2013/01/06 - 2013/01/06
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まーくんの母ちゃんさん
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わずか2泊3日の台湾旅行のうち、二日目は、台北から少しだけ遠出をしてみることにしました。
台湾の中でも、日本人観光客に大人気な九份。
映画「千と千尋の神隠し」のモデルになった事でも有名ですよね。
そして、台湾最大のカーテン型の滝、十分大瀑布をはじめ、素朴な老街や天燈上げでも知られ、鉄道ファンにも人気の十分。
このどちらも、鉄道やバスを乗り継いで、一日で訪れる事が出来ます。
私たちも、台北からローカル線に乗って行ってみる事にしました。
行き方は決して難しくないので、個人でも、子供連れでも大丈夫。
旅の支度をして出掛けましょう^^
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 乳幼児連れ家族旅行
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
旅の始まりは、台湾鐵道・台北駅。
この日は日曜日の朝ということもあるのか、駅構内は閑散としていました。
列車の乗り方はもちろん、乗換の駅や方法などについては、出発前に調べておきました。
時刻表を調べるにあたって利用したのは、台湾鐵道のHP。表示は、中国語または英語もありましたが、駅名などの名称は、やはり漢字の方が理解しやすかったです。
時刻表の検索など、何度かいじっていると、だんだんコツが分かってくるので思ったよりも簡単に調べられました。 -
まずは、最初の行き先、十分までの切符を窓口で購入。
私は、行き先、乗りたい列車の番号、枚数をメモに書いて渡しました。
十分まで行くためには、途中で平渓線に乗り変える必要があります。
平渓線は、一時間に一本程度しか走っていないため、私は、乗り継ぎの駅での待ち時間があまり長くならないよう考えました。
子供連れだしね^^;
もちろん、乗継ぎ時間を有効に使って、のんびりと途中下車を楽しむのもありだと思います。 -
列車の中で。
区間車と呼ばれる、いわゆる各駅停車。
この日は日曜日、車内は空いていました。
MRTとは違い、台鐵は飲食OKなので、お弁当を食べる人、おそらく自宅から持ってきたであろう保温ジャーに入ったラーメン(!)を食べる人もいました^^; -
八堵駅で乗換えます。
ガイドブック等では、この先の瑞芳で平渓線に乗換え、と書かれていることが多かったのですが、平渓線は瑞芳の手前の八堵が始発となる列車がほとんどです。
これも、台湾鐵道のHPを調べているうちに知ったことのひとつ。 -
待つこと20分。
平渓線の黄色い電車がホームに入ってきました^^
この日は日曜日ですが、観光客らしき人はほとんどいません。
地元に住む人が数人乗ってきた程度でした。
夏の観光シーズンなんかは、混雑するかもしれませんね。 -
車内はこんな感じ。
車両と車両の間が、丸いアーチ型になってかわいいですね^^
ちなみに、列車が動き出してしばらくすると、息子がトイレに行きたい!というので車内のトイレに連れて行きましたところ、きちんと掃除がされており、とってもキレイでした。
余談ですが、台湾のトイレって、基本的にトイレットペーパーを流しちゃいけないんだそう。個室内にあるゴミ箱に使用済みの紙を捨てなくてはならないので、慣れないとちょっと抵抗がありますけれど。
でも、どこへ行ってもお手洗いはきっちり清掃されていて、私自身、この旅行では汚い所には遭遇しませんでした!
子供を連れていると、お手洗いの心配があると思うのですが、その点、台湾はアジア諸国の中でも清潔で安心だと思いました。 -
平渓線は、山あいをゴトゴトのんびり走る、風光明媚なローカル線です。
川沿いを走ったり、車窓からの風景も、どこか懐かしくて、でも異国情緒もあって…。
十分駅の手前では、ほんの少しですがこれから向かう十分大瀑布も見えました。
残念ながら、この日は雨でしたけれど、晴れていたらもっともっと景色を楽しめたんだろうなぁ…と思います。 -
十分駅が見えてきました!
