プラハパリ旅行（4）初めてのフランス～モン・サン・ミッシェルとノルマンディーのいなか村

2013/02/23 - 2013/03/03

憧れのプラハ・パリ9日間の旅（新婚旅行）に行ってきました。

海外旅行ビギナー、使える言語はカタコト英語ですが、個人手配で旅行してきました。
みなさんの旅行記や口コミをたくさん参考にさせていただき、おかげで、とても楽しい旅行となりました。

【モン・サン・ミッシェル】
この旅行4日目は、世界遺産モン・サン・ミッシェルへ。
モン・サン・ミッシェルまでは、パリから約350キロあるということで、日帰りの現地ツアーを利用することにしました。
フランス政府公認ガイドの方がまたとても博識でいらして、修道院内でのモンサンミッシェルの説明はもちろん、バスの車内でもフランスの映画や食文化、美術や歴史、その他いろんな雑学を聞くことができてよかったです。
ただ、全体的にすっごーく忙しかったですけどね。笑。

【全体の旅程】
1日目　出国～プラハ
2日目　プラハ
3日目　プラハ／パリ
4日目　モン・サン・ミッシェル　（※）この旅行記
5日目　ノートルダム大聖堂・ルーヴル美術館・オペラガルニエ
6日目　ヴェルサイユ宮殿
7日目　サン・ジェルマン・デ・プレ界隈
8、9日目　帰国

エリア モンサンミッシェル(フランス)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 航空会社: エールフランス
• 旅行の手配内容: 個別手配

ホテルから歩いて、モン・サン・ミッシェルのツアー集合場所であるパレロワイヤル広場に向かっています。朝、6時30分ころの、チュイルリー庭園。

まだまだ薄暗いですね。

朝方は、ルーヴル美術館のピラミッドも眠っているようです（写真中央がピラミッド）。

パレロワイヤル広場に着きました。この日も、前日夜に引き続きEmiTravel（エミトラベル）さんのツアーを利用します。ここから出発！

【ブブロン村】
こちらののツアーは、ノルマンディー地方の小さな村の立寄りがあります。曜日によって立ち寄る村が異なるようですが、私が訪れたのは、ブブロン村でした。

こちらはおみやげや雑貨屋さん。
せっけんやキャラメル、ゲランドの塩などを購入。
こちらで買ったキャラメルは、後で食べたら、りんごの風味でした。ノルマンディー地方はりんごの楽園なんですって。

こちらはパン屋さん。入りました。

おいしそうなパンが並んでいます。

パンのショーケースの横には、おいしそうなスイーツも。どれもおいしそうだったけど、店員さんが「ブブロン名物ならこれ」と勧めてくれたスイーツを購入。

まわりがクレープ生地、中にはスポンジとりんごが入っていました。やはりりんごなんですね〜

シードルがおいしいと聞いたので、シードルも購入。すごく飲み口がソフトで、ほどよい炭酸具合なので、ぐいぐい飲めてしまいます。おいしい♪、、、がっ、それだけに、アルコール弱い人は注意。私はめっちゃ酔いました。。。

家並みがほんとうにかわいらしい。ここが生活空間だなんて！

家並みもかわいらしかったけれど、こういった風景が、すごくよかったです。日本では見られないし。

さて、ブブロン村を後にして、いよいよモン・サン・ミッシェルへと向かいます。

車窓から見る風景がとてものどか。

こういう風景が私は好きだな。

宿り木をたくさん見ました。宿り木、いいですね。名前は知っていても、実は現実に見るのは初めてでした。すごく物珍しくて、ただただ、こういった車窓を流れる風景を見ているのも楽しかったです。

【la Rotisserie】
モン・サン・ミッシェル対岸エリアに着きました！まずはランチです。
名物オムレツフルコースのランチ付きのツアーだったので、ツアー指定のレストラン「ラロティスリー」へ。

前菜。手前の紫色の物体は、さとう大根。この辺りの名物だそうです。甘かったです。

右手がメインのモンサンミッシェル名物ふわふわオムレツ、と左がフレンチポテト。
オムレツは、すっごく大きいまま運ばれてきて、テーブル横で４人分に切ってサーブされました。フレンチポテトは、好きなだけとって、って感じで。
オムレツは言わずとしれたここの名物ですが、この、お味と、とろとろフワフワ感は、ここ独特ですよね。

