マンチェスター～ロンドン　FOOTBALLの旅（マンチェスター編①）

2012/12/07 - 2012/12/13

高校生の息子と、マンチェスターダービー観戦にマンチェスターへGO！
香川真司加入で話題のマンUのホーム、オールドトラフォードを訪ね、
エティハドスタジアムでダービーを観戦。
念願の初欧州サッカー生観戦はあまりに楽しく、あっという間の９０分でした。
日程の都合でいわゆる観戦ツアーには入れず、オリジナルプランを組んでの親子二人旅です。

一日目　２１:５５発成田発JL５０５５便にて出発
二日目　早朝、パリ、シャルルドゴール空港着
　　　　０７:３５発AF１６６８便にてマンチェスター着
　　　　オールドトラフォード　スタジアムツアー
三日目　エティハドスタジアムにでマンチェスターダービー観戦
四日目　０７：５５　列車にてロンドンへ移動→ロンドンユーストン駅着
　　　　コヴェントガーデン→ピカデリーサーカス
五日目　スタンフォードブリッジ　スタジアムツアー
　　　　バッキンガム宮殿→ビッグベン→ロンドン塔→ロンドンブリッジ
六日目　エミレーツスタジアム　スタジアムツアー
　　　　１９：００発JL４０２便にて帰国

エリア マンチェスター(イギリス)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: エールフランス JAL
• 旅行の手配内容: その他

高校へ入学した息子と試験休みを利用してマンチェスターダービーを観戦するためマンチェスターへ・・・。　現在、マンチェスターユナイテッドと言えば香川真司ですが、香川がマンUへ移籍する前から計画していた旅でした。
私はマンチェスターシティに所属するダビド・シルバのファン。
旅行に行ける日程で、どのカードがあるか調べたら丁度ダービーだったというわけで、ロンドン観光も絡めた日程を計画。　もし香川が出場して、彼が活躍してマンUに負けたらそれもまた良し、という気持ちでしたが怪我で離脱。　ちょっと複雑な気持ちでした。

期末試験の終わった金曜日の夜、JL5055便で出発。この便はAIRFRANCE機材でのコードシェア便。１０数年ぶりのAIRFRANCE、当時といろんな意味であまり変わってないような・・・・。
シャルルドゴールに着いたのは午前3時。マンチェスターへの便は4時間半後。
がら〜〜〜〜んとした早朝の空港。　一緒に着いて、同じくトランジット待ちの１０人程度しかいないターミナル。

ターミナルにはプレステ３がありました。　フリーです。
早速サッカーゲームを始める息子。　途中、同じくトランジット待ちの外国人の男の子と対戦していました。

いよいよマンチェスターへ向けてGO！

私はイギリスは十数年ぶりながら６度目。ですがマンチェスターは初。
サッカーを見始める前は、音楽でマンチェスターに憧れた時期もあり、こんな形でまさか息子と二人旅で訪問することになるとは・・・と感慨ひとしおでした。

あまり情報もなく、出発前は忙しく、いろいろ調べる時間も取れず少々不安。
空港からピカデリー駅まで電車で移動。　２０分くらいだったでしょうか。　
まるで箱根湯本のようなこじんまりした空港駅にびっくり。　
車窓から見るマンチェスターは少し憂鬱な空模様。　煉瓦の家も暗く感じ、ロンドンとは違う印象でした。

ピカデリー駅に到着後、とりあえず荷物を置きにホテルへ・・・。
１時間後に部屋に入れるとのことでチェックインを待つ間、ブラブラと街を散策。
マンチェスターは小さい街なので、徒歩で中心部まで行けてしまいます。
ロンドンまで列車移動の予定だったのでピカデリー駅の近くのホテルにしましたが、あまり関係なかったな、と思います。

試合前日の今日はマンUのホーム、オールドトラフォードのスタジアムツアーを予約してあります。（事前に日本からHPで予約しました）
ダービー前日というのに街は全くそういう雰囲気ではなかったのがちょっと意外。
ピカデリー駅からメトロリンクでオールドトラフォードへ。

メトロリンクはホームで行先までのチケットを買う方式。　改札はありません。
降りる駅にも改札というものはないのでタダ乗りも可能（？）
ただし、見つかったら罰金が５０£とか・・・。とんでもないです。
　
オールドトラフォード駅はまたまたあまりに田舎でびっくり。　
試合のある日はやっていると思われる店もすべてクローズでのどかな雰囲気です。　
正直、スタジアム以外何もない印象（苦笑）

レジェンドの方たちが銅像で出迎えてくれます。

写真はスタジアムツアー入口。
受付のお兄さんがすごく親切で、丁寧に説明してくれ好印象。
借りたオーディオガイドを返しに行った息子に「本当にもういいのか？」と何度も確認していたのに笑いました。

こっち、こっちと案内されるまま行くと、突然スタジアムが現れました。
おおーーーーー、これが！と、ちょっと感動。
オールドトラフォードと言えば、サッカーファンにとっては一度は行ってみたいスタジアム。　いつもTVで見ているスタジアムが目の前に。　
思ったより狭く感じ、それが意外でした。

ツアーでは、選手入場口からピッチレベルに入れます。
随所に歴史を感じさせるスタジアムで、息子はその雰囲気にテンション上がりまくり（苦笑）
（でも彼はチェルシーファン）

香川はここがホームなのか、と今更ながら信じられない思いがしました。

コーナーキックの付近から。
オールドトラフォードはピッチの端に傾斜がついており、試合中に勢い余って落ちてしまう選手がけっこういるのですが、「これがその・・・」とそんなことにもいちいち感動（笑）

ベッカム在籍時、リーグ、FAカップ、CLと三つのタイトルを獲った年のトロフィー。　

マンUに在籍した選手を国、地域別に分けたボード。
もちろん香川真司の名前もありました。
「お〜〜〜、香川の名前もあるよーー」と息子とひとしきり盛り上がりました。
ロッカールームで香川のユニを見つけ駆け寄ると、一緒にツアーを回っていた男の子に先を越されました。　よその国の子にも「kagawa!」と言ってもらえて日本人としてはちょっと誇らしい。　「どうぞ、どうぞ」という気分。

マンチェスターUの歴史を存分に感じたスタジアムツアー。
雨の降りだした夕暮れの帰り道、なんだかものすごく遠くへ来てしまった気分がして、果たして香川はこんなところでやっていけるのだろうか・・・と大きな不安を感じてしまった。
でも、帰国後、元気に復帰した香川を見て「そんな心配は無用だな」と思いました。
いつか、マンUにいるのが当たり前のような存在になるまで、　頑張れ！！