![<br />2012年7月〜10月までの、3か月のヨーロッパ周遊記録(Vol.6)です。<br /><br />7/5にロンドン入りしてから、1カ国目イギリスを周遊中です。<br />前回の旅行記にも書きましたが、前日は宿さがしでかなり参っていたので、湖水地方のすばらしい風景には心が本当になごみました。<br /><br />欲をいえばレンタカーでゆっくりまわりたいところですが、一人旅なのでそんな余裕もなく、2日間つづけてMountain Goatのツアーを利用しています。<br /><br />≪旅程≫<br /><br />7/14 (土)Mountain Goat ツアーC“High Adventure”9:45〜17:30<br /><br />・Langdales (ラングデール渓谷地帯)<br />・Hardknott and Wrynose Mountain Passes<br />(ハードノット・パスとワイノーズマウンテンパス)<br />・Hardknott Roman Fort(ローマ時代のハードノット砦)<br />・Ravenglass & Eskdale Railway(レイブングラス&エクスデール鉄道)<br />・Wastwater(ウエストウォーター湖)<br />14th Century Muncaster Castle(14世紀建立のマンカスター城)<br />・Coniston Water(コニスタンウォーター湖) <br /><br /><br />7/15(日)Mountain Goat <br />ツアーB“Beatrix Potter's Favourite Countryside”12:00〜17:00<br /><br />・Beatrix Potter’s Hill Top Farm(ベアトリクス・ポターのヒルトップファーム)<br />・Hawkshead(ホークスヘッド)<br />・Tarn Hows(ターンハウズ湖)<br />・Cruise on Coniston(コニストンウォーター湖をクルーズ)<br />・Tour through Yewdale Valley(ユーデール渓谷をめぐる)<br />(1£≒123円)<br /><br />](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/10/72/81/650x_10728178.jpg?updated_at=1361098800)
2012/07/14 - 2012/07/15
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2012年7月〜10月までの、3か月のヨーロッパ周遊記録(Vol.6)です。
7/5にロンドン入りしてから、1カ国目イギリスを周遊中です。
前回の旅行記にも書きましたが、前日は宿さがしでかなり参っていたので、湖水地方のすばらしい風景には心が本当になごみました。
欲をいえばレンタカーでゆっくりまわりたいところですが、一人旅なのでそんな余裕もなく、2日間つづけてMountain Goatのツアーを利用しています。
≪旅程≫
7/14 (土)Mountain Goat ツアーC“High Adventure”9:45〜17:30
・Langdales (ラングデール渓谷地帯)
・Hardknott and Wrynose Mountain Passes
(ハードノット・パスとワイノーズマウンテンパス)
・Hardknott Roman Fort(ローマ時代のハードノット砦)
・Ravenglass & Eskdale Railway(レイブングラス&エクスデール鉄道)
・Wastwater(ウエストウォーター湖)
14th Century Muncaster Castle(14世紀建立のマンカスター城)
・Coniston Water(コニスタンウォーター湖)
7/15(日)Mountain Goat
ツアーB“Beatrix Potter's Favourite Countryside”12:00〜17:00
・Beatrix Potter’s Hill Top Farm(ベアトリクス・ポターのヒルトップファーム)
・Hawkshead(ホークスヘッド)
・Tarn Hows(ターンハウズ湖)
・Cruise on Coniston(コニストンウォーター湖をクルーズ)
・Tour through Yewdale Valley(ユーデール渓谷をめぐる)
(1£≒123円)
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 観光バス
-
◆7月14日(土)第10日目
朝、目覚めると。
昨日の腹痛は治まったものの、喉が痛い・・・かただが冷えたせいで、すっかり風邪をひいたようです(+_+)
えーと、確か朝食あるって言ってたっけ。
支度をしてダイニングルームへ向かいます。 -
ダイニングルームへ行くと、昨日のお姉さんがお出迎えしてくれました。
“朝食は何にしましょう?”
そう言って、メニューを渡してくれます。
えっ?何って?選べるの??
