2012/10/16 - 2012/10/24
23位(同エリア139件中)
天野川さん
2007年にユネスコの世界遺産に認定された
スイスのラヴォー地区。
オリンピック博物館からシヨン城まで
33kmの「ワイン街道」には、
急斜面にテラス状に連なるぶどう畑が延々と続いています。
すでにぶどうが刈り取られた後の
秋のラヴォーを訪れ、
ハイキングコースとしても人気の
シェーブルからサン・サフォラン、リヴァの村を歩きました。
スイスの情報は、下記の公式情報サイトがオススメです。
http://www.swissworld.org/jp/
http://www.myswiss.jp/jp.cfm/culture/unesco/offer-Culture-World_Heritages-243853.html
http://www1.myswiss.jp/brochure/jp/gastronomy.pdf
このワイン街道は、ハイキングコースとしても整備されています。
日陰はなく、10月でもまぶしい。
サングラス、UVケアをして行ってくださいね。
もちろん、自動販売機などはありません。ヴヴェイで整えましょう。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 1.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- フィンランド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
シェーブル駅。
ヴヴェイからワイン列車(トラン・デ・ヴィン)に乗ります。
ガイドブックなどには、黄色い車体で、ぶどうの絵が描かれていたと思うのですが、そんな列車はなく、お目当ての人同士で「あら。どこ?どこ?」という感じでした。なんだ、普通の列車じゃない…と乗り込む。
サービスデーじゃない日もあるらしい。
山の上をガタゴト登っていくと、かわいらしい駅に到着。
※トイレはほとんどありません。大きな駅で済ませ、適当なところでレストランに入るような計画がいいと思います。 -
お店。でも、着いてすぐに入るわけにもいかず、素通り。
-
かつての郵便局のようで。いまではカフェレストランになっているようです。
-
もう、ワイン列車に乗っている最中から、圧倒される美しさ。
天気がいいと、とにかくレマン湖のきらめきと、棚田になったぶどう畑が果てしなく続いている様は、心が洗われますね。 -
ガイドブックには、ハイキングコースが記してありましたが、よくわかりませんでした。
あぜ道は、道に入るの???
結局、湖に向かって右が西。左が東、集落らしき村の遠景を見て、あれが「サン・サフォランだなぁ」という感じで、ウネウネした道を適当に進むしかない?
でも、迷子にはならないので安心です。 -
見渡す限りとはこのこと。
きっと、ローマ時代からほとんど変わっていない風景なんだろう。 -
すでに収穫後の風景。
でも、発酵したぶどうの香りが漂っていました。 -
しばし、うんちく。
香りのいいお酒が好きな人なら、ラヴォー地区のぶどう畑でとれた白ワインを気に入るのではないでしょうか。
私は香りのいいお酒がたいそう好みですが、人生初、100点満点をつけたのが、ここラヴォーの白。 -
ここにはどんな秘密があるのか。。
レマン湖になだれ込むように立地している
ラヴォー地区には、「3つの太陽」があると言われています。
レマン湖北岸には、
①本物のおてんとうさん
②レマン湖からの照り返し=反射光
③斜面を支える石垣が蓄える輻射熱
という3つの太陽がさんさんと降り注ぎ、
急斜面にテラス状に連なるぶどう畑を育んでいます。 -
私が行ったときは、10月の下旬というのに、太陽と湖からの反射光がまぶしくて、歩いているとポカポカ、暑くなってくるほどでした。
一方、レマン湖南沿岸(フランス領)となると、陽当たりがまったく違うらしい。
ここ北側の土地の方たちは、「こちら側でよかった〜」と言うそう。
スイスは「寒冷、山岳地帯で、雪深い」そんなイメージがあるけど、ここらへんは、意外と温暖であるのも、そういう立地のおかげだろう。
もちろん、ぶどうにも、さぞかし良いに違いない。 -
一言で言うと、味が濃いワインだと思います。
ラヴォーの白は、4種類か5種類飲みました。
それぞれは違う味がするけれども、どれも、同じ特徴を持っています。
すこぶる香りがよく、微炭酸で、口に含むとシュワッとするところ。
まるでシャンパンを飲んでいるかのような。
お土産にワインを持ち帰って、友人と飲みましたら、
「なにこれ!シャンパンみたい」
と感動してくれましたね。 -
ラヴォーは白が有名ですが。
残っているぶどうは、だいたい赤っぽかったかなぁ。 -
ラヴォーだけで、8つのワイン村があります。
お店での値段は、1本2000円前後のものが多かった気がします。
スイスは日本よりも断然物価が高いけれど、
ワインに関しては、日本と同じくらいの感覚で買えます。
ちなみに、質でいうと、断然上。 -
-
サン・サフォランの入り口。
左の村がそれ。 -
サン・サフォランの入り口です。
-
石塀があって、歴史のある村だとわかりますね。
もともとローマ時代から続くワイン造りだとか。
そういうワイン造りの歴史、景観を残しているからこそ、
2007年に世界遺産に指定されたのでしょう。 -
かわいらしい。。
-
-
泉が湧いています。
-
ここの右手の店でランチをとりました。
当日は、唯一オープンしていて、中は大繁盛。なんとか入れてくれました。給仕してくれた方たちは気さくで、料理は最高。ワインも最高!
