2012/10/10 - 2012/11/06
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kyokosa-nさん
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2008年にヒマラヤの地、エベレスト街道を歩いてから4年の歳月が
経っている。そろそろ、チャンスがあれば再訪と願っていた。
友人の誘いで2012年10月10日から
エベレスト三大峠(レンジョパス、チョラパス、コンマラパス)と
ゴーキョピーク、カラパタール、チュクンリ、5,500m前後の高所
6カ所を目指して歩いて来る予定でおりました。
高山病の症状により三大峠越えはあきらめコンマラパス(5380m)
のみに「勇気いる撤退」です。
ヒマラヤの地(クンブエリア)をネパール最後の旅と気持ちを
切り替え「ネパールを楽しもう」と過してきた旅日記です。
5380mの地 カンマラ峠
- 旅行の満足度
- 3.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 航空会社
- キャセイパシフィック航空
-
10/20
4730mの地 チュクンへ
8:35 出発
この時点でも体調は厳しかったが・・・・
-
アイランドピークに登頂する外人部隊は出発でした。
今人気があるようですが、数珠つなぎの様で時間が
登頂に時間がかかるそうです。
チュクンリの手前の裏山に登る。
カンレヤムウ、ローツェ、アマダブラム
カンテガ・・・一望できる。 -
チュクンのロッジ
1999年に来た時の風景はない
13年たつているから無理もないかな。 -
時代が変わったのでしょうか?
登山用品もレンタルで・・便利になりました。
登頂者が多いのでしょうね。 -
ロッジ前風景
今回で2回目のチュクンです。
昔懐かしいロッジは無くなりました。
ちょっと寂しい。 -
朝夕は氷点下
日中は温室でした。
日差しは強いです。4750mの地は。 -
高所順応 5400mをクリア
食欲はない。夕食 ダルバート半分
元気の素 ガーリックスープ 少々
なんとか 流し込む -
暮れなずむ風景
-
暮れなずむヒマラヤ風景
-
暮れなずむヒマラヤ風景
-
チュクンのロッジを出てから
川を渡渉 なんとかガイドの手を
借りて渡れました。 -
息が上がり苦しい上り
10歩歩いては息つぎ、20歩歩いては一休み
でも足元の造形が気になります。 -
10/21
8:30 出発
レスキューのヘリコプターの音が気になる。
食欲はない
パンケーキの1/4とブラックティを流し込む。
足元にエーデルワイス 枯れても美しい。 -
転がり落ちないように高度を
稼ぎます。ビスタリ、ビスタリ。 -
周りの風景は刻々と変わります。
山岳風景 -
登りました。
遠くにローツェが望めます。 -
枯れても美しく。
リースのようです。 -
ローツェの上に素敵な雲が
湧きあがります。
ここで三脚を立てて雲の行方を追いたかった。 -
山岳風景
気力で歩きました。 -
山岳風景
空気も薄いです。 -
今日のテント設営地
5380m ここには湖?
小さな水辺がありました。 -
山岳風景
-
雲の上にいる事を感じます。
5000mの地に立ちて。 -
ガイド、S子 私、ポーターの小さなパーティです。
2張りのテントを5380mの地に張ります。
ヒマラヤの地にオレンジ色が大自然の中に
絵をつくります。
S子と私のテントを。 -
昼食、ラーメンとお餅は
喉を通りません。頂き物の
レトルトの混ぜご飯がなんとか食べられました。
雲の競演?アマダブラムの頂で遊びます。 -
テントの中に衣類すべて着込み、ホカロンを2枚貼り
シラフに潜りました。
お腹も頭痛も大丈夫なのに気分が悪く吐きました。
高山病の症状としては危険な状態です。
もどす物もないのに苦しく厳しい時間でした。即、下山。
荷物をまとめてガイドと下山。
16:30 夕暮れも早いヒマラヤの気候ですヘッドライトの光
を頼りに一気に1000m下山。
高低差も悪路も足元までは光が届きません
転がるように2時間、ディンボチェに下ります。
遠くに灯りが見えた時嬉しかった事、
それからの道程が永かった。
暗闇をよろめきながらデンボチェのロッジに
辿り着きました。
安堵感と一緒にしばらくは動けませんでした。
レスキューのヘリのお世話にならずに済みました。
-
ながい永い一日でした。
大事にならずにベットで寝られる事に感謝。 -
デンボチェのロッジ
登山隊の料理作りにキッチンボーイが
忙しそう。 -
ガイドのテンバはS子の待つカンマラ峠に
戻りました。
ディンボチェに往復で5泊となりました。
11/22
ポーターのクマル、カンマラ峠より戻って
きてくれる。
ロッジのオーナーとポーターのクマル -
10/23
ネパール語のできない私と、日本語がわからない
クマルとの旅(下山)が始まりました。
開き直りです。旅を楽しもうと気持ちを
切り替えました。 -
山岳風景
アマダブラム輝く -
山岳風景
タムセルク輝く。 -
日程調整
ガイドとS子は予定通り峠越え
私とポーターは
10/23 タンボチェ
10/24 クムジュン
10/25 ターメ
10/26 ナムチェ -
今回の旅は何だったのだろう。
自問自答でした。
健康状態、年齢もあるけれど
からだに負荷をかける事の意味など・・・ -
タンボチェに戻りました。
12:30 トレッカールーム到着
-
トレッカールーム
このロッジは2度目の宿泊になる。
3軒あるロッジの中で一番古い。
1人は待遇が悪い。でもひどすぎる。キッチン脇の
ひどい部屋だ。天井裏を鼠が駆けまわる。
気持ちが滅入っている
ポーターは2軒のロッジは満室「どこもない」
と強硬に言い張る。「我慢することはない」と
一夜の宿として納得できなかった。 -
ポーターの態度も思わしくなかった。
我慢も限界と荷物をまとめて2軒のロッジにアタック。
日本語のできるネパール人が宿との仲介役を助けてくれる。
なんとか一部屋が取れる。良かった。
ポーターの態度が悪い。食事のオーダーも寝具の世話もしてくれない。
これからの旅がおもいやられた。
-
一人だと片言の日本語で話しかけてくれる。
ウクライナ人の男性3人組。
日本製品の愛用者。カメラもキャノンを使用
ソニーもトヨタも知っていた。
写真談義に花が咲いた。嬉しい時間でもあった。
ポーターは怒っているらしい。姿を現さない。
タトパニの手配もブランケットの用意もしてくれない。
心も体も不安とともに寒い夜でした。 -
意思の疎通ができない。
言葉も通じない。
不安になる。このヒマラヤで何かあったら
私はどうすれば良いのだろう。
まんじりともせずに夜が明けた。
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