2012/09/14 - 2012/09/22
110位(同エリア175件中)
ショーンさん
*** 7日目 ***
サース・フェー → ルツェルン
シュピルボーデン
プラッティエン
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 船 徒歩
- 航空会社
- スイスインターナショナルエアラインズ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
“スイスアルプスを眺める旅 2012 (6)” のつづき
朝になりました。ドム、テッシュホルン、アルプフーベルがピンク色に染まり、サース・
フェー最終日の朝は美しいモルゲンロートを見ることができました。 -
ミシャベル連峰を眺めながら朝食をいただきます♪3回目の朝食でようやく気がついた
のですが、目の前のガラス窓には山の頂上になる場所にそれぞれの山の名前が書かれて
いました。 -
チェックアウトをして荷物を預け、山頂に向けて出発です。
街のいろんな場所に設置されているこの“Wetterstasion”このときの気温は3℃!
天気予報では明後日、雪が降る予報…空気はものすごーく冷たいのですが、日差しが
強いので素足にクロックスでもなんとかしのげます(笑) -
街のどこを歩いていても建物の奥には白く美しい山並みを見ることができます。スイス
最高峰、標高4,545mのドムを含む13の4,000m級の山々と氷河に囲まれたこの街は
「アルプスの真珠」といわれているそうです。 -
ロープウェーに乗りました。霜が降りているらしく一面真っ白です。
-
サース・フェーからシュピルボーデンまではこの小さな4人乗りのロープウェーに乗車
します。下を見ていたらアルプスカモシカかアイベックスが数頭いるのが見えました。 -
標高2,461mのシュピルボーデンに到着。昨日の真っ白でどんよりとした風景とは一転、
雲ひとつない真っ青な空になりました。 -
マーモットと会うために歩きます!昨日歩いたときには雨でぬかるんでいたところが、
今日は凍ってました。このトレイルはほぼ平坦なので安心して歩けますが、街へと続く
トレイルはガレ場でものすごい傾斜の下り坂が続いています。 -
目の前には間近に迫るフェー氷河やドム、テッシュホルン、眼下にはサース・フェー
の街を一望することができます。レンクフルーにも行きたかったのですが、今年度は
ロープウェーが運休で歩いて行くにはちょっと時間が足りず…またいつか来ることが
あればぜひ行ってみたいです。 -
いたーっ!
-
警戒することもなくひたすらピーナッツを食べています。見晴らしのいい丘の上にいる
マーモットは見張りをしているらしく、警戒音といわれる鳴き声を発して仲間に何かを
お知らせしていました。 -
かなり人懐っこいマーモット。パンをあげようとしたらとなりの人に「それは食べない
けどこれなら食べるわよ」と殻つきピーナッツをたっぷりくれました…ありがたい(涙)
私の手元を凝視するマーモットにいただいたピーナッツを差し出すと警戒することなく
受け取ってくれました♪
マーモットの餌はレストランのある山小屋でも購入することができるそうです。 -
シュピルボーデンからサース・フェーに戻り、街の東側にある標高2,570mのプラッ
ティエンへ!真正面にドム、アルプフーベルが見えます。 -
美しい風景をいつまでも眺めていたいのですが、最終目的地に行く時間が迫ってきたので
ロープウェーで下山します。 -
標高1,798mの小さな街サース・フェーはスキーリゾートとして有名なアルペンリゾート
ですが、ドムの山向こうにあるツェルマットに比べると訪れる観光客は格段に少ないそう
です。サース・フェーに行ってみたいと思いながらも過去2回のスイス旅行ではツェルマ
ットへ…今回初めて訪れましたがツェルマットのようにホテルやレストランはさほど高く
なく、観光客もまばらなのでのんびり過ごすにはおすすめの場所だと思います。 -
サース・フェーを出発する時間が近づきました。とっても名残惜しいのですが、ホテルに
戻って預けていたスーツケースを受け取り、バス・ターミナルに到着しました。
スーツケースに見覚えのないシールが貼られていたので見てみると宿泊していたホテルの
シール…どうやら預けている間にオーナーさんがつけたみたいです(笑) -
バス・ターミナルの奥へと行ってみるとパノラマブリュッケとミシャベル連峰を見る
ことができました。
“Saas-Fee”とはドイツ語で「渓谷の妖精」という意味なのだそうです。 -
バスが出発しました。帰り道は右側通行でより谷底に近いのでドキドキ(汗)
久しぶりにあのアルプホルンのクラクションを聞きました。 -
ブリーク駅に到着。ほとんどの乗客がフィスプで降りたのですが、私たちはその先の
ブリークまで乗車しました。 -
大きくて立派なブリーク駅。明日はもう日本へ帰国する日なのでまずは駅構内にある
チェックインサービスに行き、飛行機の搭乗手続を済ませました。重いスーツケース
を預けたのでラク~♪ -
ブリークは過去のスイス旅行で電車の乗り継ぎのとき何回か下車したことのある駅。
電車を待っているときホームから見える街並みを見ていつか立ち寄ってみようと思って
いました。残念ながらガイドブックにこの街の情報がないのでとりあえず歩きます!
