2012/08/05 - 2012/08/05
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ももんがあまんさん
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今回は、この地域では、かなり有名な観光地「コルド・シュル・シエル」と、その近くの「モネスティエ村」(フランスの美しい村)の旅行記です。
「天空のコルド」と呼ばれる丘の上の町は、Wikipediaに依れば、1,222年トゥールーズ伯によって建てられた「砦」が起源となり、その後「カタリ派」の要衝となったとか、因みに、「Corde」とは、「綱」とか「弓」とかの意味らしいけど・・・?
「モネスティエ」は「フランスの美しい村」24か所目、このあたりの「美しい村」と同じく、此処もまた、多くの「カタリ派」の居た村で、「ベジェ」の虐殺の後、村は「十字軍」によって取り囲まれ、約百人ほどの「カタリ派」の人々が、火刑となったとか・・・
写真は、「コルド」の丘の上から眺めた、町の周辺の風景、丘陵地帯ですけれど、やっぱりフランスだなあと思わせる、緑の農業地帯です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 自転車
- 航空会社
- 中国南方航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
8月4日(土) Cordes sur Ciel ミディ・ピレネー
ホテルへ荷物を置いて、「コルド・シュル・シエル」の町へ向かいます。 -
コルド・シュル・シエロ
町の裏側?から、丘の上の町に登ります。 -
コルド・シュル・シエル
丘の上からの眺望です。 -
コルド・シュル・シエル
丘の上の城壁?。
窓が開いてたりして、何かの建物の一部になってるようです? -
コルド・シュル・シエル
丘の上の城門(Port de Ormeaux)です。
かなり古い、中世スタイルの城門なので、トゥルーズ伯・レーモン七世の時代のものだと思いますけど・・・さて? -
コルド・シュル・シエル
門をくぐって、街並みを見て歩きます。
時代劇のロケの行われる事のある、中世の家並みとして有名な町です。 -
イチオシ
コルド・シュル・シエル
町の通りの、至る所に、旗がぶら下がってます。
多分、中世所縁の、家紋に由来するものでしょうか?
ちょっとわかりません。 -
コルド・シュル・シエル
また城門が有ります。
こちらは、「Poet de la Jane」。 -
コルド・シュル・シエル
普通の「美しい村」よりは、ずっと大きな町ですけれど、中世の城塞都市ですから、それほど大きい町でもありません。
裏門から、ブラブラ歩いても、すぐ町の中心に到着します。
この写真は、教会と塔。 -
コルド・シュル・シエル Eglise St Michel
「サン・ミシェル教会」です。
教会のデラックスさは、その町の経済力に、だいたい比例するので、この教会は、マア、ソコソコに綺麗です、建物はマア、それほど立派でもですけど・・・・
北部のフランスでは、ロワール川沿いなど、小さな町にも、巨大なゴシック教会が有ったりしますけれど、さすがに、今回の南部フランスには、巨大なゴシック教会というのは、トゥールーズやアルビ等、かなり大きな町でないと見られません、元々山が多く、貧しい町も多かったという事かも知れませんけれど、ゴシックの全盛期と言われる13〜14世紀に、これら南部が、経済力においても、立ち遅れたのかも・・・・でもまあ、そのおかげで、今も多くのロマネスク教会が見られるのかもと、そんな気もしてます。 -
コルド・シュル・シエル
なかなか見事な、建物です。
何の建物かは、忘れてしまいましたけど・・・ -
イチオシ
コルド・シュル・シエル
中世の街の風景。
バカンスシーズンという事もあるでしょうけれど、観光客が、あっちにもこっちにも、うようよういます。
レストランやカフェも多いし、ホテルも高そうな町です。 -
コルド・シュル・シエル
町の広場、勝手の「市場」(Halle)の建物だと思います。
今は、レストランのテーブルが並んでます。 -
コルド・シュル・シエル
「Halle」の隣、町のテラス(展望台)からの眺望。 -
コルド・シュル・シエル
美しい「田舎」の風景です。
スペインなら、赤茶けた土砂漠、イギリスなら灌木の荒地ですけれど、さすが農業国家フランスには、緑が多い・・・という感じ。 -
コルド・シュル・シエル
再び、中世の家並みです。 -
コルド・シュル・シエル
また城門が有りました。 -
コルド・シュル・シエル
城門を出ると、とても急な坂道になります。 -
コルド・シュル・シエル
あっちもこっちも、坂道だらけ・・・ -
コルド・シュル・シエル
元々の、「城塞」の「塔」だと思いますけど、あちこちに窓が開いてます?
