2012/10/03 - 2012/10/03
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ローズベリーさん
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2012年7月〜10月までの、3か月のヨーロッパ周遊記録(Vol.70)です。
長いようで短い3カ月。
夏のはじめにスタートした旅は、イギリス→ベルギー→ルクセンブルク→オランダ→ドイツ→ハンガリー→オーストリア→チェコ→ドイツ→イタリア→バチカン→フランス→モナコ→スペイン→フランスの順にまわって13カ国となり、あっという間に最終日を迎えました。
パリは数年前に一度訪れているので、今回が2回目になります。
前回行けなかったルーヴル美術館とモンマルトルへ行くのが最終ミッションでした。
しかし、数日前から続いていた腹痛のため思うように動けず、行きたいところをいくつか残したまま未練の帰国となりました。ルーヴル美術館とカフェで終わってしまった、パリの記録です。
写真はルーヴル美術館のピラミッド内部です。
※1ユーロ=100〜104円
(フランス語の綴り記号が文字化けするので、ないまま表記します。
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- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 飛行機
-
◆10月3日(水)第91日目
とうとう最終日がやってきました(T_T)
パリにはいますが、気分は朝からドンヨリです・・・
今日はルーヴル美術館とモンマルトルへ行き、さらに旅先で知り合った子に教えてもらったおしゃれカフェへ出かける予定です。
荷物をパッキングして、チェックアウトをしたのは9:30ぎりぎりでした。
宿に荷物を預け、歩いてルーヴル美術館へ向かいます。 -
徒歩10分ほどで、美術館に到着。
前回来たときはここまでしか来られなかったのですが、今回はこのピラミッドの中(美術館の出入口)へ入ります! -
行列を覚悟していましたが、思ったよりスムーズに流れていました。
中へ入るとエレベーターで地下へ向かいます。
チケット売場はこのホールの何か所にもあり、全然並ばずにチケットを買えました。
日本語のパンフレットをもらって、いよいよ見学をスタートします。 -
展示室は、シェリー翼、ドノン翼、リシュシュー翼の3か所に大きくわけられ、彫刻、絵画、美術工芸品などが分類されて展示されています。
前もって見どころを押さえていないので、パンフレットを見ながら有名作品を中心に見ていきました。
(写真はマルリーの中庭。) -
“マルリーの馬”(G.クストー)
躍動感のある作品。 -
“ハムラビ法典”
第6代王ハムラビが太陽神の前に立ち、法典を授与されている場面が刻まれています。 -
表面に刻まれた文字。
“目には目を、歯には歯を”の条文が、きっとこのどこかにあります。 -
“飛牛サルゴン2世の宮殿” -
“中世ルーヴルの要塞跡”
ルーブルの大リニューアルの際、発掘された12世紀の要塞跡です。 -
“ラムセス2世の巨像” -
“サモトラケのニケ”
階段の踊り場に展示された、インパクトある彫刻です。 -
-
“アフロディーナ”
通称ミロのヴィーナスです。 -
“瀕死の奴隷”
ミケランジェロの未完の作品。
直視するのが恥ずかしくなるポーズです・・・。 -
展示物だけでなく、展示室も豪華です。 -
興味深い置き物。 -
“書記座像”
古代エジプトの肖像彫刻です。 -
“モナ・リザ”
こちらは防弾ガラスケースに入って厳重に扱われています。
人ごみにぎゅうぎゅう押されて、正面から写真を撮るのは至難の業でした! -
その向かいにある大きな絵は“カナの婚礼” -
“ナポレオンの戴冠式”
教科書でもおなじみの有名な作品です。 -
“民衆を導く自由の女神”(ドラクロワ) -
“自画像”(A.Durer) -
“レースを編む女”(フェルメール) -
“宰相ロランの聖母”(J.van Eyck)
このあたりに展示してあるはずの“いかさま師”が見つからず、ずいぶん探しましたが係員に尋ねるとお出かけ中でした。
本当にいかさまでした・・・が、時期によって展示物が替わったりクローズすることもあるようなので、お目当ての作品がある場合は事前に確認した方がいいそうです。 -
ルーベンスの“マリー・ド・メディシスの生涯”をずらりと展示してある部屋です。
4年の歳月をかけて描かれた24点があります。
実際まわってみると中はとても広く、有名作品を見るだけでもかなり疲れました。
あちこちに休憩用の椅子が設置されているので助かるのですが、数日前から腹痛に襲われていた私は何度も休まなければなりませんでした。 -
あまり調子はすぐれませんが、最終日なのでがんばります。
せっかくパリにいるので、カフェに行かないわけにはいきません!
