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■はじめに<br /> 日本の鉄道の嚆矢は、そのすべてを英国に拠っているといえる。というより、世界の鉄道の歴史は、英国から始まると言ってもいいくらいであろう。今回は、英国内の鉄道をあれこれと乗ってみることにした。<br /><br /> 移動に使用するのは、ブリットレイルパス(ファイ―ストクラス用8日間)である。冬季割引で34,300円であり、これでファーストクラスに8日間も乗れる(1日当たり4,300円)のだから、鉄道に乗ってばかりの人にとってはかなりお得である。<br /> 英国の鉄道の運賃形態はかなり複雑であり一概にどうとは言えないのだが、例えば私が乗る予定のロンドン−リーズ(乗車時間2時間20分程度)のファーストクラスを定価で買うと、176.5ポンド(約24,500円)である。もちろん、早期割引などを利用するとその半分くらいになるのであるが、それにしても、使い様によってはかなり費用を浮かせられるものとなっている。<br />(ためしに帰国後に私が乗車した総料金を計算をしてみると(セカンドクラスしかない列車はセカンドクラスで計算をした)、30本の列車で総計1,656.5ポンド(約23万円)となった。もちろん、割引切符を買えばかなり安くなるし、普通の旅行者は鉄道に乗る以外にも観光をするであろうから、これはあくまでも参考値である)<br /><br /> ちなみに英国では、指定料金は無料である(その他、特急券という概念もない)。レールパス所持者も同様で、駅窓口に行けばいくらでも指定券の発行をしてもらえるが、私は一切行わないことにしている。その理由としては、大きく二つある。<br />・座席の問題<br /> 英国内の車両の多く(ほとんど)は、座席の向きが固定である。せっかく指定をしても、進行方向と反対向きであっては意味がない。しかも窓と席の相性を無視したデザインも多くあり、窓側であっても「ほとんど壁」という席もある。結局、車内に入ってから自分で選ぶのが最適なのである。<br />・時刻の問題<br /> 英国の鉄道は遅延が多いらしく(伝聞推定)、予定通りに旅程を進められない可能性もある。せっかく席を指定しても、乗り継ぎが出来なければ意味がない。<br /> また、「ファーストクラスはかなり空いている」という情報も得ている。それならば、何も無理をして(時間を使って)指定券を発行する必要もないであろう。<br /><br /> 旅程を決める上では、当然のことながら景観の良い路線や名所などを優先させることにした。しかし、結果としてスコットランドの大部分は行かないことになってしまった。<br /> もちろんスコットランド内には魅力的な路線がたくさんあるのだが、この季節(年末年始)は日が短く、9時前まで暗く4時前には日が暮れてしまうのである。これでは景色を堪能できる時間帯が限られてしまうため、次回以降に取っておくことにしたのである。<br /><br />【主な旅程】<br />1日目:成田→ヒースロー(ロンドン泊)<br />2日目:キング・クロス→リーズ→カーライル→グラスゴー(グラスゴー泊)<br />3日目:グラスゴー→エジンバラ→ノースクイーンズフェリー→ニューカッスル→バーミンガム(バーミンガム泊)<br />4日目:バーミンガム→シュールスベリー→スウォンジ→パディントン(ロンドン泊)<br />5日目:ウォータールー→ポーツマス→シャンクリン→ウォータールー(ロンドン泊)<br />6日目:ウォータールー→エクセター→セント・アイヴス→ペンザンス(ペンザンス泊)<br />7日目:ペンザンス→グロスター→リバプール(リバプール泊)<br />8日目:リバプール→ヨーク→キング・クロス→ヒースロー(機内泊)→成田<br /><br />@スウォンジ駅にて

英国、鉄道づくしの旅【前編】

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2012/12/28 - 2013/01/05

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国電

国電さん

■はじめに
 日本の鉄道の嚆矢は、そのすべてを英国に拠っているといえる。というより、世界の鉄道の歴史は、英国から始まると言ってもいいくらいであろう。今回は、英国内の鉄道をあれこれと乗ってみることにした。

 移動に使用するのは、ブリットレイルパス(ファイ―ストクラス用8日間)である。冬季割引で34,300円であり、これでファーストクラスに8日間も乗れる(1日当たり4,300円)のだから、鉄道に乗ってばかりの人にとってはかなりお得である。
 英国の鉄道の運賃形態はかなり複雑であり一概にどうとは言えないのだが、例えば私が乗る予定のロンドン−リーズ(乗車時間2時間20分程度)のファーストクラスを定価で買うと、176.5ポンド(約24,500円)である。もちろん、早期割引などを利用するとその半分くらいになるのであるが、それにしても、使い様によってはかなり費用を浮かせられるものとなっている。
(ためしに帰国後に私が乗車した総料金を計算をしてみると(セカンドクラスしかない列車はセカンドクラスで計算をした)、30本の列車で総計1,656.5ポンド(約23万円)となった。もちろん、割引切符を買えばかなり安くなるし、普通の旅行者は鉄道に乗る以外にも観光をするであろうから、これはあくまでも参考値である)

 ちなみに英国では、指定料金は無料である(その他、特急券という概念もない)。レールパス所持者も同様で、駅窓口に行けばいくらでも指定券の発行をしてもらえるが、私は一切行わないことにしている。その理由としては、大きく二つある。
・座席の問題
 英国内の車両の多く(ほとんど)は、座席の向きが固定である。せっかく指定をしても、進行方向と反対向きであっては意味がない。しかも窓と席の相性を無視したデザインも多くあり、窓側であっても「ほとんど壁」という席もある。結局、車内に入ってから自分で選ぶのが最適なのである。
・時刻の問題
 英国の鉄道は遅延が多いらしく(伝聞推定)、予定通りに旅程を進められない可能性もある。せっかく席を指定しても、乗り継ぎが出来なければ意味がない。
 また、「ファーストクラスはかなり空いている」という情報も得ている。それならば、何も無理をして(時間を使って)指定券を発行する必要もないであろう。

 旅程を決める上では、当然のことながら景観の良い路線や名所などを優先させることにした。しかし、結果としてスコットランドの大部分は行かないことになってしまった。
 もちろんスコットランド内には魅力的な路線がたくさんあるのだが、この季節(年末年始)は日が短く、9時前まで暗く4時前には日が暮れてしまうのである。これでは景色を堪能できる時間帯が限られてしまうため、次回以降に取っておくことにしたのである。

【主な旅程】
1日目:成田→ヒースロー(ロンドン泊)
2日目:キング・クロス→リーズ→カーライル→グラスゴー(グラスゴー泊)
3日目:グラスゴー→エジンバラ→ノースクイーンズフェリー→ニューカッスル→バーミンガム(バーミンガム泊)
4日目:バーミンガム→シュールスベリー→スウォンジ→パディントン(ロンドン泊)
5日目:ウォータールー→ポーツマス→シャンクリン→ウォータールー(ロンドン泊)
6日目:ウォータールー→エクセター→セント・アイヴス→ペンザンス(ペンザンス泊)
7日目:ペンザンス→グロスター→リバプール(リバプール泊)
8日目:リバプール→ヨーク→キング・クロス→ヒースロー(機内泊)→成田

