2013/01/12 - 2013/01/14
9321位(同エリア24215件中)
けんたさん
アジアクラシックホテルの旅第三弾は、満を持してのマンダリン・オリエンタル・バンコク!
実は何回か計画したものの、仕事の都合・デモによる空港占拠・洪水などで目的を果たせず、遂に何度目かの正直で乾期に訪問することができました。
何故カバー写真がホテルでなく、到着時に渡されるレイか?
理由は、このホテルが「目には見えないところ」に最大の魅力を持っているからです。
まさにひと言で言えば楽園!
花の香りとホスピタリティに満ちた最高の贅沢がそこにありました。
例によってネットでホテルに直接予約し、金曜の夜タイ航空で飛び3連休の最終日深夜に戻ってくるという弾丸旅行。
今回もホテルに絞って、特に食を中心とした旅行記です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 観光バス 船 徒歩
- 航空会社
- タイ国際航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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オリエンタルホテル正面入り口。もうひとつ川からのアプローチもありますが、我が家は空港到着後すぐパンダツアーに参加して、そのままホテルまで送ってもらいました。細い道を進むと突然、竹に囲まれた緑の楽園が現れます。
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入口のドアマン&ドアウーマン。民族衣装がキュート。
何といっても到着した瞬間から、名前を呼んでくれるという驚き。
チェックインではカードコピーをするだけで、写真を撮っている暇もありませんでした。 -
どのガイドにもあるロビー風景。意外に広くありません。香港ペニンシュラやシンガポールラッフルズに比べるとホテル全体が少し小型でインティメートな感じがします。照明は鳥かごを模したもの。赤く垂れ下がっているのは花のレイです。
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花のレイの下には蓮の池が。この蓮の花、赤系統や白系統に毎日入れ替えられていました。
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部屋は本館15階(16階建てです)。部屋の配置を見ると、最も川寄りの2部屋を除いてほぼ皆同じ広さで同じつくりのよう。さっそくバトラーやフロアマネージャーが挨拶に来てくれました。
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サイドテーブルにはウエルカムフルーツのマンダリンオレンジです。これももちろん毎日入れ替えられ、翌日はマンゴスチンでした。
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ウエルカムドリンク。マンゴスチンジュースだったかしら。ほのかな甘みのフルーツジュースです。
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部屋の入口を望んだところ。上品な花瓶と照明。そして花の香り。
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広々としたバスタブ。シャワールームが別にあるのでここは温まるだけ。
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アメニティの数々です。使いかけの石鹸はいただいてきました。バスオイルも独特の香りが素敵だったので、使いかけ持って帰っていいですか?とメモを置いておいたら、新品がひとつ追加されていました。
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窓からは滔々と流れるチャオプラヤー川。行き来する貨物船や水上バス、そして渡し船を見ていると飽きません。
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エレベーター前のスペース。因みに有名ですが、1階のエレベーターボーイは何階の宿泊客か覚えていて、フロアボタンを瞬時に押してくれます。
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1日目の昼食はシーフードレストランの「ロード・ジム」。お昼はバイキングでした。予約していませんでしたが2時すぎという遅い時間だったのに、親切に案内され席に。
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シーフード(含む寿司)を中心にともかく見ているだけで楽しいくらい多種多様な料理が並んでいましたが、まずはフォーをチョイス。牛ばら肉と魚のすり身団子の入った逸品。
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手前の緑の葉に入ったスパイス類をその場ですりつぶし、緑のパパイヤの千切りとあえてサラダにしてくれます。辛みがありつつも爽やかな味わいで日本で食べるものとは違いました。
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左の皿は先ほどのパパイアサラダ、右は海老や帆立のシーフード。
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雑然とした皿ですが、左からグリーンカレー、春雨サラダ、ムール貝やニシンの酢漬けなどのシーフード。
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ハムや串焼きもあり、肉類も充実。結局ビールを飲みつつ3回ぐらいお皿を取り換え料理を満喫。
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チョコのオブジェのように見えるのは、暖かい生チョコが流れている機械です。フルーツの串刺しにこのチョコをかけてサーブしてくれます。このほかタイのお菓子や様々なプティフールでデザート皿ができました。
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午後はチャオプラヤー川をホテル専用の渡し船で対岸に。船着き場でどこに行くのかと聞かれるので不思議に思ったら、対岸行き、BTS(高架鉄道)の駅行き、ショッピングセンター行き、と3種類の船が入れ替わり着岸し案内されます。
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対岸のホテル施設はスパ・ジムとタイ料理レストラン。午後のひと時は南国の静謐なひと時が流れていました。象のオブジェが守る中庭の池が穏やかな風を運んできます。
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ピカピカに磨かれた床とマホガニーの天井、白い柱。コツコツと靴音が響きます。
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2階のスパ入口です。2体の像がひとひらの花を捧げて出迎えます。スパの中は撮影遠慮しましたが、まさに極楽。お勧めです。
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スパでゆっくりし、部屋で寛ぐうちに夕食の時間に。オリジナルウイング上階にあるフランス料理、「ル・ノルマンディー」です。そんなに広くはありませんが、たいへん優雅。ワインは、ちょっと高めでしょうか。でもワインリストはたいへん充実していました。
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アミューズの鴨のゼリー寄せ(だったと思います)。シェフはパリのホテル・クリヨンで活躍していた人だとか。
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前菜の鴨のフォアグラのロティ、フランボワーズソースです。概してアラカルトは品目が少なめ。メニューはホームページでも確認できます。
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メインには白インゲン豆(アリコ)の添えられたカナディアン・ロブスターのロティ。黒トリュフ(これがまたフレッシュで香り高かった!)をかけていただきます。
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チーズのサーブ。それなりの種類で状態も問題なし。たんへん美味しゅうございました。
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デセールのガトー類。やっぱりトロピカルフルーツ系が気になります。
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ちょっと暗くてわかりませんが、眼下にチャオプラヤー川が流れます。大小の船がホタルのようにゆらゆらと行きかいます。
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2日目の午前中は水上マーケット観光に出かけ、お昼にホテルに戻りました。お昼ごはんはタイ料理の「サラ・リム・ナーム」へ。またまた渡し船で対岸に渡ります。
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船から見たオリエンタルホテル本館。近代的な威容です。
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サラ・リム・ナームの外観。テラス席は日中暑いので、夜のみの営業です。夜の室内はタイ舞踊付きのゴージャスなコース料理になります。
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お店の中です。お昼はここもバイキング。左側の壁側並びに中央ステージにお料理が並びます。時間が遅かったのでゆったり食事できました。
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タイといえばシンビールにチャンビール。1月で33〜34度の気候にはピッタリです。
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何といっても外せないトム・ヤム・クン。注文してから作ってくれます。レモングラスのような爽やかな酸味が効いた、これまでの概念を覆す美味しさ!
