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 われわれ夫婦は昭和53年に結婚した。今年は35周年。今から5年前の平成20年5月には、30周年記念旅行として「ハワイ・ホノルル」を訪れたが(当フォートラベル「ビジネスクラスで行く結婚30周年ハワイ旅行1〜5」ついでに「ビジネス(片道)で行くハワイ、一家5人旅行・リベンジ篇1〜4」参照)、あれから5年、今度は35年前に新婚旅行で訪れた所を訪ねてみようということになった。<br /> 当時、JTBに「欧羅巴紀行」という旅行商品があり、これを利用させて貰ったが、今にして思えば、相当ハードな旅ではあった。10日間の旅行で、羽田(成田は未開港)からBA機(B707型機)に乗り、確かモスクワでトランジットの後、ロンドン・ヒースロー空港に到着した。到着した時、あの超音速旅客機「コンコルド」が空港内に駐機しているのを目にして感激したものだ。そのロンドンに2泊して次にイベリア航空機でマドリードへ飛んで1泊、翌日、イベリア機でバルセロナ経由ローマへ、ローマ2泊、TWA機でパリへ、パリ2泊、そしてパリからアムステルダムへ飛んで1泊、アムスからロンドンに戻って、BA機でアンカレジ経由、羽田へ帰国という、本当に荷物をほどく間もない程の慌ただしい旅であった。寒い時期のハードスケジュールの旅行で、妻は、旅も大詰め近いパリで風邪をひいてダウンし、あのノートルダム寺院見学の際はツアーバスを降りることなく車内でぐったりしていた。<br /> これと同一スケジュールの旅は、さすがに年齢的にも厳しいとあって、今回は都市を厳選した。基本的には「パリ」を訪れることにしたのだが、そうは言っても「新し物好き」のわれわれは、今年、JALのロンドン便に、機内を一新したB777機が就航することを見逃さなかった。そうだ!新型777でロンドンへ行き、ドーバー海峡トンネルをユーロスターで横断してパリへ行こう!となったのだが、これらを個人旅行で組み立ててみると、お〜高い!となってしまった。しかし幸いなことに実にぴったりのツアーがあったのだ。「JALパック」だ。成田⇒(JAL・ビジネスクラス)⇒ロンドン⇒(ユーロスター)⇒パリ⇒JAL(ビジネスクラス)⇒羽田というルートで9日間、空港・駅とホテル間の送迎のみついて、あとは完全フリープランの旅。<br /> 実は、1年前に訪れたドバイ旅行記はまだまだ未完成だが、最新のものも投稿せねば・・・と、ドバイ編、ヨーロッパ編の両旅行記を並行で投稿することにした。さて、どちらが先に完成するか・・・?表紙写真は、ロンドン五輪の直前、ロンドン市内に完成したロープウエイ「エミレーツ・エア・ライン」と、オリンピックの際も活躍したコンサート会場「O2」。ロンドンの新名所となっていた。

結婚35周年記念 ロンドン・パリの旅 (SKY SUITE 777)

