2013/01/12 - 2013/01/21
1286位(同エリア6773件中)
mahaさん
イタリア行こうよ…という再三の誘いに、警戒しなくてはいけない国は疲れるから嫌いなのよねと躊躇していたのですが、6年ぶりにローマ、フィレンツェ、ミラノ、パリとまわってきました。ローマでは大雨とともに雷まで鳴り、パリでは大雪に見舞われるという予想外のことが起きましたが、冬のヨーロッパだから仕方ないね…とあきらめて、予定していたよりは回れなかったけど、美術館めぐりを楽しんできました。航空会社は、787に乗りたくて、仕事帰りに行ける羽田からの全日空のフランクフルト便にしました。私たちが乗った直後に運行停止になったので、それだけは希望通り乗れて良かった・・・
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
金曜日の深夜、羽田空港
リムジンが終わっていたので、家人に羽田まで送ってもらったのですが、国際線ターミナルの入り口がタクシーの乗車待ちの列に隠れてわからず、結構うろついてしまいました。エミレーツの成田夜便を利用した時は、お店がどんどん閉まって行き困ったことがありましたが、羽田は深夜1時過ぎの便が2便あるので、遅くまでお店開いていました。 -
787は遅ればせながらとても乗りたくて、イタリアに行こうと決まった昨夏にフランクフルト経由ローマのチケットを手配しました。クレジット決済が終わった直後に、冬の安い料金設定のメールが来て泣きました(T_T)
音も静か、離発着もすごく滑らかで、疲れず、とても乗り心地が良かったので、運行停止になる直前に乗ることができて良かった〜…2〜3日後だったら違う機種に振り替えられていたところでした。
787、安全であることを願っています。 -
機内食2食目朝食、和食。
1食目は夜中なので、サンドイッチの軽食でした。
すごく乗ってみたかった787なのに、真夜中便だったせいと乗れた嬉しさですっかり写真を撮るのを忘れてしまい、機内の写真もほとんどありません(T_T) -
フランクフルト空港5:25着でしたが、少し早く着きました。乗り換え
ます。 -
フランクフルトからローマまでは7:35発ルフトハンザ航空で。
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そろそろローマ。
9:25着です。 -
思っていたよりすんなり荷物が出てきました。
空港からテルミニ駅まで、今回はバスで行きます。
2番がジョリッティ通りに停まり、1人5ユーロでスーツケースも下に入れられて楽ちんでした(^o^)
バスは頻繁に来ています。 -
ローマの後はフィレンツェへ列車で移動なので、ホテルはテルミニ駅近くの「ウナホテルローマ」
バスが停車するジョリッティ通りの一本隣の道で、駅から近くてとても助かりました。
ロケみつという番組で、早希ちゃんが料金を聞きに入って行ったところが映っていたので、外観は知っていました。
まだ早かったので、チェックインはできず。
追加20ユーロ払えば、空いている部屋あるのでチェックインできますが〜と言われたけど、特に疲れてもいなかったので荷物を預けて出かけました。 -
「ウナホテルローマ」
新しいのできれいですが、ごく普通のホテルです。 -
バスタブはありましたが、シャワーが曲者・・・
フックに掛けたままお湯を出していると、お湯が垂直に飛んで行ってしまい、反対側の壁に当たってから流れて、床がびしょびしょになってしまいました(>_<) おかげで、タオルで床掃除をする羽目になってしまいました(拭かなくてもすぐに乾いたかもしれません) -
さて!靴をブーツに履きかえ(飛行機の中で楽に過ごすためと、フランクフルトでのEU入国の際の検査で多分靴を脱がなければならないので、ブーツはスーツケースに入れてきた)、荷物をホテルに預けた後、新聞スタンドで交通の1日券(6ユーロ)を買って40番のバスで、トッレアルジェンティーナ下車。
ナヴォ―ナ広場。今日は快晴で気持ちのいいスタートです。 -
ナヴォ―ナ広場、四大河の噴水
-
12:30まで開いていると旅行書には書かれていた「サンタゴスティーノ教会」に入ってカラバッジョの「巡礼の聖母」を見つけた途端、時間だから閉めます…と言われてしまい、見学は午後に持越しです。
昼食をとることにしました。
昼食はナヴォ―ナ広場わきのコロナーリ通りの「トレアルキ」 -
12:30に開店で35分位に入ったのですが、すでにもう一組先客。
どんどん席が埋まっていきました。 -
今回最初のレストランでの食事です。物価がまだ良くわからないのですが、こんなものか・・・・と。
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アマトリチャーナのスパゲティとオッソブーコ
スパゲティはシェアして持ってきてくれました。
ハウスワイン2、スパゲティとオッソブーコで24ユーロ。
味は、とびっきり美味しいという訳ではありませんが、まあ美味しい…値段を考えたらお勧めだと思います。 -
食後はパンテオンの見学。
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ラファエロのお墓
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パンテオンを出て、フラフラとしていたら、ジョリッティ発見!