-
十分に到着。
この駅のホームからの風景、よくガイドブックでも見ますよね。
到着した時は、幸い雨が上がったところでした。 -
平渓線沿いは、猫が多いと聞いていたけれど…。
さっそくかわいい猫がお出迎え。
この後も、あちこちで猫を見かけては、息子も喜んでいました^^ -
ホームから老街方向を眺めたところ。
この線路を横切ったところに駅舎、その駅舎を出るとすぐが老街です。 -
十分駅のそばに、吊り橋があります。
吊り橋の上からの駅方向の眺め。
駅を出て、老街を抜け、いざ、十分大瀑布へ向かいます。
とりあえず、線路沿いを進みました。距離は20分〜30分程度だったでしょうか。何もない山あいの田舎の道を歩くだけです(笑)。
この頃は、ほんの少し晴れ間が見えたかと思ったら、すぐに曇ってしまい、ふたたびポツリポツリと雨も降り出してしまいました。
ちなみに、駅の近くでタクシーが数台待機しているのを見掛けましたので、タクシーを使って近くまで行くことも可能かと思います。 -
滝に向かう途中に、ビジターセンターがあります。
本来なら、そこから吊り橋をわたって滝の入口までアクセス出来るようですが、私たちが訪れた2013年1月の時点で、その吊り橋は改修工事で閉鎖中。
ビジターセンターでトイレを済ませて、そのまま、道路を進みました。
すると、整備、舗装された滝へ向かう入口があるので、そこを下っていくと、いよいよ十分大瀑布の入場口に着きます。線路のすぐ脇に(笑)。
この写真は、そこから見た線路とトンネル。 -
入場口のところに、切り株型電話BOX。
ちなみに、滝への入場料は、大人80元、子供(身長110センチ以下)20元。
ここでも、人数をメモして、見せて入場券を購入しました。 -
台湾のナイアガラとも呼ばれる、十分大瀑布。
なかなかの迫力です!
とっても感激しましたよ。
でも、さすがに「ナイアガラ」と言ってしまうのは、ちと大袈裟かも(笑)。 -
十分大瀑布の周辺は、ちょっとした遊歩道にもなっており、ひとつの公園のようなもののようです。
あちこちに仏像やらなんやら、よく分からないものもありました。 -
見て!この巨大なモンステラ。
とにかく、葉っぱが大きくて面白い。
台湾の気候が、こんなにも大きく育てちゃうのでしょうね。 -
この頃には、雨は本降りになってしまいました。
気温はあるので、歩いているとなんだかジメジメした蒸し暑さも感じます。
そろそろ老街へ戻ることにしました。 -
お昼ご飯を食べるのにちょうど良い時間に、そして、次の列車まで1時間程度だったので、老街で食事をしていくことに。
老街は、線路をはさんだ両側に、飲食店や天燈あげが出来るお店が並んでいます。
息子のためにも、天燈をあげてあげたかったのですが、あいにくのお天気だったので、諦めることにしました。 -
店頭で、ほかほか湯気が出ていたこちらのお店でご飯を食べることにしました。
お店に入ると、メニューが書かれた伝票を渡されるので、欲しい品物に数量を書き込んで返します。もちろん、メニューは繁体字でしたが、漢字からだいたい想像して注文。
小籠包とスープ、麺2種、ビールをお願いしました。
実はスープが、私が想像していたのと違うものが出てきて焦ったけど(笑)。 -
旅行中、ほぼ食事の度に飲んだ(笑)、台湾ビール。
この緑のラベルもかわいい!