@スウォンジ駅にて

旅行の満足度
4.5
同行者
一人旅
一人あたり費用
10万円 - 15万円
  • ■2012.12.28<br /> ここ最近愛用している東京駅からの900円バスで成田に向かい、昼前に飛び立った。ロシアの北極海側上空を通るため、まだ昼なのに外が真っ暗になってしまう(この季節は昼がないため)。緯度が下がっていき下界が見え始めたが、凍てつくような大地の連続であった。<br /> ロンドンが近づくと、さすがにサッカー王国だけあって専用スタジアムが目立っていた。空港混雑のためかヒースロー周辺で何回か旋回したため、定刻より若干遅れて着陸した。<br /> 悪名高いヒースローの入国も特に問題なく終え(質問は「入国目的は?」だけ。ただし、40分くらいは順番待ちをしたが)、あとは市内へ移動するだけである。ゲートを出てからヒースロー・エクスプレスの窓口でヴァリデーション(使用開始手続き)をしてもらい、ホームへと向かった。<br /><br />@数字等は手書き

    ■2012.12.28
     ここ最近愛用している東京駅からの900円バスで成田に向かい、昼前に飛び立った。ロシアの北極海側上空を通るため、まだ昼なのに外が真っ暗になってしまう(この季節は昼がないため)。緯度が下がっていき下界が見え始めたが、凍てつくような大地の連続であった。
     ロンドンが近づくと、さすがにサッカー王国だけあって専用スタジアムが目立っていた。空港混雑のためかヒースロー周辺で何回か旋回したため、定刻より若干遅れて着陸した。
     悪名高いヒースローの入国も特に問題なく終え(質問は「入国目的は?」だけ。ただし、40分くらいは順番待ちをしたが)、あとは市内へ移動するだけである。ゲートを出てからヒースロー・エクスプレスの窓口でヴァリデーション(使用開始手続き)をしてもらい、ホームへと向かった。

    @数字等は手書き

  •  この列車での市内(パディントン駅)までの所要時間は15分程度であるが、ファーストクラスの運賃は26ポンド(約3,600円)である。自腹ならバカらしくて乗る気になれないが(恐らく地下鉄で移動するだろう)、今回はパスがあるので乗車することとなった。<br /> ほどなくして、入線してきた列車の先頭(ファーストクラス)に乗車した。車掌は若い女性である。<br /> 出発したのは16時半を過ぎ、外は真っ暗である。行き交う通勤列車の灯りだけを見ながら、パディントンに到着した。車掌は「あと数日で新年ですね。ハッピーニューイヤー」と言って笑顔で手を振ってくれる(日本のJRも最近は女性車掌や運転手が増えているが、こういったことはしない。お国柄の違いであろうか)。<br /><br />@英国での初鐡

     この列車での市内(パディントン駅)までの所要時間は15分程度であるが、ファーストクラスの運賃は26ポンド(約3,600円)である。自腹ならバカらしくて乗る気になれないが(恐らく地下鉄で移動するだろう)、今回はパスがあるので乗車することとなった。
     ほどなくして、入線してきた列車の先頭(ファーストクラス)に乗車した。車掌は若い女性である。
     出発したのは16時半を過ぎ、外は真っ暗である。行き交う通勤列車の灯りだけを見ながら、パディントンに到着した。車掌は「あと数日で新年ですね。ハッピーニューイヤー」と言って笑顔で手を振ってくれる(日本のJRも最近は女性車掌や運転手が増えているが、こういったことはしない。お国柄の違いであろうか)。

    @英国での初鐡

  •  ここからは地下鉄でホテル最寄りの駅まで向かうが、ロンドン地下鉄の料金の高さは異常なほどである。最低区間の切符を現金で買うと、なんと4.3ポンド(約600円)とタクシー並みである。ただし、オイスターカードという磁気カードで買うと、最低区間が2ポンドになるという妙な料金設定になっている(それでも充分高いが)。そういうわけで、短期滞在であるがカードを買うことにしている。<br /> 窓口で簡単な英語で注文し、難なくゲット。限定盤の柄のようで、無料でパスケースもつけてくれた。<br /><br />@嬉しいが、そんなサービスよりは料金値下げを求む(しかも2013年1月から値上がりし、上記の区間が各4.5、2.1ポンドになってしまう)

     ここからは地下鉄でホテル最寄りの駅まで向かうが、ロンドン地下鉄の料金の高さは異常なほどである。最低区間の切符を現金で買うと、なんと4.3ポンド(約600円)とタクシー並みである。ただし、オイスターカードという磁気カードで買うと、最低区間が2ポンドになるという妙な料金設定になっている(それでも充分高いが)。そういうわけで、短期滞在であるがカードを買うことにしている。
     窓口で簡単な英語で注文し、難なくゲット。限定盤の柄のようで、無料でパスケースもつけてくれた。

    @嬉しいが、そんなサービスよりは料金値下げを求む(しかも2013年1月から値上がりし、上記の区間が各4.5、2.1ポンドになってしまう)

  •  ロンドン特有の小さな小さな地下鉄を乗り継ぎ、ソーホー付近のホテル(場所の割には安いところ)へチェックインした。かなり古い建物でトイレ・シャワーは共同であるが、改装したてで綺麗であるし、冷蔵庫内の食材は自由に使って調理していいという珍しい形態のホテルである。<br /> さて、まだ18時前であるが、日本の時刻の感覚からすると徹夜をして朝3時になった頃である。ヒースロー着陸時は眠くて仕様がなかったが、市内に来ると気持ちも高揚してくる。幸い、歩いてすぐ近くのところにある大英博物館が夜間開館をしている曜日だったので、小一時間ほど見物をしてきた。<br /> その後は、ホテルのすぐ近くにあったフィッシュ&チップスの店でテイクアウェイ(持ち帰り)をし、酔って寝るだけである。<br /><br />@英国グルメといえば、これ(しか思いつかない…)

     ロンドン特有の小さな小さな地下鉄を乗り継ぎ、ソーホー付近のホテル(場所の割には安いところ)へチェックインした。かなり古い建物でトイレ・シャワーは共同であるが、改装したてで綺麗であるし、冷蔵庫内の食材は自由に使って調理していいという珍しい形態のホテルである。
     さて、まだ18時前であるが、日本の時刻の感覚からすると徹夜をして朝3時になった頃である。ヒースロー着陸時は眠くて仕様がなかったが、市内に来ると気持ちも高揚してくる。幸い、歩いてすぐ近くのところにある大英博物館が夜間開館をしている曜日だったので、小一時間ほど見物をしてきた。
     その後は、ホテルのすぐ近くにあったフィッシュ&チップスの店でテイクアウェイ(持ち帰り)をし、酔って寝るだけである。

    @英国グルメといえば、これ(しか思いつかない…)

  • ■2012.12.29<br /> 朝6時過ぎにホテルを出て、キング・クロス駅へ歩いて向かう。20分くらいで着いたが、まだ朝早く暗いこともあり、人はまばらである。少し早く着きすぎてしまったので、ハリー・ポッターで有名になった「9と3/4番線」(実在はしない)を写真に収めたりして暇をつぶした。<br /><br />@旧さと新しさを融合させた駅舎(9と3/4番線は左手奥にある)

    ■2012.12.29
     朝6時過ぎにホテルを出て、キング・クロス駅へ歩いて向かう。20分くらいで着いたが、まだ朝早く暗いこともあり、人はまばらである。少し早く着きすぎてしまったので、ハリー・ポッターで有名になった「9と3/4番線」(実在はしない)を写真に収めたりして暇をつぶした。

    @旧さと新しさを融合させた駅舎(9と3/4番線は左手奥にある)

