フィレンツェで暮らす♪年の瀬２０１２④

2012/12/29 - 2013/01/01

３０日　終日フリー（フィレンツェ市内観光）
　　　　ピッティ宮殿

３１日　半日フリー／クーポラ登頂
　　　　カウントダウンパーティー

　１日　帰国

エリア フィレンツェ(イタリア)

• 同行者: その他
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩 飛行機
• 航空会社: スイスインターナショナルエアラインズ
• 旅行の手配内容: 個別手配

１２人の旅行ですが、それぞれ滞在先も
スケジュールも異なる、なんとも不思議な
ものです。

今日は子供たちは「ムジェッロ地方」
というところでの生活体験。

Ｋも行くはずだったが、外してもらい、
今日はＩと３人でフリーになった。

で、いまだ行けてなかった「ピッティ宮殿」や
「クーポラ」に行ってみることに〜。

ピッティ宮殿はアパートのすぐ近く。

だけど、また行列です。行列って、日本
ばかりでないのね。

でも、ここがウフィツィと廊下で
つながっているのがやはり不思議。

宮殿の中をめまぐるしく見学、壁には
装飾品や奥行きを思わせる絵が施されて
あって、なんか目が回る〜。

外に出ると、丘の上。

遠くにクーポラが見えた。

宮殿の庭園は広大。３人で、いろいろな
話をしながらまわる。

今日と、明日でイタリア滞在が終わる。

これまでのこと、いま起きていること、
これからのこと、つながり、広がり、
偶然、成行き、いろいろあった。

そういえば、フイレンツェはこれでごみを
改修するシステムをやっているって言ってた。
Ｈさんだったかな〜。

いわゆる、ダストシュート、みたいな。
下水みたいに流れて集められるんだよね。

せっかくクーポラのあるサンタマリア
デルフィオーレ教会に着いたのに、
今日はクーポラはお休みだって。日曜だったのね。

隣のジョットの鐘楼も休みる

明日の朝また来るか。

数日前にＮさんと来たレストラン、
おいしかったので今日もここで。
Ｙとも合流して、４人でもイタリア的な
長い長いランチで、もちろんワインで乾杯♪

このあと、Ｙが会う予定の通訳のＳさん？
と、ご一緒してアパートでイタリアの
話をたくさんきいた〜。

Ｓさんも看護師さんで、日本で仕事したり、
イタリアで暮らしたりって往復して
生活しているんだって。

Ｓさんがお帰りになり、今回一緒に
来ているＭさんが、旦那さんもイタリアに
着いたので、夕食にご一緒することに。
この話は割愛に。

日付がかわって３１日。
日本とは８時間時差があるから、クーポラに
登って感動している頃、日本はもう
年越しの夕食の頃でしょうか。

比較的朝早く来たんだけれど、ちょっと行列です。

細く曲がりくねった暗い階段を、
ひたすら、ほんとうにひたすら、
息切れしながら登ります。

パリの凱旋門もこんな感じだったけれど、
全然高さが違う。倍以上余裕である。

天気がよかったから、とても空気も景色も
最高です。

最後に最高の場所に来れて、よかったなって
思います。

色々なひとが色々な思いを持ってここに
たどりついて、また新たな思いを持って
ここから旅立つのだとしたら、それに
ふさわしい価値がここにはあるのでしょう。

Ｋが自分が添乗するツアーなら、ここを
最後に案内する場所にしたいと言ったのも
うなずけるなぁ。
イタリアでの滞在をここでもう一度
確認して、また、はじまるんだね、旅が。

クーポラの影が街に映り込んでいます。
あらためてその大きさに圧倒されます。

そして、真新しいビルや建物がない、
中世の街がそのまま息づいていることに
この１０日の滞在ですっかり慣れて
しまっていたとは言え、その重さも
また感じます。

この街がこの先もかわらずに、
ずっとこのままでいることを皆が願い、
そのための努力を惜しまないで
いるからこそ、街は続くのでしょう。

世界遺産であっても、そうでなくても
何を残していくのか、何をかえていくのか
しっかり考えることは、誰にでも
必要であてはまる気がします。

次に、１０年後にまたここで会うことに
私たち３人とＹは、かなりゆるい約束をした。

（正確には皆がそう言ってたのでそうらしい。）

１０年は、以前よりすぐに来るようになった。
そして、１０年前とは１００年も違うかのような
時代の変化を感じる。
１００年も生きてないけれど、歴史が
そう感じさせる。

スケジュールが変更になり、子どもの
ホームステイは今日で終わり、帰される
ことになっていた。

３人の子（Ｉの二男、Ｋの長女、僕の妹の子）を
アパートに連れて帰り、なぜかＹも来て
「ラーメンパーティー？」

スーパーにインスタントラーメン売ってたから。

これが、ここでの年越しそば的な感じかな。

夜は８時からカウントダウンパーテイー。
会場は鉄格子に囲まれた場所。

鉄格子の中に入ると、立派な邸宅が。

ここで、タキシードきた方々が
たくさん集まってにぎやか。

服装、間違ったかな〜

最初は前菜とカクテルやワインのある
立食形式の会場に通され、１時間くらい
してから、それぞれのパーテイ―会場に
行くんですね。

最初の会場には、他のお客さんも
たくさん入っていたから、レセプション
みたいだったんだな〜。

パーテイ会場は、５０人くらい、
今回お世話になった関係者、ホームステイ
先の方々などと楽しく過ごします。

Ｈさんやマダムは着物でいらっしゃって
ました。

会費が１００?以上なだけあって、
料理もさすがに豪華です。

しかし子どもはもう夜中だし、
飽きたのか落ち着かない。

カウントダウンパーテイ―なので、
もちろん０時過ぎまで。

皆さんで年越しをお祝いして、
アパートに着いたのは１時過ぎかな。

でも、朝は早いのに〜

１月１日
お正月の実感なく慌ただしくアパートを出る６人。

空港には迎えのタクシーより先に、Ｈさんやマダムが
見送りに来てくれていて泣きそうだった、午前８時前。

搭乗手続き、見送りまではよかったが、また飛行機が
遅延。どうやらフイレンツェの気候がそうらしい。

２時間近く遅れてフライト、しかも接続便は
遅延なし。どれだけ急いだことか〜。

チューリッヒではねターミナル間の移動に
電車と言うかねトラムと言うか、乗り物
を利用する仕組みになっていて便利。

遠いからなんだろうけれど。

成田着は予定通りで翌２日朝で安心。

しかし、やはりヨーロッパ往復の
長いフライトは体力がないとたいへん！！！