こちらは、以前宿で一緒になった子に教えてもらった“Jacques Genin(ジャック・ジュナン)”です。
ミルフィーユが絶品だそうです。 -
ショーケースにはケーキ、エクレアやチョコレートなどもありましたが、せっかくなので店内でゆっくりミルフィーユをいただきます。
味はチョコレートとナッツとキャラメルのミックス、バニラ、フランボワーズの3種類。
ということで、バニラのミルフィーユにしました♪
パイ生地がさくさくで、クリームもほどよい甘さでおいしいです。
紅茶とセットで15ユーロ・・・予算はオーバーですが、パリのカフェならばこのくらいが普通なのでしょうか。
-
席を立つと腹痛が悪化していました(=_=)
ふつうに歩くのさえ苦しく、モンマルトルまで行こうと途中までがんばりましたがもう限界でした。
おみやげもまだ何も買っていません。
ですが、それさえ厳しい状態になってきました。
そばのモノプリでエコバックとクッキーを買って、それがこの旅で唯一のおみやげとなってしまいました・・・
飛行機の時間もせまってきたので、悔しいですがこのあたりで宿へ戻ります。
写真はアールヌーヴォー調のメトロの出入口。 -
荷物をピックアップした後、Chatelet Les HakkesからRER B線に乗りシャルル・ド・ゴール空港へ向かいます。
帰国する心の準備もままならぬまま、飛行機に乗りました・・・
Korean Airを利用し、インチョン経由で帰国します(:_;)
21:00シャルル・ド・ゴール→翌日14:45ソウル・インチョン -
18:35ソウル・インチョン→20:55成田
もっと長くヨーロッパにいたいという気持ちもありましたが、その一方で、もう宿探しをしなくてすむというほっとした気持ちもありました。
いろんな街をめぐる旅は充実していましたが、準備が不十分なまま出かけた分、現地でとても苦労しました。
はっきりいって、宿探しに明け暮れた毎日で心の余裕がまったくなかったと思います。
それがなければ、もっともっと楽しめたんじゃないか、とも思います。 -
でもこうして、無事に帰ってこれたことが何より。
あれもこれもというのは、やっぱりよくばりすぎです。
いろいろ助けてくれた人たちに感謝、旅先で出会ったたくさんの人に感謝です。
到着が遅いので、今晩は成田に泊まります。
もたもたしていたら、ホテルまでの送迎バスの最終便が出てしまいました・・・
ここまで来ても詰めが甘いというか、何というか(*_*)ξ -
最後に泊まるのは“Mercure Hotel成田”
バスが行ってしまったので電車で向かいました。 -
予約が遅かったのでシングルがなく、ツインルームとなりました。
最後の贅沢です・・・
≪出費≫
・地下鉄 3.4ユーロ;2回分
・ルーヴル美術館入場料 11ユーロ
・ジャック・ジュナン(カフェ) 15.7ユーロ
・おみやげ 6.65ユーロ;エコバック、菓子類
・ホテル代 ¥3.850 -
◆10月5日(金)
旅のおまけです。
チェックアウトの11:00をすぎ、フロントからの電話で目覚めました。
“ごめんなさい!!”
時差ぼけでしょうか・・・
アラームにまったく気づかず、熟睡でした。
受付の方は、ルーズな旅人にも親切にしてくれましたが、恥ずかしくてささっとホテルを後にしました。
やってきたのは成田山新勝寺。
ずっと行ってみたいなと思っていたところです。 -
今回は仕事のことも気にせず、ゆっくりと境内を散策しました。
旅が無事に終わったことを神様に感謝して、久しぶりの帰宅です。
* * *
今回の旅行記は本当に長くなりましたが、ここまで読んでくださった方々、あらためてどうもありがとうございました(^^)
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