2012/07/30 - 2012/07/31
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ももんがあまんさん
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今回は、この地域の南フランスで、多分一番有名な「カルカッソンヌ」へ向かいます、およそ25年前に、初めてフランスに来た時も訪れて、今回二度目の訪問です、当時から、それなりの観光地ではあったけど、日本人で、この町を知る人は、またまだ少なかった頃です。
当時、城塞「Cite」の周りは、ブドウ畑の広がる風景で、のんびりと散歩も出来たのですけれど、残念ながら今回は、ブドウ畑自体が周りにも見当たらず、高級ホテルばかりがずいぶん増えて、時の流れを感じます。
写真は、その城砦「シテ」の夜景です、またまた「安ホテル」が見当たらず、覚悟を決めての、二度目の「野宿」、天気も良くて、雨の心配は無いし、夜遅くまで、人通りも多いので、特に問題は無い感じ、夜景の写真もしっかり撮って、十分満足。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 自転車
- 航空会社
- 中国南方航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
7月30日(月) D 607号線 ラングドック・ピレネー
今日は海辺を離れて、内陸方面へ向かいます、とりあえず目指すは、[フランスの美しい村」18ヶ所目の「ミネルブ」の村、宿泊予定は、この地域でイチ・ニの観光地、カルカッソンヌです。 -
D 607号線 St Marcel sur Aude
「サン・マルセ・シュル・オード」の町、ちょっと良い感じの建物です。 -
D 907号線 ラングドック・ピレネー
田舎道を走ります、美しいブドウ畑です。 -
D 907号線
登ったり下ったりの、少々疲れる道ですけど、景色はとても良い。
真夏の、かなり乾いた風景です。 -
D 10E号線 La Caunette ラ・カウネット
ちょっと魅力的な村です。
-
D 10E号線 La Caunette ラ・カウネット
断崖の下の村です。
-
D 10E号線 ラングドック・ピレネー
崖の下は、枯れ河。
まるで、スペインのような風景になってきました。 -
イチオシ
D 10E号線 Minerve ミネルブ
枯れ川の向こうに、村が見えます、間違いなくあれが「Minerve」、「フランスの美しい村」18か所目です。
佇まいは満点の五つ星。 -
ミネルブ ラングドック・ピレネー
川中島の城塞都市です、かなりユニークな「美しい村」。 -
ミネルブ ラングドック・ピレネー
橋を渡って、村へと入ります。 -
ミネルブ
橋の上からの村の風景。
1209年、この町の北に位置するベジェの町で、アルビジョワ十字軍による大虐殺が有った時、多くのカタリ派が、この町に逃げ込んだそうです、その後、十字軍に包囲された村は敗れ、140人のカタリ派が「火刑」に処されたのだとか。 -
ミネルブ
枯れ河の底を歩くこともできます。 -
ミネルブ
村の入り口です。
家並みは、とても魅力的です。 -
ミネルブ
橋から見る、「美しい村」です。
村の人口は現在、100人程度なのだそうです、火刑に処された140人よりも尚少ないのですね、まあそれには、イロイロ事情もあるのでしょうけれど・・・ -
ミネルブ
古い村の姿の、そのまま残る村です・・・ -
ミネルブ
村のあちこちに、カフェが有ります。
今のこの村は、年間30万人が 訪れるという、人気の「フランスの美しい村」なのです。
かなり、良い感じの村なので、とりあえず、ビールで一杯。 -
ミネルブ
観光客も、面白げに歩いてます。
アーティストの方のお店が、村のあちこちに在ります。 -
ミネルブ
村の「Marie」。 -
ミネルブ
アーティストが、あちこちにお店を出している「美しい村」です。
