2012/09/19 - 2012/10/03
86位(同エリア166件中)
よだれさん
午前中はツェレを訪れ、木組みの家並みの落ち着いた華やかさに気分揚々。
もっとゆっくりしていたいけれど、まだハノーファー観光も残っている。
ツェレとハノーファー、1日で2つの街だけを観光するという計画でさえ以外としんどいもんです。
ゆったりめに計画したつもりなのに、一度気に入った街があると結局バタバタしてしまうんですよね。
ハノーファーはニーダーザクセン Niedersachsen 州の首都であり、何と言ってもその新市庁舎の美しさははっきり言って宮殿ですよ。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
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もう何度目のICEだろうか。
たった20分間だったけれど、検札はきっちり来ましたよ。 -
ツェレのパン屋さん「 Roenitz 」で買ったサクランボのパンなどを食べている間にハノーファー到着。日本ではハノーバーと言われていますが、ドイツの列車内アナウンスなどではハノファーと聞こえます。
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ホテルは駅から歩いて数分の「インターシティー・ハノーファー」。
すぐにチェックインできたので、荷物を置き、さっそく街歩き。 -
このホテルは、チェックイン時に市内公共交通機関のフリーチケットを発行してくれる。これとても便利です。市内のトラム、地下鉄が乗り放題。 -
他の都市と違ってハノーファーの見所は散らばっています。
市内交通が充実しているので足に困ることはありませんが…
僕の場合、基本的にぶらぶら街歩きがテーマですので、今回もとりあえず、ドイツで最も長いと言われる歩行者天国を通ってクレプケ広場を目指します。 -
ホテルからバーンホフ通りを南へ歩いて1分ほどでクレプケというものすごく広い場所へ出ます。すると尖塔が見えたのでてくてく。
マルクト教会 Ev.-luth.Marktkirche
1340年〜1360年にかけて建てられた教会。
Ev : Evangelisch…要はプロテスタントの教会 -
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ルター像と欠けた碑文石
ここから市庁舎までは、カルマ−シュ通り Karmarschstr. を通って約10分。
ちょっと遠回りだけど、緑に囲まれた中を歩きたいので。 -
フリードリヒスヴァル Friedrichswall に面した新市庁舎の正面は見なかったことにして、南側へ直行。
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近すぎる。やはりデカくて入りきりません。
お天気が残念。 -
前に広がる池 マシュタイヒ Maschteich
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鳥?のような像
向こう側から確認したら白鳥のようでした。
違ってたら済みません。 -
花に詳しくないので何の花かは分かりませんが、何種類かの花が咲かせてありました。
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お天気のせいで池の新市庁舎も色が映えない。
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ピンぼけ
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ちょっとでいいから晴れておくれ! と願いつつ…
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マシュパーク Maschpark をぶらり1周。
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途中に架かる橋
色とりどりの錠前がセットされている。 -
どう見ても「宮殿」だな
池の周りから何枚か -
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ここからすぐ南にマシュ湖 Maschsee があるので見てみましたが、ハンブルクのアルスター湖のような感じ。庭園に行かなくてはならないので地下鉄乗り場へ向かいます。
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クララ・ツェットキン Clara-Zetkin-Weg という小川沿いの小径を歩いてくると、大きな通りに出た。地下鉄はあっちという案内板に従って西へ歩くと見えるのがこの教会。
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Ev.-Reformierte Kirche
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尖塔に特徴があるでしょう。
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その教会の前にUバーンの乗り場入り口があります。
奥の尖塔は、ヨハニス教会 -
Uバーンのヴァターロー駅への入り口
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15分ほどで目的の駅 ヘレンホイザーゲルテン
Herrenhaeuser Gaerten
歩くとおそらく40分くらいかかると思います。
クレプケからも所要時間はほぼ同じでした。 -
ちょうどバスもやって来ました。
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庭園の入場口は赤い傘の向こう側