  •  英国の長距離列車は改札がないので自由にホームに行けるが、発車直前にならないと出発ホームが表示されない(National Railのホームページで調べればわかるので、「決まっていない」わけではない)。よって乗客は、掲げられている電光掲示板を眺めてホーム番号が表示されるのを待っている。コンコースでは数十人の乗客がそうして待っていたが、一足先にエジンバラ行の列車のホームが決まると、その大部分が歩き始めた。<br /> そのすぐ後、6時45分くらいになって私が乗る予定のリーズ行の番線が決まった。そそくさと改札を抜け、1番線へと向かった。<br /> この駅に限らず、ロンドンにある各ターミナル駅は「頭端式」ホームであるため、旅情が漂っている。<br /><br />@北方面へ行く列車たち

     英国の長距離列車は改札がないので自由にホームに行けるが、発車直前にならないと出発ホームが表示されない(National Railのホームページで調べればわかるので、「決まっていない」わけではない)。よって乗客は、掲げられている電光掲示板を眺めてホーム番号が表示されるのを待っている。コンコースでは数十人の乗客がそうして待っていたが、一足先にエジンバラ行の列車のホームが決まると、その大部分が歩き始めた。
     そのすぐ後、6時45分くらいになって私が乗る予定のリーズ行の番線が決まった。そそくさと改札を抜け、1番線へと向かった。
     この駅に限らず、ロンドンにある各ターミナル駅は「頭端式」ホームであるため、旅情が漂っている。

    @北方面へ行く列車たち

  •  1番線へ行き、最後尾のファーストクラスへと乗り込む。前後を機関車と荷物車に挟まれるタイプの列車であり、編成はスタンダード・クラス(2等車)が6両、ファーストクラスが3両である。車内は空いており、私のいる車両の乗客は4人だけであった。<br /><br />@ガラガラ

     1番線へ行き、最後尾のファーストクラスへと乗り込む。前後を機関車と荷物車に挟まれるタイプの列車であり、編成はスタンダード・クラス(2等車)が6両、ファーストクラスが3両である。車内は空いており、私のいる車両の乗客は4人だけであった。

    @ガラガラ

  •  「遅延がよくある」という私の固定概念を余所に、列車は定刻の7時03分に出発した。まだ辺りは暗く、外灯などの光が流れていくだけである。<br /> 景色が見えないので、することもない。車内放送では、車掌の案内のあとに乗務員によるワゴンサービスの案内があった。私の英語力では100%はフォローできないが、“First Class”“Complimentary”などと聞こえるので、ファーストクラス用のサービスがあるらしいことがわかる。<br /> しばらくするとワゴンがやってきた。せっかくの無料なので、コーヒーとサンドウィッチ、ポテトチップを頂いた(他にも、ジュースやお菓子もある)。<br /><br />@無料ならなんでも嬉しい

     「遅延がよくある」という私の固定概念を余所に、列車は定刻の7時03分に出発した。まだ辺りは暗く、外灯などの光が流れていくだけである。
     景色が見えないので、することもない。車内放送では、車掌の案内のあとに乗務員によるワゴンサービスの案内があった。私の英語力では100%はフォローできないが、“First Class”“Complimentary”などと聞こえるので、ファーストクラス用のサービスがあるらしいことがわかる。
     しばらくするとワゴンがやってきた。せっかくの無料なので、コーヒーとサンドウィッチ、ポテトチップを頂いた(他にも、ジュースやお菓子もある)。

    @無料ならなんでも嬉しい

  •  8時前くらいから、辺りが明るくなって次第に景色も見えてきた。ロンドン中心部から1時間だけとは思えないくらい、茫洋とした草原が広がり羊が草を食んでいる。<br /> 8時49分、リーズ方面との分岐駅であるドンカスターに到着した。これまでずっと曇っていたが、窓に雨が当たり始めた。<br /> 雨は強くなったり弱くなったりを繰り返しながら、定刻より1分遅れの9時25分にリーズに到着した。遅れるという話を事前に目にし過ぎたためか、思いの外に定刻通りであることに驚いた。<br /><br />@お疲れさま

     8時前くらいから、辺りが明るくなって次第に景色も見えてきた。ロンドン中心部から1時間だけとは思えないくらい、茫洋とした草原が広がり羊が草を食んでいる。
     8時49分、リーズ方面との分岐駅であるドンカスターに到着した。これまでずっと曇っていたが、窓に雨が当たり始めた。
     雨は強くなったり弱くなったりを繰り返しながら、定刻より1分遅れの9時25分にリーズに到着した。遅れるという話を事前に目にし過ぎたためか、思いの外に定刻通りであることに驚いた。

    @お疲れさま

  •  リーズからは、英国のローカル線として有名な「セトル・カーライル線」に乗ることにしている。この路線は英国風の雄大な景色が堪能でき、途中には観光パンフレットなどでも使用もされていて有名なリブルヘッド陸橋もある。<br /> 電光掲示を見て指定された10Aホームへ行ってみると、すでに2両のボロいディーゼルカーが入線していた。車内にいる運転手はエンジンを吹かせながら、首をかしげつつ女車掌と何かをしゃべっている(実はこれが伏線であった)。<br /><br />@問題の車両

     リーズからは、英国のローカル線として有名な「セトル・カーライル線」に乗ることにしている。この路線は英国風の雄大な景色が堪能でき、途中には観光パンフレットなどでも使用もされていて有名なリブルヘッド陸橋もある。
     電光掲示を見て指定された10Aホームへ行ってみると、すでに2両のボロいディーゼルカーが入線していた。車内にいる運転手はエンジンを吹かせながら、首をかしげつつ女車掌と何かをしゃべっている(実はこれが伏線であった)。

    @問題の車両

  •  列車は定刻に出発し、しばらくは民家の多い区間を走行していく。2両合わせて乗客は40〜50人いて、意外に賑やかである。保存鉄道のあるキースリーなど各駅に停まっていくが、乗客は減るどころか増えていった。そうこうしているうちに、急に車内の電気が消えた(前方の車両のは点いている)。しばらくすると車掌が来て、「電気が故障です」のようなことを笑顔で案内していった。<br /><br />@故障中

     列車は定刻に出発し、しばらくは民家の多い区間を走行していく。2両合わせて乗客は40〜50人いて、意外に賑やかである。保存鉄道のあるキースリーなど各駅に停まっていくが、乗客は減るどころか増えていった。そうこうしているうちに、急に車内の電気が消えた(前方の車両のは点いている)。しばらくすると車掌が来て、「電気が故障です」のようなことを笑顔で案内していった。

    @故障中

  •  10時25分にスキプトンに到着した。時刻表によると1分後に出発する予定であるが、なかなか動こうとしない。それどころか、2両目のディーゼルエンジンが急に空吹かし状態となり、それが連続していて明らかに異常である。10分ほど停車していたが、車掌が車内に来て早口で何かをまくし立てた。ほとんど聞き取れなかったが、理解できる部分をかいつまんで訳すと、「この車両が故障したので前の車両だけを使う。遅れているので、この列車はカーライルまで直行する。途中で降りる人は別の(次に来る?)列車で」というものであった。なかなか大胆な対策である。<br /> 途中の駅に停まらないのでは乗客にとって不便であろうと思うが、それを理由にスキプトンで降りたのはほんの数人であった。おそらく、この路線の大部分は牧羊地帯なので、ほとんどの人はリーズからカーライルへの「短絡線」として使用しているのであろう。だから鉄道会社としては、途中駅を利用する人の利便性より、カーライルから先の乗り継ぎなどを優先したのかもしれない。<br /> 結局、スキプトン出発は定刻から16分遅れの10時42分であった。セトル・カーライル線には英国風の可愛い駅舎がたくさんあり、それを写真に収めるのも目的の一つであったのだが、通過してしまうのではそれも不可能である。しかし、この路線をノンストップで走り切るというのも滅多にできない経験であろうから、それはそれでよしとしよう。<br /> 列車は快走し続け、可愛い駅舎もどんどん通過していく。しばらくすると、リブルヘッド陸橋が見えてきた。幸い若干徐行してくれたおかげで、写真には収めることができた。橋周辺には、トレッキング姿でフットパスを歩いている団体さんなどがいる。<br /><br />@次回は途中下車をして、全体像を撮ってみたい

