義母が住むコロンボ市内のアパートはワンルームのため、我々家族も寝泊まりするほど大きな部屋ではない。そのためコロンボでの滞在ではホテルを手配した。旅程では29日の夜にコロンボに到着し、31日にはモルジブへ日帰り旅行、そして3日の夜(実際には4日の1:00出発)には帰国の途につく。<br /> <br />　コロンボ到着初日やモルジブへの空路日帰り旅行では空港からの近い宿のほうが利便性が高いので、今回エアポートヴィラをアゴダで手配。正月にはコロンボ南部のウェラワッタに移動し、宿泊することにしていた。<br /> <br />　キャセイパシフィック航空で29日22時頃に到着するも入国トラブルやヴィラの場所が見つからないなどでヴィラにチェックインしたのは深夜を回っていた。そのため、30日の午前中はプールで遊んだりは洗濯したり宿でゆっくり過ごし、午後からコロンボ市内へと列車で繰り出した。幸い宿から駅まで歩いても20分もかからない距離なので、鉄道を利用するには便利が良い。<br /> <br />　最寄り駅のリヤナゲムラは、コロンボから空港のあるバンダラナイケや人口約13万人が居住し、スリランカで人口が５番目に多いニゴンボを結ぶ幹線上に位置する。ニゴンボほどの大きな町を結ぶのであれば30分から1時間に一本は走っているだろうと思っていたが、実際には1～2時間に一本の割合しか走っていない。しかも駅には時刻が掲示されているものの、アルファベット表記ではないので、時刻はわかるが何処に向かう列車なのかがわからない。とりあえず「13:15」という数字はわかったので、13時頃に何処にむかうのかわからないが、とりあえず列車が来るというのはわかり、それまで駅でのんびり待ち、コロンボ市内へとくり出した。<br />

家族でスリランカ旅行-④コロンボ散策

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2012/12/27 - 2013/01/05

31位(同エリア554件中)

エリア

コロンボ(スリランカ)

