2012/11/08 - 2012/12/08
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しんちゃんさん
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福島県喜多方市から山形県米沢市へ向かう途中、国道121号線を走行していると所々に白い説明版が目に付きます。(スピードを出していると気が付きませんよ!)読んでみると大変貴重な有形民俗文化財らしい。少々時間を割いて探索しました。3週間後再び訪問すると雪に覆われていました。道の駅「田沢」の「草木塔」説明版からです。【草木は、人間の生活に欠かせないものであり大きな恵みを受けています。先人は、それに感謝し、草木の成仏と生長を願って草木塔を建立しましたが、現在は自然保護、自然との共生の原点として脚光を浴びています。石碑としては大変珍しいもので、全国に百余基確認されており、そのうち山形県内に九十余基、特に、ここ置賜地方には七十余基と集中しています。田沢地区には、日本最古(安永九年・1780)の草木塔があることから草木塔発祥の地と言われています。この草木塔は、草木塔の持つ自然保護環境保全の思想を全国に向け発信するシンボルとして建立したものです。 寸法高さ4.2m 幅2.7m 建立平成9年12月吉日 米沢市】道の駅「田沢」の住所は山形県米沢市大字入田沢573-19。国道121号線、地元では八谷街道、大峠道路と呼ぶようです。
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説明版からです。【「戸長里(とちょうり)の草木塔」本草木塔は、文化4年(1807)の建立であり、旧国道121号線に面した山側に基壇を構築したところに他の七基の石塔とともに並び立っている。いずれの石塔も近辺に点在していたものを集約して移設したとされる。碑文は塔頂部に阿*如来を意味する梵字(種子)の「ウン」を置き、中央に「「草木供養塔」とある。向かって右側に「文化四丁卯」「當村」、左側に「八月八日」「講中」と刻まれており、建立年月日と所在する入田沢村講中が建立したことが知られる。草木塔と同じ建立年月日の湯殿山の石塔があり、関係性が注目される。また、草木塔を含む諸講中の祭祀は村で一括して管理運営を行っていた可能性が高く、江戸時代後期の庶民信仰の盛んな様子が窺われる。米沢市教育委員会】
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文化四丁卯當村 草木供養塔 八月八日講中
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念仏百万遍 四国遍路 供養塔
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湯殿山
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金毘羅大権現
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「上中原の草木塔」国道121号、上中原集落にあります。
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「上中原の草木塔」
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慶応元年七月廿日 草木塔 三田沢講中
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現在も(財)田沢自彊会が毎年六月に供養祭を実施している写真
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下の町の草木塔
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下の町の草木塔
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下の町の草木塔
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下の町の草木塔
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下の町の草木塔
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近くの駐車場の地図
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道の駅「田沢」の「草木塔」でかい!高さ4.2m 幅2.7m 建立平成9年12月吉日 でかすぎて、ただの岩。草木塔の説明は分かったが、残念ながら地図が無かった。
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道の駅「田沢」
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塩地平の草木塔。道路から10mくらいわき道へそれているため、分かりづらい。塩地平集落の入り口らしいが廃道の感じであった。
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お墓と隣り合わせにありました。
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【塩地平の草木塔 本草木塔は、安永九年(1780)の建立で、現在確認されている草木塔では最古のものである。…略…塩地平は、田沢地区で江戸時代から昭和初期まで盛んであった林業「木流し」の中心地であり、林業に従事する人々が「木流し」を行う際に、この草木塔に安全祈願をしていたという。…以下略…(現場にて読んで下さい)】
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「塩地平の草木塔」標識
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他の石塔
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他の石塔
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祠
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祠の中、ここまでが11月17日でした。
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2012年12月8日(土)再び訪問しました。白夫平(しらぶだいら)の草木塔
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左側、白夫平の草木塔。右側、飯豊山碑。
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白夫平の草木塔
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白夫平の草木塔
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白夫平の草木塔
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八谷山の神
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八谷山の神の由来 明治初年、山林に入山する人々の安全と山林の保全を願って比所
より上方百米の所に建設したものであるが、平成二年道路改修により解体され、平成四年八月九日道路完成を機に、同五年五月十八日現地に新築したものである。財団法人 田沢自彊会 -
説明版からです。【財団法人 田沢自彊会沿革の大要 財団法人田沢自彊会が現在所有する山林二千七百町歩は播政時代上杉家代々の御用林で藩が必要に応じ用材及薪炭材として伐採させたものでした。伐採したこれらは大樽川を利用して流木し帯刀堰を経由して木場町に揚陸し上納せしめたのです。(一部自由販売)これは一名木場の木流しと称し昭和の前期迄地場産業として栄え続き米沢の名物の一つでもありました。明治四年藩政解体に当たり藩士救済更生のため米沢儀社を設立し運営資産の一部として八谷藩林をも編入した。・・・
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・・・明治十年儀社之を転売するを知り当時口田沢村、神原村、入田沢村の肝煎伊藤帰一、伊藤秀安、伊藤朝真の三氏は「田沢地域は山林の恵みにて生活をうるほすこと大なり今之を購へば将来に幸する」と全村によびかけ各戸醵金して壱千五百円にて購入し百六十有戸の共有となった。然この共有は記名制であったので後日になって一部に売却を行う機運が起きた。そこで転売を防止し永久に地方公益に供する目的を以て明治二十九年「三村」の共有に名義変更の策をとったのである。昭和三年一月文部省、内務省両省の認可を得財団法人田沢自彊会を設立する。・・・
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・・・昭和二十四年山林壱千七百町歩を三沢村に対し九十年の賃貸契約を結ぶ。戦後昭和二十四年かつて三沢村と賃貸契約を結んだ山林は運営上の諸問題あり、これは自彊会に返還した方が好ましいとの見解から村議会の決議を得て名義を従前に変更し現在に至る。】
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八谷山の神、祠の内部です。
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山形県米沢市側から国道121号線、大峠トンネルへ入る手前。
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大峠トンネル群(通称「虹のトンネル」)を抜けて温泉を探しました。
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日中温泉、一軒のみの「日中温泉ゆもとや」残念ながら休みでした。
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地元の方に聞きましたら、「不定期で休むため、安心して入りに行けない」との事でした。
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次は「熱塩温泉」共同浴場「下の湯」
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地元以外(外来入浴者)の時間帯は午前9:00から午後4:00まで。中学生以上200円、小学生以下100円。
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ゆっくり入浴していましたら、猪苗代町からと地元の方2・3人が入ってきました。猪苗代町からは4・50Kmあります。温質が気に入ってることでした。ここの温泉と同じ源泉が熱塩温泉のホテル、旅館等に配られるそうです。日帰り温泉料金は500円から1000円だそうです。200円は“内風呂だけ”だけど安い!!
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