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3種類で3.5ユーロ
ピスタチオ、おいしかった!
真ん中の黒いのはチョコレートではなく、ベリー系のなにか・・・ -
一度ホテルに戻ってチェックインし、1時間ほど休憩した後夜景を見つつの教会巡りに出ました。
だまし絵の「サンティニャッツィオ・ディ・ロヨーラ教会」
資金不足から建設を断念されたクーポラの代わりに、遠近法とだまし絵に精通したポッツォにより描かれた。
何度見てもだまし絵とは思えない・・・ -
サンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ教会
8:00〜19:00と旅行書には書いてありましたが、やはり午後は開いていませんでした。あまりに何の装飾もない外観に、教会とわからず通り過ぎてしまうところでした。 -
サンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ教会
ローマで唯一のゴシック様式の内部構造。 -
「サンタ・ゴスティーノ教会」
18:30に閉まってしまうので、駆け足できました。
カラバッジョの「巡礼の聖母」 -
1512年ラファエロのフレスコ画「預言者イザヤ」
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最後また早足で、「サンルイジ・ディ・フランチェ―ジ教会」
左奥の礼拝堂にカラバッジョの3部作があります。
「聖マタイの召命」はとても見たかった絵でしたので、ドキドキしてしまいました。
ナヴォ―ナ広場近辺は細い路地が多く、教会の外観も質素で名前も小さく出ているだけなので、本当に探し辛いです。
歩き方の地図は比較的正確でしたが、路上で本を広げるのもためらわれ、「る○○」に付属している地図は不正確で使えませんでした。 -
左奥にカラバッジョの3部作があります。
-
「聖マタイの召命」
左端の若者がマタイ。
学生時代、週に1度聖書の時間があったのですが、いつも抑揚のないシスターの声に眠気を抑えるのが精いっぱいで、もっときちんと学んでおけば良かったと今更ながら後悔です。
同行者は私よりもっと悲惨で、全くキリスト教がわからないので、私が精いっぱいの知識を総動員して、急きょキリスト教の講義をする羽目になりました(>_<)
ヨーロッパで宗教と絵画は切り離せない関係なので、キリスト教がわかっているとより深い心情まで理解できるかと思います。
次回はもう少しキリスト教も勉強してこよう…と思いを新たにしました。が、日本に帰るとすぐに忘れるのよねぇ・・・ -
聖マタイと天使
-
教会に関しては、下調べをしていかないとどこがどの教会だったかわからなくなりますね(';')
-
4か所の教会を巡り終え、トレヴィの泉のライトアップにきました。
予定では教会巡りをしてまだ力があればトレヴィに行こうと思っていたのですが、午後に休憩したのと教会巡りの場所やトレヴィの泉が近いので、余裕でした。
泉の水量も豊かで、ポーリ宮壁面に刻まれているとは思えない彫刻の数々にローマへ来た実感がわきます。 -
右後方から。
泉の中のコインは週に一度、ローマの電気会社ACEAの作業班が吸い上げて、イタリアの慈善団体カリタスに送っているのだそうです。
ユーロ以前のコインはホームレスの男が磁石を使ってせしめていたことがあるそう(怒)
ユーロコインは磁石が通用しないそうです。
帰りはトリトーネ通りに出て、バスで帰ります。 -
ローマ2日め朝、嫌な空模様です。
傘を持って出るか迷いましたが、なるべく荷物は少ないほうが良いと持って行きませんでした。これが、時間ロスのもとでした。
今日も一日券を使います。ローマパスか110番バスという選択も考えたのですが、ローマパスが使えるところで行く予定のところはコロッセオのみ、110番は中心部の細かい通りは通らない…というので、公共交通の1日券で回ることにしました。
まずは175番のバスでコロッセオに向かいます。 -
旅行書によると175番のバスはコロッセオを通る筈なのに何故か通らず、住宅街に来てしまいました。仕方ないので、降りて戻ることにしました。
ちなみに、この路線ではありませんが、40番のテルミニに向かうバスの中で横にいた20代くらいの小柄な男がスリでした。
同行者と「この男怪しいよ、多分スリだね」とバッグを開けられないように持ち、寄りかかってくるたびに、バッグの手元を警戒し、同行者が睨み付け舌打ちしていたら、あきらめて空いたイスに座っていました。何度かテルミニ駅を通っていると、こいつ何度か見たよ、怪しいよ…という輩もたくさんいました。
用心、用心・・・ -
175番で引き返して来たらコスメディン教会が見え、行列もなさそうだったので、バスから降りてみました。中心から外れてるから行きにくいと書かれていますが、そんなに遠くはありませんね。
