鉄道で巡る初冬のヨーロッパ5カ国の旅　12日間　（８日目・９日目）　ハイデルベルク編

2012/11/21 - 2012/11/22

ユーロスターやICE、ECなどの鉄道をフルに利用し、ロンドンからベルギー、オランダ、ドイツ、オーストリアと5カ国を廻りました。ヨーロッパ鉄道の快適さにより、荷物が多く、ハードスケジュールな夫婦2人の個人旅行でしたがとてもスムーズに旅することができました。
8日目はローテンブルクからハイデルベルクに移動。クリスマスマーケットの初日ということで街の雰囲気も暖かく、すばらしい滞在となりました。

エリア ハイデルベルク(ドイツ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

ローテンブルグから３回の乗り換えでハイデルベルグへ。

宿泊はカールテオドール橋目の前のシティパートナーホテルホレンダーホフ。角部屋でネッカー川やハイデルベルク城が眺められる快適な部屋です。

ホテルの部屋からのネッカー川とカールテオドール橋。いい眺めです。このホテル値段も手頃でとてもお勧めです。

ずっと見ていてもあきない景観です。

ハイデルベルク城はこんな感じで見えます。

ハイデルベルクはこの日（11月21日）がクリスマスマーケットの初日。マルクト広場や大学広場などいろんな場所にマーケットが出ていました。
ドイツの主要都市のなかでは一番早いクリスマスマーケットのスタートで今回の旅行のスケジュールにぎりぎり間に合いました。

聖霊協会の周りにもお店が出ています。

歩行者天国のハウプト通り。歴史を感じさせる建物におしゃれなお店が入った素敵な通りです。地元の人、ハイデルベルク大学の学生、観光客とにぎやかです。

歴史ある建物「騎士の家」。目の前の広場には大きなツリー。絵になります。

イルミネーションも品があって街並みととても合います。

クリスマスマーケットのお店。どこを覗いても楽しいし、どれも買って帰りたくなります。

クリスマスマーケットのお店はどこも屋根の上の装飾がとても凝っています。

グリューワインのお店のきさくなおじさん。少し冷えてきましたので暖かいグリューワインがとてもおいしいです。

憧れていたドイツのクリスマスマーケット。この雰囲気を味わえて感動、幸せな気分になります。

グリューワインのカップは持ち帰ります。このカップ（ハイデルベルク以外のクリスマスマーケットも）を集めるためにまたドイツに行くことになりそうです。

だんだん日が暮れてムードも高まってきます。

マルクト広場。

メリーゴーランド。素朴な感じですが素敵です。

地元の女の子。本当に楽しそうに乗っています。

ドイツの子供たち。　かわいすぎます。

ライトアップもきれいです。

クリスマーケット内で焼かれるソーセージ。おいしそう

このお店もきれい

初めてのクリスマスマーケットは想像以上にすばらしい世界でした。

ハイデルベルク城もライトアップされて美しい姿を見せています。

クネーデルで有名なチョコ「学生のキス」を購入

オバマ大統領をはじめ各国の首脳も訪れているお店です。チョコレート以外にもエコバックやカップなどいろいろなグッズがあります。

ライトアップされたカールテオドール橋。静かで美しい景観です。

コルンマルクト広場ではスケートリンクもできていました。

夕食は1703年創業のツム・ローテン・オクセンにて。
ビスマルクやマーク・トウェインも訪れたという歴史ある学生酒場ということですが雰囲気も味もすばらしいお店でした。

ビールはハイデルベルグの地ビール。Heidelberger うまい

テーブルや壁にはハイデルベルグ大学の学生が書いた？落書きがいっぱい。

肉料理もとてもおいしいし値段も手頃です。
一緒のテーブルに座っていた地元の素敵な老夫婦が英語でいろいろ話しかけてきてくれて「南ドイツの旅は楽しい？」「なでしこのサッカーはすばらしかったよ」「ツナミは悲しい出来事だったね」などとても優しい話し方で接してくれました。思わず涙がでそうに。ドイツの人の温かさ、優しさにふれることができました。感動です。

ツム・ローテン・オクセンの外観

クリスマスマーケットとハイデルベルグ城

ホテルでの朝食は２０ユーロのビュッフェか５ユーロのスモールブレックファーストが選べます。スモールでも十分満足。

翌朝、ハイデルベルグ城へ。
ケーブルカーが動いていなかったので徒歩で登りましたが10分ほどで着きます。

ハイデルベルグ城

朝早いので観光客もまばら。見かけたのは中国人、韓国人、少し遅れて日本人のツアー客。東洋人に人気みたいです。

ネッカー川から靄がでて幻想的な風景が眼下に広がっています。

廃墟となっている部分も歴史を感じさせます

フリードリヒ館

装飾が見事

世界最大級のワインの大樽。
ここで韓国のご夫婦（奥様は日本語堪能）と少し会話をしました。私たちとほぼ反対のコースでヨーロッパを旅行中とのこと。ご主人が「新婚旅行で日本に行ったときに見た富士山がとても美しかった」と言ってくれたので富士山の地元に住むものにとってはとてもうれしく感じました。

度重なる戦争で崩れたままの建物。

ハイデルベルク城。景観も建物もすばらしい

お城から下りてきて街並み散策。窓辺がすばらしすぎ

朝まだ人通りが少ないハウプト通り。雰囲気あります。

青空が見え、聖霊協会の建物も一層引き立ちます。

ネッカー川

ネッカー川の対岸には高級住宅が建ち並びます。

昨晩飲んだハイデルベルガービールのトラック
1泊だけの滞在でしたがハイデルベルクは本当にすばらしくまた是非訪れたいと感じました。
11:10発ICでシュツットガルト経由でミュンヘンに戻ります。