南米4ヵ国大周遊18日間の旅

2011/02/28 - 2011/03/17

　長年の夢であった南米の旅に出かけることになりました。18日間という長めの日程を組んで、南米をくまなく見て周ろうとワクワクしています。中でも、あの壮大なマチュピチュに一度は上ってみたい。やっとその夢が叶うことが出来ました。マチュピチュは、今まで写真等で見たよりも素晴らしく、壮大さにとても感動致しました!! 一生忘れられない旅になりました。

エリア マチュピチュ周辺(ペルー)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 100万円以上
• 交通手段: 飛行機
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

　成田→ロサンゼルス→リマ着。リマで一番最初に観光した場所がここ「恋人たちの公園」です。さすが、南米リマ、あちこちで若い男女が抱き合っている光景が見られます!!

　旧市街のほぼ中心にある「アルマス広場」です。ヨーロッパの市街のように町の中心として造られた広場で、北側に大統領府、東側にはカテドラル、西側に市庁舎があり、広場の中央にはブロンズの大噴水があります。

　きょうは空から「ナスカの地上絵」を見学します。とても小さなビスコ空港です。ここからセスナ機で「ナスカの地上絵」を見に飛び立ちます。

　きょうはリマから空路クスコへ。今回の旅で一番標高があるクスコです。ここは、ペルー世界遺産クスコ市街地となっていて、ここにもアルマス広場があります。

　クスコでのランチタイムで、アンデス地方の楽器演奏に耳を傾けながら、何か哀愁を帯びた音楽で心に響き、ここに初めて来たのに、とても懐かしく感じられました。

　いよいよ、きょうから2日間にかけてマチュピチュに登ります。こんな崖っぷちの険しい山道を延々と歩き続けました。

　世界遺産「マチュピチュ遺跡群」が見えて来ました!!

　よく絵葉書等で見たあの空中の都市「マチュピチュ遺跡」が眼前に広がっています!!　ただただ素晴らしい!!の一言。余りの壮大さに圧倒されます!!

　山裾まで延びる広大な段々畑!!

　2日間の「マチュピチュ遺跡」を思う存分堪能して、きょうはブーノに向けて出発です。これは、途中のアンデス山脈の麓のお土産屋さんです。こんなに広げて、急に雨が降ってきたらどうするんだろう?

　壮大な「アンデス山脈」の景色

　きょうは、ブーノで一番標高のあるチチカカ湖に浮かぶウロス島へ。葦を積み重ねて造られた浮島のウロス島は、上陸してみると、フワフワと足が沈むのを実感出来ます。ここでは、家も船も全て葦を束ねて造られています。

　ここウロス島の人達(原住民)の衣装は、なかなかカラフルで色鮮やかです。空と湖の青に映えて、なかなか素敵です!!

　リマともお別れし、リマ→ブエノスアイレスまで、太平洋からアンデスを越え大西洋の街へと、約5時間のフライトを終え、アルゼンチンに到着しました。今宵は、アルゼンチン ブエノスアイレスのタンゴショーを鑑賞に行きます。

　素晴らしいタンゴダンスのショーの最期に、老夫婦?の息の合ったタンゴ、これもまた素敵でうっとりしました。

　きょうは「レコレータ墓地」の見学です。墓地と言っても、日本の墓地とは随分おもむきが違い、芸術的な建造物が立ち並ぶ素敵な墓地(処)です。レコレータ地区にあり、ここはアルゼンチンでも最も格式の高い由緒ある墓地になっています。

　ここには歴代大統領や有名人、実業家、貴族などが眠っています。この墓は、エビータという愛称で世界的に知られている大統領夫人、エバ・ペロンのお墓で、今も常に花が絶えないそうです。

　次にボカ地区にある「カミニート」へ。ブエノスアイレスの南部にある、昔からある港湾地帯で、19世紀頃には、大勢の移民達で賑わい、その時生まれた音楽は、今、タンゴとして世界各国の人々に親しまれています。タンゴの発祥の地で、トタンで出来たカラフルな色とりどりの建物が多く見られます。

　タンゴを踊っている看板

　さていよいよ南米18日間の旅も終盤に入り、きょうはブエノスアイレスから空路イグアスへ向かいます。この列車に乗って「イグアスの滝」へ!!

