MRTラチャダピセーク駅からラマ9世駅まで歩いてきました。<br /><br />この区間の地上ではアソークから続くラチャダピセーク大通りになっていて、普段は車でチャトゥチャック方面へ抜けるか途中のBig-Cやセントラルにピンポイントで買い物に行くだけで済ましていますが、よく考えてみると大通りからソイ(路地)に入った事がありません。それが一連の各駅停車旅を思いついたきっかけでもありました。<br /><br />タイカルチャーセンター駅からラマ9世駅の間は大型のショッピングモールがいくつも並んでいます。あまりに大型すぎていくつかの店はそれぞれよく行く店でも、ついでにその隣に車を移動させて…なんてことが今までなかったので、今回歩きながら一つずつ入ってみました。<br /><br />ラチャダピセーク通りの直線だけでも5kmの長い道のりでしたので、2日にわたって歩いております。<br /><br />前編<br />■□BTS/MRT各駅停車の旅(20-1)□■　ラチャダピセーク駅～タイ/カルチャー/センター駅　バンコク市井の暮らしを感じる散歩　　＊バンコク紀行(105) ＊<br />http://4travel.jp/traveler/muffin/album/10758524<br />

■□BTS/MRT各駅停車の旅(20-2)□■　タイカルチャーセンター駅～ラマ9世駅　ラチャダーの大型ショッピングモールをはしごする　　＊バンコク紀行(106) ＊

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2013/03/15 - 2013/03/15

10816位(同エリア22960件中)

エリア

バンコク(タイ)

同行者: 一人旅

交通手段: 鉄道徒歩

<><><> 本日の各駅停車旅 <><><>

1日目：MRTラチャダピセーク(Ratchadaphisek)駅～タイカルチャーセンター(スーンワタナタムヘンプラテーとタイ・Thailand Cultural Center)駅

2日目：MRTタイカルチャーセンター駅～ラマ9世(プラムガオ・Phra Rama9)駅
<><><> 本日の散歩コース <><><>

1日目：青ライン(出発ラチャダピセーク駅)
10.3km　3:50時間

2日目：赤ライン(出発タイカルチャーセンター駅)
5.6km　3:00時間

快適な乾期に怠けていて、なんで「よりによって」この日を選んでしまったんだ…という2日間。
1日目の最高気温は38度。朝から凶暴な暑さです…が、ソンクランになればもっと上がって40度前後になるはずなので、それまでにもう少し歩かねば…。
2日目は数ヶ月ぶりの大雨。小雨でもこの1ヶ月は降らなかったかも。
タイカルチャーセンター(スーンワタナタムヘンプラテーとタイ・Thailand Cultural Center)駅

今日はここから出発！
賑やかな屋台食堂　セーブ･ワン

駅の東側に出て、タイカルチャーセンター方面へ曲がる交差点に、大きめの屋台食堂がありました。
どこにでもあるような雑然とした屋台村のように見え一旦は通り過ぎてみたものの、これが今日のお昼のお目当て「セーブワン」だと気づいて引き返しました。
「歩くバンコク」では”外面よりも食材にこだわり”とありましたが、まさしく外面だけでは通り過ぎてしまいそうです。

Zaab One
Ratchadaphisek Rd Khwang Din Daeng Khet Din Daeng Bangkok 10400
081ｰ751ｰ3181
10:00-21:00
http://www.bumres.com/index.php?route=restaurant/information&restaurant_id=1344
店先で魚や豚の喉肉を焼いています
このお茶目なお兄さんが通り過ぎようとしたのを思い留めてくれた
もち米を炊いています
魚も豚の喉肉もいい匂い

東北タイ料理のお店で、豚の喉肉（コームーヤーン)がイチオシだそう。
すごい数の注文

朝10時半。他の屋台食堂ではまだお昼休みへ向けての準備をしているぐらいの時間ですが、こちらのお店はもう全開フル稼働。
テーブルいっぱいに注文品を用意していて、次々にモーターサイのお兄さんが受取に来てはまた新しい注文品の袋を作り始めています。

知る人ぞ知る有名店らしい…。
コームーヤーンともち米ご飯

うん、おいしい！
今まで食べたコームーヤーンの中でも最高得点。
でも喉肉は脂が多いので一人では最後がちょっときつい…。

お水も入れて80B(258円)。
Thanon Thiam Ruam Mit

セーブワンの角を曲がりタイカルチャーセンターの通りへ。
文化振興局がある通りらしく、新しく整然とした通りでした。

先にはサイアムニラミットや韓国大使館があります。
タイカルチャーセンター兼タイ文化振興局
Thailand Cultural Center/The Department of Culture Promotion