     10時25分にスキプトンに到着した。時刻表によると1分後に出発する予定であるが、なかなか動こうとしない。それどころか、2両目のディーゼルエンジンが急に空吹かし状態となり、それが連続していて明らかに異常である。10分ほど停車していたが、車掌が車内に来て早口で何かをまくし立てた。ほとんど聞き取れなかったが、理解できる部分をかいつまんで訳すと、「この車両が故障したので前の車両だけを使う。遅れているので、この列車はカーライルまで直行する。途中で降りる人は別の(次に来る?)列車で」というものであった。なかなか大胆な対策である。
     途中の駅に停まらないのでは乗客にとって不便であろうと思うが、それを理由にスキプトンで降りたのはほんの数人であった。おそらく、この路線の大部分は牧羊地帯なので、ほとんどの人はリーズからカーライルへの「短絡線」として使用しているのであろう。だから鉄道会社としては、途中駅を利用する人の利便性より、カーライルから先の乗り継ぎなどを優先したのかもしれない。
     結局、スキプトン出発は定刻から16分遅れの10時42分であった。セトル・カーライル線には英国風の可愛い駅舎がたくさんあり、それを写真に収めるのも目的の一つであったのだが、通過してしまうのではそれも不可能である。しかし、この路線をノンストップで走り切るというのも滅多にできない経験であろうから、それはそれでよしとしよう。
     列車は快走し続け、可愛い駅舎もどんどん通過していく。しばらくすると、リブルヘッド陸橋が見えてきた。幸い若干徐行してくれたおかげで、写真には収めることができた。橋周辺には、トレッキング姿でフットパスを歩いている団体さんなどがいる。

    @次回は途中下車をして、全体像を撮ってみたい

  •  牧羊地帯を快走し続け、カーライルに着いたのは定刻より2分早着の12時15分であった。我々乗客はよいが、もし途中駅から乗る予定の人がいたとしたら災難であっただろう。<br /> カーライルでは、少しだけ観光をする。街並みを歩き大聖堂を見て、それからはカーライル城へ行ったりした。外観は地味な城であったが、内部は迷路のようになっていてそれなりに楽しめるものであった。<br /><br />@しかも無料なのが嬉しい

     牧羊地帯を快走し続け、カーライルに着いたのは定刻より2分早着の12時15分であった。我々乗客はよいが、もし途中駅から乗る予定の人がいたとしたら災難であっただろう。
     カーライルでは、少しだけ観光をする。街並みを歩き大聖堂を見て、それからはカーライル城へ行ったりした。外観は地味な城であったが、内部は迷路のようになっていてそれなりに楽しめるものであった。

    @しかも無料なのが嬉しい

  •  散策後は、グラスゴーへ移動することとなる。13時51分発予定の列車は4分遅れでやってきた。ヴァージン・トレインズ社のペンドリーノという振子式列車であるが、ファーストクラスの車両内は近未来的な雰囲気を醸しているものの、どうにも無駄な部分(特に机)が多くて小柄な私でも窮屈な感じがする。<br /> 振子式特有の揺れに身を任せているうちに、時差ボケによる強烈な睡魔が襲ってきた。これまでずっと曇りか雨であったが、英国に来てから初めてみる青空が左手に広がり始めた。明るい時間帯に眠ってしまうのは勿体ないので、必死に目を覚まし続ける。<br /> グラスゴー・セントラル到着は、定刻の15時02分であった。<br /><br />@なかなかの高速走行でした

     散策後は、グラスゴーへ移動することとなる。13時51分発予定の列車は4分遅れでやってきた。ヴァージン・トレインズ社のペンドリーノという振子式列車であるが、ファーストクラスの車両内は近未来的な雰囲気を醸しているものの、どうにも無駄な部分(特に机)が多くて小柄な私でも窮屈な感じがする。
     振子式特有の揺れに身を任せているうちに、時差ボケによる強烈な睡魔が襲ってきた。これまでずっと曇りか雨であったが、英国に来てから初めてみる青空が左手に広がり始めた。明るい時間帯に眠ってしまうのは勿体ないので、必死に目を覚まし続ける。
     グラスゴー・セントラル到着は、定刻の15時02分であった。

    @なかなかの高速走行でした

  •  今日の宿泊地は、ここグラスゴーである。少し早めに着いたのは、リバーサイド博物館へ行くためである。<br /> 博物館の最寄駅はパーティックであり、スコットレイル社の近郊路線であるからレールパスも使用できそうである。セントラル駅の地下ホームへ行き、自動改札近くにいた女性職員(レールパスを見たことがない感じ)に適当に説明して中に入れてもらった。<br /> パーティックで下車してプリントアウトしたグーグルマップを見ながら歩くこと10分、件の博物館に到着した。展示のコンセプトは「交通」であり、自動車や二輪以外にも、馬車や船舶なども展示されている。鉄道関係では、SLと路面電車が充実していた。<br /><br />@子連れでかなり賑わっていた

     今日の宿泊地は、ここグラスゴーである。少し早めに着いたのは、リバーサイド博物館へ行くためである。
     博物館の最寄駅はパーティックであり、スコットレイル社の近郊路線であるからレールパスも使用できそうである。セントラル駅の地下ホームへ行き、自動改札近くにいた女性職員(レールパスを見たことがない感じ)に適当に説明して中に入れてもらった。
     パーティックで下車してプリントアウトしたグーグルマップを見ながら歩くこと10分、件の博物館に到着した。展示のコンセプトは「交通」であり、自動車や二輪以外にも、馬車や船舶なども展示されている。鉄道関係では、SLと路面電車が充実していた。

    @子連れでかなり賑わっていた

  •  博物館を後にしたあとは、歩いて15分ほどのところにあるホテルへと向かった。このホテルは駅からも歩いて20分くらいかかるという不便な立地にあるためか、かなり安く(4,000円未満で)取ることができたものである。<br /> 荷物を置き、駅方面へ行って食材の調達をする。結局、駅の真下にあった店でまたしてもフィッシュ&チップスを買い、スーパーでワインなどを調達した。ふと冷蔵ゾーンに行くと、「英国の山羊チーズ」なるものが目に入ってきた。今日は英国に来て初めての本格的な鐡旅であったが、最初のうちは見慣れない牧羊風景に欣喜雀躍としていたものの、ひたすら続く羊の群れ(所々山羊)に、セトル・カーライル線辺りでは食傷気味になっていたのも事実である。せっかくなので、それも一つ買い物かごに入れた。<br /><br />@こんなツマミたち

     博物館を後にしたあとは、歩いて15分ほどのところにあるホテルへと向かった。このホテルは駅からも歩いて20分くらいかかるという不便な立地にあるためか、かなり安く(4,000円未満で)取ることができたものである。
     荷物を置き、駅方面へ行って食材の調達をする。結局、駅の真下にあった店でまたしてもフィッシュ&チップスを買い、スーパーでワインなどを調達した。ふと冷蔵ゾーンに行くと、「英国の山羊チーズ」なるものが目に入ってきた。今日は英国に来て初めての本格的な鐡旅であったが、最初のうちは見慣れない牧羊風景に欣喜雀躍としていたものの、ひたすら続く羊の群れ(所々山羊)に、セトル・カーライル線辺りでは食傷気味になっていたのも事実である。せっかくなので、それも一つ買い物かごに入れた。