地図で見ていても遠いように思えますが、近いというのが実感です。 -
行列はほぼありませんでした。
思っていた以上に薄っぺらいマンホールのふたです。 -
教会のほうはちょっと素敵です。
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再び175番が来るのを待って乗りましたが、コロッセオは通らずにコルソ通りに入ってしまいました。え”〜と慌てて降りて、結局コルソの突き当りにあるヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂に上ることにしました。
-
-
真ん中のブルーの塔のようなものが、パノラマエレベーターです。上へあがるだけにしては高いと思ったので(確か7ユーロ?だったか)やめてその先のテラスに行くだけにしました。
右の建物は、アラチェリ教会です。 -
エマニュエ−レ2世記念堂のテラスから、
真ん中にコロッセオが見えます。 -
サンタ・マリア・アラチェリ教会
外見は何の変哲もない建物なのに、建物内部に入ると全く違った世界が広がっています。 -
聖幼な子の礼拝堂?
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思っていた以上に素敵な教会でした。
この後記念堂の左横の道(フォーリインペリアーリ通り)を歩いてコロッセオに向かう予定でしたが、急に雨が降り出してきてしまい、一度ホテルに傘を取りに戻りました。 -
傘を持って再びホテルを出たら、雨が止んでました(-_-;)
今度はテルミニから地下鉄B線でコロッセオ迄2駅。
コロッセオのチケット売り場もそれほど混んでいなくて、10分ほど並んで買えました。
夏に来たらすごい行列なのでしょうね・・・
こういうことだけが、冬に来る利点です。 -
中はやはりすごいですね。
以前に来たときは中へは入らず仕舞いだったのですが、やはりコロッセオはローマへ来た以上は中に入らないとその凄さは伝わってきません。 -
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階段急です。
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コロッセオ〜フォーリ・インペリア―リ通り(フォロ・ロマーノ横の道)を歩いてヴェネツィア広場〜適当に来たバスに乗ってトッレ・アルジェンティーナ広場〜トラム8番でトラステヴェレにやってきました。
トラムを待っているとき、土砂降りになりましたが、トラステヴェレに着いたら小やみになり、降ったりやんだりの目まぐるしいお天気です。
今日は日曜日でお休みのレストランが多いので、営業している店が多いトラステヴェレは助かります。
昼食は右側黄色い建物「カルロ・メンタ」 -
とても混んでいました。
焼いた野菜のサラダ、スパゲティカルボナーラ、フンギのピッツア、ハウスワイン、サービス料込で17ユーロと安かったです。
味は、期待以上ではありませんでしたが・・・('_') -
トラステヴェレ
レストランや雑貨屋さんなどが並んでいます。 -
サンタ・マリア・イン・トラステヴェレ教会
おそらくローマで最初に建てられた公式な教会。 -
入口から続くコズマ―ティ様式の床のモザイク。
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後陣のモザイク
下調べはしていったのですが、暗く細かいので、実際には良くわかりませんでした。 -
トラステヴェレ入口あたり。
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トラムは頻繁に来るのですが、H番のバスはテルミニまで乗り換え無しなので、バスで一度ホテルに帰って休憩します。
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小休止後、テルミニから地下鉄A線でフラミニオ駅まで行きました。サンタ・マリア・デル・ポポロ教会でカラバッジョの礼拝堂を見る予定だったのですが、フラミニオ駅で外に出ようとしたら、土砂降りの雨に雷まで鳴っていて歩く勇気が失せてしまい、そのままテルミニへ引き返してきてしまいました。
電車も混んでいて、警戒マックスで疲れました。
地下鉄で極度に警戒して疲れたので、タクシーで夕食を取りに、トラステヴェレに向かいました。
テルミニからトラステヴェレ、タクシーで12ユーロでした。
でも楽ちん楽ちん、お金には代えられない・・・とつくづく思いました。
写真は前日のテルミニ駅 -
「イーヴォ・トラステヴェレ」
6年前にピッツァを食べに来たとき、あまりのおいしさに感激し、この旅行で必ず再訪する予定できました。 -
