2012/09/21 - 2012/09/21
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ローズベリーさん
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2012年7月〜10月までの、3か月のヨーロッパ周遊記録(Vol.59)です。
旅もいよいよ残りあと2週間を切りました。1日1都市を目安に動いてはいたものの、最後は余裕がなくなってきたので、この日は無理やり2都市をまわっています。
午前中はマルセイユの街、午後はアルルをまわって、夜アヴィニョンへ移動します。
アルルへ行こうと思ったのは、ゴッホがモデルにしたといわれる跳ね橋があるのがきっかけでしたが、街からは遠いということで結局行かずに終わってしまいました。しかし、彼が描いた黄色い家のあった広場や入院していた病院など、その痕跡は町の中にもところどころで見られました。
またこの町は古代ローマ時代から栄え、円形闘技場や共同浴場跡、集会場の地下回廊などのローマ遺跡もたくさん散在しています。
写真は、ゴッホが描いた作品のポストカードです。
※1ユーロ=100〜104円
(フランス語の綴り記号が出せないのでなしで表記しています。)
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◆9月21日(金)第79日目
午前中は駆け足でマルセイユの街を観光し、そのまま荷物を持って電車でアルルに向かいました。
13:06 Marselle St-Charles→14:20 Arles
20分遅れでアルルに到着です。 -
アルル駅構内には、荷物預かり所がありません。
ツーリストインフォメーションで、荷物をどこに預けたらいいのか尋ねると、カヴァルリ門のそばにある3つのホテルを紹介してくれました。 -
もらった地図を頼りに、カヴァルリ門に到着しました。
(写真はその門があるラマルティーヌ広場です)
広場には、ゴッホが住んでいた家があったそうです。
もうその家はありませんが、家があった場所には『黄色い家』のパネルが立っていて、絵が描かれた当時と今の風景とを見比べることができる・・・
というのはあとから知った情報で(*^_^*)
このときはそんなことはつゆ知らず、広場のモノプリでお昼を買ってごはんを食べていました! -
カヴァルリ門を入ってすぐ右折したところにある“Hotel Regence”。
こちらに荷物を預かっていただき(2ユーロ)、早速アルルの町に向かいます。
ここではレンタサイクルもやっているようです。
アルルの跳ね橋へ行くのに便利だなと思いましたが、インフォメーションで聞いたときそこまで5?あると言われ、地図にも場所が載っていなかったのであきらめました・・・
このあとのアヴィニョン移動もあるので断念します。 -
まずやってきたのは、円形闘技場。
フランスでは最大規模で2万人を収容できるそうですが、ローマのコロッセオを見たあとに来てしまうと・・・
正直小さめに見えてしまいます。 -
チケットは、こちらの円形闘技場とそばにある古代劇場との共通チケットでした。
(6.5ユーロ) -
闘技場の構造は、身分のちがう人同士がすれ違うことのないよう設計されていたそうです。 -
観客席に上がることができました。 -
客席の部分はほとんど残っておらず、現在は足場が組まれています。 -
これだけで支えられていると思うと、怖い気もします・・・ -
-
展望スペースから見たところです。
楕円形をした競技場。
ローマ時代にはここで闘技が行われていたそうですが、今でも復活祭から9月までの間に闘牛が行われるそうです。 -
反対側からは、アルルの町並みが見渡せます。 -
次に古代劇場にやってきました。 -
紀元前1世紀末につくられた劇場で、1万人を収容できたそうです。 -
客席から見た舞台。
崩れた遺跡が、なんともいえない味を出しています。 -
敷地内には、遺跡のかけらがごろごろしています。 -
“Pl.de la Republique(レピュブリック広場)”です。
写真は市庁舎の建物。 -
ロマネスクの教会“サン・トロフィーム教会”です。 -
入口の扉のアーチの彫刻は、『最後の審判』。
天国に昇っていく人々と、反対側には鎖につながれて地獄に向かう人々が表現されています。 -
静まり返った内部にはパイプオルガンの演奏が響き渡り、心が休まるようでした。 -
少し変わった説教壇があります。 -
ここで有名なのは回廊なのですが、入口がわからずあちこち探しました。
教会を出た隣にその出入口があります。 -
回廊です。
ところどころに首のない像もあります。 -
場所によって若干つくりが異なるようです。
北と東の回廊は12世紀のロマネスク様式、西と南は14世紀のゴシック様式です。 -
柱のちょっとした装飾も繊細です。 -
レピュブリック広場から続くレピュブリック通り。
商店街といった雰囲気です。 -
プロヴァンスらしいラベンダーのおみやげもたくさん売られています。
ポプリや石鹸、どれもいい香り♪
ラベンダー畑やひまわり畑、田舎の風景のポストカードも思わず見入ってしまうものばかり。 -
“Espase Van Gogh”
ゴッホが入院していた病院の建物です。 -
こちらが中庭。
建物は現在、図書館、翻訳学校、カフェなどもあるオープンスペースになっています。 -
コンスタンティヌス共同浴場です。
4世紀、コンスタンティヌス帝の時代につくられた共同浴場で、当時はモザイクや大理石、フレスコ画などで装飾された大変豪華なつくりだったようです。 -
今は廃墟となり、小さな壁の穴はすべて鳩のすみかに・・・ -
この通りは、車、自転車、バイク禁止のマークがついていますが、やけに厳重。
公道?
通っていいのでしょうか。 -
“Musee Reattu(レアチュー美術館)”
中には、ピカソが寄贈した50枚以上のデッサンがあるそうです。 -
3時間ほど歩いて、だいぶ疲れました。
このあたりで、旧市街をあとにします。
ローヌ川沿いの歩道を歩いて、荷物を預けたホテルへ。 -
夕食を食べてから電車に乗るつもりでしたが、18:30ではお店がどこも開いていませんでした。
予定より1時間ほど早いですが、アヴィニョンへ移動します。 -
電車が遅れていて、タイミングよく乗れました。
19:00 Arles→19:20 Avignon Centre -
安宿が見つからなかったので、今回はホテルです。
“Hotel Central Avignon”
31-33 Rue De la Republique
駅から大通りをまっすぐ400mほどで利用しやすい立地でした。 -
こちらに2泊します。
しばらくドミトリー生活だったので、久しぶりの一人部屋の快適さがたまりません(^^♪
部屋で思いきり洗濯をして、フランス語のシンプソンズを見て眠りました。
明日はアヴィニョンの街の観光と、ポン・デュ・ガール、そして待望の“フランスの最も美しい村”ツアーに出かけます!
≪出費≫
・電車代 14.6ユーロ;マルセイユ→アルル
7.1ユーロ;アルル→アヴィニョン
・荷物預かり 2ユーロ
・円形闘技場と古代劇場共通券 6.5ユーロ
・サン・トロフィーム教会回廊 2.6ユーロ
・軽食 3.4ユーロ;チョコレートケーキ、水
・夕食 5.99ユーロ;サラダパスタ、ハム、ヨーグルト
・宿代 65ユーロ
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