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洗練されたタイ料理の前菜シリーズ。中華風やベトナム風のものもあり、聞くと親切にお薦めを教えてくれます。手前のコーンの料理は特に美味しかった〜。
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タイカレー三品。このほかに二種類ほどありました。鶏のイエローカレー、挽肉のカレー、マトンのレッドカレー。パンチの効いた辛みですが、適度なレベルでこれらも絶品。
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調子に乗ってちまきやタイ風チャーハンも。ごはんはタイ米ですが、パラパラとしつつも味わいがあり、カレーには最適です。
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ゼリーの水菓子が仄かな甘みで最高!その他もフルーツをいろいろソースをかけていただきます。
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これは中華風・タイ風のプティフール。興味深かったけれどおなかが一杯。
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おなか一杯というのに、是非食べろと勝手に持ってきてくれたマンゴーのアイスクリーム添え。味わいもさることながら、香りが立った最高のひと品。
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食べすぎの後はホテルの屋外プールでゆっくり。緑に囲まれたリゾート風で寛げます。宿泊者限定の空間です。
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本館脇にありとっても贅沢な気分に浸れますが、何故か欧米系の方以外は皆無。ホテル内で見かけた日本の方も、もっと利用してはと思います。
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子供用プールのコテージ風スペース。軽食や飲み物がいただけます。朝から場所取りがされていました。
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そろそろ夕暮れ。チャオプラヤー川を望むプールもそろそろ片付けの時間です。
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部屋から見る夕暮れの光景。暑さも収まるバンコクの街はこれから賑わいます。
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渡し船にも灯りがともります。いかにもバンコク、といった光景です。
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夕食は川沿いの屋外でバーベキュー料理の「ザ・リバーサイド・テラス」。夜景がきれいに見られるよう照明を落としているので、写真撮影は難しい〜。
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ワインリストにはオーストラリアなどの新世界ワインが通常より多く載っていたように思います。ここではタイワイン(ハウスワインになっています)をチョイス。シラー種でしっかりした味わいですが格安。
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シーフードをはじめとする前菜類のバイキングビュッフェ。結構手の込んだフレンチテイストの料理も並んでいます。この他にもサラダ類のコーナー、お寿司や刺身のコーナー、などがありました。
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左奥のところで炭火を起こし肉や海老などを焼いています。ここはバーベキューを中心としたコーナー。
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お皿に盛ってみるとこんな感じ。ローストビーフにラムチョップ、焼き野菜添え、といったところです。
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スイーツのコーナー。いろいろなトロピカルフルーツもてんこ盛り。
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意外にもチーズの品質も上々。ブルーにハード、ウオッシュも良い状態でいただけました。
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最後は4種類ほどあるアイスクリームから、パッションフルーツのアイスで締め。
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まだちょっと時間があったので、「バンブー・バー」でカクテルを一杯。
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生暖かい風の通るバーの前の通路。ジャズの調べとともにゆっくりと時間が流れていきます。ここをまっすぐ行くとリバーサイドです。
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最終日の朝です。チャオプラヤー川にも朝日が。行きかう船は通勤の人で一杯。
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朝食は「ヴェランダ」で。長い時間開いているカフェ・レストランです。
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バイキングだとこちらに案内されます。何のことはない、昨晩のリバーサイドテラスが模様替えということでした。
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卵料理などをオーダーで作ってくれます。総じてレベルの高い朝食。
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サラダ類も充実。
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夜はバーベキューコーナーだったところです。
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マンゴスチンなどのフルーツに焼きそば、チャーハン、ソーセージというちょっと風変わりな盛り合わせ。
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こちらはフライドエッグにハム類、焼きトマト、豆の煮込みというオーソドックスな取り合わせ。
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セットメニューを選択するとこちらの方に案内されるようです。こちらが本当の「ヴェランダ」カフェ。
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通路わきの空間に石で絵を描いている従業員。ちょっとした遊び心ですね。
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今回は結婚式などで入れなかったオーサーズ・ラウンジのある旧館。ここから始まったオリエンタル・ホテル。満喫の3日間でした。
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