オペラやバレエなどが催されているようです。

センターでのイベント案内
http://eventful.com/bangkok/venues/thailand-cultural-center-/V0-001-001631615-0
サイアム･ニラミット　Siam Niramit

タイ舞踊や象のショーを食事付きで見せてくれる施設です。中では伝統家屋の展示や象がスタンバイしているのでショーの前も楽しめそう。

いつか行ってみたいと思いながら夜のショーなのでなかなか夫の都合がつかず、ひとりで駅からの道は安全かな？と下見のつもりで歩いてみました。
夜に歩くにはかなり寂しくなりそうでイヤかな…。でも地下鉄駅から送迎ワゴンが出ているようです。
まぁ、いくらひとり様に慣れていても食事付きショーをひとりというのはイヤなのですが(笑)。

Siam Niramit
http://www.siamniramit.com/SNawards.php

バンコクナビ　紹介
http://www.bangkoknavi.com/play/28/
Thai Sabai By Khaokho Talaypu

サイアムニラミットの向かい側、ガソリンスタンドの奥にあるマッサージ屋を併設する自然食品･コスメ･カフェの「タイ・サバーイ by カオコー・タレープー」に寄り道。

38 thiamruam Mit Rd., Huaykhwang,Bangkok,10320
02 246 1397-9
http://www.khaokhonaturalfarm.com/talaypu/
中はぎっしりの自然派商品

外から見るとガソリンスタンドの奥だし薄暗くて開いているかもわからないような店ですが、店内は明るく野菜や塩、豆などの食品から洒落たフェアトレード商品、コスメなど種類豊富に詰まっています。
このパッケージ

スーパーTopsなどでこのパッケージのスキンケア商品の棚があります。
私はリップバームぐらいしか試したことがありませんが他の商品も評判はいいようです。
店内のカフェでひと休み

きりきりに冷えた陶器のグラスに入ったアイスラテ。
駅前に戻ります

タイムトンネルのようなチューブの歩道橋。
ちょうど大雨になったので雨宿り。
ラチャダピセーク通りはあっという間に渋滞になりました
輪を掛けて混乱を起こしているのは牽引中のタクシー2台

ゆるゆるのビニールテープで牽引しているので数m走るとテープが外れる。
後続車は危うく衝突しそうになりますが、ここで怒鳴り合いが始まることもなく静かに隣のレーンに割り込んでいくところがタイの面白いところ。

20分ほど眺めているうちにようやく100mほど進み、大回転しながら交差点を曲がっていきました。
屋台のお坊様も雨宿り
ロビンソン裏の危険地帯

「歩くバンコク」の地図ではロビンソン裏手に「昼でも危険」と描かれた一帯が。

この近くのゲストハウスを常宿にしている友人がオーナーに聞いてみたところ、やはり付近住民も立ち入らないスラム的な一帯があるとか。前日の嫌な気配を感じた市場はこの地域からは外れるのですが…。
Big-C隣のエスプラネード
THE ESPLANADE IN BANGKOK

日本のレストランチェーン店もいくつか入るショッピングモール。初めて入りました。

http://www.bangkok.com/shopping-mall/esplanade.htm
アパレル店、ITショップ、映画館など、それほど充実した店揃えではありませんが、近隣のサラリーマンが昼食に立ち寄るようで結構な賑わいです。
久しぶりの銀だこ

日本でも必ず食べたいというものでもないのに、見たら急に食べたくなっちゃった。
ドリンク付き　120B(380円)

あまりお客さんが入っていませんが、持ち帰る人は多い。
…そうか！　猫舌だから。

バンコクのラーメン屋さんはどこもぬるいなぁと思っていたら、タイ人は猫舌の人が多いからだそう。出来たてのたこ焼きなんて火が噴くようなのかもしれません。
少し雨が上がってきたのでラマ9世駅に向けて出発

左手は国王陛下の描かれたビルは政府系携帯会社のTrueビル。
右手は中国大使館とその隣に中国銀行

この周辺のホテルやモールは中国人観光客が多いです。
左手、ITモール、フォーチューンタウン Fortune Town
右手、Central Plaza Grand Rama 9