ラヴォーは白が有名なので、2杯とも白をオーダー。
適当に選んだ料理はオマールエビで、ドゥミというハーフセットをチョイス。日本人にはドゥミでちょうどいいな。
地元のワインは、香り抜群、微炭酸で少しシュワッ。
まるでシャンパンを味わっているかのよう。
ま、お高いですが、大満足でした。
Auberge de l'Onde
http://www.aubergedelonde.ch/ -
スイスはいたるところに水がわいています。
飲んで大丈夫らしいが、私は敏感なので、やめておきました。 -
サン・サフォランからリヴァへと向かう。
-
リヴァの村に到着。なんだか晴れてきたぞ。
ベンチもところどころにはありました。
でも、ちっとも疲れないから不思議。
きれいな景色は、体を浄化してくれます。 -
ほんとにキレイ。
写真で伝わっているかな。
高台からレマン湖とぶどう畑を見渡すだけなんだけど、とにかくいい気分。
歩いているときは、あまり下へ下へと降りないほうがよいと思います。
景色重視ならば。 -
朝11時くらいから夕方までずっと歩きまわっていました。
シーズンオフなせいか、人通りはほとんどなし。
カヴォーというワインを飲ませてくれるところも、折悪く、開いていませんでした。
英語のガイドブックらしきものをホテルでもらえたのですが、マッピングしてくれていないので、お目当ての施設は探せず。
人もほとんど歩いていませんし、質問もできなかったわ。
それでも、とっても素晴らしい眺めを独り占め。 -
イチオシ
ここまで愛してしまうと、ぶどう畑を眺めながらワインを傾けたくなる。
朝の景色、夕暮れどきにテラスで飲むその味は
どんな感じだろうか。
実は、昨秋にラヴォー地区に4ツ星ホテルが誕生しました。
ホテルラヴォー。
泊まれなかったのが残念でならないです。
口コミ評価を見ると、星5つのうち、4.5か4という高得点。
次に訪れるときは、必ずホテルラヴォーに泊まろう。
http://www1.myswiss.jp/d/news/news.php?id=1602
いつの日かまた行こう。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- ココアさん 2013/08/04 10:28:05
- ラヴォー地区、楽しまれているご様子たっぷり
- Bcheeseさん、はじめまして。2月にわたくしの旅行記に来て下さっていたのに、ずっと放置状態ですみません。昨年6月からずっと働き通しで、4トラを今日まで休んでいました。
レマン湖畔、とても懐かしい気持ち一杯で拝見しました。ここの湖畔のスイス側、特に、ローザンヌからVeveyからモントルー辺りに掛けて住むことができたら、人生成功者ですよね、きっと!今からじゃ間に合わないから、生まれ変わったら、必死に勉強して、立派になってここに住める様に頑張りたい、それ程、憧れの地です。
それにしても、サン・サフォランの、このお写真のレストラン、入れたのですね。良かったですね。スイスなのにフランス語圏、自然たっぷりなのに、中世の風景一杯なのに、この辺りはとってもオシャレですよね。
あぁ、また行きたい限りです。
ココア
- 天野川さん からの返信 2013/08/05 09:09:35
- RE: ラヴォー地区、楽しまれているご様子たっぷり
- ココアさま
初めまして。
お返事ありがとうございます。
お仕事が一区切りついたのですね。
ちょうど昨日、トラベリックス?というBSを見ていましたら、スイスのゴールデンパスを特集していて、終点のレマン湖モントルーと、ラヴォー地区が出てきました。
次回の旅行は来年の秋…仕事で今年は無理ですので…を予定していますが、スイスを候補に入れていなかったものの、やっぱりまた行きたくなりました。
イタリアやドイツを回るついでに、ゴールデンパスに乗るのもいいかしら、と。
スイスの切り絵やチーズをまだまだ堪能していませんから。
頑張って働こうと思います。
ココアさんもお仕事の目途が無事につくといいですね。
ではでは。
Bcheese
> Bcheeseさん、はじめまして。2月にわたくしの旅行記に来て下さっていたのに、ずっと放置状態ですみません。昨年6月からずっと働き通しで、4トラを今日まで休んでいました。
>
> レマン湖畔、とても懐かしい気持ち一杯で拝見しました。ここの湖畔のスイス側、特に、ローザンヌからVeveyからモントルー辺りに掛けて住むことができたら、人生成功者ですよね、きっと!今からじゃ間に合わないから、生まれ変わったら、必死に勉強して、立派になってここに住める様に頑張りたい、それ程、憧れの地です。
>
> それにしても、サン・サフォランの、このお写真のレストラン、入れたのですね。良かったですね。スイスなのにフランス語圏、自然たっぷりなのに、中世の風景一杯なのに、この辺りはとってもオシャレですよね。
>
> あぁ、また行きたい限りです。
>
> ココア
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