続・アンコール遺跡群_vol.4_観光最終日、自転車でGO!

2013/01/01 - 2013/01/05

昨年2012年のゴールデンウイークに初めて旅した「アンコール遺跡群」。
質・規模共に圧倒されて、巡らされている感があり、「近いうちに必ず再訪を！」と誓って帰国。
そして今回、再訪を実現。フライトも宿も自力でWEB予約。
「手作りの旅でアンコールを味わう」をキャッチフレーズに2013年の元旦、成田空港を飛び立ちました。
vol.4では、レンタサイクルでの遺跡巡り。かねてからTabilerが「ぜひ一度！」と計画していたことを実行に移しました。
〜行程概要〜
1月1日：成田（昼）〜ソウル経由〜シェムリアップ（夜）
1月2日：専用車で観光（バンテアイ・スレイ〜チャウ・スレイ・ヴィヴォル〜ロリュオス遺跡群）
1月3日：専用車で観光（プリア・ヴィヘア）
1月4日：レンタサイクルで観光（シェムリアップ〜プリア・カン）、シェムリアップ発（夜）
1月5日：ソウル経由〜成田（昼）

エリア シェムリアップ(カンボジア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自転車

1月4日、観光3日目最終日。
早朝のソリア・モリア、ロビー。
朝食はバイキング。食後にはいつもカンボジア珈琲をいただきました。

今日は、自転車での遺跡めぐり（ホテルでレンタル1日$2）。
今まで移動はチャーターだったとしても、他力本願。
ちょっととまってみるとか、横道に逸れてみるとかは、
運転手さんにお願いすることになる。
そこへいくと、自転車はまさに自力。
自分の足で自由にまわることができる！
7:20、そんな思いをもって、ホテルを出発。
シェムリアップ川沿いの小径経由でアンコールワット方面に向かいます。
竹林の出勤風景。

竹林通り？を過ぎたところ。屋台のおじさんも出勤か！？

学校の校庭では、朝日に照らされて、朝礼中。

楽しく身の丈目線で観光しながら進んだので、
アンコールワットの環濠につきあたるまでに
1時間もかかってしまいました。
トゥクトゥクがきれいに並んで進んでいる。
グループツアーのみなさんかな？

見えてきましたアンコールワット。
神聖な雰囲気。
アンコールワットは午後に訪れることにして、ここは通過。

アンコール・トム、南大門手前のお堀にて。
旅の友の自転車を記念撮影。
実はこの時、9時過ぎでしたが、南大門付近は大混雑。
午前にアンコール・トム周辺を観光しようとすると、
この時間が南大門を通過するピークになるようです。

南大門に向かって左手の遺跡（プラサット・ベイ）や
ゴンドラ乗り場などを思いのままに見て進んでいくと、
森の小径につながっていました。

小径を戻ってきて、プラサット・ベイを観賞。
観光客など誰もいないけれど、その分、味わい尽くせた感じ。
ちなみにゴンドラ乗り場はこの裏手右にありました。

環濠越しに見る南大門と参道。

南大門への参道にて。
ナーガを引き合う阿修羅像。

南大門をくぐって直進すると、ほどなくしてアンコール・トムの中心、
バイヨンにつきあたります。
バイヨンを囲む一周路をゾウに乗ってまわれるようです。
ゾウさんの足の運びはゆったりしているのですが、
進むスピードは意外に速い！

バイヨン付近でおサルさんの群れに遭遇。
遺跡そっちのけでカメラを構える(^^;)
顔の雰囲気が日本のお猿さんとはちょっと違う。

こっちでは子供のおサルさんが木渡り中。
「あっ、あとちょっと！」

バイヨン。
観世音菩薩の四面塔が林立。
やさしいほほえみに守られている感じ。

象のテラス前。
前回（2012年5月）来た時に、バンテアイ・スレイやベンメリアを
案内していただいたガイドさんを発見！
すぐにでも声をかけたかったけれど、グループの目印の旗を片手に
熱くガイドし続けていたので、自重しました。
こんな異国で知っている人が元気にされている様子を
見られただけでも嬉しかったです。

見通しのきく広場周辺の様子。
暑いのですが、日差しを遮るところが限られています。
熱中症注意地帯！

ちょっと早めの11時過ぎに、ランチ休憩。
プリア・ピドゥ付近の食堂にて。
ペットボトルは子供のおままごと道具にちょうどいいみたい。
お買い物帰りの設定か！？

頼んだのは、フライドヌードルwithエッグ＆ベジタブル。
卵焼きの甘さと、焼きそば風ヌードルのタレ味がおいしかったです。
定番のマンゴーシェイクと合わせていただきました。
お腹を満たして、汗も拭いてさっぱりして、
11:45、再びペダルをこぎ出します。