ピッツァの種類は多いです。
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ところが、念願のピッツァを食べてみると、何か違う・・・
お店の味が落ちたのか、私たちの舌が代わったのか・・・ -
外はは土砂降りの雨の平日夜だというのに、店には結構人が入っている…それなのに、何かむなしいような、悲しいような、脱力した感じで、店を後にしました。あんなに楽しみにしていたのに、変わったのはピッツァか私たちか・・・・・初恋の人に久しぶりに会ってみて、がっかりしたような感じ?・・・
意気揚々とタクシーで来たのに、気持ちが落ち込んでまたお金を使ってタクシーで帰る気にもならず、トラムとバスで帰りました(T_T) -
ローマ3日め、小雨模様ですが、傘は必要なしです。
昨日地下鉄で警戒して疲れたので、地下鉄に乗るのはやめて、テルミニ始発の64番のバスで、ヴァチカンへきました。
始発で座ったほうが、安全です。
サン・ピエトロ大聖堂
昨日夕方に来る予定だったのですが、天気の関係で時間が無くなったので、今回は大聖堂には行きません。 -
こういうお姿を拝見すると、あゝヴァチカンだなァ・・・と改めて思います。
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昨日(日曜)が休館日でしたので、今朝は長蛇の列です。
私たちはヴァチカン博物館9時の予約ですので、入り口に直行です。
この旅行はかなり前から決まっていて時間があったので、ヴァチカンのホームページから予約を取りました。
予約料込2人で16ユーロでした。 -
ヴァチカン博物館入口
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地図のギャラリー
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ラファエロの間
「アテネの学堂」 -
ヴァチカン図書館の回廊
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ピナコテカ入口
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ドレスデンに行ったとき見た「フォリ―ニョのマドンナ」が還ってきていました。
お久しぶり、1年ぶりですね・・・
ドレスデンでは撮影禁止だったのに、ここでは撮影OKです。 -
出口へのらせん階段。
下にクリスマスツリーが飾ってありました。
出口の左側にイヤホンガイドの返却窓口があります。 -
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ヴァチカン博物館入口
人がいるので間違えようもないけど、誰もいなかったら不安になるほどの小ささ・・・ -
ヴァチカン博物館出口
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サンピエトロ大聖堂見納め
帰国後、ローマ法王ベネディクト16世退位の発表があり、ヴァチカンに雷が落ちた報道もありました。
私が行っていたこの頃も、中では大変な騒ぎがあったのでしょうか・・・・ -
サンタンジェロ城は月曜日休み
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向かって右のほうに40番バスの停留所があります。頻繁に来ます。
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40番のバスで、テルミニへ戻りホテルで荷物を受け取ってから、フィレンツェへ向かいます。
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この旅行記へのコメント (1)
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- 空飛犬quillさん 2013/05/28 08:36:36
- ローマ素敵です
- mahaさん
おはようございます。
おっしゃるように雨で予定を変更せざるを得なかったようですね。
でも、楽しさは十分伝わってきますよ。
物価が安いのが良いですね、イタリアは。
今は円安で行かれたころと比較すると20%前後ユーロが高くなっていませんか?
私たちが東部ドイツへ行った12月と比較しても30%近くユーロ高になっていますから。
次回のヨーロッパ(まだ希望の段階ですが)はパリ one stay と思っていましたが、イタリアも再検討ですね。
mahaさん旅行記書くのがお上手。
空飛犬quill
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