何時からか、誰かが住居にしていたのかも? -
イチオシ
コルド・シュル・シエル
坂道の風景。 -
コルド・シュル・シエル
またありました、「城門」です。 -
コルド・シュル・シエル
またまた急坂です。
このあたりが「天空のコルド」の所以ですね。 -
コルド・シュル・シェル
坂の下から眺めた、先ほどの「城門」。
明日はもう一日、この町に滞在して、近くの「フランスの美しい村」へ行ってみます、本日はここまで。
本日の走行距離 50km/累計2,304km -
8月5日(日) D 91号線 ミディ・ピレネー
コルドの町から、近くにある「フランスの美しい村」に向かいます。
写真は、途中で撮った「コルド」の遠景。 -
D 91号線 Monestier モネスティエ
「フランスの美しい村」24か所目です。
このところ、坂道を登ったり下ったりの村が多かったですけれど、この村は、平坦な土地にあります、全部こうなら、楽なんですけど・・・ハハ。 -
モネスティエ
橋のある風景です。
この村にも観光客がチラホラ来てますけど、「ナジャク」ほどでは無いですね。 -
モネスティエ
小川「Cerou」のある、村の風景です。 -
モネスティエ
村の風景ですけど、家並みはイマイチ・・・
雰囲気のある家並みを撮るのは、少し苦労する感じの村です。 -
モネスティエ
村の「オテル・ド・ヴィル」、アンティークが売りの「フランスの美しい村」にとっては、ちと綺麗過ぎの「役所」です。 -
モネスティエ
アンティークな「塔」の残る建物です。 -
モネスティエ
村の教会です、ちょっと有名な教会なのだそうです、この村の、歴史遺産ですね。
多分「ロマネスク」の教会、「塔」は間違いなく「ロマネスク」だと思います。 -
モネスティエ
十字軍時代、「ベジエの大虐殺」(1209年7月22日)の後、この村もまた、進軍するシモン・ド・モンフォールの軍に取り囲まれ、村の「カタリ派」約百人が、「火刑」に処されたのだとか・・・・ -
モネスティエ
因みに、「ベジエの大虐殺」で、殺された町の住民は、約一万人、実際の「カタリ派」は、500人程度だったと言われています・・・教皇特使アモーリは、誰がカタリ派か、そうでないかが解らない、この時、シモン・ド・モンフォールの軍に対し「すべてを殺せ、神は己の者を知りたもう」と、檄を飛ばしたとか・・・
「殺された人がカソリック教徒なら、神は、その魂を、天国へ連れて行ってくれるから、殺しても心配するな」と、マア、そんな意味だと思いますけど・・・マッタク、なんという理屈を考える事やら・・・神の為の十字軍なのだから、何をしても許されると言う、多分、そういう感性、そういう理屈なのでしょうけれど・・・・相手に、テロリストというレッテルさえ張れば、誰を巻き添えにしようと、何をしようと許されると考える、現在のアメリカの兵隊さんの発想と似ていますね。 -
モネスティエ
かなり。アンティークな建物も有りますけど、街並みという点では、今一息。 -
モネスティエ
村はずれに、橋が有ります。 -
モネスティエ
ちょっと雰囲気のある、橋の風景。 -
モネスティエ
村の風景です。
腐っても?(失礼)、「フランスの美しい村」なので、まあそれなりに探せば、ソコソコに、絵になる風景は、無いことも無い・・・? -
イチオシ
モネスティエ
過っての、城塞都市の面影の残る一角です。 -
モネスティエ
村の路地裏です。
特に、お店が有るわけでも無く、花が咲いてるわけでも無く、殺風景な通りですけど、小さな村の路地裏としては、かなり「リアル」な通りです。 -
モネスティエ
村の広場。
噴水のある風景です。 -
モネスティエ
広場のカフェで、何時もの一杯。
ビールの銘柄は、今回も「Pelforth」。
村の印象 ★★★ カタリ派所縁の村の一つですけれど、家並みは正直、いま一つです、「ベルカステル」「ナジャク」と五つ星の村が続いたけれど、今日はちょっと一休み・・・やっぱり、平地の村で五つ星を期待するのは、なかなか難しいか? -
D 91号線 ミディ・ピレネー
今日はマア、のんびり休養の一日ですね、ゆっくりと、「コルド」へ戻ります。
写真の家は、何か商売をやっていた感じです、良い家屋ですけど、つぶれたのかも・・・? -
D 91号線 Salles サール
「コルド」の町へ戻る途中に見つけた、これも、かなりアンティークな村です。
「オクシタニアの旗」の建物は、この村の「Mairie」(役場)。 -
サール
十字架と村の風景。