マア、僕は、冷やかしで見るだけですけれど・・・ゴメンなさい。 -
ミネルブ
右側に「Office de Tourism」が有ります。 -
ミネルブ
過っての村の城門の跡、柱が残ってるだけですけど・・・・
-
ミネルブ
枯れ河に架かる「橋」のある風景。 -
ミネルブ
村を取り囲む、枯れ川の谷の風景。 -
イチオシ
ミネルブ
村を離れての駐車場からの「村の風景」です。
この村は、他の「美しい村」に良くある、お邪魔虫(車)に、悩ませられることは有りません、「車」は、村の外の「駐車場」に纏められていて、村の中には入ってきません・・・「美しい村」としては、理想的な環境ですね。 -
ミネルブ
同じく、村の外からの眺望です。
村の印象 ★★★★★ 満点です、周辺の環境も、荒涼として美しい、村もまた、本物の村です。 -
ミネルブ
とっても「満足」の「美しい村」でした。 -
D 10号線 ラングドック・ピレネー
美しいラングドックの風景と、小さな町や村を抜けて、カルカッソンヌへ向かいます。 -
D 6113号線 Carcassonne カルカッソンヌ
到着です、お久しぶり「カルカッソンヌ」の「シテ」です。 -
カルカッソンヌ
ここまで来たのはいいけれど、昔と違って、「安宿」が無い・・・
「シテ」の前には、高級ホテルが有りました、60ユーロ以上のホテルには、泊まりたくないので、あちこちと探したのですけど、頼りになる「Office de Tourism」は、時間的に、もう閉まってますし・・・・諦めました、今日は「野宿」、この旅二度目です。 -
カルカッソンヌ
月が出てます・・・・センチメンタルな、古い、昭和歌謡です。
♪ 胸と胸を合わせ 誓い合った恋も
♪ 今じゃ遠い思い出に なってしまったよ
♪ 何処へ行くのか恋 何故に急ぐか恋
♪ 僕とあの子を泣かせておいて 逃げていくのかよ
♪ 月が僕を見てる そうだ月に頼もう
♪ 逃げた恋を呼んで来て おくれよ今すぐに
♪ 聞いているのか月 知らん顔した月
♪ 僕がこんなにあの子の事を 頼んでいるのに
「月のエレジー」 作詞・作曲 浜口倉之助 歌 守屋浩
http://www.youtube.com/watch?v=PvXkTY_TQsM
中世は、良くも悪くも、純情・素朴な時代だった様な、そんな気もするのですけど・・・・よく泣いたり、よく怒ったり、よく笑ったり、とかく、感情過多な、そんな時代では、有ったらしい・・・・感情を爆発させることは楽しいし、映画やテレビに登場する宇宙人にとっては魅力的な、地球人の属性らしいのですけれど、それはまた、争いの元でもあり、制御の難しい、厄介な代物でもあるのです。 -
イチオシ
カルカッソンヌ
城壁の「夜景」です。
ソコソコ良く撮れてるでしょ? -
カルカッソンヌ
「ナルボンヌ門」です。
この門の前に、広場と公園があって、公園にはベンチが有ります、今夜はこのあたりで、ひと寝入りすることにします。 -
カルカッソンヌ
ひと寝入りの前に、夜の「シテ」を見物に行きます。 -
カルカッソンヌ
「ナルボンヌ門」の入り口です。
さすが、このあたり一番の観光地、人の波が途切れません。 -
カルカッソンヌ
レストラン以外のお店は閉まってますけど、とても賑やかです。 -
カルカッソンヌ
町の広場は、夜遅くまで「営業中」。
ジャズのメロディーが、中世の夜の町に、流れてます。 -
カルカッソンヌ
真夜中(0時)まで開かれている「ジャズ・フェスティバル」です。
写真の人は、トランペットを吹いてますけど・・・・アート・ペッパーのアルト・サックスをどうぞ。
♪ 今もひとり歌っているのよ 二人だけの歌を
♪ 他の誰も知らない 暗闇のラブソング
♪ 此処は二人ハーモニーよ 一人だけじゃだめね
♪ 今も聞こえる あなたのあの歌
♪ Oho I love How I love Oh my love song
♪ 今も聞こえる 二人のメロディー
「暗闇のラブソング」 作詩・作曲 山崎ハコ 歌 石黒ケイ
http://www.youtube.com/watch?v=V4CkIUm_IZ8