コップにも、ラベルのデザインが描かれていますが、よく見ると、ふたつとも違ってて、どちらもかわいい。
台湾ビールのお味は、南国のビールらしく、とってもあっさりサッパリしていて、私は大好きです。 -
食事を待っている間、息子がウトウト眠ってしまいました…。
あっ、ビールを飲んで寝ちゃったわけではないですよ(゚o゚;; -
この麺、おつゆがカツオ出汁っぽくて、あっさりしててとっても美味しかったです。
-
うたた寝してしまった息子でしたが、起こして食べさせます。
麺2種類と、他に小籠包やスープも頼みましたが、どれもとっても美味しくいただきました。
しかし、写真にはないけれど、スープがどうも私の想像と違ったもので、最初は焦っちゃった(笑)。
これまでも多々経験ありますが『メニューを解読できずに頼んでみたら、ヘンなものが出てきちゃった』って事。
それも、海外旅行の醍醐味なんですけれどね。
お店に入った時、お客さんは私達しかいなかったのですが、出る頃には満席。店の佇まいは、古い食堂といった趣ですが、味は確かだったと思います^^ -
ごちそうさまー。
お店の方も、とっても優しげで居心地が良かったですよ。 -
十分駅の目の前にある、お土産屋さん。
ここで、十分を訪れた記念に、板状の記念はがきを自宅宛に投函^^
お土産屋さんで、切手も購入可能で、そのまま店頭のポストに入れられます。
住所は、もちろん日本語(漢字)で記入してOK、最後にJAPANと書けば大丈夫です。お店の人も心得ていて、住所を見せると切手を出して下さいますよ。
ちょうど一週間後、我が家に届きました。
そういえば、昔、海外から日本宛に荷物を送る際、JAPANと書き忘れたために、長期間に渡って、漢字圏の国をさまよい続け、手元に届いた時には、箱は各国のスタンプだらけだった…という逸話もあります(笑)。
とっくに諦め、忘れていた頃に届いてビックリしました。 -
駅に戻り、今度は九份へ向かって出発!!
と、その前に、駅のATMにて…。
機械の上に、なんと猫が!
あったかいもんね…^^
ほのぼの〜っと癒されて、十分に別れを告げます。
とにかく、十分はフォトジェニックな街だと思いました。
観光地化もされているけれど、居心地も良いんです^^
今回は天気に恵まれませんでしたが、とくに晴れた日に訪れたら、もっともっと沢山の写真を撮ったりのんびり出来たんだろうな…と、ちょっと心残りではありました。
でも、ここは台湾。
きっとすぐ、戻ってこられろうな気がします。 -
平渓線で30分ほどで、瑞芳駅に到着。
ここで、九份行きのバスに乗ることにしました。 -
改札を出ると待合所。
なんか懐かしい趣ですよね^^
日本も、古い地方の駅舎なんかは、今もこんな感じだったりしますよね。
駅舎を出ると、タクシーやバス乗り場があり、商店街もありました。
ここから九份へ行くにはどうしたら良いんだろう…?とオタオタしていたら、現地の方が中国語で「九份行きなら向こうだよ」と教えてくださいました。言葉が通じなくても、こういう時は不思議と伝わってくるんですよね。
旅行中、何か困ったことがあると、必ず現地の方が声を掛けて下さいました。互いに言葉は通じないはずなのに、気持ちが伝わってくる。
こうしたご恩は、次に誰かに優しくすることで返していこう、と心に誓います。 -
教えていただいた通り、九份行きのバスに乗ることができ、くねくね山道を登って、到着。
狭い路地は、悪天候にもかかわらず大混雑。
九份に着いた時には、もはや横殴りの雨…。
もともと雨が多いところだとは聞いていたけれど^^; -
傘をさしたり、閉じたり。
息子には、ずっとカッパを着せていました。
両脇にお土産屋さんが並んでいて、本来ならとっても楽しいはずなのに、ゆっくり楽しめずに残念! -
そして、九份を訪れたからには、行ってみたかった阿妹茶樓。
千と千尋の神隠しのモデルとなった茶藝館です。
外はもう横殴りの雨だし、ちょっとここでゆっくりするつもりで入店しました。 -
日本からのお客さんも多数、バッチリ日本語が通じます。
お茶のいれ方の説明も、すべて日本語です。 -