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2013/02/16 - 2013/02/23

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masabo

masaboさん

 われわれ夫婦は昭和53年に結婚した。今年は35周年。今から5年前の平成20年5月には、30周年記念旅行として「ハワイ・ホノルル」を訪れたが(当フォートラベル「ビジネスクラスで行く結婚30周年ハワイ旅行1〜5」ついでに「ビジネス(片道)で行くハワイ、一家5人旅行・リベンジ篇1〜4」参照)、あれから5年、今度は35年前に新婚旅行で訪れた所を訪ねてみようということになった。
 当時、JTBに「欧羅巴紀行」という旅行商品があり、これを利用させて貰ったが、今にして思えば、相当ハードな旅ではあった。10日間の旅行で、羽田(成田は未開港)からBA機(B707型機)に乗り、確かモスクワでトランジットの後、ロンドン・ヒースロー空港に到着した。到着した時、あの超音速旅客機「コンコルド」が空港内に駐機しているのを目にして感激したものだ。そのロンドンに2泊して次にイベリア航空機でマドリードへ飛んで1泊、翌日、イベリア機でバルセロナ経由ローマへ、ローマ2泊、TWA機でパリへ、パリ2泊、そしてパリからアムステルダムへ飛んで1泊、アムスからロンドンに戻って、BA機でアンカレジ経由、羽田へ帰国という、本当に荷物をほどく間もない程の慌ただしい旅であった。寒い時期のハードスケジュールの旅行で、妻は、旅も大詰め近いパリで風邪をひいてダウンし、あのノートルダム寺院見学の際はツアーバスを降りることなく車内でぐったりしていた。
 これと同一スケジュールの旅は、さすがに年齢的にも厳しいとあって、今回は都市を厳選した。基本的には「パリ」を訪れることにしたのだが、そうは言っても「新し物好き」のわれわれは、今年、JALのロンドン便に、機内を一新したB777機が就航することを見逃さなかった。そうだ!新型777でロンドンへ行き、ドーバー海峡トンネルをユーロスターで横断してパリへ行こう!となったのだが、これらを個人旅行で組み立ててみると、お〜高い!となってしまった。しかし幸いなことに実にぴったりのツアーがあったのだ。「JALパック」だ。成田⇒(JAL・ビジネスクラス)⇒ロンドン⇒(ユーロスター)⇒パリ⇒JAL(ビジネスクラス)⇒羽田というルートで9日間、空港・駅とホテル間の送迎のみついて、あとは完全フリープランの旅。
 実は、1年前に訪れたドバイ旅行記はまだまだ未完成だが、最新のものも投稿せねば・・・と、ドバイ編、ヨーロッパ編の両旅行記を並行で投稿することにした。さて、どちらが先に完成するか・・・?表紙写真は、ロンドン五輪の直前、ロンドン市内に完成したロープウエイ「エミレーツ・エア・ライン」と、オリンピックの際も活躍したコンサート会場「O2」。ロンドンの新名所となっていた。

交通手段
鉄道 観光バス 徒歩
  •  成田空港までは、私としては珍しく「JR成田エクスプレス」を利用した。「NEXクーポン」という「びゅうプラザ」や限定場所でのみ購入可能なチケットを利用したのだ。例えば、神奈川県内の駅や埼玉県内の駅から片道2400円で乗車が出来るチケットだ。安い!が、残念ながら、このチケットは3月のダイヤ改正時に廃止されてしまった。代わって登場したのが「NEX往復きっぷ」<br /><br /><br />車内に世界各地の週間天気予報が表示されるので有り難く拝見した。嬉しいことにわれわれの滞在中の予報は、ロンドン・パリともに「晴れマーク」が並んでいる。気温は最高が1〜8度、最低が1〜マイナス4度と、やや寒そうだが、天気が良ければ、太陽の当たる所は、それほど”極寒”とはならないだろうと勝手に想像していた。希望的観測?いずれにしても、今回は「雪」だけは降らないで欲しいと願っていた(詳細は後述)ので、この予報は本当に嬉しかった。

     成田空港までは、私としては珍しく「JR成田エクスプレス」を利用した。「NEXクーポン」という「びゅうプラザ」や限定場所でのみ購入可能なチケットを利用したのだ。例えば、神奈川県内の駅や埼玉県内の駅から片道2400円で乗車が出来るチケットだ。安い!が、残念ながら、このチケットは3月のダイヤ改正時に廃止されてしまった。代わって登場したのが「NEX往復きっぷ」


    車内に世界各地の週間天気予報が表示されるので有り難く拝見した。嬉しいことにわれわれの滞在中の予報は、ロンドン・パリともに「晴れマーク」が並んでいる。気温は最高が1〜8度、最低が1〜マイナス4度と、やや寒そうだが、天気が良ければ、太陽の当たる所は、それほど”極寒”とはならないだろうと勝手に想像していた。希望的観測?いずれにしても、今回は「雪」だけは降らないで欲しいと願っていた(詳細は後述)ので、この予報は本当に嬉しかった。

