2013/01/30 - 2013/01/31
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旅するきのこちゃんさん
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一流フランス料理なんて、値段も敷居も高いだけで口に合わないでしょーと勝手に決め付けて敬遠していた。
そんなわたしがおバカでしたー!
本当に料理がおいしくて、しかも居心地のよいレストランがパリにはあるのねぇ。
いつも人が多くて道が分かりにくくてブランドショップばかりで…とマイナスイメージが多かったパリを好きになれた今回の旅。
すべては心からおいしく楽しくいただけた、ちょっぴりぜいたくな食事のおかげかも。
ここだけの話…褒められたもんじゃないお腹ポンポン臨月旅行でした。。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 鉄道 タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
まだ真っ暗、朝6時半のロンドン、セント・パンクラス駅。
-
7時台のユーロスターで、パリへ出発。
冬のスペシャルオファーで、ロンドン―パリ往復69ポンド! -
10時半、外国に来た実感もなくパリに到着。
-
タクシーで、この旅のお宿「Radisson Blu Ambassador Hotel, Paris Opera」へ。
お部屋はビジネスクラスルーム。
さすがパリの中心地。1泊360ポンドと高かったけど、立地はいいしお部屋も快適だったので納得。
※役に立ったHISの旅ブロ http://ameblo.jp/his-paris/entry-11151534930.html -
ビジネスクラスルームは、最上階のラウンジにアクセス可能。
思ったよりこじんまりとしたラウンジ。
ドリンクとスナックでちょっぴり休憩。 -
さっそくランチ!地下鉄でSevres Babylone駅へ。
冬のパリ、お決まりの冷たーい雨。 -
まずやって来たのはル・プティ・ヴェルド(Le Petit Verdot)。
ロンドンに住むグルメな夫婦がすすめてくれた、日本人ソムリエが開いたビストロ。
むき出しのコンクリート壁とぼんやりした灯りが、いい”ビストロ感”だしてる! -
前菜の白身魚。ほんわかやさしいソースがおいしかったー
-
「色が濃くて樽熟した白を」という母のリクエストで、ソムリエがセレクトしたワイン。
「なんでも熟してるのが好きなの、私みたいに」という母の冗談に、「日本の女性は熟すると顔ばかり気にするでしょ。フランスの女性は顔じゃなくて頭で勝負だから」というソムリエのセリフがやけに印象的。
わたしのことは「20代なんてただのヒヨッコ」と一蹴。
ソムリエはテキパキしすぎて一見きびしそうだけど、話すととっても気さくな武道家タイプ。 -
メインの豚のロースト。
焼き加減、脂の乗りが絶妙!
その後、のんびりデザートとコーヒーをいただきお会計100ユーロ以下!
気取らずリラックスできる、とても居心地のいいビストロでした。
http://www.le-petit-verdot.com/ -
徒歩10分弱で、食のデパート ボン・マルシェへ。
チーズ好きの母はコンテチーズとミモレットを購入。
チーズ売り場のお姉さん、カタコトで「大丈夫デスカ?」などと話してくれた。すごーい。 -
前からかわいいなぁと思っていた「シャポン」のチョコレートに出会えた!
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ディナーまでにお腹を空かせるべく、ルーブル美術館方面を散策することに。
それぞれの駅が個性的な、パリの地下鉄。 -
母の大好きなパリの雑貨屋さん、「PYLONES」。
日本では「プチ・コギャン」という店名で、母はちょっとした常連さん。
値段は日本とそんなに変わらないけど、ラジオとかトースターとか、EUでしか買えないグッズがたくさん! -
すっかりいいお天気のルーブル美術館前。
-
母娘が愛してやまないマリテフランソワジルボー本店でお買いもの♪
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いったんホテルに戻って、ラウンジでちょい飲み。(母が)
カクテルタイムにはオリーブや焼き菓子など、ちょっとしたおつまみも。 -
ラウンジから見たエッフェル塔。
「Eiffle Tower View」という文句は間違いじゃないけど、迫力はないよね…
ちっちゃいロウソクのようなView。。。 -
…と思ったら、大迫力のエッフェル塔がすぐそこに!
タクシーで、お待ちかねの豪華ディナーへ急げ急げ。 -
閑静な15区にあるレストラン、「le Quinzieme」。
http://www.restaurantlequinzieme.com/en/home -
ふとインターネットで見つけた、こーんなケーキ達にひと目ぼれ。
シンプルかつモダンでセンスよく、なにしろおいしそう!
