2013/02/02 - 2013/02/02
13位(同エリア57件中)
ころっつさん
今年の冬の味覚を楽しむツアーは「クエ」を選択。
「クエ」はぷりぷりした白身が超絶な幻の高級魚で、和歌山県の有田・日高地方がその産地として知られており、そこに食べに行くべく日帰りランチツアーを敢行しました。
和歌山電鐡の「タマ」社長代理に訪問後、クエを昼食にたらふく食べ、夕食にはご当地和歌山ラーメンではなく、なぜか徳島ラーメンを食べました。
○1年前に白崎海岸を訪れ、少しだけクエを食した旅行記
http://4travel.jp/traveler/password/album/10643339/
- 交通手段
- 自家用車
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貴志駅でタマ社長代理との対面を楽しんだ後は、一気に紀伊半島を下り、日高町の産湯海岸にある「民宿橋本荘」に到着。ここで高級魚・クエの昼食とします。
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民宿の玄関には「天然クエ」の宿であることを示す置物があります。
ちょうど予約時間の正午に到着したので、そのまま部屋に通されます。 -
今回予約していたのは、「活クエフルコース」で値段は1人前13,650円。
幻の高級魚というだけあって、さすが高めの価格設定ですが、クエ鍋だけなら8,400円というコースもあります。こちらは鍋用の身が盛られた大皿です。 -
幻の高級魚・クエ。
クエは大きいもので体長2mにもおよぶ、見た目はかなりグロテスクな魚です。本州中部以南に生息しており、和歌山の日高・有田地方の名物として知られています。
ふぐのような白身ですが、失礼ながらふぐとは比べ物にならない美味しさです。 -
部屋にあったクエの灰皿や置物とともに…。
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クエのタタキ。カツオとは異なり、脂っこさがまったくありません。
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クエの押し寿司。
さっぱりとしたやわらかい食感で、今回のメニューの中でもイチオシの一品です。 -
こちら赤い細切りはクエの胃袋です。柔らかな食感は不思議な感覚で、少し甘味のあるお味でした。
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もっともオーソドックスなクエの薄造り。
シンプルに刺身でいただくのもめっちゃ美味しい魚なのです。 -
ヒレをあぶって熱燗にしたクエのヒレ酒。
少し生臭い、濃厚な味なのですが、私以外の同行者が全員パスしたので、最後には全員分の4杯を飲むことになりました…。これくらいの量ならまだ何とか平気です。 -
クエの身の天ぷら。やっぱりフグとは違うんです、食感が。
何というのか、フグよりも全然プリプリ感があるものの、ふわっと口の中で広がるものです。 -
大きく切った身はメイン料理のクエ鍋用のもの。骨が付いたアラの部分と脂が乗ったトロ身部分との2種類があります。
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しばらくして鍋からあげて、ぽん酢にもみじおろしでいただきます。
私の語彙では説明できませんので、とにかく一度ご賞味ください。この味を。 -
最後は鍋に残るクエの出汁に、ごはんと卵を混ぜて、雑炊にしていただきます。
2時間ほどかけて食べ、満腹になった大満足のコースでした。 -
昼食を終え、民宿から10分ほどのところにある「日の岬」に行きました。
日の岬は紀伊水道を望む紀州最西端の岬で、標高200mの高台にあるので、景色が抜群にいいです。 -
岬の駐車場近くには小さな遊園地があったのですが、今は廃墟と化しており、その横には移民の歴史を伝えるアメリカ村資料館があり、何だか寂しさを感じます。
駐車場から資料館に登る階段の途中になぜかカメの石像が置かれていました。 -
アメリカ資料館の屋上展望台からみた日の岬灯台と紀伊水道。
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海に近く強風が吹くためなのか、風力発電の施設も立っています。
そう言えば、この辺りの山には多くの風力発電施設が立ち並んでいました。 -
日の岬から御坊市街地に向かう途中にある、弓なりに日高川の河口にかけて広がる煙樹海岸。冬ですが和歌山の温暖な日和です。
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砂浜が向こうまでずっと広がります。
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黒潮が流れる暖かな海ですが、冬なので激しい白波が砂浜に打ち寄せています。
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磯にも激しく波が迫り、岩にぶつかり弾けます。
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日高町から高速道路を通り、和歌山市内に戻ってきました。
こちらは和歌山城の南にある紀州藩主で後に将軍となった徳川吉宗の騎馬像です。
ここからは…。 -
和歌山港からは午後4時半発の徳島行き南海フェリーに乗船することに。
出発ぎりぎりの時間で到着したため、和歌山出港後の船上からの写真となりました。 -
徳島までの乗船時間は約2時間。明石海峡大橋の開通までは、南海フェリーは和歌山港で南海電車と連絡し、大阪と徳島を結ぶメインルートとしての役割を担っていたのですが、今は往時の繁栄はありません。
ちょうど船上で夕陽の時間を迎えます。 -
水平線の向こうには雲が出ているので、海に沈み行く夕陽を見ることはできませんでした。
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陸から離れるにつれて、船の揺れは結構激しく、この頃には軽い船酔いになりました。なので写真は少なめです。
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徳島に到着した時には、もうすっかり暗くなっていました。
この時間で見るところは…と言うことで、ドライブウェイを走り、標高290mの徳島の夜景スポット眉山に行きました。山頂の展望台には、時間で色が変化するイルミネーションの外灯があります。 -
眉山からの徳島市街地の夜景。
眉山は市街地の南西部にあり、市街地からロープウェイで登ることもできます。 -
眉山は万葉集にも詠まれた景勝地で、徳島のシンボルでもあります。
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イルミネーション塔の中を覗いて見ると、LED照明が造り出す万華鏡となっていました。そういえば徳島県はLEDが主産業でもありました。
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眉山から徳島市街地に降りてきて、銀座商店街にある徳島ラーメン「銀座一福」に。徳島の老舗ラーメン屋ですが、あっさりスープにストレート麺が、味の濃い他の徳島ラーメンとは一線を画すようです。同行者も大満足の女性好みの味の肉入りラーメンです。
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こちらは玉子入りのラーメン。
肉の味付けが抜群です。 -
最後に淡路サービスエリアから明石海峡大橋の夜景。
ちょうど午後10時を過ぎたばかりなので、レインボーカラーに染まっていました。
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