村の古い建物は、かなりボロです、古そうな村ですけど、「フランスの美しい村」には認定されていないので、建物は、それほど整備されてもいない様子です、ボロが剥き出しになっているのは、かなり「リアル」な村の姿。 -
サール
けれど、人が住んでいる家は、古くても、それなりに手入れされていて、とても雰囲気が有ります。 -
イチオシ
サール
これも、とても、お洒落な民家です。
奥の、古いレンガ造りの家に、継ぎ足すような感じで、石造りの家屋(新築)が建っています。 -
サール
村の路地です。
日陰には、紫陽花が咲いています。 -
サール
村の細道です。 -
サール
紫陽花と、村の「ニャンコ」。
毛並みの良い「白」ですけど、顔がイマイチ、ちと「怖い」・・・怒ってる? -
サール
村の教会と、崩れた建物。 -
サール
教会と塔のある、村の風景。
町並みや建物は、ボロですけれど、隣の「モネスティエ」の「美しい村」とそれほど違わない、ソコソコ美しい村です。 -
サール
何の塔なのかは不明です。
人影が見えたので、誰か住んでいるような、そんな感じも有ります・・・? -
サール
村の民家、ちょっと由緒ありげ・・・・? -
サール
門の上には、カエルが鎮座していました・・・・何これ?
フランスの王家(ブロワ朝)には、山椒魚が「家紋」というのも有りますし、「カエル」が家紋というのも・・・ありかも? -
サール
村への出入り口、橋のある風景です。
左には、この村で、たった一つ見つけた「レストラン」が有ります・・・客が来るのかどうか?
村の印象 ★★★ 十分に、美しい村でした、「フランスの美しい村」に認定されていない分だけ、更に、「リアル」。 -
イチオシ
コルド・シュル・シエル
再び帰ってきました、まだまだ時間が有るので、今一度、「コルド・シュル・シエル」の町を見物します。
昨日とは、別の道から、町へ入ります。 -
コルド・シュル・シエル
あちこちに、窓やら穴が開いてますけど、多分、城壁の名残りでしょうか? -
コルド・シュル・シエル
町のテラス(展望台)の下の、散歩道(ブロムナード)です。 -
イチオシ
コルド・シュル・シエル
散歩道からの風景です。
「コルド」の旅行記で、良く見かける、「コルドの丘」の写真が有りますけど、向こうに見える丘のあたりからの写真でしょうか?
行ってみるべきでした・・・・失敗・・・。 -
コルド・シュル・シエル
散歩道の上には、テラス(展望台)が有ります。
並んでいるパラソルは、テラスのレストラン・・・座る気は無いです。 -
コルド・シュル・シエル
坂を上って、昨日も訪れた、テラスのある、町の広場(Halle)に行きます。 -
コルド・シュル・シエル 町の広場 (Halle)
ぶら下がってるのは、ちょっとアートな「旗」。
紋章では無いようです。 -
コルド・シュル・シエル
広場の隣、路地の奥に、歴史博物館が有ります。 -
コルド・シュル・シエル
同じく、路地裏の風景です。 -
コルド・シュル・シエル
フォワグラのお店です。
貧乏旅行なので、レストランに入る余裕はないのですけど、せめて、写真だけでも・・・・ですね(ハハハ)。 -
コルド・シュル・シエル
こちらが、町の入り口の街並みです。
町の印象 ★★★★★ 時代劇のロケが行われることもあるというのは、十分に肯けますけれど、看板やら垂れ幕やら、ずいぶんと邪魔なものもたくさんありますし、かなり苦労するかも・・・ハハハ、それでもマア、アンティークな、素晴らしい町です。 -
レ・カバンヌ 今宵の宿 Hotel Babar
相変わらず、ハムとチーズと缶ビールとジュースの夕食ですけど、夕食はデザートに、マスカットを一つオマケです・・・色はとても良いのですけど、皮と実が、なかなか剥がれなくて、食べ難いこと、この上なし、失敗でした。
宿の評価 ★★★★ 28ユーロ、この町で、これ以上安い宿は無いと思います。
本日の走行距離 30km/累計2,334km
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この旅行記へのコメント (5)
-
- 唐辛子婆さん 2013/01/17 20:13:58
- 電線
- ももんがあまんさん、こんばんは
今年もよろしくです。
どこの村もほんとにきれいで絵になりますね。
ところでコクリコさんと、電線の地中化について話した時に
「フランスはもちろん地震のあるイタリーだって電柱はない。」
とのことでしたけど、この村にはあるみたいに見えます。
津々浦々自転車でまわってらして、ホントのところはどうでしたか?