メニューを見ると、English Breakfast、ベジタリアン、American Pancakeなど数種類の中から選べるようです。
まだEnglish Breakfastを食べたことがなかったので、さっそく注文してみました。
すぐに、大きなプレートが運ばれてきます!
おぉ〜!!ごちそうだぁ。
しばらく安ご飯ばかりだったため、感動もひとしおです。 -
朝食後、Mountain Goatのツアーに参加するため、集合場所のウィンダミアツーリストインフォメーションへ向かいました。
9:45が集合時間ですが、少し早めに到着。
Mountain Goat Toursと書かれたワゴンがすーっと目の間で止まり、お客さんのピックアップを始めました。
どきどきしながら名前を確認してもらうと、あっさり“ちがうね”と言われ、ワゴンは行ってしまいました。
私の名前、ちゃんと入ってるかな??
不安になります。
しばらく待っていると、別のワゴンが。
またもどきどきしながらバウチャーをドライバーに渡すと、今度は
“OK、乗って!”
OKが出ました。
あぁよかったー。。
一人なので、何をするにもかなりびびっています。
この日は全部で9人。欧米の方が多かったです。 -
ワゴンは、広い通りから次第に、車がすれ違えないほどの狭い道へ入っていきます。
青々した緑の丘陵地帯に、独特の石垣。 -
そして最初の目的地、小さな村に到着。
緑いっぱいですてきな村です。 -
石壁の家。
ここではどんな生活をしているんでしょう。 -
澄み切った小川に、石を積み上げてつくった橋。 -
車は次の目的地、ラングデール渓谷へ。 -
羊がのんびり、草を食べています。 -
遊歩道もあるようです。
天気がよかったら最高です^^ -
渓谷に到着しました。
まわりは見渡すかぎり緑です!
ここでサイクリングしてる人を発見。
ちょっとキツそうですけど。 -
そろそろお昼なので、レストランに立ち寄ります。
一応自由行動ですが、まわりにお店がないのでみんなここに入ります(*^_^*) -
エビたっぷりのバゲットを注文。
こちらのエビは、日本のものと調理方法がちがうのか、ゆで加減が軽いような感じです。
サラダ感覚で食べられます♪ -
昼食後、あたりを少し散策(^^) -
ここにも羊の集団。
絵になる風景です。 -
車で少し走って、ミニSLの乗り場までやってきました。
Raven Grass and Eskdale Railwayというので、もう少し鉄道っぽいものを想像していましたが、まるで遊園地の汽車みたいです。
おもちゃみたいな機関車で、子供が喜びそう。
(乗るのは全員大人ですが) -
途中には村や滝、湖などの見どころといくつかの駅があるようです。
ですが、途中で降りる人はだれもいません。 -
汽車は森の中を、カタコト走っていきます。
どこまで行くんだろう?
ガイドさんの説明がよくわからなかった私は、他のみんなが一斉に降りたところでくっついていきます。
その向こうには、ちゃんとワゴンが待っていました。
ワゴンの旅が再開です。 -
Monutain Goatは再び、山の中をぐんぐん走って丘陵地帯にやってきました。 -
そしてウェストウォーター湖に到着。
湖水地方に来て、初めて目にする湖です。 -
山々に囲まれた大自然の中の湖。
まわりに何もない、手つかずの自然を見るのは久しぶりでした。 -
湖をあとにし、次にマンカスター城にやってきました。
城のほかに、小さな教会やテラス、教会、ふくろうセンター、遊歩道などがあります。
ここでフリータイム開始。 -
ぺらぺらなチケットが配られます。 -
マンカスター城。
ふだんは中に入れるようですが、この日は結婚式で使用中だったため入れませんでした。
14世紀の古いお城、入ってみたかったですが残念です。 -
庭でパーティーが行われているのが見えました。
古城で結婚式なんて、オシャレすぎます! -
城の見学ができないと、見るところがかぎられますが・・・
マンカスター教会に行ってみました。 -
誰もおらず、静まりかえった教会。
一周してみましたが、こちらも中に入れないようでした。 -
続いてはふくろうセンター。
真っ白なふくろう。
目を細めてリラックスしてますねー -
世界中のふくろうが集められているということで、めずらしいものもいますが、正直そこまでの興味はありません(-_-) -
時間が余っていたので、眺望ポイントまで行ってみました。
どこまでも続く、緑の丘陵地帯。 -
ウィンダミアの町に戻ってきました。
ツアーに一人参加しましたが、親切に話しかけてくださったご夫婦が写真を撮ってくれたり、何かと気にかけてくださったので、一日楽しくすごすことができました。
一人旅しているといろんな人に助けられ、人の温かさを身をもって感じます。
≪出費≫
・ツアー代 £38
・昼食 £6.7(サンドイッチ、紅茶)
・食費 £4.33(パスタ、ヨーグルト、菓子、トマト) -
◆7月15日(日)第11日目
今朝の朝食は、ベジタリアンを頼んでみました。
うん??