    @こんなツマミたち

  • ■2012.12.30<br /> 7時にチェックアウトし、グラスゴー・クイーンストリート駅へ向かう。ロンドンだけではなく、英国各都市ではターミナル駅がいくつかに分かれているのが多いので、駅名の枝葉の部分までチェックしておく必要がある。クイーンストリートは、昨日利用したセントラルから歩いて数分のところである。7時35分頃に到着したが、当然辺りはまだ暗い。<br /> 英国の長い鉄道の歴史を物語るように、やはりここも頭端式のホームである。ホームには、すでにエジンバラ行のシャトル列車が入線していた。<br /><br />@近郊列車風

    ■2012.12.30
     7時にチェックアウトし、グラスゴー・クイーンストリート駅へ向かう。ロンドンだけではなく、英国各都市ではターミナル駅がいくつかに分かれているのが多いので、駅名の枝葉の部分までチェックしておく必要がある。クイーンストリートは、昨日利用したセントラルから歩いて数分のところである。7時35分頃に到着したが、当然辺りはまだ暗い。
     英国の長い鉄道の歴史を物語るように、やはりここも頭端式のホームである。ホームには、すでにエジンバラ行のシャトル列車が入線していた。

    @近郊列車風

  •  車両は3両×2編成(計6両)で、ファーストクラスは各運転席付近に9席ずつあるだけである。豪華さもあまりないが、シャトル列車だから仕様がないだろう。<br /> 列車は、定刻の7時50分に出発した。雨が窓を打ち続けている。ロンドンよりさらに緯度が高く西側にあるため、まだまだ暗いままである。ぼんやりとしているうちに、時差ボケでウトウトとしてしまった。<br /> 8時半前くらいから徐々に明るくなり始め、遠くには青空も見え始めてきた。エジンバラには8時44分に到着。途中、検札がないのでどうするのかと思っていたら、エジンバラの出口が自動改札(一部有人)になっていた。こうすることで、切符の確認をしていたのである(同じエジンバラ駅でも、ロンドン行の長距離列車は改札のないホームから出発する)。<br /> ここで、乗り換えに多少の時間がある。英国に来てからまだ「買い食い」をしていないことに気づき、せっかくだから「らしいもの」ということでコーニッシュ・パスティを買ってみた。手のひらを大きく超える大きさで、朝食としてはかなりの存在感である。<br /><br />@写真だと大きさが伝わりませんが(しかも熱々)

     車両は3両×2編成(計6両)で、ファーストクラスは各運転席付近に9席ずつあるだけである。豪華さもあまりないが、シャトル列車だから仕様がないだろう。
     列車は、定刻の7時50分に出発した。雨が窓を打ち続けている。ロンドンよりさらに緯度が高く西側にあるため、まだまだ暗いままである。ぼんやりとしているうちに、時差ボケでウトウトとしてしまった。
     8時半前くらいから徐々に明るくなり始め、遠くには青空も見え始めてきた。エジンバラには8時44分に到着。途中、検札がないのでどうするのかと思っていたら、エジンバラの出口が自動改札(一部有人)になっていた。こうすることで、切符の確認をしていたのである(同じエジンバラ駅でも、ロンドン行の長距離列車は改札のないホームから出発する)。
     ここで、乗り換えに多少の時間がある。英国に来てからまだ「買い食い」をしていないことに気づき、せっかくだから「らしいもの」ということでコーニッシュ・パスティを買ってみた。手のひらを大きく超える大きさで、朝食としてはかなりの存在感である。

    @写真だと大きさが伝わりませんが(しかも熱々)

  •  これからは、本日の目玉である「フォース橋」を目指すため、アバジーン行の列車に乗る予定である。予定の17番線にはすでに列車が停まっていたが、6両編成の列車は実は半分に切り離されており、実際に出発するのは前方の3両だけである。こういった点についても十分に留意しながら旅を続けなければならない。<br /><br />@待機中

     これからは、本日の目玉である「フォース橋」を目指すため、アバジーン行の列車に乗る予定である。予定の17番線にはすでに列車が停まっていたが、6両編成の列車は実は半分に切り離されており、実際に出発するのは前方の3両だけである。こういった点についても十分に留意しながら旅を続けなければならない。

    @待機中

  •  列車は定刻の9時15分に出発した。ものの15分程度で、フォース橋の南側の町であるダーメリーである。同駅を出発するとすぐにフォース橋を渡り始めるが、車内からではその巨大さを体感することはできない(「高いところを走っているな」程度)。<br /> ノースクイーンズフェリーで下車し、橋のふもとへと歩いて行く。近づいていけばいくほど、「人間はこんなにも巨大なものをどうやって造り得たのか」という疑問を感じ得ないほどの感動を覚える、それほど巨大な建造物である。<br /><br />@残念ながら逆光

     列車は定刻の9時15分に出発した。ものの15分程度で、フォース橋の南側の町であるダーメリーである。同駅を出発するとすぐにフォース橋を渡り始めるが、車内からではその巨大さを体感することはできない(「高いところを走っているな」程度)。
     ノースクイーンズフェリーで下車し、橋のふもとへと歩いて行く。近づいていけばいくほど、「人間はこんなにも巨大なものをどうやって造り得たのか」という疑問を感じ得ないほどの感動を覚える、それほど巨大な建造物である。

    @残念ながら逆光

  •  橋の北西側から上記の写真を撮り、橋の下をくぐって東側からも撮ってみる。さらに駅へ戻ってから、住宅街を抜けて東側の高台からも撮ってみた(私有地っぽい部分が多く、どこまで入ってよいかの判断に迷うところもあったが)。<br /> ここで雨が酷くなってきたので、駅へと戻ることにした。<br /><br />@上記写真では大きさが伝わらないので(車両の大きさと柱の太さを比較のこと)

     橋の北西側から上記の写真を撮り、橋の下をくぐって東側からも撮ってみる。さらに駅へ戻ってから、住宅街を抜けて東側の高台からも撮ってみた(私有地っぽい部分が多く、どこまで入ってよいかの判断に迷うところもあったが)。
     ここで雨が酷くなってきたので、駅へと戻ることにした。

    @上記写真では大きさが伝わらないので(車両の大きさと柱の太さを比較のこと)

  •  エジンバラへ戻る列車の出発時刻である10時34分になったが、列車はまだやってこない。電光掲示板には「Exp 10:37」とある。日本人の感覚からすると「Exp=特急」と思いそうになってしまうが、先述したように英国には特急列車という概念はない。このExpは、Expected、つまり遅れの見込みなのである。<br /> 遅れを待つ間、小さな駅内をぶらつく。ホーム南側からはフォース橋を見ることができ、北側はすぐにトンネルである。壁にはフォース橋などを描いたタイル絵があり、地元にとっては大きな存在であろうことが伺えた。<br /><br />@こんなもの

     エジンバラへ戻る列車の出発時刻である10時34分になったが、列車はまだやってこない。電光掲示板には「Exp 10:37」とある。日本人の感覚からすると「Exp=特急」と思いそうになってしまうが、先述したように英国には特急列車という概念はない。このExpは、Expected、つまり遅れの見込みなのである。
     遅れを待つ間、小さな駅内をぶらつく。ホーム南側からはフォース橋を見ることができ、北側はすぐにトンネルである。壁にはフォース橋などを描いたタイル絵があり、地元にとっては大きな存在であろうことが伺えた。