旅行の満足度: 3.5

観光: 3.5

ホテル: 4.0

グルメ: 3.0

ショッピング: 3.5

交通: 2.0

同行者: 乳幼児連れ家族旅行

一人あたり費用: 10万円 - 15万円

交通手段: 鉄道高速・路線バス船タクシー徒歩飛行機

航空会社: スターフライヤーキャセイパシフィック航空マレーシア航空中国東方航空スリランカ航空

旅行の手配内容: 個別手配

宿泊したエアポートヴィラ。2012年から創業の出来立てホヤホヤ。知名度が低く、周辺の人に訪ねてもわからないほどマイナーな宿だった。でも清潔感はあり、スーパーも近く、駅からも徒歩20分もかからないし、バス停近い。ヴィラは二部屋で5000円を切る破格。日本人で宿泊するのは我々が第一号だとのことだった。
こちらはツインルーム。ベッドが１つしか見えないが、壁の両端に設置。
トイレとシャワーブース。シャワーは温水器利用で貯水槽から流れてくると思われるので長時間使いっぱなかしにすると、家族で宿泊すると最後の人は冷水を浴びることに。また石鹸はあるがシャンプーはない。
宿には2グループ泊まれそうなかんじだったが、二泊三日の宿泊の間に他の宿泊客はおらず、独占状態。
日中は娘と一緒にプールで遊ぶ。
ヴィラ付近は高いヤシの木もあり、幹線上から近いが雰囲気が全く違う
ヴィラの正面。ヴィラは高い塀に囲まれ、防犯システムもあるようなので、ある程度安心はできる。
食事はついてないので、自分たちでこさえる必要がある。でもミルクティーは管理人からのサービスを受ける。感謝！
コロンボ在住の義母に朝食の食材を買ってきてもらっていたので、みんなで朝食。
ヴィラ付近のようす。ジャングルのような場所にポツンとあるのでとても見つけにくい。
幹線から外れこんな道を車が進みはじめたときには、ホンマにこんなところにヴィラがあるのかと、心配になった。
こんな道でもポツリポツリと民家がある。
宿への細い道への目印はこの看板。地理的にはシードゥアという町に位置し、コロンボまで30キロ位ある。
徒歩五分で幹線上に。フードシティというスーパーがあるので宿泊するには不便はない。我々も夕食の食材をここで購入。
昼前にスーパー近くからスリーウィラーに乗って駅に向かう。宿から駅まで歩いても徒歩20分くらいの道のり。スリーウィーラーを利用して200ルピー、日本円で約160円位。
リヤナゲムラ駅に到着。駅は思ったほど大きくない。
駅の窓口は閉じられ、閑散としてる。紙にかかれた時刻表が張られ、次のコロンボ行きは13時15分とあった。1時間半近くを駅で待ちぼうけ。因みに駅員は列車出発15分前にどこからともなく現れ販売開始。
路線的にはニゴンボに向かう幹線であるはずだが、線路は単線、本数も1?2時間に一本。ちなみに隣の駅のシードゥアからコロンボフォートまでは線路が複線。
のどかだ。駅に時々リスが現れ、走り去っていく。
生い茂る草木に赤いパラソル。とても絵になる。線路内に民間人が立ち入るなんて日本では考えられない。
こんな場所でも線路にはPC枕木を使用。バラストで固定されていないのがとても気になる
コロンボフォートまでの切符。30ルピー、日本円で約20円。安い！
列車は意外にも定時に到着。乗客はそこそこ乗っている。
車内の様子。列車の扉は両側とも開いたまま走るので子連れで乗るときは要注意。幸い我々は座ることができた。子連れでアーバン車両に乗ると我々は明らかに人種が異なるので、目立ちに目立った。
コロンボ市内中心部の駅、コロンボフォート駅前。駅の切符売り場は行き先別によって異なる。
フォート地区を散策。フォートは英国占領下ではスリランカの中枢だった場所。写真は電話局。電話をもった腕が印象的。
植民地時代の建物。この先には大統領官邸がある。
大統領官邸に続くチャタムどおりは警備が厳重で写真を撮るのも気を遣う。
時計台より先は一般人は立入禁止。
チャタム通り。
チャタム通りからヨーク通りへと向かう。ヨーク通りをまっすぐ北進すると税関があり、陸揚げが行われた場所がある。飛行機のない時代、最も華やいだのがこのフォート地区だ。
赤い建物もはデパートのカーギルス。植民地時代の建物。現在は内装を修繕しており、営業していない。
白い建物が１８７５年創業のグランドオリエンタルホテル。税関の目と鼻の先にある。かの時代、船で訪れたビジネスマンなどの乗客がフォートの港に上陸し、そのままグランドオリエンタルホテルに宿泊し、とても活気があったのだろうと、想像がつく。今は外から見ても少しくたびれた感じがあるが・・・。
グランドオリエンタルホテルの前にある像。
きれいに整備された建物だが、火事になったのかな・・・
フォートから東に歩いて下町のペター地区へ。そのペター地区を代表する建物、ペター時計塔
ペター地区はコロンボフォート駅からまっすぐ北にもちが通りからやや東側の地区で雑多な雰囲気が有り、あまり治安が良いとは言えないと、地元の人たちも言う。なので、歩くのには油断禁物
おそらくコロンボで最も美しい建物、ジャミ・ウル・アルファー・モスク。
スリランカの主要な宗教は仏教で国民の70％が信仰しており、続いてヒンドゥー教が13％、イスラム教が１０％を占める。
イスラムの寺院の中にも入ることができる。
ストライプが美しい。
お祈りの場の前には足を洗う場所がある。
お祈り場。
レリーフが誇らしい。
モスクを出たあと、再びペター地区を散策。
街にはこうしたアイスクリーム屋さんが多い。５０ルピーから。オレンジのアイスクリームが濃厚で美味しかった。
そしてカフェで一服。ジュースは砂糖が加えられ、かなり甘い。なので、余計に喉が渇く感じ。
いずれもカフェで食べたお菓子。どれも甘すぎるほど甘い。暑い国なので仕方ないのかなァァ。黄色でアーモンドが乗せてあるお団子のようなお菓子が一番美味しかった。
スリランカではキリスト教信者が7.5％もおり、教会やマリア様の像を沢山目にする。
香港からスリランカに訪れ、いきなり常夏なので、この日は特に暑く感じ、汗をかき、夏バテの状態。夕方１７：１０発のニゴンボ行の列車でホテルまで戻る。
復路ではスコールに遭遇するも、みんな窓も全開。たまたま雨はほとんど入ってこなかったが、風があったら車内はとんでもないことになっていた。
ヴィラに戻り、妻と義母はスーパーで購入した食材を使って料理を作る。長女はこれをつまみ食い。
この日の夕飯。お米は義母が住むアパートから持ってきてくれた中国産のジャポニカ米。ヴィラには炊飯器もあるので、日本の炊き方とは少し違うが、それなりにおいしく炊くことができる。また近所のスーパーでもお米が数種類販売されているので、料理に合わせて好みのお米を買うことができる。
私はこれ！店員おすすめのビール。