2012/11/05 - 2012/11/05
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harihariさん
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2012年11月。
午前中に奈良国立博物館で、恒例の正倉院展を観覧した後、近鉄特急で京都まで。
午後は妙法院と清浄華院で、非公開の文化財を拝観。
晩ごはんは、京都四条から木屋町に下ったところにある、もち料理「きた村」。
前々から気になっていたお店の一つでしたが、期待に違わぬ美味しい料理を堪能しました。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
-
聖武天皇・光明皇后ゆかりの品々をはじめ、天平時代の美術工芸品が多数出品されるのが、今年で64回目を迎える正倉院展。
毎年、この時期のわずか2週間で20数万人を動員していますが、世界一位の入場者数を誇っていることはあまり知られていません。
今年の目玉は、螺鈿紫檀琵琶(らでんしたんのびわ)やポスターにも載せられている瑠璃坏(るりのつき)。 -
正倉院展を観覧した後、すぐに近鉄特急で京都へ向かいます。
奈良公園で買ったお弁当とピタパンは、特急の中でいただきます。 -
京都駅からバスに乗って、東山七条の妙法院前で下車。
いつ前を通っても閉ざされている門ですが、この日はウェルカム状態。
青蓮院、三千院と並んで天台三門跡の一つと称されるだけあって、とても立派な佇まい。
また、すぐ隣の三十三間堂は、実はこの妙法院の仏堂なのです。 -
通常は月に1度の法要の日だけの公開ですが、今回は2週間の特別公開。
国宝や重要文化財の建造物も必見ですが、何といっても、この日最大の目玉は、イエズス会が秀吉に送った国宝「ポルトガル国印度副王信書」。
教科書などで見たことのある、中世の貴重な外交文書です。 -
国宝の庫裏(桃山時代)。
唐破風の玄関をくぐると、内部が想像以上のスケールなことに驚きます。 -
京都御所の一部を移築したものと伝えられる、書院と大玄関(重要文化財)。
さらには狩野派の障壁画58面も重要文化財に指定されています。 -
妙法院を拝観してからは、もう一件、清浄華院も訪問してみました。
創建は古く、平安時代初期。
室町時代には隆盛を極め、多くの伽藍を構えていたのですが、今は比較的こじんまりとしたお寺です。 -
清浄華院の特別公開は、平成24年に国宝に新指定された、普悦画の絹本着色阿弥陀三尊像。
ここで今日の拝観予定は終了。
あとは、晩ごはんのお店探しです。 -
四条河原町から木屋町に下って。
老舗料理屋や旅館の並ぶ鴨川沿いの通り。
以前から、通るたびにいつか入ろうと思っていたお店。 -
宵闇に浮かぶステンドグラス。
耽美な灯りに描かれた「きた村」の文字。
いいお店の期待感が、ぐっと高まってきます。 -
暖簾をくぐって、町家の引き戸を開ける。
古い家にお邪魔する感じで、靴を脱いで上がるのが嬉しい。
割と早い時間で、他にお客さんもいなかったので、入り口から一番奥のカウンターに座りました。 -
お願いしたのは8000円のおまかせ。
まずは八寸「おもちや箱」。
コース料理、特に日本料理の場合は物語が大切。
きれいな箱に入って出てくることで、幕を(蓋を)開けるワクワク感まで味わえるというのが嬉しいのです。
さて、箱の中には… -
茄子と青唐と生麩の炊き合わせ。生湯葉と雲丹。
鱒の押し寿司の蕪巻き。海老、薩摩芋、赤蒟蒻。
色彩豊かに、美味しそうなお料理を詰め込んだ「おもちや箱」。 -
日本のお料理には、日本のお酒。
伏見の酒造・山本本家の「神聖」を燗で。
徳利がまた素敵なこと。 -
カウンターの前には、ずらりとセンスのいい器が並べられていて、それらを一つ一つ眺めているだけでも楽しくなります。
そして、地袋のような引き戸には、料理に関係のある絵と詞が描かれています。
ただし、開ける時は注意が必要… -
揚げじゃこ豆腐。
クリーミーな豆腐の舌触りに、カリカリじゃこの食感。
音でも楽しめる一品。 -
濃いオレンジ色のソース。
中には… -
きた村名物、タラコ餅。
だしでのばしたタラコにつきたてのお餅。
こんなお餅は食べたことがありませんが、とにかく美味しい。 -
お造り。
甘エビ、鯛、カンパチ、雲丹。 -
お酒がなくなったので、もう一本追加。
倉敷森田酒造の「萬年雪幻雪」を燗で。
今度は漆黒のお銚子。 -
松茸や貝の土瓶蒸し。
幸せ過ぎる味わい。 -
鱧の串焼き。
肉厚な白身のホクホク感と、香ばしい焼き具合が最高。
美味しいけど、お酒はほどほどにしとかなきゃ。 -
おだしのお茶漬け。
あられがたくさん浮いていて、梅肉のさっぱり風味で食事が終了。 -
おだしまで飲み干すと、器の底に「満福」の文字。
おもち屋の「おもちゃ箱」といい、「満福」といい、ちょっとしたエッセンスを散りばめているようです。
食事中も、女将と大将が出てきてくれて、お料理の話やお酒の話など楽しい会話をさせていただきました。 -
最後はデザート。
甘さと爽やかさが残る、栗といちじくのムース。
料理も美味しく、雰囲気もよく、再訪間違いなしのお店ですが、次は餅尽くしにしてみてもいいかも。
大変満福になりました。
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