    @こんなもの

  •  ほどなくしてやってきた列車に乗り込む。これまでずっと空いている列車続きであったが、初めて満員の列車に遭遇した。デッキに人が溢れており、通路にも若干いる。もちろん、日本の満員電車に比べれば大したことはないが。<br /> この路線は、エジンバラへ戻る途中にエジンバラ空港のすぐ脇を通る。ただ単に空港のそばを通るだけなら他にもあるだろうが、ここの場合は空港の「進入灯」(滑走路の延長線上にある着陸のための誘導灯)が線路のすぐ脇にあり、しかも線路と直角の位置関係にあるのである。私が通過した際も、ちょうど離陸直線の飛行機がスタンバイしているところであった(立席だったため写真は撮れず)。<br /> エジンバラに到着した後は、ここで小一時間ほどの観光をする。さすがに歴史ある街だけあって、欲を言えば半日くらいかけてゆっくり見て回りたいところである。<br /><br />@見どころ多し

     ほどなくしてやってきた列車に乗り込む。これまでずっと空いている列車続きであったが、初めて満員の列車に遭遇した。デッキに人が溢れており、通路にも若干いる。もちろん、日本の満員電車に比べれば大したことはないが。
     この路線は、エジンバラへ戻る途中にエジンバラ空港のすぐ脇を通る。ただ単に空港のそばを通るだけなら他にもあるだろうが、ここの場合は空港の「進入灯」(滑走路の延長線上にある着陸のための誘導灯)が線路のすぐ脇にあり、しかも線路と直角の位置関係にあるのである。私が通過した際も、ちょうど離陸直線の飛行機がスタンバイしているところであった(立席だったため写真は撮れず)。
     エジンバラに到着した後は、ここで小一時間ほどの観光をする。さすがに歴史ある街だけあって、欲を言えば半日くらいかけてゆっくり見て回りたいところである。

    @見どころ多し

  •  駅へと戻り、12時00分発のロンドン(キング・クロス)行に乗り込む。車両は昨日リーズ行で乗車したのと同じものであるが、さすがに東の大動脈を走る路線だけあり、ファーストクラスの座席も半分弱くらいに指定済みのカードが突き刺さっていた(指定済みの席には、その区間などが示されたカードが座席の上部に置いてある。車両によっては、座席上部の電光掲示で示されているので、座る前にそれを確認する必要がある)。<br /> ここからニューカッスルまでの区間は、雑誌などでも勧められている景観の良い区間である。昨日はひたすら牧羊地を見てきたが、今度は平地で畑なども多く、家屋の違いさえ目にしなければあたかも北海道(道東)を走っているかの錯覚に陥りそうになる。<br /><br />@北海道的な風景

     駅へと戻り、12時00分発のロンドン(キング・クロス)行に乗り込む。車両は昨日リーズ行で乗車したのと同じものであるが、さすがに東の大動脈を走る路線だけあり、ファーストクラスの座席も半分弱くらいに指定済みのカードが突き刺さっていた(指定済みの席には、その区間などが示されたカードが座席の上部に置いてある。車両によっては、座席上部の電光掲示で示されているので、座る前にそれを確認する必要がある)。
     ここからニューカッスルまでの区間は、雑誌などでも勧められている景観の良い区間である。昨日はひたすら牧羊地を見てきたが、今度は平地で畑なども多く、家屋の違いさえ目にしなければあたかも北海道(道東)を走っているかの錯覚に陥りそうになる。

    @北海道的な風景

  •  次第に雲が切れて、全体的に晴れ間になっていった。すると左手には海が見え始め、断崖上を走ることもあってなかなか雄大な景色となった。流れていく牧場(羊以外にも馬や牛などもいる)や畑など、色々な写真を撮り続けた。英国での鐡旅はまだまだ続くが、この区間はかなり印象的なものであった。<br /><br />@この区間を乗車する際は、ぜひ海側を

     次第に雲が切れて、全体的に晴れ間になっていった。すると左手には海が見え始め、断崖上を走ることもあってなかなか雄大な景色となった。流れていく牧場(羊以外にも馬や牛などもいる)や畑など、色々な写真を撮り続けた。英国での鐡旅はまだまだ続くが、この区間はかなり印象的なものであった。

    @この区間を乗車する際は、ぜひ海側を

  •  無料のコーヒーが提供された後、お菓子やらサンドウィッチを積んだワゴンがやってきた。座席にメニューがあったので注文したのだが、なぜかまったく伝わらない。というのも、私は“basil”を「ベェイジル」と言ったのだが、それはどうやら米国式の発音であり、英国では「バジル」だったのである。何のことはない、いつも通りの日本式発音で言った方がよかったのである。<br /><br />@チーズとトマトと「バジル」のサンドウィッチ等

     無料のコーヒーが提供された後、お菓子やらサンドウィッチを積んだワゴンがやってきた。座席にメニューがあったので注文したのだが、なぜかまったく伝わらない。というのも、私は“basil”を「ベェイジル」と言ったのだが、それはどうやら米国式の発音であり、英国では「バジル」だったのである。何のことはない、いつも通りの日本式発音で言った方がよかったのである。

    @チーズとトマトと「バジル」のサンドウィッチ等

  •  雄大な景色を見続け、ニューカッスルには定刻の13時27分に到着した(予想外に定刻続きである)。ゆっくりしたい町であるが、今回の旅行は日照時間が限られるため、先を急がなければならない。8分の乗り継ぎで、レディング行(バーミンガム経由)に乗り込んだ。<br /> 車両は4両のみ(うち1両がファーストクラス)で、ディーゼル車である。車両自体は、かなり新しい。<br /><br />@これから3時間弱の友

     雄大な景色を見続け、ニューカッスルには定刻の13時27分に到着した(予想外に定刻続きである)。ゆっくりしたい町であるが、今回の旅行は日照時間が限られるため、先を急がなければならない。8分の乗り継ぎで、レディング行(バーミンガム経由)に乗り込んだ。
     車両は4両のみ(うち1両がファーストクラス)で、ディーゼル車である。車両自体は、かなり新しい。

    @これから3時間弱の友

  •  東の大動脈線であるため路盤は高速化に対応しており、その上をディーゼル車は快走していった。鉄道博物館のあるリーズなどに停車し、昨日も通ったドンカスターに戻ってきた。<br /> ここからは幹線から分岐し、シェフィールド(バーミンガム)方面へと進んでいく。非電化区間になったが、それなりの高速で走行していった。天気は晴れと雨が交互に繰り返され、虹も顔を覗かせていた。<br /><br />@少しだけですが

     東の大動脈線であるため路盤は高速化に対応しており、その上をディーゼル車は快走していった。鉄道博物館のあるリーズなどに停車し、昨日も通ったドンカスターに戻ってきた。
     ここからは幹線から分岐し、シェフィールド(バーミンガム)方面へと進んでいく。非電化区間になったが、それなりの高速で走行していった。天気は晴れと雨が交互に繰り返され、虹も顔を覗かせていた。