この立派な建物はホテル・シュヴァイツァーホフ。レストランのカフェにはお客さんが
いっぱいです。 -
ブリークはイタリアとの国境に近いシンプロン峠の北に位置する小さな街でアンデマット
と並びアルプスの十字路として栄えた交通の要所なのだそうです。北はレッチュベルクト
ンネルでベルンからドイツ、南はシンプロントンネルでイタリア、西はレマン湖方面から
フランス、ツェルマットやサース・フェーへの鉄道やポストバスの起点となっているそう
です。 -
旧市街で見かけた趣のある渡り廊下です。ステキ~!
-
ブリークのシンボル、シュトックアルパー城!1658年から1678年にかけ建てられた
シュトックアルパーの邸宅で個人で建てた建物としてはスイスでもっとも大きなもの
なのだそうです。17世紀にミラノとリヨンでシルクの交易が頻繁に行われ、その間の
最短ルートがシンプロン峠であることに目をつけたカスパール・シュトックアルパー
は商業交通ルートとして峠を開拓し、保管する倉庫や運搬用の馬車などを整備して財
を蓄えたのだとか。 -
タマネギ型の屋根を冠した塔が印象的なお城です。周辺には古い街並みの雰囲気が残って
ました。 -
このときの気温は20℃ですが、日差しがとても強く歩いてすっかり暑くなったのでジェ
ラートを買って噴水の前でいただきました。おいしいそうなジェラートが40種類もあっ
てかなり悩みましたが、クリームチーズとイチジクにしてみました。おいしかった~♪ -
ブリークを出発しました。アルプスの山並みが遠くなっていきます。
-
快適な電車の旅。車窓からの風景を大満喫してルツェルン駅に到着です。
-
駅の構内にあるバーガーキング。どれどれ?と値段を見てみるとポテトと飲み物がついて
CHF13.00…日本とボリュームが違うにしても高い! -
ホテルに向かっていると馬車がやってきました。ビール樽を運んでいるみたいです。
-
予約したホテルに到着してチェックインすると予約がない…予約番号でも調べてもらった
のですがやはりない…聞いてみると予約した形跡はあるもののシステムの不具合とやらで
私たちの予約が消えてしまったとのこと(笑)
別のホテルを探すから待ってて!と言われ、広いロビーで待っているときフィナンシェを
プレゼントしてくれました。わ~い♪ -
夕方なので道路は大渋滞。ホテルの運転手さん、私、ダンナさんと3人並んでバンに
乗り、手配してくれたホテルに到着しました。旧市街にも駅にも近いホテルで予約し
たホテルより便利な場所に宿泊できることに… -
早速、街を歩きます!ルツェルンにいくつかある橋で最古の橋、1408年に建てられた
全長80mのシュプロイヤー橋にやってきました。梁にかかる67枚の絵画は1635年に
描かれたペストの大流行を題材にした「死の舞踏」といわれるものなのだそうです。
“Spreuer”とはドイツ語で「もみ殻」という意味で橋のとなりには水力で小麦を脱穀
する水車小屋があったのだとか。 -
ロイス川には白鳥がいっぱいいます。かわいい♪
-
イエズス教会の奥に三日月が見えました。
-
ルツェルンの街をぐるぐる回り、おみやげを買っていたらいつもどおり夕食の時間がなく
なってしまいました。我らの強い味方、ミグロにフードコートがあったのでスイス最後の
晩餐はここでパパッ!といただくことにしました。ポテト、春巻き、チキンとサーモンの
ラップにコーク…最後の最後までジャンクなお食事です。でもすごくおいしかったです♪ -
食後もスーパーに立ち寄りました。一部ですがこの左右の棚はすべて乳製品!さすが
酪農王国、スイス♪
外国のスーパーはどの国でも楽しくて大好きなのですが、このように乳製品の品揃え
がとっても豊富なスイスのスーパーは何度訪れても大興奮です(笑) -
ようやくホテルに戻りました。旅行最終日の憂鬱なパッキングはすでに昨日終わっている
のでのんびり入浴。お風呂あがりにヨーグルトをいただきました。濃厚でものすごくおい
しかったです♪ -
サース・フェーのホテルをチェックアウトするとき、オーナーさんからいただいたプレ
ゼントです。奥様が作った敷物4枚とリコラのアメが入っていました。
“スイスアルプスを眺める旅 2012 (8)” につづく
http://4travel.jp/travelogue/10749464
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ショーンさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
39