2012.12南紀白浜、赤ちゃんパンダに癒される温泉グルメの旅（その1）

2012/12/14 - 2012/12/15

南紀白浜・アドベンチャーワールドのパンダファミリーに2012年8月に生まれた赤ちゃんパンダに会ってきました。
今回も特典航空券と冬ならではのお手軽価格のグルメプランを利用して、すくすく成長しているコパンダたちが遊ぶ愛らしい姿をゆっくり観覧。アドベンでは、一足早いクリスマス気分も味わうことができました。

娘がこだわって選んだ客室露天風呂付きの宿でVIP気分も味わい、お腹も心も満たされた1泊2日の旅でしたが、唯一の心残りは、赤ちゃん時代から知っていた双子のパンダ「愛浜＆明浜」が訪問直前に中国に旅立ってしまいほんの1週違いでお別れができなかったことです。

しかし、愛浜・明浜に続く中国への旅立ちが近い予感がした双子の梅浜と永浜を心ゆくまで観覧できたのはよかったです。

エリア 南紀白浜(和歌山)

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー JALグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

＜1日目＞

羽田発11時20分のJAL便で南紀白浜空港へ向かう前に、空港内レストランで「ガレット・セット」のブランチ。
サラダ系のガレットとセットに選んだスペシャル・ブレンドの水出しアイスティがおいしかったです。

そば粉のガレットはフランス・ブルターニュ地方の郷土料理で、モンサンミッッシェル観光時に初めて食べました。
最近は都内にも専門店が結構ありますが、私はデザートタイプの甘いものよりもサラダ感覚や、チーズとハム、サーモン入りなどが好みです。

定刻12時40分、南紀白浜空港到着。

タクシーに乗ろうとしたら、運転手さんが「もうすぐバスが出るよ」と教えてくれたので路線バス利用でアドベンへ。（タクシー代が節約できました）

12月中旬に訪問したのは初めてですが、園内はすっかりクリスマスモード。親子パンダの像を横目にみながらパンダランドへ急ぎます。

午後1時半少し前にパンダランドに到着。

8月10日生まれの「優浜」のバナーが迎えてくれます。

まずは、本日の展示配置やスケジュールを確認。
「優浜」は午後3時までの展示です。

屋内展示場に赤ちゃんパンダ優浜の様子を見に行くと、

良ママは爆睡中で、よちよち歩きができるようになった優たんは一人遊び。
本日は午後3時まで母子公開タイムなのでまずは、ウエイクアップタイムの行われる屋外運動場で大きめのコパンダたちを観覧することにしました。

屋外にある二つの運動場で4歳と2歳になる二組の双子のウエイクアップタイムが行われます。

大勢のお客様が柵の前に並んで主役の登場を待っていますが、本日は先に4歳の双子からウエイクアップタイムが行われることになりました。
娘と左右二手に分かれて位置取りしたら、私が居た方にまずお姉さんパンダの梅浜が出てきました。