出てきてがっかり・・・
メニューをよく確認しないのがいけないんですが、昨日出てきたベーコンの代わりに、豆がどっさり増えただけでした(-_-)
11:00にチェックアウトして、駅近くの別の宿へ移動します。
気になる宿代は・・・
“£300です”
予算はもちろんオーバーですが、思っていたより悪くなかったのでひとまず安心です。 -
バックパックをガラガラ引いて移動。
今晩の宿は“Ashleigh Guest House ”
駅から歩いても5分ほどで、アクセスも良好です。
前回の旅行記でも書いたのですが、ウィンダミアの宿はHostel.comではさがせません。
そこで、ウィンダミアのツーリストインフォの人に教えてもらったgo lakesで検索してみたところ、ゴロゴロ出てくるではありませんか!
湖水地方で宿をお探しの方、ウィンダミアの宿探しは“go lakes”です!(後からガイドブックを見たら、そう書いてました・・・)
ということで、go lakesで探したゲストハウスで荷物だけ預かってもらい、午後からの半日ツアーに向かいます。 -
前日と同様、Mountain Goat Toursに参加します。
12:00ツーリストインフォメーションから出発。
この日は日本人がたくさん乗っていました。 -
ヒル・トップがあるニア・ソーリー村に到着。 -
ポターが描いた絵本は、このあたりの建物を題材としているんだそうです。
絵本の内容は詳しく知らないのですが、いくつか見どころ案内図が出ていたので、その通りに散策してみました。
こちらがアンヴィル・コテージです。 -
こちらは、見たままの郵便ポスト。 -
“タワーバンク・アームズ”という建物です。
中はレストランになっています。
物語をよく知らないせいか、いまいちピンときません。 -
こちらがポターの家。
結婚するまで、彼女が実際に住んでいた家だそうです。
家具や調度品が当時のまま保存されているようですが、中の見学は見送りました。
家のまわりは庭と畑になっていて、ぐるりとまわることができます。 -
あたりには牧草地が広がっています。
こんな風景の中、ピーターラビットの物語が生まれたんですね!! -
さて、車はホークス・ヘッドにやってきました。
ここでお昼休憩です。
ツアーで一緒になった日本人とご一緒させていただき、ランチをいただきます(^-^) -
またしてもエビのサンドイッチですが、これがいいんです。
寒かったのでスープも一緒に☆
こうして旅をしていると、いろんな人に出会います。
みんないろんなすごし方をしているんだなぁと思います。
とくに海外にやってくる人は個性的な人が多くて、話をするのが本当に楽しいです。 -
すぐ近くにワーズワース・グラマースクールが建っています。
そもそも、ワーズワースって誰?