  •  搭乗機は「JL401」便、過去1回だけ利用したBA(英国航空=BA4601便・35年前の新婚旅行で搭乗)とのコードシェア運航だ。搭乗前に機体をみると「JAL SKY SUITE 777」と書かれていた(写真参照)。そういえば1年近く前になるが、懐かしの修行時代に「東京スカイツリー」をあしらった開業記念デザインが描かれたJAL機に搭乗した際、座席のヘッドレストにも同じ柄が印刷されているのを見て「機体塗装と同じだ!」と妙に感心したのを思い出した。今回は、機体に描かれている文字=SKY SUITEそのものの「座席」を利用するんだと、またまた妙に納得してしまった。<br /> 出発は昼前だが早めにということで午前9時前には成田に到着した。専用カウンターでチェックインの後、昨年の修行のお蔭で「ファストセキュリティレーン」を利用させて貰って保安検査を受け、「サクララウンジ」で飲食させて頂いた。ありがたいことだ。「サクラ〜」は、この日、大変な混みようで、とくに食事フロアは”満席”とのことで、新設されたもう1か所の「サクラ〜」に案内された。1フロア上階にエスカレーターで上がるのだが、ここは比較的空いていた。とはいえ、この新ラウンジには窓がなく、空港の景色を眺めることが出来ないので、食事の後は、元の「サクラ〜」に戻り、ゆっくり「朝のビール」なんぞを楽しみながら、各航空会社の旅客機を眺めさせて貰った。羽田とは異なり、成田空港は外国航空機が多いので本当に飽きることはない。われわれが搭乗するJAL機は定刻通りの出発だ。

     搭乗機は「JL401」便、過去1回だけ利用したBA(英国航空=BA4601便・35年前の新婚旅行で搭乗)とのコードシェア運航だ。搭乗前に機体をみると「JAL SKY SUITE 777」と書かれていた(写真参照)。そういえば1年近く前になるが、懐かしの修行時代に「東京スカイツリー」をあしらった開業記念デザインが描かれたJAL機に搭乗した際、座席のヘッドレストにも同じ柄が印刷されているのを見て「機体塗装と同じだ!」と妙に感心したのを思い出した。今回は、機体に描かれている文字=SKY SUITEそのものの「座席」を利用するんだと、またまた妙に納得してしまった。
     出発は昼前だが早めにということで午前9時前には成田に到着した。専用カウンターでチェックインの後、昨年の修行のお蔭で「ファストセキュリティレーン」を利用させて貰って保安検査を受け、「サクララウンジ」で飲食させて頂いた。ありがたいことだ。「サクラ〜」は、この日、大変な混みようで、とくに食事フロアは”満席”とのことで、新設されたもう1か所の「サクラ〜」に案内された。1フロア上階にエスカレーターで上がるのだが、ここは比較的空いていた。とはいえ、この新ラウンジには窓がなく、空港の景色を眺めることが出来ないので、食事の後は、元の「サクラ〜」に戻り、ゆっくり「朝のビール」なんぞを楽しみながら、各航空会社の旅客機を眺めさせて貰った。羽田とは異なり、成田空港は外国航空機が多いので本当に飽きることはない。われわれが搭乗するJAL機は定刻通りの出発だ。

  •  JAL機の「SKY SUITE 777」から窓の外を見ると、なんと「富士山」が見送ってくれていた。この日の成田は好天気、遥か遠方の富士山が本当に美しく見えたのだ。思い返せば35年前の新婚旅行出発日、東京は雪に見舞われたが、その「雪」の思い出を少々・・・。<br /> この旅行記冒頭の「概要」欄に当時の新婚旅行コースを書いたが、実は「雪」のため旅程を変更するという事態が生じてしまったのだ。最後の日程で、パリ〜アムステルダム〜ロンドン〜帰国となっていたが、何とパリが大雪に見舞われアムステルダム行きがキャンセルとなってしまったのだ<br /> その日の朝、われわれ一行はパリ・オルリ空港を飛び立って空路、アムステルダムに入り、アムスで1泊。翌日アムスからロンドンへ飛んでBA機に乗り換え帰国するという旅程であった。しかしパリ市内が大雪のため、アムス行きの便のフライト時間が未定となり、われわれは空港内で待ち合わせを余儀なくされたのだ。雪は止む気配もなく、やがて昼食券が用意されて空港内レストランで食事。しかし依然として出発時刻は未定・・・、そして夕方、ついに添乗員さんが決断した。<br /> このまま待機していてもフライトの保証はなく、この日の内にアムスに入れるかどうか不明であること、そうなれば、翌日、ロンドンからの帰国便に乗れなくなる可能性が大きい等の理由から、われわれは急きょ、パリ北駅に向かったのだ。列車だ。(この「雪の思い出記」はさらに続く・・・)<br />