グルメハンターの梅ちゃんは、通り道に少しだけ置いてあったタケをつまみ食いした後、タケがたくさん並べてあるところへまっしぐら。

梅ちゃんが座ってタケを食べていると、弟の永浜も登場。

永くんは、木の枝の上にあるニンジンを発見し木によじ登りニンジンをGETします。

お食事中の梅ちゃんの前に永くんもお座り。

仲良く向かい合った梅ちゃんと永くんは、仲良くタケを分け合ってしばし歓談。

6歳の誕生日を目前に中国に旅立った双子の姉・兄のことでも話していたのでしょうか。

こちらの双子は9月に4歳になり、最近は、お年頃なのかよく揉めていると聞きましたが、この時間は仲良く並んでお食事中です。

シンクロするように仲良く並んでいる姿も今回が見納めかと思うと、ずっと見ていたい気がしますが、隣の運動場の様子も気になります。

お隣の運動場です。
前回の訪問時に赤ちゃんだった双子は8月に2歳になりましたが、さっき見た双子たちと比べると身体が一回り小さくまだコパンダです。

兄の海浜は、滑り台の下に座って早速タケを食べていますが、妹の陽浜はまずはお客様にご挨拶してからという立派な心がけ。

陽浜も、お座りしてタケを食べ始めました。

海浜は、いつの間にか寝食いの体勢になってます。
パンダ座りが苦手という噂がありますが・・・・

さて、赤ちゃんパンダの展示室に戻ると、良ママは相変わらず爆睡。

優たんはママの周りをウロチョロしてなんとかママに遊んでもらいたい様子ですが、ママは起きません。

優浜は、一緒に生まれるはずだった双子が死産だったのでアドベンでは久々に双子ではない赤ちゃんということになります。

母乳100%ですくすく育ち、好奇心一杯の優たんは広い室内を移動して一人遊び。

ママのところへ戻ってきて、ママにアピールしますがママは全く動きません。

再び屋外のコパンダ双子の海浜・陽浜です。

滑り台の下に並んでキャッキャッと何やら楽しげな様子。

海浜＆陽浜は、お客さまに愛嬌を振りまいたり営業熱心。
けなげなコパンダきょうだいです。

その頃、アドベンにいるコパンダたちのお父さん、永明さんは屋内展示室で優雅にお食事中。

2歳で来日以来アドベン暮らしが長い永明さんはちょっとでも気に入らないタケには手をつけないうるさ型グルメ。
スタッフが用意したタケに全く手をつけないときなどは、何とか食べてもらえるタケを求めてあちこち駆けずり回って調達するとのこと。

再び赤ちゃんパンダの様子を見に行くと、遊び疲れたのか優たんもお昼寝中ですが、優たんはママのウンチが枕代わりのように見えます。

ようやく長いお昼寝から目覚めた良ママはタケをバリバリ食べてます。

これまで双子の育児の時は、母乳だけでは足りなかったようですが、優たんは母乳だけで育てられているとのこと。

好奇心旺盛な優たんはよちよち歩きが出来るようになると、室内探検が楽しいらしく部屋のあちこちに出没。
時には、お客様のすぐ目の前まで行くので大人気です。

午後3時過ぎ、良ママがいったん退出した後スタッフが優たんを迎えにきて、優たんの『バイバイタイム』。

スタッフが抱っこするも重そうですが、本日の体重は7,200グラムでした。

今回の隠れテーマは、4歳の双子・梅浜＆永浜の私的見納めです。

さっきは仲の良い双子でしたが、夕方になると本気モードのプロレスが始まっていました。

以前は体重で優っていた姉の梅浜も、最近は体重差が殆どなくなり力をつけてきた永浜にやられる展開が多いようなのです。

梅浜と永浜は組んずほぐれつの大乱闘。

時々うなり声が聞こえてきます。

隣の運動場からコパンダも心配そうに姉・兄の壮絶なバトルの行方を見ています。

永浜に噛みつかれて顔を引っ張られている梅浜。

ひとしきり争って休戦タイムになったかと思うと再びバトルっていた梅＆永ですが、収納時間が近くなると利害が一致するのか仲良く収納待ち。

丸顔美人の梅浜

屋内展示室で姉の梅浜を単独で観覧できました。
小さい頃から丸々太った可愛いぬいぐるみのようなパンダでした。

名残は尽きませんが閉園時間が近づいたので、パンダランドを後にして、お土産を買いながら出口へ向かいます。

アドベンからタクシーで向かったのは、各客室にも露天風呂が付いているこじんまりした宿。

夕食前に、別棟の大浴場と外湯巡りに出かけましたが、履き物にあわせた足袋型のソックスなどの「湯巡りセット」を持って近場の外湯をハシゴしてきました。

それぞれに趣のある温泉だったのですが、坂道も多く足場があまりよくないので雨が降るとちょっと辛いかもしれません。

夕食は、別棟の食堂まで出向きますが、個室になっている和室が用意されていたのでゆっくりくつろいで食事ができました。

風呂上がりに冷たい生ビールを飲みながら、次々運ばれる料理を楽しみむ至福のひとときです。

・食前酒（梅酒）
・先付け三種盛り

ＨＰには個室利用は要予約と書いてありましたが、空いていたので個室を用意してくれたのかもしれません。

季冬の侯ですが、伊佐木の姿造りを中心に紅葉できれいに飾り付けられた華やかなあしらいの白浜の地魚のお刺身。

白浜では毎回違う宿に泊まっていますが、地魚のお刺身のおいしさは共通です。

今回のハイライト、「アワビの炭火焼き」

網の上で身をくねらせるアワビを見ているのは少し残酷なような気もしますが、私にとっては白浜に来たときしか食べられないご馳走です。
直火の炭火焼きはより一層味わい深く焼き上がるように思います。

アワビが焼き上がる間に、
・鯛蕪蒸し、伊勢海老サラダ巻きも食べました。

・クエの小鍋

クエ鍋は冬の白浜のお楽しみですが、前回の宿では串本町にある近畿大学の育卵と聞きました。

締めにでたお茶漬けは、お茶漬けあられをまぶした鮭のおにぎり風でした。

色々食べてお腹が苦しくなりますが、デザートまできれいに完食しました。

部屋に戻ってひと休みしてから、お部屋のバルコニーにある客室露天風呂を利用しました。
熱い源泉のお湯を適温にコントロールするコツがうまくつかめず苦労しましたが、客室露天風呂が若い女性に人気とのこと。

（パンダランド二日目の様子などは、その2に続きます）