　アルゼンチン側からのイグアスの滝「悪魔の喉笛」です。悪魔の喉笛駅からは、イグアスの滝の最大の見所、悪魔の喉笛(ガルガタ・デ・ディアプロ)への遊歩道が伸びています。悪魔の喉笛は、数多くの滝の集合である、イグアスの滝の一番奥に位置します。最大の水量、規模を誇り、下に飲み込まれている様は、非常に迫力があり時間が経つのも忘れるくらいです。

　イタイプーダムの下流のパラナ川と、イグアスの滝の下流のイグアス川が合流して、ラプラタ川になる所が、「パラグアイ・アルゼンチン・ブラジルの三国国境地点」です。

　ここはアルゼンチン側です。

　アルゼンチン側からの壮観なイグアスの滝の観光を終え、アルゼンチンを出国し国境の橋を通り、ブラジルに入国します。

　きょうはブラジル側からの「イグアスの滝」の観光になります。このヘリコプーターで空からも見学します。

　その後、カッパを着けてボートに乗り込み滝に向かい、上から下までびしょ濡れになりながら、ブラジル側からの「イグアスの滝」を見学しました。ここは全体、イグアス国立公園になっており、アルゼンチン側からの規模と違い、物凄く広く、2日間に亘って「イグアスの滝」を思う存分、満喫して来ました。

　壮観な「イグアスの滝」の観光を終え、きょうは夜半21時からの次の日の早朝まで繰り広げられる「リオのカーニバルチャンピオンパレード」観覧に出掛けます。やはり想像以上にもの凄い!!　世界中からの人、人、人、隣の人の声も聞こえない程の強烈なサンバのリズム、何千人という地元の人達のパレードが終わりない程に延々と続きます!!

　最後まで頑張って観覧するつもりだったけど、連日の疲れもたまって、あの隣の人の声も聞こえない位の騒音でも、ついうとうととしてしまう。もう限界ということで、残念だけど、午前2時頃ピストンバスで会場を後にしました。ホテルの部屋に着くなり、すぐに眠りこけてしまいました。

　昨晩のリオのチャンピオンパレードの騒音が、未だに耳に響いていて、それでも9時頃までゆっくり眠れ、きょうは気持良く目覚めることが出来ました。きょうはコルコバードの丘の巨大なキリスト像の見学に行きます。
　標高710ｍの高台にあり、両手を広げた像の台座は8ｍ、像の大きさだけで30ｍという巨大なキリスト像です。リオデジャネイロの街並みが一望できます。

　コルコバードの丘から眺めた「マラカナン・スタジアム」。2014年ワールドカップ決勝戦の舞台となるスタジアムです。

　コルコバードの丘から下り、「マラカナン・スタジアム」へ。ワールドカップ・ブラジル大会(1950年)の決勝戦が行われた世界最大級のサッカースタジアムです。収容人員20万人という巨大なスタジアム。入り口には、マラカナン・スタジアムの最多得点記録を持つ、あのジーコの写真パネルが飾られています。

　きょうは、フランスとの戦いで赤く染まった浜ベルメーリャ海岸に車を停め、ロープウェーで空中散歩です。ウルカの丘でロープウェーを乗り換え、ポン・ジ・アスーカル(砂糖パンの山)396ｍへ上ります。

　ポン・ジ・アスーカルの頂上からは、昨日行ったコルコバードのキリスト像が雲の中から浮かび上がっている姿が臨めました。

　もの凄くカラッと晴れていて、ボン・ジ・アスーカルから眺めるリオの景色は、何とも言えないほどに美しいものでした。山あり、谷あり、海あり、建物あり、全てがマッチしていて、調和がとれた美しい景観でした。

　今回の南米の旅、最後の観光地チリの首都サンチアゴへ。南北4300㎞と細長いチリのだいたい中心に位置するサンチアゴです。サンチアゴの中心部にある旧市街には、現代的建築も多く、中心はアルマス広場になっています。

　アルマス広場の警護に当たる警官です。何かあるとこの馬で駆けつけてくれるそうです。