誰が作ってるの〜?と調べると、フランスのスターシェフ、シリル・リニャックさんとのこと。
この人のレストランならぜったい間違いない!と直感を信じて即予約したのでした。 -
シリルさん、どうやらフランスではお茶の間で人気の「イケメンシェフ」らしい。
ミーハーでもないし、イケメンにも興味ないけど、あのケーキのセンスを信じる! -
メニューは、シェフのセンスを楽しめるdegustationのコース(140ユーロ)をチョイス。
母は、ワイン付きのコース(+50ユーロ)。
レストランの中は想像以上にハイクラスな雰囲気はあったけど、ゲストの皆さんはカジュアルな人が多い様子。
ジーパン姿のおじさんも発見。
若いシェフのお店なだけに、活気があり堅苦しくないので居心地はバツグン。 -
母はロゼのシャンパン、わたしは洋ナシのジュースで乾杯。
とってもおしゃれな前菜からスタート。
ちょっとずつなのに、それぞれの味がしっかり濃厚で、存在感アリ。 -
ラギノールのナイフ。
柄の部分にC/Lと、シリルのイニシャル入りでございます。 -
レバーパテとオレンジゼリーのなんとか。
うむ、濃厚。
おしゃべりしながら、ゆーっくり食べよう。 -
帆立とトリュフのなんとか。
この見た目で、おいしくないわけないでしょ。 -
ロブスターとニョッキのなんとか。
期待を裏切らない美しさとおいしさ! -
お口直しのレモンシャーベット。
タイのスパイスが効いててさっぱり〜 -
この日のメインはチキンのカルボナーラ風。
チキン?と思ったけど、チーズソースが濃厚で食べ応えアリ。
これ以上にお上品なパスタが、この世にある?
お料理ごとにサーブしてくれるワインもおいしかったようで、母はこの日からサンテミリオンの赤ワインに夢中。 -
やーっと、デザート。
このあたりから、食べすぎ信号点滅。
ホワイトチョコもレモンクリームも、おいしいけどかなり濃厚@@ -
とどめのデザートのデザート 笑
帰りには、分厚いチョコマーブルパウンドケーキのお土産まで頂いた。
ウェイターさんたちもとても感じがよく、ワインのことや音楽のことなど、なんだかたくさん話した気がする。
レストランの雰囲気や料理の味・ビジュアル、そこにあるものすべてを好きになれて、心から「ディナーを楽しめた」夜だった。 -
その日の深夜、やっぱり来たー。
食べすぎ赤信号、点灯。
恐るべしフレンチ、バターとかクリームの量が半端なく多いもんな。。
臨月とは関係なく、食べすぎの軽い腹痛に襲われておやすみなさい。 -
朝はケロっと目覚めて、朝ごはんはこのボリューム。
母も、元気だよなぁ。 -
ランチ前に、オペラ座へ。
あまり人がいなくて、とっても静かに見学できた。
ホールにあるシャガールの天井画に心が惹かれ、しばしうっとり。
写真は撮れないので、これでもかと目に焼き付けて。 -
2日目のランチは「Helene Darroze」へ。
レストランの隣のサロンは、とってもポップな雰囲気。
低めのソファーに母と横並び、まるでリビングにいるような気分のシートに腰掛け。
http://www.helenedarroze.com/ -
とっても手頃なランチプレート(28ユーロ)をいただくことに。
カトラリーもパンの形も、とってもかわいい。
いかにも女性シェフのレストランらしく、女ゴコロをくすぐるデザインの物ばかり。 -
ほーら、こんなにかわいいランチプレート。
いろんな料理を少しずつ食べられて、とってもわくわく。
1つ1つの料理がとっても丁寧に作られていて、味も満足! -
すでに満腹なのに、ガツンと濃厚デザート。
-
もう一発、またしてもデザートのデザート 笑
ココナッツ味のギモーヴ。
こんなに楽しめて、お得感もたっぷりの満足ランチ。 -
凱旋門〜シャンゼリゼ大通り〜
あとはプランタンとラファイエットでキッチン用品やスイーツのお土産探しに没頭。。 -
あっっっと言う間に夜8時。
いそいそとパリ北駅に向かい、帰路に着く。 -
こうして、大きな声で人には言えない臨月旅行が完結。
食べたいもの、行きたいとこ、母と一緒に元気に制覇できて、お腹いっぱい胸いっぱい。
今回パリで訪れたビストロやレストランは、もう一度行けたら行きたいなと思うぐらい、味も感性も相性バツグンだった。
こういうのって、人と同じで「巡り会い」だよな、とつくづく。 -
パリでの栄養も空気もしっかり吸収して…
この旅から約1か月後、元気な男の子を出産しました。
この事実をもって、この旅は本当の意味で無事に完結となりました!
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この旅行記へのコメント (5)
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- naocomさん 2013/05/27 17:30:24
- ご出産おめでとうございます
- 旅するきのこちゃんさん
はじめまして。ちょくちょく寄らせていただいておりますnaocomと申します。
ロンドン在住の素敵な旅行生活、うらやましすぎて鼻血が出そうです!
