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 兵庫県立芸術文化ホールで行われたプラハ交響楽団のコンサートに行ってきた。<br /> 僕は和歌山県在住である。その上、クラシックファンであるかというと、必ずしもそうではない。ならば、なにゆえ兵庫県立芸術文化ホールまで出かけたかのかというと、理由はヴァイオリニストの木嶋真優さんにある。<br /> 「東京にお住まいなんですか?」<br /> ドイツから帰国したばかりのヴァイオリニスト・木嶋真優さんは僕に尋ねてきた。昨年の九月、twitter上でのことである。<br /> 僕はいつものようにパソコンを立ち上げ、twitterにつないだときである。木嶋真優さんのつぶやきがいきなり飛び込んできたのである。僕は胸が高鳴り、興奮する指で震えながらキーボードで応えた。<br />「関西に住んでます。関西なら聴きにいけるのに」<br /> 「明日から、コンサートです。埼玉、仙台、函館と」という木嶋真優さんのメッセージに応えてである。<br /> 「来年の1月14日に関西へ行きますよ」<br /> 木嶋さんが教えてくれた。僕はtwitter<br />はそのままにして早速ネットで調べてみた。あった、あった、『プラハ交響楽団with木嶋真優・兵庫県立芸術文化ホール』と出た。すぐさま予約を入れた。<br /> それをさらにtwitterで伝えると<br /> 「有難うございます。残り少なかったんじゃあないですか?。チケットは」<br /> 「そうですね、2000人以上入るホールでも、数枚しか残っていなかったみたいですね。それにしても真優さんの人気は凄いですね」僕は遠慮なく話しかける。<br /> 「そんなことないですけど。やはりプラハ交響楽団の人気の凄さだとおもいますよ。世界的な交響楽団ですから」<br /> 「そうですか。来年のコンサート、楽しみにしてますよ」<br /> 「はい、ありがとうございます。がんばりますからね」<br /> こうして、なぜかクラシックファンでもないのに兵庫県立文化ホール(阪急・西宮北口)まで出かけたのである。<br /> 曲目は、スメタナ作曲交響詩「モルダウ」、チャイコフスキー作曲ヴァイオリン協奏曲ニ長調・ソリスト木嶋真優、そしてドボルザーク作曲交響曲「新世界より」である。<br /> コンサートはスメタナ作曲・交響詩「モルダウ」に始まった。、ヨーロッパ平原を滔々と流れゆくモルダウ河の水面(みなも)。月の光が煌々と映し出す平原。そしてその月の光は僕のこころまで入ってきていた。<br /> チャイコフスキー・ヴァイオリン協奏曲は作曲者が生きていた。力強いチャイコフスキーが木嶋真優さんを通して生き返ったのだ。そしてそれは圧倒的な技量で繰り広げたのだった。ケルン国際ヴァイオリンコンクール優勝の真価を見たようだった。<br />ドボルザークの「新世界より」。チェコ人であるドボルザークがアメリカへ渡り、新しい国より故郷をみたフルサトに捧げた鎮魂歌だ。人はやはり「遠くから故郷を懐かしむのか?」。故郷とはそういう場所なのか、そんな思いが、新天地アメリカからのドボルザークのメッセージのように思えた。<br /> そしてコンサートは終わった。

プラハ交響楽団with木嶋真優

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2013/01/14 - 2013/01/14

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nakaohideki

nakaohidekiさん

 兵庫県立芸術文化ホールで行われたプラハ交響楽団のコンサートに行ってきた。
 僕は和歌山県在住である。その上、クラシックファンであるかというと、必ずしもそうではない。ならば、なにゆえ兵庫県立芸術文化ホールまで出かけたかのかというと、理由はヴァイオリニストの木嶋真優さんにある。
 「東京にお住まいなんですか?」
 ドイツから帰国したばかりのヴァイオリニスト・木嶋真優さんは僕に尋ねてきた。昨年の九月、twitter上でのことである。
 僕はいつものようにパソコンを立ち上げ、twitterにつないだときである。木嶋真優さんのつぶやきがいきなり飛び込んできたのである。僕は胸が高鳴り、興奮する指で震えながらキーボードで応えた。
「関西に住んでます。関西なら聴きにいけるのに」
 「明日から、コンサートです。埼玉、仙台、函館と」という木嶋真優さんのメッセージに応えてである。
 「来年の1月14日に関西へ行きますよ」
 木嶋さんが教えてくれた。僕はtwitter
はそのままにして早速ネットで調べてみた。あった、あった、『プラハ交響楽団with木嶋真優・兵庫県立芸術文化ホール』と出た。すぐさま予約を入れた。
 それをさらにtwitterで伝えると
 「有難うございます。残り少なかったんじゃあないですか?。チケットは」
 「そうですね、2000人以上入るホールでも、数枚しか残っていなかったみたいですね。それにしても真優さんの人気は凄いですね」僕は遠慮なく話しかける。
 「そんなことないですけど。やはりプラハ交響楽団の人気の凄さだとおもいますよ。世界的な交響楽団ですから」
 「そうですか。来年のコンサート、楽しみにしてますよ」
 「はい、ありがとうございます。がんばりますからね」
 こうして、なぜかクラシックファンでもないのに兵庫県立文化ホール(阪急・西宮北口)まで出かけたのである。
 曲目は、スメタナ作曲交響詩「モルダウ」、チャイコフスキー作曲ヴァイオリン協奏曲ニ長調・ソリスト木嶋真優、そしてドボルザーク作曲交響曲「新世界より」である。
 コンサートはスメタナ作曲・交響詩「モルダウ」に始まった。、ヨーロッパ平原を滔々と流れゆくモルダウ河の水面(みなも)。月の光が煌々と映し出す平原。そしてその月の光は僕のこころまで入ってきていた。
 チャイコフスキー・ヴァイオリン協奏曲は作曲者が生きていた。力強いチャイコフスキーが木嶋真優さんを通して生き返ったのだ。そしてそれは圧倒的な技量で繰り広げたのだった。ケルン国際ヴァイオリンコンクール優勝の真価を見たようだった。
ドボルザークの「新世界より」。チェコ人であるドボルザークがアメリカへ渡り、新しい国より故郷をみたフルサトに捧げた鎮魂歌だ。人はやはり「遠くから故郷を懐かしむのか?」。故郷とはそういう場所なのか、そんな思いが、新天地アメリカからのドボルザークのメッセージのように思えた。
 そしてコンサートは終わった。

交通手段
JR特急
  • 兵庫県立芸術文化ホール、開演前の様子である。

    兵庫県立芸術文化ホール、開演前の様子である。

  • 兵庫県立芸術文化ホール入口付近。阪急・西宮北口駅よりすぐである。

    兵庫県立芸術文化ホール入口付近。阪急・西宮北口駅よりすぐである。

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