アート・ペッパーは、アメリカの白人ジャズ・ミュージシャン、1,950年代から80年代まで、度々の麻薬中毒と刑務所入りの中断を含みながらも、わりと長く活躍した人、1977年の初来日以来、度々日本に来て、各地で演奏活動をした、大の親日家でもあります、この曲は、1,980年、ワタクシの好みの、石黒ケイさんのアルバム「アドリブ」に参加した時の、貴重な演奏、とてもクリアーなサキソフォンの音色が、とてもよく歌にマッチしてます。 -
カルカッソンヌ
ライトアップされた、夜の「城壁」。
トランペットの音色を楽しみながら、ベンチの上で、ウツラ・・ウツラ・・・
本日の走行距離 78km/累計1,977km あと少しで2,000km。 -
7月31日(火) カルカッソンヌ
夜の2時ころまでは、城門の前の公園で寝てました・・・
午前2時を過ぎて、人通りはやや寂しくなり、替りに、ローラースケートの若いのが出没・・・若いのは時として、訳の分からん人間も多いので・・・(偏見?)・・・河岸を変えます。 -
カルカッソンヌ
「オード川」の川沿いのベンチで、暫し、夜空を眺めて眠ります・・・周りは暗くて、誰もいませんし、多分、誰にも、僕の姿は見えません。 -
イチオシ
カルカッソンヌ
「シテ」のライトアップも、だいぶ地味になって、暗闇の中に、浮かび上がっています・・・・ -
カルカッソンヌ
明け方近くになったので、また、駅前に移動します。
夜のカルカッソンヌ駅です、駅前のカフェで、モーニングコーヒーと朝食を・・・こんな日も、たまには良いですね。 -
カルカッソンヌ
夜が明けたので、もう一度、「シテ」を見物に行きます。
こちらは、カルカッソンヌの「バスティード(新市街)」にある広場です、新市街とは言っても、聖王ルイ(9世)によって1,245年に作られた町なので、十分に歴史は有ります、100年戦争の時代(1355年)に、かなり破壊されたようですけど、雰囲気のある街並みも、それなりに残ってます、正式の名前は「バスティード・サン・ルイ」とか。 -
カルカッソンヌ
上の写真と同じ広場です、建物は「Musee」。 -
カルカッソンヌ
昔撮った写真と同じ場所を探して歩きます。 -
カルカッソンヌ
これが昔撮った写真と、ほぼ同じアングルです。
全く、昔と変わらない風景です、このあたり「景観」には、気を使ってるんでしょうね。
「シテ」の向こう側は、昔はブドウ畑が広がっていたけど、今は影も形も無かったのとは・・・大違い(ハハ)。 -
イチオシ
カルカッソンヌ
夜明けの「シテ」をもう1枚。
流れる川は「オード川」、この先は「ナルボンヌ)から、地中海へと流れます。 -
カルカッソンヌ
「シテ」へ向かいます、昔はこのあたりにあった「安宿」に泊まったのですけど、町も有名になったので、宿もインフレですね。 -
カルカッソンヌ
「シテ」(城塞)の、すぐ下の家並みです。 -
カルカッソンヌ
夜明けの「シテ」今日は良い天気に成りそうです。 -
カルカッソンヌ
「シテ」の丘から眺めた、カルカッソンヌの家並みです。
このあたりは、昔と、それほど変わりません。 -
カルカッソンヌ
城壁の周りをひと回りします。 -
カルカッソンヌ
裏側から見た「シテ」のシャトウ「コンタル城」です。 -
カルカッソンヌ
同じく「コンタル城」。 -
カルカッソンヌ
二重の「城壁」です。 -
イチオシ
カルカッソンヌ
「オード門」から見る「コンタル城」。 -
カルカッソンヌ
「オード門」です。 -
カルカッソンヌ
「城壁」の風景。 -
カルカッソンヌ
ぐるっと回って、城内に入ります。
カルカッソンヌは、元々はローマ人の時代に砦の有ったところだそうです、1.209年、アルビジョワ十字軍の時代、北部フランス軍に取り巻かれたこの町は、カタリ派の人々を、町から追放して、無血開城したと聞きます、そのおかげで、この町は残ったのでしょうか? カタリ派の人々にとっては災難ですけど・・・・
100年戦争でも、下の町の大部分は破壊されても、この町は残ったとか・・・ラッキーですね。 -