と思いましたが、あとから調べたところ、ロマン派を代表する詩人なんだとか。
・・・と言われてもやはりいまいちなのですが、他に見るものがなかったので中に入ってみました。
1585年に開校した、古い学校です。 -
中に入ると、案内係の人は待ってましたとばかりに話し始めました。
ワーズワースは、1779〜1787年までの9年間ここに通っていたそうです。
当時ここにいたのは男子学生のみで、月曜から土曜日の朝6:00〜夕方17:00まで(日曜は教会の礼拝があるのでお休み)、みっちり勉強したのだそう。
その内容は、数学、ラテン語、ギリシャ語が主だったようです。
当時はまだ、飲み水としての水が衛生上よくなかったため、代わりにビールを飲んでいた、という説明でした。 -
木の机に、このような落書きを彫るのはとくに禁止されていなかったそうで、机の表面は傷でいっぱいです。
ワーズワースが彫ったとされる落書きも、案内係の人が教えてくれました。
建物は、1階が教室で、2階部分が校長室と博物館になっています。 -
まだまだ時間が残っていたので、あたりのお店をのぞきます。
ピーター・ラビットの絵がプリントされたおみやげがたくさん! -
次の目的地は、コニストンウォーター湖です。
・・・あれっ、なんだか見た景色だなぁ?と思ったら、前日のツアーで立ち寄っていました(*^_^*) -
昨日は休憩のため立ち寄っただけですが、今日は遊覧船に乗って、湖をクルーズします。
風が気持ちいい〜♪
と言いたいところですが、風邪を引いている上に風が冷たく、船内でも体が冷えます。。 -
湖水地方の旅もそろそろ終わり。
ガイドさんが、ここが○○だよ!と言っていましたが聞き取れず、写真だけしっかり撮りました(*^^)v
いまだに何だったのかわかりません。 -
そして17:00。
予定通り、ツアーが終了してウィンダミアに戻ってきました。
朝方荷物を預けた宿に戻ってくると、年配のお母さんがやさしく出迎えてくれました。
案内されたのは、こちらの屋根裏部屋です!
前日までの宿と比べると雲泥の差ですが、この雰囲気がとても落ち着きます。 -
小さな窓からの景色もすてき♪
屋根裏って狭いんですが、その雰囲気がとても好きです。
なんだかアットホームでいいなぁ〜と、しばらくくつろいでいると、
トントン!
ドアをノックする音が。 -
なんだろうと思ってドアを開けると、なんとお母さんが翌朝分の食事をもってきてくれました!
翌朝、出発が早くて朝食の時間に間に合わないことを伝えてあったので、わざわざ特別に用意してくださったのです。
この心配りに感激(:_;)
2日前から、ここに泊まりたかったと思いました。 -
さて、翌朝分の切符を買うため駅まで行きました。
するとインド人の集団が、駅員と激しくもめています。内容はわかりませんが、インド人はなにか要求していて、駅員はそれはできないとひたすら拒否している感じです。
切符だけくれ〜〜(;-_-)
後ろで私が待っているのがわかっているのに、駅員は配慮してくれず、ぶつぶつ文句を言っています。
しばらく待たされたのち駅員に呼ばれ、やれやれと思いながら行き先を書いたメモを渡すと、
“これは何時?”“こっちは何時?”
とやたら出発時間を聞かれます。
時間まで考えていなかった私がたじろいているのを見て、駅員はため息。
“明日の朝また来なさい、今日はもう時間だから、ほら。”
と窓口の営業時間を指さします。
・・・だって、待たされてたからじゃん!!と思いましたがしかたありません。
翌朝早く来ることにして、来た道を戻りました。
旅慣れていない私はこのとき、切符を買うのに時間まで決めなければならないことを知りませんでした。
めんどくさいなぁと思いながら、トーマスクックの時刻表とにらめっこ。
数日分の時刻を全部調べあげて就寝です。
(このときは、鉄道サイトの便利な乗り換え案内があることさえ知らず、すべて分厚いトーマスクックで時間を調べていました・・・)
≪出費≫
・宿泊代 £300;2泊分
・ツアー代 £27
・昼食 £6.95;サンドイッチ、スープ
・ワーズワース・グラマースクール入場料 £2.5
・食費 £3.58;ブラウニー、ハム、菓子
・ゲストハウス宿代 £58
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