     JAL機の「SKY SUITE 777」から窓の外を見ると、なんと「富士山」が見送ってくれていた。この日の成田は好天気、遥か遠方の富士山が本当に美しく見えたのだ。思い返せば35年前の新婚旅行出発日、東京は雪に見舞われたが、その「雪」の思い出を少々・・・。
     この旅行記冒頭の「概要」欄に当時の新婚旅行コースを書いたが、実は「雪」のため旅程を変更するという事態が生じてしまったのだ。最後の日程で、パリ〜アムステルダム〜ロンドン〜帰国となっていたが、何とパリが大雪に見舞われアムステルダム行きがキャンセルとなってしまったのだ
     その日の朝、われわれ一行はパリ・オルリ空港を飛び立って空路、アムステルダムに入り、アムスで1泊。翌日アムスからロンドンへ飛んでBA機に乗り換え帰国するという旅程であった。しかしパリ市内が大雪のため、アムス行きの便のフライト時間が未定となり、われわれは空港内で待ち合わせを余儀なくされたのだ。雪は止む気配もなく、やがて昼食券が用意されて空港内レストランで食事。しかし依然として出発時刻は未定・・・、そして夕方、ついに添乗員さんが決断した。
     このまま待機していてもフライトの保証はなく、この日の内にアムスに入れるかどうか不明であること、そうなれば、翌日、ロンドンからの帰国便に乗れなくなる可能性が大きい等の理由から、われわれは急きょ、パリ北駅に向かったのだ。列車だ。(この「雪の思い出記」はさらに続く・・・)

  •  機内のパンフレットを写してみた。「SKY SUITE 777]の説明部分だ。手前のシートに座ったとして、隣のシートとの間にグレーの仕切り板が見える。この仕切り板は、離着陸時は下げておかねばばらない(つまり写真は飛行時のもので、隣席との間が仕切り板で隔てられていることがわかる)。<br /> さて35年前の雪の思い出だが、パリ・オルリ空港が雪のため航空機の離発着が叶わないままわれわれはドーバー海峡をフェリーで渡るべく、カレーまで列車で移動することになった。いわゆる「コンパートメント」形式の列車で、この頃は、この列車にある種のあこがれを抱いていたので、アムステルダムに泊まれなかった悔しさを、ある程度、紛らわすことが出来た。午後7時頃のパリ出発だったかと思うが、カレー到着後は、イギリスのドーバーまでフェリーの旅だ。<br /> 深夜の出航で乗客が少ないのかと思いきや、船内で通関手続きを行うのだが、その行列の長いこと!驚いてしまった。バックパッカー的な人々がズラーっと並んでいる中で、われわれのツアー客は、ある意味、その場の状況に溶け込んでいなかったかもしれない。ましてや新婚旅行客には、決して相応しい場とは思えなかった。とはいえ、この頃はドーバー海峡をくぐる鉄道トンネルなんて、まだまだ「構想段階」であった頃かと思われ、フェリーの需要も、それなりに高かった筈。従ってフェリー客が全て「節約家」ばかりだった訳ではないだろう。もしかしたら、船体があまりきれいとは言えなかったので、そういう印象を抱いてしまったのだろうか?とにかく「暗い雰囲気」の中のドーバー横断であった。

     機内のパンフレットを写してみた。「SKY SUITE 777]の説明部分だ。手前のシートに座ったとして、隣のシートとの間にグレーの仕切り板が見える。この仕切り板は、離着陸時は下げておかねばばらない(つまり写真は飛行時のもので、隣席との間が仕切り板で隔てられていることがわかる)。
     さて35年前の雪の思い出だが、パリ・オルリ空港が雪のため航空機の離発着が叶わないままわれわれはドーバー海峡をフェリーで渡るべく、カレーまで列車で移動することになった。いわゆる「コンパートメント」形式の列車で、この頃は、この列車にある種のあこがれを抱いていたので、アムステルダムに泊まれなかった悔しさを、ある程度、紛らわすことが出来た。午後7時頃のパリ出発だったかと思うが、カレー到着後は、イギリスのドーバーまでフェリーの旅だ。
     深夜の出航で乗客が少ないのかと思いきや、船内で通関手続きを行うのだが、その行列の長いこと!驚いてしまった。バックパッカー的な人々がズラーっと並んでいる中で、われわれのツアー客は、ある意味、その場の状況に溶け込んでいなかったかもしれない。ましてや新婚旅行客には、決して相応しい場とは思えなかった。とはいえ、この頃はドーバー海峡をくぐる鉄道トンネルなんて、まだまだ「構想段階」であった頃かと思われ、フェリーの需要も、それなりに高かった筈。従ってフェリー客が全て「節約家」ばかりだった訳ではないだろう。もしかしたら、船体があまりきれいとは言えなかったので、そういう印象を抱いてしまったのだろうか?とにかく「暗い雰囲気」の中のドーバー横断であった。