カルカッソンヌ
「ナルボンヌ門」の入り口です。 -
カルカッソンヌ
「シテ」の中に「Auberge de Jeunesse」(ユース)が有ります、野宿を決める前に、ここに来てみるべきだったかも、でもまあ、多分、満員だったとは思いますけど・・・? -
カルカッソンヌ
「シテ」の街並みです。
元々は、「砦」の丘という事で、「城塞」の姿は見事ですけれど、城内の町の広さ自体は、それほどでも無いです。 -
カルカッソンヌ
同じく「シテ」の街並みです。 -
カルカッソンヌ
「Basilique St Nazaire et St Celse」
聖ナザール&聖セルスの教会? 誰なんでしょ、聞いたことないです。 -
カルカッソンヌ
教会の中は、特にどうというほどの事は無いのですけど、ステンドグラスは、ソコソコ良くできてました、ただ、ステンドグラスは上手く撮れない。 -
カルカッソンヌ
「シテ」の案内板が有ったので、とりあえずご紹介、こんな感じの町です。 -
カルカッソンヌ
「シテ」の中にある12世紀に建てられた「コンタル城」の正門です。
中に入るには入城料金が要りますけど、まだ朝も早いので、閉まってます。
幸か不幸か、お金を使わずに済みました。 -
カルカッソンヌ
最後に、1988年の「カルカッソンヌ」です、ブドウ畑の向こうに「Cite」が見えます。
こういう風景を、今一度、撮りたかったのですけれど・・・何処にあるのか? ブドウ畑の姿自体が、町の周りに見えませんでした。 -
カルカッソンヌ
昨日は、やたら盛り上がっていたレストランです。 -
カルカッソンヌ
思うだけ、「シテ」を歩きます。 -
カルカッソンヌ
「シテ」の路地です。 -
カルカッソンヌ
「シテ」のメイン・ストリートです、イロイロお店はたくさんありますけど、まだほとんど開いてない時間帯です、人通りも殆ど無し、マアおかげで、町の姿は良く解りました。
町の印象 ★★★★★ このあたりでは、一番有名な観光都市です、ヨーロッパの中世の城塞都市を見てみたいという人なら、絶対にはずせない町です、でも、城内の町のスケールは、昨年行ったブルターニュの「ディナン」の方が、建物も多く、いくらか上かも? 木組みの家の美しさなどは、「ディナン」の方がずっと楽しめます。 -
カルカッソンヌ canal du Midi
町はずれの「ミディー運河」、此処から西北方面へ流れ、トゥールーズの町で「ガロンヌ川」(ボルドーで大西洋へ)と繋がっているようです。
東へ行けば「ナルボンヌ」の「Canal du Aude」と繋がります。 -
カルカッソンヌ ミディー運河
運河に浮かんでる「レジャーボート」です、自転車を積んで、何処まで行くんでしょう? -
カルカッソンヌ ミディー運河
運河と散歩道です。
今日はこれから、「カストル」の町へ向かいます、地域としては再び「ミディ―・ピレネー地方」です。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- こあひるさん 2013/01/04 17:49:15
- 夜景!
- ももんがあまんさん、あけましておめでとうございます。
また野宿になって・・そうなると、キレイな夜景が・・・。拝見している私には、更にうれしい風景の旅行記です〜!
本年もどうぞよろしくお願いしますね!
こあひる
- ももんがあまんさん からの返信 2013/01/04 21:09:05
- RE: 夜景!
- 新年おめでとうございま〜す、こあひるさん。
> また野宿になって・・そうなると、キレイな夜景が・・・。拝見してい
> る私には、更にうれしい風景の旅行記です〜!
ハハ・・・「野宿」は全て「貧乏旅行」の故なのですけど、来年は、野宿しないですむように、予算を増やすか、「キャンプ」を考えてます。
> 本年もどうぞよろしくお願いしますね!
こちらこそ、今年も宜しく、お願いしま〜す。
by ももんがあまん
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