ひさしぶりにやってきて、ご妊娠されていたことや無事にご出産されたこと、はじめて知りました。遅くなりましたがおめでとうございます!さかのぼってみるとご妊娠中も精力的に旅行されていたことがよくわかります(笑)。
じつは私も妊娠4カ月です。妊娠は望んでいたもののこんなに早くできると思ってなくて(今年中にできればいいなくらいに思っていた)、妊娠前に申し込んだロシア旅行を7月に控えています。これ以上ないくらい順調なのに、実母をはじめとする周囲の人ほぼ全員に旅行を反対されて閉口しています・・・。主治医も「おすすめしないということで〜」しか言ってくれません。
きのこちゃんさんが臨月に助産師さんにOKもらって、しかもお母様と一緒に旅行されているのを見てびっくりしてしまいました。ああ、夢のまた夢・・・。日本だと妊婦の旅行ってすごく厳しい目で見られるけど、欧米ではかなり自由みたいですね。
パリには学生のとき一度行ったきりですが、大人になってから行くと相当楽しそうですね。昔は入れなかった贅沢なレストランに行ってみるのもいいなーと思いました。妊婦&授乳中だとお酒飲めないのがうらめしいですね(笑)。それにしてもパリまで列車で行けるなんて素敵。
今後、お子さま連れ旅行の更新も楽しみにしております。
naocom
- 旅するきのこちゃんさん からの返信 2013/05/29 03:33:40
- RE: ご出産おめでとうございます
- naocomさん、ありがとうございます。
そして、ご妊娠おめでとうございます!
鼻血!?出さないように気をつけてください〜 笑
わたし自身も望んでいた以上に早い妊娠・出産だったので、naocomさんのお気持ちはよーく分かります。
臨月のパリ行きは、いま思うと「よくあの体で行ったなぁ」と苦笑いです。
こっちは、すべてのことにおいて「自己責任」という考えが強いと思います。なので、個人の行動に関してはかなり自由に捉えられていると感じます。
ロシア旅行ですか。魅力的ですが、ちょっぴり遠いですねぇ。
まだまだ体も動かせるし、つわりもなくなって元気だからこそ、旅行をあきらめるのが辛いですよね。
周りはnaocomさんご夫婦のことを思って、アドバイスしてくれているのでしょう。わたしももし友人に相談されたら、大丈夫だよーとは言えないと思います。もし決行されるのであれば、病院の場所や電話番号、症状が説明できるように準備しておけば少し安心できると思いますよ。
どちらの判断をしても、出産前にストレスを溜めずに暮らしていれば、その後もスムーズに生活できるように思います。まだ始まったばかりですが、子供との生活はとても楽しいですよ!
naocomさんの近い未来が、幸せいっぱいでありますように!!
旅するきのこc.
- naocomさん からの返信 2013/05/29 15:19:44
- RE: RE: ご出産おめでとうございます
- 旅するきのこちゃんさん、ご返信ありがとうございます。
妊娠中に旅行経験のある方のお話を聞くのは貴重なのでとてもうれしいです。
ロシア(モスクワ)はたしかに遠いです・・・。ロンドンからパリに行くのとはわけがちがいますね。
ただ、今回の旅は現地に友人が住んでいて、彼女は現地で出産経験もあり、もし病院に行くことがあっても面倒を見てくれると言っています。妊娠関連の診療をカバーする保険にも入ります。友人と一緒にいないときに具合がわるくなっても病院に行けるように準備をするつもりです。直前まで異常がなければ旅は決行します。
きのこちゃんさんの旅行記は、日本在住だと1週間ほどの日程を組みたいくらいの場所に、週末を利用してさらりと行かれていてほんとにうらやましいです!
と思ったら、日記の更新が!このあいだテレビで見たばかりのオリエント急行じゃないですかー!!すごーい!ため息・・・。ご主人素敵すぎです。私もバーチャル旅行を楽しませていただきました☆
naocom
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- TSUNEさん 2013/05/16 07:17:50
- おめでとうございます
- 無事にご出産おめでとうございます。
臨月では航空機は無理ですもんね。でもロンドンからならユーロスターが便利ですね。
ロンドン在住なんてうらやましい!
パリ、グルメ満喫ですね(^^)
旅先で美味しい店に会えると嬉しいですよね(^^)
反対に美味しくないと…
次の旅行の予定はどうなっているのでしょうか?
子育て頑張ってください!
- 旅するきのこちゃんさん からの返信 2013/05/22 19:19:15
- RE: おめでとうございます
- ツネさん
うれしいです!ありがとうございます!
パリの旅は、いま思うと「よく行ったよなぁ。。。」。
イギリスのポジティブな助産師さんのGOサインを信じて、勢いで行ってきましたよ。
子どもが小さいと子ども中心になるし、子どもの記憶にも残りませんが、ちょいちょい旅はしていきたいなぁと思っています。
まさか4トラベルで祝福のメッセージを頂けると思っていなかったので、とてもうれしいです〜。
旅するきのこc.
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