  •  機内の食事は、和食・洋食がチョイス出来るが、珍しく私は「和食」を選んでみた。「旬の食材を使った」という料理が小鉢(9皿)に盛られている。結果的に、これが昼食兼夕食ということになり、食事後、暫くは窓の外の景色(佐渡上空〜ロシア・ハバロフスク付近上空〜シベリア上空)を眺めていたが、やがて乗客に睡眠を促すかのように機内が暗くなった。<br /> 考えてみれば、出発前に成田空港のラウンジでビールを飲み、搭乗直後にはウエルカムドリンクでシャンパンを飲み、さらに食事の際もビールやら何やらを飲んで、早くもアルコール漬けになってしまい、短い時間ではあったが暗くなった機内で見事、睡眠に陥ったのであった。<br /> さて35年前の新婚旅行のハプニングだが、最終日の朝、結局、フェリーでイギリスのドーバーに到着し、そこからロンドン市内へ列車で向かうことになった。考えてみれば、これは貴重な体験であった。今でも誰かに「ドーバー海峡をフェリーで渡った」と話すと、「それは凄い体験だ」と言われるが、これが昼間の渡航であれば、かの「Dデー」ではないが、あの連合軍がフランスの海岸を目指した「史上最大の作戦」の逆ルートだぞ!と、それなりに興奮したのではないかと思うが、残念ながら、当時は深夜の渡航につき周囲は全く見えなかった。

     機内の食事は、和食・洋食がチョイス出来るが、珍しく私は「和食」を選んでみた。「旬の食材を使った」という料理が小鉢(9皿)に盛られている。結果的に、これが昼食兼夕食ということになり、食事後、暫くは窓の外の景色(佐渡上空〜ロシア・ハバロフスク付近上空〜シベリア上空)を眺めていたが、やがて乗客に睡眠を促すかのように機内が暗くなった。
     考えてみれば、出発前に成田空港のラウンジでビールを飲み、搭乗直後にはウエルカムドリンクでシャンパンを飲み、さらに食事の際もビールやら何やらを飲んで、早くもアルコール漬けになってしまい、短い時間ではあったが暗くなった機内で見事、睡眠に陥ったのであった。
     さて35年前の新婚旅行のハプニングだが、最終日の朝、結局、フェリーでイギリスのドーバーに到着し、そこからロンドン市内へ列車で向かうことになった。考えてみれば、これは貴重な体験であった。今でも誰かに「ドーバー海峡をフェリーで渡った」と話すと、「それは凄い体験だ」と言われるが、これが昼間の渡航であれば、かの「Dデー」ではないが、あの連合軍がフランスの海岸を目指した「史上最大の作戦」の逆ルートだぞ!と、それなりに興奮したのではないかと思うが、残念ながら、当時は深夜の渡航につき周囲は全く見えなかった。

  •  この欄の写真は、前の機内食の和食9皿の写真の説明。配布されたメニューに掲載されていた。機上の人となって約2時間後に出された料理だが、このあと機内は暗転し(窓を全て閉め切った)、乗客は睡眠を取る時間となるので、これが「昼食」なのか「夕食」なのか、判断が難しい。ロンドン到着前にまた食事が出ることになるが、そのロンドン到着時刻は日本を出発した日の夕方ということになる。いずれにしても、航空機内の食事としては、この「スカイ・スイート777」のものは仲々の「盛り付け」であり「味」であった。

     この欄の写真は、前の機内食の和食9皿の写真の説明。配布されたメニューに掲載されていた。機上の人となって約2時間後に出された料理だが、このあと機内は暗転し(窓を全て閉め切った)、乗客は睡眠を取る時間となるので、これが「昼食」なのか「夕食」なのか、判断が難しい。ロンドン到着前にまた食事が出ることになるが、そのロンドン到着時刻は日本を出発した日の夕方ということになる。いずれにしても、航空機内の食事としては、この「スカイ・スイート777」のものは仲々の「盛り付け」であり「味」であった。