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庭園の案内看板
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チケット売り場前
右に見える影は売り場小屋のもの -
入場チケット 5ユーロ
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庭園のゲート
僕はハノーファーへ行く予定をした今回初めて知りましたが、この庭園は世界的に有名らしいです。 -
Galerie mit Foyer
ギャラリーなど -
グロッテ Grotte von Niki de Saint Phalle
洞窟と銘された彫刻
2003年、ニキ・ド・サン・ファルという女性の作。
この方も世界的に有名な芸術家だそうです。 -
金ピカ門
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両サイドはシンメトリー
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くぐると…
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センターは…
白い彫像が等間隔で置かれていますね。 -
このグローサー・ガルテン Grosser Garten の建造が始まったのは1666年。今日のような景色にしたのは選帝侯妃ゾフィー・ドロテア・フォン・ハノーファー、そうです、ツェレ編で紹介したゾフィー・ドロテア(とジョージ1世)の娘さんです。彼女が1696年から1714年にかけて手を加えたのです。
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この庭園内の散策路を全てつなげると20kmにもなるらしい。
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初期バロック様式の庭園と言われており、あちらこちらに幾何学模様が施されています。
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改装中の建物の奥(北側)にある庭園が ベルクガルテン Berggarten です。
その1番北にはハノーファー家の霊廟があります。 -
奥に見えるのが、オランジェリー Orangerie
栽培園、今で言う温室 -
庭園内では毎年、管弦楽の組曲「水上の音楽」の演奏会が催されているそうです。これはイギリスで活躍したゲオルク・ヘンデル Georg Friedrich Haendel の作品。
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ヘンデルは18世紀の初頭、ハノーファー選帝侯の宮廷楽長になっているのです。
彼と同年代に活躍したバッハ(ドイツ3大Bの1人)は非常に有名です。さて、ヘンデルさんて誰?と言う人がほとんどでしょう。実際彼の作品の中で有名な曲と言われてもクラシックファンでさえ難しいと思います。サッカーファンなら欧州CLのテーマ曲をご存じでしょう。あの曲はヘンデル作曲の作品「司祭ザドク( Zadok the priest )」をアレンジしたものです。 -
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ロココ庭園
Rokokogarten -
バロック庭園
Barockgarten -
バラ園
Niederdeutscher Rosengarten -
芝生の庭園
Rasengarten -
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立て看板にはドイツ語、英語で解説。
Fragment der Freitreppe des ehemaligen Schlosses
1943年に取り壊された前の離宮ヘレンハウゼンの屋外階段の一部 -
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高さ80mにもなる大噴水
ヨーロッパの庭園にある噴水としては最高の高さらしいです。 -
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島のような庭園
Inselgarten -
向こうが見えない
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屋外階段の歩廊
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晴れたり曇ったり忙しいお天気だ。
その歩廊から撮ったもの
その1 -
その2
それぞれの四隅にある白彫像 -
その3
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今日1日、ツェレから始まりヘレンハウゼン王宮庭園と、心落ち着く時間を楽しめました。
そろそろ夕食でも行きましょうか…
それにしても街中を車と併走するトラムっていいですね。
こうしてハノーファーの街歩きも終了。 -
翌朝9月29日土曜日
ハノーファー駅7時ころ
駅はただ今改装中
銅像はハノーファー王のエルンスト・アウグスト
Ernst August
このお方、結構ハチャメチャな人だったようです。 -
駅前広場から
昨日宿泊したホテルは、手前緑色のネオンサインのある建物の1つ奥の建物
看板が見えてます。 -
駅前西側にあるターミナル
ちょっとした噴水がある 季節的に寒々しい。 -
ハノーファーHbf正面
バーンホフ通り ショッピング通りですね。
左は地下道プロムナードの降り口
クレプケまで歩けますよ。
さあ列車に乗って今日も街歩き!
街歩き(11)につづく
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