2012/12/27 - 2013/01/05
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スリランカ最後の王朝が1469年から滅亡する1815年まで都をおいたのが、スリランカ中部に位置するキャンディという町。ブッダの犬歯が納められているという仏歯寺があり、宗教場非常に重要な地でもあり、スリランカ仏教の聖地としてその名が知られている。
コロンボからキャンディまでの距離はわずか110キロ程度、しかし交通基盤は脆弱で、バスで3~4時間、鉄道で2時間半から3時間半も要す。両区間を結ぶ本数で言えばバスが圧倒的多いが、子連れや車酔いが心配な人はあまりバスを好んで使いたくないところ。そうすると自然と鉄道を利用することになるが、コロンボ・キャンディは国鉄と民鉄があるのだ。民鉄といっても民鉄の線路があるわけでもオリエント急行のように1編成で構成されているわけでもない。コロンボを7:00に出発するインターシティーにエクスポレイルが管理する車両1両だけが連結されているのだ。
このエクスポレイルはなんとインターネットで3ヶ月前から予約が可能(http://www.exporail.lk/)で、ペラヘラ祭りのようなイベントがあるときに行く際にはとても有用だ。エクスポレイルは食事や紅茶のサービスもあってとても快適だ。1300ルピー(約1,000円)だが、シートピッチは広く冷房は完備されており、出入口もエクスポレイルのスタッフに管理されているので、治安もよい。外国人ばかりでなく、地元の人たちも利用しており、人気が高い。
エクスポレイルはコロンボ~キャンディだけでなく、バドゥーラなど12路線でも走らせており、時間に余裕がない旅行者には事前予約が日本からでもできるのでとても助かる。コロンボ~キャンディ間ではフォートを7:00に出発し、キャンディに9:30に到着、復路は15:00に出発し、17:30にフォートに到着する。ぜひ利用してみてはいかがだろうか。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- グルメ
- 2.5
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 2.5
- 同行者
- 乳幼児連れ家族旅行
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 船 タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- スターフライヤー キャセイパシフィック航空 マレーシア航空 中国東方航空 スリランカ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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出発1時間前の6時にはコロンボフォート駅に到着し、キャンディ行きのインターシティーを待つ。そうこうしていると扉から乗客が溢れ出たまま通勤列車が入線。
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早朝の6時40分頃、三番線にキャンディ行きのインターシティが入線する。この列車には一両だけエクスポレイルという会社が運営する車両が連結されている。エクスポレイルの車両は冷房や軽食、お茶のサービスがある。エクスポレイルはインターネットで予約も可能で、キャンディまでの片道が1300ルピー、日本円で1000円弱ほど。
エクスポレイルの予約は以下のサイトから
http://www.exporail.lk/ -
Eチケットを利用の場合、Eチケットを窓口に出してボーディングパスをもらわなければいけないらしいが、自分たちはそのままEチケットを見せるとそのまま改札を通ることができて、エクスポレイルにもそのまま乗車し、車内の検札も問題なかった。しかしキャンディでの改札で窓口でボーディングパスに受けとるように指示され、初めて知った。
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朝も早いが娘のテンションは高い。
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コロンボからキャンディへのエクスポレイルは進行方向 (改札入って左側)の先頭車両のみ。その車内の様子。エクスポレイルの車両に乗車する際に切符の確認があるのですぐにわかる。
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車内では新聞と雑誌が配布される。ちなみに雑誌の表紙はスリランカのクリケットのナショナルチームのエースらしい。クリケットはスリランカの国民的スポーツで90年代のワールドカップで優勝するほどの強豪
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車内で出された朝食。通常の食事とベジタリアンがある。但しベジタリアンは事前予約が必要。Eチケット予約時にベジタリアンミールも予約できる。
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食事のあとは紅茶かコーヒーがサービスされる。
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コロンボ市内を抜けるとしばらく田園風景の中を列車は走る
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自然美を堪能。景色が良いのは列車のA,B列がよく見えるかな。
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徐々に山間部へと進む。
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途中の村
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山間部を走る
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キャンディ駅に9:30に到着。
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道路も広いわけではなく、町自体も大きいわけではないが、大きなバスが市民の足となって走る。
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キャンディ市内を散策。特徴的な建物が多い。キャンディは人口125,000人が住む、スリランカで5番目に大きな町。スリランカ中部州の州都であり、中部州の中で最も大きな町。
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キャンディはシンハラ人の王朝のキャンディ王国として、スリランカ最後の王朝都として1469年に1815年栄えた。1815年以降は英国に併合されることに・・・。
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こうした歴史的な背景や、ブッダの犬歯が保存された仏歯寺があることからキャンディのまちは世界遺産に指定された。
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キャンディの観光はキャンディ駅に到着するとステーションロードを左に登るように進む。そしてダラダ・ウィーティヤ大通りを歩き、仏歯寺に向かう。
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ダラダ・ウィーティヤ大通りには様々な建築様式の建物が立ち並びとても魅力的だ。
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こうした木造テラスをみるとイスラム建築を彷彿させる
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ヨーロッパの現代的な建物もある。
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キャンディの町並みは雑多な感じではあるが、見ていてとても面白い
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立派なコロニアル様式の建物もある。クイーンズホテル
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キャンディ駅付近の歩道に並ぶ果物屋さん
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キャンディマーケット。
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ここの市場は野菜、果物、魚市場が同じ敷地に纏まっている。
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市場をぐるりと回ってみて驚くのは食材が豊富なこと。
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キャンディは海に面していないが魚の種類も豊富だ
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果物屋さんで。パッションフルーツを試食。甘酸っぱく美味しかったので数個購入!