デザートは、ノルマンディー名産アップルパイとアイスクリーム添えでした。

ランチの後は、いよいよモンサンミッシェル観光です。まずは、シャトルバス乗り場近くのダム橋で写真を撮りました。

さすがにモンサンミッシェルのこの姿を見たときには、うわああって感激で胸の奥が熱くなりました。
「モン・サン・ミシェル」は「聖ミカエルの山」という意味なんですよね！サン・ミッシェルは、フランス語で大天使・ミカエルのことなんだと、この日、ようやく知りました。

このあと、対岸と島内を結ぶシャトルバスに乗って対岸まで行きました。

バスを降りると、すぐ目の前。

【La Mere Ploulard（ラ・メール・プラール）】
門を入ってするのところに、名物となったオムレツの元祖のお店「Mere Ploulard（ラ・メール・プラール）」がありました。
バスの中で、ガイドさんからこのラメールプラールの話を聞いたのですが、もともと宿屋さんで、ここに嫁いだのがアネット・プラールさん。彼女は、ここで７００種類を超えるレシピを作って、「メール・プラール」＝プラールおばさんと呼ばれるようになったそうです。そして彼女が修道院にやってくる巡礼者たちを元気づけようとふるまったオムレツがとても有名になり、今は、モン・サン・ミッシェル全体の名物になったとか。
ここのオムレツは、普段口にするオムレツとはずいぶん違っていますよね〜

私は、有楽町のラ・メール・プラールでオムレツ食べたことがあるのですが、レシピはフランス本店のものと同じなのかな？

中をのぞくとオムレツをつくってました！

王の門をくぐります。

郵便局がありました。看板がかわいい。

郵便局だけじゃなくて、看板がすごくかわいいですね。

修道院の入り口。

入り口向かい壁の窓から、見た景色。

入場券。

入場口です。

【西のテラス】

【修道院付属教会】

ロマネスク様式の天井。

ゴシック様式の天井。
ロマネスク様式の天井とゴシック様式の天井を両方見ることができます。

マリアとイエスの像。

【回廊】
回廊から見る中庭。

回廊のレリーフは、ノルマンディー派の特徴とのこと。

この回廊は、修道院最上部に建設された僧たちの瞑想の空間だったそうです。

子牛ちゃん。

【食堂】
ここで、僧たちは沈黙のうちに食事をとったとか。

【大天使ミカエルとオベール司教レリーフ】
階段の踊り場には、大天使ミカエルがオベールの頭に指を突いたお告げを表すレリーフがありました。

かまどの跡。

かまどの跡を見上げてみました。スコーンと抜けてる！

【サント・マドレーヌ礼拝堂】
ここの礼拝堂の窓のステンドグラスには、ホタテが描かれています。壷みたいなのは、なんだったけ？？？ガイドさんが丁寧に説明してくれたのですが、ちょっと失念。

【モントーブ聖母子像】

【巨柱の間】
教会内陣の下で一度倒壊したので、二度と崩れないように上の内陣の柱にそって巨柱がおかれたそうです。ゴシック様式の天井は、「ヤシの木」と呼ばれているそうです。たしかにヤシの木！

【大車輪】
１０世紀から１６世紀にかけて絶え間なく行われた増改築の小路現場で実際に使われていた貨物昇降機。車輪の中に人が入って回転させる仕組みとか。

【サン・テティエンヌ礼拝堂】
病院に接続していた礼拝堂。十字架の頭の部分がちょっと変わっています。

そのちょっと変わった十字架の下の壁面には、アルファとオメガと書かれています。

散策の間と、騎士の間を抜けると、、、、

【大天使ミカエル】
出口の前で大天使ミカエルの像が待ってました。

外に出るとこんな景色。

モンサンミッシェルで梅（？）が咲いてました！ビックリしてパチり。

てっぺんには大天使ミカエル様が輝いてます。

モンサンミッシェルのにゃんこ。

モンサンミッシェルのにゃんこ。その２。

【サン・ピエール教会】
入り口にはジャンヌダルク像がありました。

教会のなかです。

メイン通りから、人一人分くらいの細い道があったので、そこを抜けてみました。
するとまたそこは、別の景色が広がっていました。ここの人たちの居住空間でしょうか。

楽しかったモンサンミッシェルとも、そろそろお別れです。また、島内-対岸専用のシャトルバスに乗って対岸に駐車しているツアーバスまで移動しました。

バスに乗って帰途へ。遠目に見えるモンサンミッシェル。

パリに着きました。これは、リヴォリ通りにあるジャンヌダルク像。この先のパレロワイヤル広場で解散です。

ホテルの部屋に戻ると、シャンパンが用意されていました（H.I.S.特典）。ホテルは、K+K Cayreです。

部屋の窓から外を見るとライトアップされた廃兵院が見えました。