    @少しだけですが

  •  バーミンガムには16時27分に到着した。ちょうど暗くなり終わった時間帯で、この季節の移動はこれくらいが限界である(外が見えなくては、面白くもなんともないため)。<br /> 駅から歩いて3分程度のホテルに荷を置き、夕食の食材をスーパーなどで買い集め、部屋で呑んだくれてから就寝。<br /><br />■2012.12.31<br /> 朝7時前にホテルをチェックアウトする。東南アジアなどのホテルであると、デポジットを返却したり客室係が室内のリネン類の数をチェックしたりするためかなり時間がかかることがあるが、さすが英国だけあって一瞬で終了である。<br /> そのまま歩いて駅まで向かったが、おかげで7時23分発のシュールスベリー行に乗る予定であったのだがその1本前の7時05分発に乗れそうである。<br /> 電光掲示板を読むと、目的地まで行くのは3両だけのようである。実際にホームに行ってみると、当該ホームには5両(3両と2両)あって途中で切り離されている。自由気ままに移動できるとはいえ、最低限の英語力は必要なようである。<br /><br />@今日の最初はこれ

     バーミンガムには16時27分に到着した。ちょうど暗くなり終わった時間帯で、この季節の移動はこれくらいが限界である(外が見えなくては、面白くもなんともないため)。
     駅から歩いて3分程度のホテルに荷を置き、夕食の食材をスーパーなどで買い集め、部屋で呑んだくれてから就寝。

    ■2012.12.31
     朝7時前にホテルをチェックアウトする。東南アジアなどのホテルであると、デポジットを返却したり客室係が室内のリネン類の数をチェックしたりするためかなり時間がかかることがあるが、さすが英国だけあって一瞬で終了である。
     そのまま歩いて駅まで向かったが、おかげで7時23分発のシュールスベリー行に乗る予定であったのだがその1本前の7時05分発に乗れそうである。
     電光掲示板を読むと、目的地まで行くのは3両だけのようである。実際にホームに行ってみると、当該ホームには5両(3両と2両)あって途中で切り離されている。自由気ままに移動できるとはいえ、最低限の英語力は必要なようである。

    @今日の最初はこれ

  •  定刻の7時05分、3両合わせても4〜5人だけという乗客を乗せたディーゼルカーは動き出した。この列車の終点到着時刻は、実は7時23分発とは4分間しか違わない。つまりそれだけ、こちらは多くの駅に停まるのである(各駅停車の概念に近い)。その代り、こちらの列車はバーミンガム発シュールスベリー行であるため、乗り過ごす心配がないという特典はある。<br /> 8時前に空が白み始め、終点には8時14分に到着した。ここで45分ほど乗り換え時間があるため、市内を散策する予定である。<br /> 英国の都市のすごさは、観光地でなくても旧い建物類が現存しているということである。ここシュールスベリーも同様であり、まずは駅舎からして宮殿のようである。歩いてすぐ近くには聖堂などもあり、ただ歩いているだけでも面白い。<br /><br />@シュールスベリー駅

     定刻の7時05分、3両合わせても4〜5人だけという乗客を乗せたディーゼルカーは動き出した。この列車の終点到着時刻は、実は7時23分発とは4分間しか違わない。つまりそれだけ、こちらは多くの駅に停まるのである(各駅停車の概念に近い)。その代り、こちらの列車はバーミンガム発シュールスベリー行であるため、乗り過ごす心配がないという特典はある。
     8時前に空が白み始め、終点には8時14分に到着した。ここで45分ほど乗り換え時間があるため、市内を散策する予定である。
     英国の都市のすごさは、観光地でなくても旧い建物類が現存しているということである。ここシュールスベリーも同様であり、まずは駅舎からして宮殿のようである。歩いてすぐ近くには聖堂などもあり、ただ歩いているだけでも面白い。

    @シュールスベリー駅

  •  駅へと戻り、有人改札を通って先ほど下車したホームへと行く。しかしこれは間違いで、エジンバラ駅と同様に、「近郊列車=改札あり、長距離列車=改札なし」なのである。間違いついでにホームでウィンナーサンドとジュースを買い、再度改札を出て別の入口から3番線へと向かった。<br /> ホームで待っていたのは、1両のディーゼルカーである。英国に来て数種類の列車に乗ってきたが、1両だけというのは初めてである(セトル・カーライル線で強制的に1両にされたことはあるが)。<br /><br />@まさにローカル線

     駅へと戻り、有人改札を通って先ほど下車したホームへと行く。しかしこれは間違いで、エジンバラ駅と同様に、「近郊列車=改札あり、長距離列車=改札なし」なのである。間違いついでにホームでウィンナーサンドとジュースを買い、再度改札を出て別の入口から3番線へと向かった。
     ホームで待っていたのは、1両のディーゼルカーである。英国に来て数種類の列車に乗ってきたが、1両だけというのは初めてである(セトル・カーライル線で強制的に1両にされたことはあるが)。

    @まさにローカル線

  •  これから乗る路線(途中から分岐する部分)は「ハート・オブ・ウェールズ線」という大層な名称が付けられているが、実際は平日でも1日に4往復しか列車が走らない閑散区間である。インターネットでシュールスベリーからスウォンジまでの区間を検索しても、ほとんどはカーディフ経由(距離は長いが時間はかなり短い)がいくつも出てくる。<br /> 実際にシュールスベリー駅の電光掲示板を見ても、こちらの方が短絡線であるのに「経由注意」が促されている。<br /> 件の車両に乗り込んで出発を待つ。定刻の9時00分、ゆっくりと走り始めた。車内は12〜13人程度の乗客である。辺りの景色は北海道的な牧草地帯であるが、雨が降っており、さらに窓が薄汚れているため良い写真は撮れそうにない。<br /><br />@うま

     これから乗る路線(途中から分岐する部分)は「ハート・オブ・ウェールズ線」という大層な名称が付けられているが、実際は平日でも1日に4往復しか列車が走らない閑散区間である。インターネットでシュールスベリーからスウォンジまでの区間を検索しても、ほとんどはカーディフ経由(距離は長いが時間はかなり短い)がいくつも出てくる。
     実際にシュールスベリー駅の電光掲示板を見ても、こちらの方が短絡線であるのに「経由注意」が促されている。
     件の車両に乗り込んで出発を待つ。定刻の9時00分、ゆっくりと走り始めた。車内は12〜13人程度の乗客である。辺りの景色は北海道的な牧草地帯であるが、雨が降っており、さらに窓が薄汚れているため良い写真は撮れそうにない。

    @うま

  •  9時28分にクレイブン・アームズ駅に到着し、その後は分岐してハート・オブ・ウェールズ線に入っていった。路盤は単線になり、旧いレール(長さが短いもの)になったため「ガタンゴトン」と音を立てて走っている。いずれも、英国に来てからは初めてのものである。<br /> 列車は小さな田舎駅に停まっていくが、乗客がいないと車掌はブザーを2回押し(運転手へ「出発してよし」の意味)、すると列車は徐行しただけで停車はせずに通過をしてしまうのである。田舎ならではであろうが、乗る人はいいとして乗客で降りる人がいた場合はどうなるのかという疑問が湧き上がる。ふと思い出したのが、出発時に車掌が切符を確認する際に「Where are you going?」と訊いていたのを思い出した。つまり、そのようにして下車駅を把握していたのだろう。<br /><br />@長閑な風景なのですが、雨+窓の汚れで写真は全滅