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洋服屋のセール
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ダラダ・ウィーディヤ通りを登るようにキャンディ湖方面に向かって散策
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キャンディ湖。スリランカ最後の王朝の舘がすぐそこにある。
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ブッダの犬歯があるとされる仏歯寺の入口
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よく整備された庭園。
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仏歯寺。この横に旧王宮が考古学博物館として見学できる。
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寺の名のとおり、ここにブッダの犬歯が収められている。
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仏歯寺に入場するとトンネルのような通路を潜り抜けて進む。
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通路の壁画が美しい。
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通路を抜けた場所にあるお堂の入口
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特徴的な屋根
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スリランカ国内の参拝客も多く、人気の拝観には凄まじい参拝客で小さな子連れだと近づくこともできない(子供が圧迫されるんじゃないかと思うほどの人・人・人)。
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こちらの仏像も凄まじい人で遠目でしか見ることができない。
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彫刻が美しい屋根
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こちらの仏像にいくつもの象牙賀飾られている。こちらもなかなか目の前に進むことができないほど拝観者が多い。
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仏歯寺は1595年に建設された。
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仏歯寺の横には王宮があり、現在王宮の一部は博物館として公開されている。
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美しい壁画
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とてもよくできている。
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王の集会所
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裁判などもここで行われた。
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金色の天蓋が見える。
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複合的な建物で非常に大きい。
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寺にはお堀や塀もあり、軍事的要素もある。
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入場する際には荷物検査が有り、男女別の列に並ばなければならない。
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仏歯寺の八角堂。国王はキャンディの伝統的祭典、ペラヘラ祭りをここから鑑賞したという。
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白い仏塔
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中はよく整備されている。
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お寺を出たところにゾウがいる!! 長女はゾウにビビって近づこうとしない。
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セント・ポール教会。
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仏歯寺の菩提樹
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菩提樹に多くの人が拝んでいる。
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哀愁漂う町並み
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昔はきっと美しい町並みだったんだと思う。
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昔はきっと華麗な邸宅だったんだと思う。
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結構旅行を楽しんでる長女
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コロンボでは見かけない建物
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昼食はケンタッキーで。ご飯好きの娘にはありがたいメニューと思いきや、子供には少し辛い。
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結局ハンバーガーを娘にあげることに
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キャンディ駅の有名な時刻表。わかりやすい!
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復路のコロンボフォート行きの列車。展望車が 連結されていることを初めて知った。往路では先頭車両がエクスポレイルの車両だったので、復路は最後尾になるはずなのだが、わざわざ連結をしかえて組み直している。日本では考えられない手間な作業をするなぁぁ。でもそうでもしないと展望車の意味がないか。
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長女はキャンディの町歩きが楽しかったと満足
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復路での軽食でも食事を二種類から選択できる。
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復路での軽食
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美しい山並みが車窓に。
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復路では地元の子連れが我々の座席近くに乗車し、次女に興味津々
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この旅行記へのコメント (2)
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- ムロろ~んさん 2013/01/24 00:21:25
- 日帰りキャンディー旅行記拝見
- worldspanさま
初めましてこんばんは、ムロろ〜んと申します。
ラオス旅行記をご覧下さりありがとうございます。おかげさまで充実した旅をすることができました。朝の托鉢を見ることができて良かったです。
worldspanさんの旅行記を拾い読みさせて頂きました。子ども連れでの旅に感心をしてしまいました。子どもの笑顔な表情に楽しまれているんだなぁと思いました。
キャンディへ日帰りで旅されたとのこと。仏歯寺の見学、面白そうですね。
私も2001年に行ったことがあるのですが、本当に人が多くて見学するのに大変だった印象がありました。
そして列車で行けることも知りませんでした。快適そうですね。食事と飲み物も付くとは。
今後も旅行記を書いて参りますので、何卒宜しくお願い致します(-人-)。
ムロろ〜ん(-人-)
- worldspanさん からの返信 2013/01/25 06:56:31
- RE: 日帰りキャンディー旅行記拝見
- ムロろ〜んさん
はじめまして、コメントありがとうございます。
スリランカは今回初めての滞在でしたが、植民地時代の美しい建物が目を引いたり、コロンボの活気がすごかったりと思った以上によかったです。また、国鉄の上を民鉄の車両を連結して走行することはなかなか面白いなーっと感心しました。
こちらこそ今後とも宜しくお願いします。
worldspan
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