日本も全部地中化されれば
どんなにか美しい村や町が出現することでしょうね。
唐辛子婆
- コクリコさん からの返信 2013/01/17 20:49:14
- RE: 電線
- 唐辛子さん、
先に横レスしつれいしまーす。
> ところでコクリコさんと、電線の地中化について話した時に
> 「フランスはもちろん地震のあるイタリーだって電柱はない。」
> とのことでしたけど、この村にはあるみたいに見えます。
この村の電線は衛星放送のかも?
ごめーん、フランスの田舎には電信柱と電信柱の間隔は日本よりあるけれどありますよ〜
ブルゴーニュの片田舎のM氏が住んでいる所には電信柱あります。
ぺったんこの電信柱なのであまり目立たないけど。
イタリアもスペインも田舎には電信柱あるみたいです。
- 唐辛子婆さん からの返信 2013/01/17 21:15:34
- RE: RE: 電線
- > ごめーん、フランスの田舎には電信柱と電信柱の間隔は日本よりあるけれどありますよ〜
> ブルゴーニュの片田舎のM氏が住んでいる所には電信柱あります。
> ぺったんこの電信柱なのであまり目立たないけど。
> イタリアもスペインも田舎には電信柱あるみたいです。
そうだったの!
やっぱりいってみないとわからないわね。
ももんがあまんさん、サイトマップつくってつくって♪
あとでもゆっくり楽しめて、旅行に出る前に参考になるやうに。
唐辛子婆
- ももんがあまんさん からの返信 2013/01/17 21:43:41
- RE: 電線
- こんばんは、唐辛子婆さん。
> 今年もよろしくです。
こちらこそ、今年も宜しくお願いしま〜す。
> ところでコクリコさんと、電線の地中化について話した時に
> 「フランスはもちろん地震のあるイタリーだって電柱はない。」
> とのことでしたけど、この村にはあるみたいに見えます。
>
> 津々浦々自転車でまわってらして、ホントのところはどうでしたか?
> 日本も全部地中化されれば
> どんなにか美しい村や町が出現することでしょうね。
フランスやイギリスなどでは、ちょっとした町や観光地なら、電柱は、だいたい、地中になってるところも多いと思います(ですから、歩道が広くて、歩きやすいです)、観光地でない村などでも、電線はぶら下がってても、電柱は目立たないし、電柱を使わず、家の壁面を這わせてるのかも?、(替りに、何処の村でも町でも、街灯が有りますけど、だいたいがお洒落です)、でも、町と町の間の田舎道には、電柱は立っています、普通は、電線を避けて、写真を撮ることが多いので、あまり写ってはいませんけど。
フランスの電柱は、だいたい角型で、日本のように、太くて丸くは無いので、あまり目立たない感じです、イギリスの田舎などでは、まだまだ、木の電柱が有ったりしますし(これがなかなか雰囲気が有ったりもします)、一般に、田舎では、地中化はまだまだと言う感じです、でも、日本の風景ほど気にならないのは確かです、どうしてでしょうね?
by ももんがあまん
- 唐辛子婆さん からの返信 2013/01/18 01:58:55
- RE: RE: 電線
- > フランスの電柱は、だいたい角型で、日本のように、太くて丸くは無いので、あまり目立たない感じです、イギリスの田舎などでは、まだまだ、木の電柱が有ったりしますし(これがなかなか雰囲気が有ったりもします)、一般に、田舎では、地中化はまだまだと言う感じです、でも、日本の風景ほど気にならないのは確かです、どうしてでしょうね?
そうだったんですか、あるんですね、ヨーロッパにも。
そういえば、サンフランシスコなどトラムのある所には電線がはりめぐらされていました。
でも確かに日本ほどは気にならないですね。
どうしてなんでしょう?
電柱の間隔の問題でしょうか?
日本の田舎の風景と電柱や電線があわないということかも。
唐辛子婆
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