  •  機内では、出発した後の前記「和食(又は洋食)」(写真参照)と、到着前の2回は、食事が出されることになっているが(もっとも機内で睡眠中の人で、着陸前の食事時刻に起こす必要があるかどうかを尋ねられるが・・・)、それ以外の時間に何か食べたい時には、遠慮なくオーダーするようにとの機内アナウンスがあった。そこで、暫く時間が経過した所で、私は「ラーメン」を頼んでみた。私の記憶にある”JAL機内のラーメン”は、あの「ラーメンでスカイ」であったが、今回の「ラーメン」には驚かされた。言ってみれば、ラーメン店で食べるラーメンが出て来たのだ。海苔も乗っており、本当に、本当のラーメンだったのだ。あとで尋ねると、ラーメン店でよく見かける「湯切り」も行なって作る、本格ラーメンだそうで、味も本物であった。

     機内では、出発した後の前記「和食(又は洋食)」(写真参照)と、到着前の2回は、食事が出されることになっているが(もっとも機内で睡眠中の人で、着陸前の食事時刻に起こす必要があるかどうかを尋ねられるが・・・)、それ以外の時間に何か食べたい時には、遠慮なくオーダーするようにとの機内アナウンスがあった。そこで、暫く時間が経過した所で、私は「ラーメン」を頼んでみた。私の記憶にある”JAL機内のラーメン”は、あの「ラーメンでスカイ」であったが、今回の「ラーメン」には驚かされた。言ってみれば、ラーメン店で食べるラーメンが出て来たのだ。海苔も乗っており、本当に、本当のラーメンだったのだ。あとで尋ねると、ラーメン店でよく見かける「湯切り」も行なって作る、本格ラーメンだそうで、味も本物であった。

  •  往路、機内で私は、殆どの時間、前のTV画面で、航空路案内画面を見ていた(復路は映画を見た=驚いたことに復路で観た映画「アルゴ」は、その数日後、アカデミー賞作品賞を受賞した)。確か35年前のヨーロッパ新婚旅行の際は、往路が「モスクワ・シェレメチェボ空港」、復路がアラスカ「アンカレッジ空港」に給油のため立ち寄った筈だが、さすがに今の時代は、給油のためのトランジットという話を聞く機会は少ない。このロンドン便は、成田を飛び立ったあと、佐渡島の上空を通り過ぎて日本海を北上し、北海道の西からロシア上空に入り、ハバロフスク近くを飛行して更に西進し、モスクワの遥か北を通り抜けて、ヘルシンキ上空、スカンジナビア半島南端部を飛び、デンマーク上空を通ってロンドンへ向かう。所要時間が12時間以上という長時間フライトであったが、この航路地図を眺めていると、結構、時間の経過を早く感じてしまう。最近の画面は実にきれいだ。

     往路、機内で私は、殆どの時間、前のTV画面で、航空路案内画面を見ていた(復路は映画を見た=驚いたことに復路で観た映画「アルゴ」は、その数日後、アカデミー賞作品賞を受賞した)。確か35年前のヨーロッパ新婚旅行の際は、往路が「モスクワ・シェレメチェボ空港」、復路がアラスカ「アンカレッジ空港」に給油のため立ち寄った筈だが、さすがに今の時代は、給油のためのトランジットという話を聞く機会は少ない。このロンドン便は、成田を飛び立ったあと、佐渡島の上空を通り過ぎて日本海を北上し、北海道の西からロシア上空に入り、ハバロフスク近くを飛行して更に西進し、モスクワの遥か北を通り抜けて、ヘルシンキ上空、スカンジナビア半島南端部を飛び、デンマーク上空を通ってロンドンへ向かう。所要時間が12時間以上という長時間フライトであったが、この航路地図を眺めていると、結構、時間の経過を早く感じてしまう。最近の画面は実にきれいだ。