ここからは初めての領域。
北上して北大門へ。
南大門ほどの喧噪はなく、日常の通りという雰囲気。
四面仏がほほえみ、学生もほほえむ。

北大門を抜けると舗装された主要道は右にカーブするのですが、
直進すると赤茶けたこんな小径になります。

舗装道に戻って、プリア・カンへ。
ここに来るまでの道では、地元の自転車の方と同じような
ゆったりしたペースで進みました。
若干坂道もあったりで、そろそろバテ気味。

環濠を渡る参道。

ナーガを踏みつけつつ、力自慢を誇示する？ガルーダ。
立体感たっぷりで見応え有り。

遺跡のスキマからの光に照らされるデバダー。

崩壊した遺跡の中から・・・、ゴジラか！？（爆）

遺跡を押しつぶさんとする巨木。
プリア・カンの周壁は若干ピンク混じりの独特の色。

西門からはいって、東第二塔門を抜けたテラスの一角。
なにやらブルーシートで覆われている。
見てみると、ナーガとガルーダの絡み合い。
今、どっちが優勢なのだろう？

東第二塔門での楽しい記念撮影にTabilerも便乗してシャッターを
切らせていただきました。

迫力ある巨木を３カット。その１。

その２。遺跡がへし折れる。

その３。柱が根本から破壊される。

恐いカットのあとは、アプサラダンスに癒されましょう。

プリア・カン、最後の１枚は有名な２層の建造物。
図書館だったという説があるとか。
こうしてプリア・カンを観光後、体力回復のために、
がら空きの食堂で、$1のミネラルウォーターを買って、
どっかりと腰を落ち着ける。
「あー、これから戻るんだなぁ」と少しさみしい気持ちもわいてくる。
午後２時前出発。

北大門、テラス前広場、バイヨンなどに後ろ髪に惹かれつつ通過。
西大門前に到着。北大門よりもさらに地味。道路は舗装されていません。
でも、このあたりは観光地っぽくなくて、自転車散策が楽しい。

西大門を正面から。
地面の劣化を防ぐためか、板張りされている。

西大門を抜けて、少し行ったところで、太い道路と合流。
左折して南下します。
しばらくすると、多くの家畜に会えました。そんな１枚。
キミ、牛だよね。

空港とアンコールワットを結ぶ道路に出ました。
実は、この道路からのアンコールワットの眺めが
密かな楽しみだったのです。
まっすぐ伸びる道路の先に見えるのは中央祠堂。
遠くからだと、西楼門ではなく、高い中央祠堂だけが見えるんですね！
アンコールワットに近づくにつれて、
見え方が少しずつ変化するのを楽しみました。

観光名物のアンコール・バルーン。
青い空に、バルーンの黄色が映えています。
こんなに近くで見たのは初めて。「ようこそ」だって。

今回の遺跡観光、ラストは、アンコールワット！
ちなみに自転車は駐輪できる場所が指定されていました。
近くに簡易売店があってドリンク購入が義務づけられているようでした。
コーラの代金として$1を払う。
その時はのどが渇いていなかったので、
「帰りに飲むよ」とゼスチャーで伝えて、観光開始。
西参道を進みます。
若いお坊さんにもフレームにはいっていただいて、
雰囲気を盛り上げに一役買ってもらいます。(^_^)v

お供え物@西楼門。
一番手前は、カンボジアの有名なお菓子、ノムトムムーンかな。

西楼門をくぐって、中央祠堂とご対面。
まっすぐ伸びる参道の先に、どっしりと鎮座。
実は、朝からマイペースで散策してきたので、すでに午後3時半過ぎ。
市街地のホテルに戻って、荷物準備やシャワーのさっぱりタイムも
考えるとほとんど残り時間がありません。
残念ですが、アンコールワット観光はここまで。
再会できた幸せをかみしめて、感動の光景を目に焼き付けました。

そうはいっても、西塔門の彫刻をちゃっかり観賞。

連子窓はすでに斜光がさしていました。夕方が近い。
この後、簡易売店で確かにキープしておいたコーラを一気のみして、
シェムリアップ市街に戻りました。ホテルまでは35分間でした。

ホテルをチェックアウトして、荷物をあずかってもらい、
夕食にでかけました。
パブストリートまでは徒歩10分弱。
最後の夜のお散歩にはちょうど良い距離感。

交差点に面したRed Pianoにて。
メニューは、前回そのおいしさに感激したアモークフィッシュwithライス。
今回もおいしくいただきました。
パイナップルジュースと合わせて$7弱。

1月5日、まだお正月の雰囲気が残る日本。
2013年がスタートしました！