35kmでした。 -
分岐まで戻り吊り橋を渡ります。
-
この吊り橋は地元の有志がお金を出し合って作られた
そうです。
木製で結構揺れますがCRFで渡っても大丈夫。 -
メーコック川北岸は4044号線。
吊り橋を渡ってきた道はここで合流します。
[ Ban Kaew Vo Dum ]の入り口です。 -
[ Ban Kaew Vo Dum ]
カレン族の集落のようです。 -
ここから「コック川北岸ダート」の始まり。
-
しばらくはフラットダート。
-
3km程で川沿いへ。
-
[ Ban Pha Na Sawan ] が見えてきました。
珍しくアルファベット併記。
[ Ban Kaew Vo Dum ] から約8km。 -
集落内の簡易スタンドで「100バーツ給油」。
特に残量が少ない訳ではないですが、こんな場所で給
油するのが何気に好きなのです。 -
集落の中心広場。
人影疎ら。 -
集落を出ると、再びのどかな田園地帯を行きます。
-
気になるのは、「休耕地」らしき水田が多いことで
す。
乾期の終わりのコック川。
推量は「普通」だそうです。 -
[ Ban Pha Na Sawan ]を出て約5km。
[ Ban Huai Lu Luang ]への分岐、左へ約1km。 -
少し寄り道。
小さな鉄橋らしきものが見えてきました。
この小川はコック川の支流。 -
地元の子供たちが水遊びをしておりました。
四国の故郷を思い出します。 -
分岐を戻り4044号線のダートを更に北へ進みます。
峠に向けて、道は険しくなります。 -
一旦地形は平らになり支流が近づいてきます。
[ Ban A Di ]です。 -
上下二つの集落からなる結構大きな村です。
-
[ Ban A Di ]を出ると4044号線はいよいよ険しくなります。
-
峠へ向かう最後の急坂。
道幅は広く、路面もしっかりしており急勾配区間です
がそこそこ走り易いです。
ここに至るまで交通量は意外に多いです。
対向車に注意が必要です。 -
峠を下った後にも難所が…。
4044号線は北に向かって最後の峠を越えた後が最も
ハードです。
急勾配の下りが二カ所。
先にも述べましたが交通量が意外と多く、激坂下りの
途中でピックアップバン等と鉢合わせると大変です。 -
ようやく1089号線が見えてきました。
-
「コック川北岸ダート」の北の入り口です。
メーサロンから下りてくる1234号線と1089号線と
の交差点。
その交差点にある大きな検問所から東に約500mでこ
の分岐点です。
一見、作業道のように見えますが4044号線です。
「コック川北岸ダート」全長約25kmでした。
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この旅行記へのコメント (5)
-
- クラシアンさん 2013/04/23 13:38:30
- こんにちは。
- はじめまして。
コック川周辺のツーリングたのしいですよね。私も近年チェンライから南岸をMae sa Lakへレンタルバイクで走りました。ご指摘の難関エリアがどうしても越えられず断念しました。根性なしです。
北岸の方は無難に1089号へ合流出来ました。
雨期に3037号?を泥だらけで走っていたら日没になり「ラウリーリゾート」とかいうホテルに泊まったのが思い出です。
ミャンマーが走れるようになるといいですね。国中ダートですよいまのところ。
これからも楽しみにして居ります。お怪我なさらぬよう、御気を付け下さい。
- ゆっくりOm Koiさん からの返信 2013/04/23 19:18:52
- コック川南岸の難所
- クラシアンさん。
初めまして、メッセージありがとうございます。
コック川南岸の難所はチェンライからの西行きの方がキツいと
思います。
逆ルートは私も自信がありません。
今回は敢えて避けました。
3037号線の話は何時の頃の話でしょうか。
お話に由ると「ダート」ととれますが現在も未舗装なのでしょうか。
今回私はHuai Chomphuやチェンライ県中南部のダートのハイライトは
行かずじまいでした。
Wa WiやDoi Chang方面は次回の予定にしています。
3037号線がダートなら期待がさらに膨らみます。
ミャンマーの国境の開放には焦がれています。
その可能性を信じてアジトをチェンライにしました。
パガンの平原をCRFで走るのが私の次なる本願です。
次回は九月の短期旅行を予定しております。
旅行記はたいして書けないと思いますが、UPした際には見てやって下さい。
クラシアンさんはひょっとして北タイ在住の方でしょうか。
Om Koi
- クラシアンさん からの返信 2013/04/24 00:30:50
- RE: こんにちは。
- Om Koi様
早速のお返事、有難う御座います。
3037を最初に走ったのは、2008〜2009年頃だったと思います。ずぼらな性格故記録を残しておりません。
チェンライ市内の宿を出発してMae Suaiの手前を3037へ入っていったのだと思います。
少し走ってゆくと大きな湖?河?の辺りの道を大規模な整備をしており、その後の道はダートとはいえないレベルでした。ただ雨期だったので雨が降ると、状態の悪い部分がありました。
ドイチャーンへの道もほとんどダートではなかった様な記憶があります。
Pong Mai La辺りからFao Raiを経てFangの方へ抜けて行くコースも面白そうですね。
それでは9月の旅行記楽しみに致して居ります。
暮らし庵
-
- またぬきさん 2013/03/25 13:44:02
- オフロード満喫ですね v(*^^*)
- Om Koi さん、こんにちは〜 ♪
タイでオフロードバイクを自分名義で購入してオフロードを攻め込むなんて、かなりの重症患者ですね〜。年間何回タイへ行って走る計画でしょうか、日本にいる間はバイクのメンテは販売店でしてくれるのですか?
カブと違ってオフロードバイクだとポテンシャルが全然違うからかなりのガレ場でも走破出来ますね。それにパンクの心配も無いから安心です。 (*^.^*)
ところで、Om Koiさんはまだお若いようですが、写真にあるオフロードは何キロくらいで走っていますか? オイラも若かりし頃は林道かっ飛ばしてましたので、血が騒ぎます。 (*^▽^*)ゞ
もちろん、ブーツにプロテクター、モトクロパンツ履いていますけれどコケたら痛いです。(笑)
今はもうジャンプも出来ないヘタレの古ダヌキですが、気持ちだけは跳んでいるまたぬきより。
- ゆっくりOm Koiさん からの返信 2013/03/25 19:07:18
- 満喫しておりあす。
- またぬきさん。
お久しぶりです、メッセージありがとうございました。
「重傷患者」のOm Koiです。
日本でたいした稼ぎも無いくせに、やらかしてしまいました。
日本での幾つかの趣味を集約してタイ旅につぎ込みました。
コレで日本では抜殻のように働く日々が待っているのみです。
基本私はダートでは飛ばしません。
フラットダートでもせいぜい40〜50km/hぐらいです。
登坂区間でも1速か2速で30km/hがいいところです。
フルサイズの足回りと水冷FIの250ccで走破性抜群です。
ガレ場の急勾配も1速オンリーの「素人登り」でぐんぐん登って行きます。
KDX150と迷いましたがCRFにして大正解でした。
チェンライの北30kmのメチャンにある日本人経営の宿「 FUJI 」で一年契約
しております。
日本に帰っている間は宿に預けます。
メンテは検索中です。
明日らかチェンマイ県のOm Koi郡に行きます。
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