お茶と、お茶菓子を注文しました。
子供連れだったので、「子供さんにジュースの用意もありますよ」と声を掛けていただきましたが、雨に濡れて肌寒かったので、息子もお茶をいただくことをしました。
普段から、お茶が好きな息子なので、かなりたくさん飲んでいました。 -
見よう見まねで^^;
ジャーっ…
たぶん、これが息子にとって一番印象深かった!! -
いっちょまえに、香りも嗅ぐ(笑)。
-
飲む…。
-
悪天候のせいなのか、客席は空席が目立ちました。
なので、上のフロアも見せて下さい、とお願いをして、写真も撮らせていただきました。
ツアーでバタバタと訪れる方も多いのか、とにかくお客さんの回転が早いです。でも、それはちょっともったいないなぁ…と、1時間半ほどのんびりして思いました。 -
お茶をじっくり淹れて、まったりと飲む。
そんな時間も、台湾での旅行では計画に入れると、ますます楽しくて、充実したものになるような気がします^^
ゆっくりお茶を楽しんだ後も、なかなかお天気は回復せず…。
予定では、九份の次は、基隆に移動して夜市に行くはずでしたが、台北に戻ることにしました。 -
そして、いきなり台北(笑)。
九份からは、バスに乗車→瑞芳で電車に乗り換え→台北というルートで帰ってきました。
もちろん九份からバスでそのまま台北に戻ることが出来たのですが、乗ったバスがかなり混んでて座れなかったのです^^;
まだ小さい息子までずっと立たせて帰るのも大変だなぁ…と思ったので、瑞芳で降りてしまいました。
瑞芳駅から再び台鐵で、自強車と呼ばれるいわゆる特急列車を利用。
ここでも、座席指定を買えずに、結局立って帰るのか〜と思っていたら、席を譲って下さった方がいました。
その時も、本当にありがたくて嬉しかったです。 -
西門の駅を降りてぷらぷら。
晩ご飯を食べに行くことにします。
西門は、日本で言うところの原宿や渋谷のような若者の街、なのだそう。
たしかに、渋谷っぽいなぁ〜と思いました。
(って私、もう何年も渋谷なんて行ってないけれど^^;)
瑞芳を出るまでは雨が降っていたのに、台北に戻ると、傘を持っている人もほとんどいませんでした。
九份でも、「雨は台北では降ってない。降っているのは山だけ」と言われたので、その通りでした。 -
晩ご飯は、火鍋食べ放題へ。
台湾に数店舗ある「天外天」というお店、ガイドブック等にはあまり載っておりませんが、台湾在住の方とか、台湾大好きな方のブログで紹介されていて、ぜひ行ってみたいお店としてチェックしてありました。
ここでの売りは、デザートのハーゲンダッツのアイスクリーム十数種類、南国フルーツも食べ放題!
呑兵衛には嬉しい、生ビールも飲み放題。
セルフサービスで取ってくるシステム。
野菜もお肉も魚介類も、回転が良いからどんどん補充してくれます。 -
店内は常に満席!
場所柄か、若い子のグループ、カップル、子供連れのファミリーが多かったです。
そして、台湾の皆さん、スゴイ食べるんですね!どこのテーブルも、食材をてんこ盛りで持ってきて、ず〜っと食べ続けています。
お店のスタッフは、日本語はおろか英語もほとんど通じませんが、最初にお鍋のスープを選んで、あとはすべてセルフサービスなので、どうにかなりました。
また、言葉が通じなくても、アイコンタクトで隣のテーブルのファミリーとなんとなく仲良くなる(笑)。
ここで、お腹いっぱい食べて、飲んで、息子は規定の身長100センチ以下で料金がかからず、大人ふたり分で1,000元ちょっと。 -
お腹も満足、この日はいっぱい歩いて、クタクタでホテルへ戻ります…。
-
地下鉄構内にあった広告。
なぜが、うちの息子、この広告が大好きでした(笑)。
かわいいお嬢さんと、パンダ?ネコ?のキャラクターがお気に召したようです。 -
万歩計を見たら、この日だけで約18,000歩、距離にして10キロちょっと…。
4歳半の息子も、一緒に丸一日歩いたので、相当頑張りました!
お風呂に入ってバタンキュー。
いい夢みてね^^
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