プラトゥーナムにあるPantip Plazaと並んでITショップが詰まったショッピングモール。Big-Cと似たディスカウントストアのTesco LotusとホテルGrand Mercureを併設しています。

とにかく大きい(長い)！
端から端まで歩くのにどれだけかかることか。

Pantipはバンコクの秋葉原ラジオセンターのような様相ですが、こちらはもうちょっと小ぎれい。2階はチェーン展開しているカメラ店が多くここで買ってもまず大丈夫でしょうが、3階からは小さな携帯ショップなどで中身の真偽は怪しい…。

PC/Androidは使っていないのでわかりませんが、Apple商品（特にiPhone）はよく中身を入れ替えたニセモノがPantipやMBKで摘発されているので、買うときはiStudioなどの正規店に決めています。
この手のモールで買うのはメーカー品のプリンタぐらいかな。それも何故かオーストラリア仕様だったりしますが、どこでも対応するインクが売っていたので今のところ使えています。

バンコクナビ　紹介
http://www.bangkoknavi.com/shop/138/
Central Plaza Grand Rama 9

去年オープンしたセントラル・グループのショッピングモール。セントラルワールドの人気店を厳選して小さくしたような感じです。

不思議な形のビルですが、船をイメージしていると知りました。

サイアムやチットロムからそれほど離れていないのに流行るのかな？と思っていましたが、数駅でもあちらに行くのは面倒ということなのかいつでも賑わっています。
中も船をイメージしているみたい
目まぐるしくライトの色が変わります
デパート部分はロビンソン
最上階はシンガポールからやってきたFood Repubulicのフードコート

ここからは「えっ、シンガポールのチキンライスが食べられるの？!」とオープン直後に慌てていった日の写真です。

Food Republic Singapore
http://foodrepublic.com.sg
広くてきれいなフードコート店内
眺めもばっちり
三巡海南鶏飯

シンガポールでこの店のチキンライスはおいしかった…。

タイのカオマンガイと何が違うか？というと
1、皮付きで脂がのっている
2、チリが生姜入りのさっぱりソース

タイのカオマンガイに慣れてしまったのか、それともシンガポールの三巡と作り方が違うのか、脂が少々多すぎるような気がしました。ご飯も味が濃すぎる。
シンガポール風のチキンライス用チリは久しぶりでおいしいんだけど。
チキンライス　68B(220円)
ついでにワンタン麺も汁あり、汁なしで試しましたが…

こちらは全くのタイ風。八角と甘味が強すぎて途中でギブアップ。
それぞれ85B(270円)。
Beard Papaも入ってる

サンフランシスコに店が出来たときは一大センセーションを巻き起こしました。並ばないアメリカ人が日本でのクリスピーのような行列をブロックをまたいで作る…。
これが並ばないで普通に買えるのって不思議。おいしいね。
タイのクリスピー行列もやっと収まりました…。

一時期はパラゴン店の目の前でクリスピー・ダフ屋が出る始末。3時間待ちということも。
ふしぎな和食、Zen

よくタイ人が日本人の私にお愛想で和食好きであることを言ってくれます。
その時挙げられるのはセントラル各店に入るZenが多い。

どんな和食なんだろう？と興味津々で入ってみましたが、斬新な盛りつけの魚の唐揚げ、キムチ付き。出汁抜きみそ汁。
日本人が作るホンモノ和食店が多いバンコクだけに、敢えてこの店を挙げるのはタイ人好みなのだろうか？
お気に入りの革鞄店 Viera by Ragazze もありました

タイの老舗皮革メーカーが開いたお店です。

クチコミ
http://4travel.jp/overseas/area/asia/thailand/bangkok/shopping/10419330/tips/10169769/
この画材店は…

どこかで聞いた名前…と思ったら、チャイナタウン、パプラット市場近くで入った小さな古い画材屋さんでした。
デパートの中でおしゃれになっています。
ソムジャイ。ここがポーチャン美術工芸大学前の本店。

チャイナタウン(vi)　バンコクで1番古いデパートからいくつもの路地裏をすり抜けて　＊バンコク紀行(96) ＊
http://4travel.jp/traveler/muffin/album/10730619/
1階の吹き抜けでは美しくスリムになられた方々がショーをしていました
ラマ9世(Rama 9)駅

ラチャダピセーク通りを端から端まで。長い散歩でした。