  •  ヨーロッパの空は、相当、航空機で混雑していた。スカンジナビア上空あたりから、飛行機雲の長細い雲が本当に多くなってきた。中には、われわれの機体の下に拡がる”雲”を切り裂いて、航空機が交差して飛んで行く場面も多々あった。写真は、ロンドンに着陸直前、順番待ちをしていた時かと思うが、われわれの北の下に、1機、先行しており、さらに、写真を拡大しなければ判別不能ながら、左上部分に、もう1機、飛んでいるのを見ることが出来る。後で掲載する予定だが、このロンドンやパリ上空には、飛行機雲の細長い雲が、まるで「昼間の流星群」のように交差しているのが見える。こうなると、ヨーロッパでは「空の交通整理」を真剣に行なわなければならない時代になってきているんだと感じてしまった。高速での飛行だけに、本当に注意しなければならない!

     ヨーロッパの空は、相当、航空機で混雑していた。スカンジナビア上空あたりから、飛行機雲の長細い雲が本当に多くなってきた。中には、われわれの機体の下に拡がる”雲”を切り裂いて、航空機が交差して飛んで行く場面も多々あった。写真は、ロンドンに着陸直前、順番待ちをしていた時かと思うが、われわれの北の下に、1機、先行しており、さらに、写真を拡大しなければ判別不能ながら、左上部分に、もう1機、飛んでいるのを見ることが出来る。後で掲載する予定だが、このロンドンやパリ上空には、飛行機雲の細長い雲が、まるで「昼間の流星群」のように交差しているのが見える。こうなると、ヨーロッパでは「空の交通整理」を真剣に行なわなければならない時代になってきているんだと感じてしまった。高速での飛行だけに、本当に注意しなければならない!

  •  ロンドン・ヒースロー空港到着は、成田を出発して12時間半後、現地時間の直すと、時差の分を引いて、当日の夕方4時過ぎということになる。日本時間では、深夜0時過ぎ。8時間、トクをした気分だが、その分、翌日以降、睡眠不足に陥ってしまう。睡眠時間の調節は、なかなか難しい。<br /> 空港からは「JALパック」の送迎バスが、約10組の日本人客を次々に目的のホテルに降ろして行く。われわれは、比較的都心だったのだろうか、最後から2番目の降車だった。ボンドストリートに近い「ハイアット・リージェンシー・ロンドン。ザ・チャーチル」が宿泊ホテル。嬉しいことに「JALパック」の係員が、全てチェックインを行なってくれた。僅かに2泊であり寝るだけではあるが、さすがに完全なサービスとは行かず、エキストラベッドを入れて貰っていた3人宿泊の部屋には、タオル類やコップ等々、全て2人分しか用意されていなかった。早速「JALパック」の担当者が、クレームを付けてくれたが、こういう時に、旅行代理店にお願いした旅は助かる!フロントは3人と分かっていても、客室担当者には、そこまで話が行っていないのだろうか?到着後、夕食も摂らねば・・・と、早速、ボンドストリートへ繰り出してみた。さあ、明日は、オープンしたばかりの新観光名所「ザ・シャード」に行ってみよう!

     ロンドン・ヒースロー空港到着は、成田を出発して12時間半後、現地時間の直すと、時差の分を引いて、当日の夕方4時過ぎということになる。日本時間では、深夜0時過ぎ。8時間、トクをした気分だが、その分、翌日以降、睡眠不足に陥ってしまう。睡眠時間の調節は、なかなか難しい。
     空港からは「JALパック」の送迎バスが、約10組の日本人客を次々に目的のホテルに降ろして行く。われわれは、比較的都心だったのだろうか、最後から2番目の降車だった。ボンドストリートに近い「ハイアット・リージェンシー・ロンドン。ザ・チャーチル」が宿泊ホテル。嬉しいことに「JALパック」の係員が、全てチェックインを行なってくれた。僅かに2泊であり寝るだけではあるが、さすがに完全なサービスとは行かず、エキストラベッドを入れて貰っていた3人宿泊の部屋には、タオル類やコップ等々、全て2人分しか用意されていなかった。早速「JALパック」の担当者が、クレームを付けてくれたが、こういう時に、旅行代理店にお願いした旅は助かる!フロントは3人と分かっていても、客室担当者には、そこまで話が行っていないのだろうか?到着後、夕食も摂らねば・・・と、早速、ボンドストリートへ繰り出してみた。さあ、明日は、オープンしたばかりの新観光名所「ザ・シャード」に行ってみよう!

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