     9時28分にクレイブン・アームズ駅に到着し、その後は分岐してハート・オブ・ウェールズ線に入っていった。路盤は単線になり、旧いレール(長さが短いもの)になったため「ガタンゴトン」と音を立てて走っている。いずれも、英国に来てからは初めてのものである。
     列車は小さな田舎駅に停まっていくが、乗客がいないと車掌はブザーを2回押し(運転手へ「出発してよし」の意味)、すると列車は徐行しただけで停車はせずに通過をしてしまうのである。田舎ならではであろうが、乗る人はいいとして乗客で降りる人がいた場合はどうなるのかという疑問が湧き上がる。ふと思い出したのが、出発時に車掌が切符を確認する際に「Where are you going?」と訊いていたのを思い出した。つまり、そのようにして下車駅を把握していたのだろう。

    @長閑な風景なのですが、雨+窓の汚れで写真は全滅

  •  途中のスラヌルティド・ウェルズ(“Llanwrtyd Wells”、ウェールズの言葉は英語とはかなり違うようで、どうすればそういう発音になるのかが不明)で列車の行き違いを行い、ここでワゴンサービスが乗り込んできた(しかし車内を往復はせず、男性職員が注文を取って席まで運んでいた)。1両のためのワゴンサービスは、日本では経験したことがない。その収支が気になるところではある。<br /> 同駅を出発するとすぐに、Cynghordy(発音に自信がないのでそのまま)陸橋を渡る。一昨日に渡ったリブルヘッド陸橋と同様の旧い橋だが、ほぼ直線なので車内からは外観を見ることができなかった。<br /><br />@読めない方がウェールズ語?

     途中のスラヌルティド・ウェルズ(“Llanwrtyd Wells”、ウェールズの言葉は英語とはかなり違うようで、どうすればそういう発音になるのかが不明)で列車の行き違いを行い、ここでワゴンサービスが乗り込んできた(しかし車内を往復はせず、男性職員が注文を取って席まで運んでいた)。1両のためのワゴンサービスは、日本では経験したことがない。その収支が気になるところではある。
     同駅を出発するとすぐに、Cynghordy(発音に自信がないのでそのまま)陸橋を渡る。一昨日に渡ったリブルヘッド陸橋と同様の旧い橋だが、ほぼ直線なので車内からは外観を見ることができなかった。

    @読めない方がウェールズ語?

  •  ここ数日、英国内では洪水の影響で鉄道路線がいくつか停まっている。辺りの景色も、やたらと水没地が目立っていた。各駅で乗客は増えて行き、車内は乗車率70%程度になった。<br /> 複線の鉄道と合流し、12時44分にラネリーに到着した。数分の停車後動き出したが、後ろ向きだったので少し驚く。地図を見てみると、ここでスイッチバックをしてスウォンジへ行くようである。<br /> 12時57分、スウォンジに到着した。私はここで下車することなる。この駅は頭端式ホームであり、列車はスイッチバックをしてカーディフへと走り出していった。<br /><br />@一瞬、雨は上がった

     ここ数日、英国内では洪水の影響で鉄道路線がいくつか停まっている。辺りの景色も、やたらと水没地が目立っていた。各駅で乗客は増えて行き、車内は乗車率70%程度になった。
     複線の鉄道と合流し、12時44分にラネリーに到着した。数分の停車後動き出したが、後ろ向きだったので少し驚く。地図を見てみると、ここでスイッチバックをしてスウォンジへ行くようである。
     12時57分、スウォンジに到着した。私はここで下車することなる。この駅は頭端式ホームであり、列車はスイッチバックをしてカーディフへと走り出していった。

    @一瞬、雨は上がった

  •  スウォンジの駅付近を少しだけ散策してから、ロンドン(パディントン)行の列車を待つ。12時43分着の列車が折り返すようなのだが、洪水のせいで35分ほど遅れているようである。定刻続きの英国の列車であったが、やはり自然の力にはかなわないようである。<br /> 13時20分頃、件の列車がロンドンからやってきた。ファーストクラスの座席は皮張りであり、これまで乗車してきた中では一番高級感がある。<br /><br />@先ほどの列車とは大違い

     スウォンジの駅付近を少しだけ散策してから、ロンドン(パディントン)行の列車を待つ。12時43分着の列車が折り返すようなのだが、洪水のせいで35分ほど遅れているようである。定刻続きの英国の列車であったが、やはり自然の力にはかなわないようである。
     13時20分頃、件の列車がロンドンからやってきた。ファーストクラスの座席は皮張りであり、これまで乗車してきた中では一番高級感がある。

    @先ほどの列車とは大違い

  •  定刻の13時28分に出発。車内は閑散としていたが、14時24分着のカーディフで少しだけ乗客が増えた。<br /> 15時00分、特に何もないところで景色の写真を撮った。なんのことはない、日本ではちょうど年跨ぎの瞬間であったためである。<br /> 停まる駅々でたくさんの客が乗ってくるが、ファーストクラスは閑散としたままである。なお数少ない乗客の中には、ワンコも含まれている。<br /><br />@英国では、ケースに入れずそのまま乗車することができる

     定刻の13時28分に出発。車内は閑散としていたが、14時24分着のカーディフで少しだけ乗客が増えた。
     15時00分、特に何もないところで景色の写真を撮った。なんのことはない、日本ではちょうど年跨ぎの瞬間であったためである。
     停まる駅々でたくさんの客が乗ってくるが、ファーストクラスは閑散としたままである。なお数少ない乗客の中には、ワンコも含まれている。

    @英国では、ケースに入れずそのまま乗車することができる

  •  ロンドン(パディントン)到着は、16時45分であった。<br /> さて、ホテル代金が通常の倍くらいになる年末年始にロンドンに泊まることにしたのは、あの有名なカウントダウンと花火を見るためである。ただし、ただでさえ時差ボケで夕方になると睡魔が襲ってくるのに、その時刻まで起きていることはほぼ不可能である。<br /> そこで、夕方早々に酒を呑んで寝てしまい、23時頃に「早起き」していくことにした。<br /> 19時過ぎに寝て23時前に起き、ホテルから歩くこと約30分、トラファルガー広場を過ぎるくらいまでは歩いて行けたのだが、ウォータールー・ブリッジまであと100メートルというところで、もう身動きが取れなくなってしまった(良い場所をキープするためには、数時間前から行く必要があるらしい)。<br /> 結局、ほとんど音と煙だけの花火を楽しみ(ビルの横から少しだけ花火は見えたが)、ホテルへ戻ってからは再度寝ることにした。<br /><br />@ビルの向こう側が花火会場<br /><br /><br />*旅行記および私の詳細については以下で。<br />「鐡旅」http://www2u.biglobe.ne.jp/~kokuden/tetu.htm

     ロンドン(パディントン)到着は、16時45分であった。
     さて、ホテル代金が通常の倍くらいになる年末年始にロンドンに泊まることにしたのは、あの有名なカウントダウンと花火を見るためである。ただし、ただでさえ時差ボケで夕方になると睡魔が襲ってくるのに、その時刻まで起きていることはほぼ不可能である。
     そこで、夕方早々に酒を呑んで寝てしまい、23時頃に「早起き」していくことにした。
     19時過ぎに寝て23時前に起き、ホテルから歩くこと約30分、トラファルガー広場を過ぎるくらいまでは歩いて行けたのだが、ウォータールー・ブリッジまであと100メートルというところで、もう身動きが取れなくなってしまった(良い場所をキープするためには、数時間前から行く必要があるらしい)。
     結局、ほとんど音と煙だけの花火を楽しみ(ビルの横から少しだけ花火は見えたが)、ホテルへ戻ってからは再度寝ることにした。

    @ビルの向こう側が花火会場


    *旅行記および私の詳細については以下で。
    「鐡旅」http://www2u.biglobe.ne.jp/~kokuden/tetu.htm

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