2012/07/13 - 2012/07/13
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ローズベリーさん
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2012年7月〜10月までの、3か月のヨーロッパ周遊記録(Vol.5)です。
7/5にロンドン入りしてから、まだ1カ国目イギリスを周遊中です。
前日、ロンドンから無事にエディンバラまで来たものの、その日以降の宿が確保できておらず、宿さがしに明け暮れた1日になってしまいました。
後から旅を振り返っても、この日はワースト3に入る散々な1日だったと思います。
これがトラウマになって、これ以降は宿探しに奔走する、余裕のない旅がスタートしてしまいました・・・(=_=)
(1£≒123円)
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
-
◆7月13日(金)第9日目
私は・・・朝からあせっていました(*_*)
今夜以降の宿が、まだ確保できていなかったのです!
この日は、エディンバラ観光後ウインダミアに移動する計画でした。
翌日と、翌々日の現地ツアーも申し込み済みだったので、なんとかして移動しなければなりません。
前夜からインターネットを見ていたのですが、どういうわけかhostel.comでは全然ヒットしないのです。
どうして?!あっ、週末だからもう埋まっちゃったのかな??
検索方法を変えて探しましたが、まったく時間が足りません。
10:30のチェックアウトぎりぎりまでねばりましたが、とうとう見つからず、宿の人に掃除だからどいてね、と言われ、仕方なく荷物だけ預けて外に出ました。 -
宿の外からは、エディンバラ城がこんなに近く見えます。
早く行きたいのですが、まずは宿を確保しない限りは落ち着いて観光ができません。近いようで遠い、エディンバラ城・・・
再び、宿さがしを再開しますが、外の寒さといったら!!
ヒートテックと厚手の上着、さらに登山用のカッパまで着てマフラーを巻いてもまだ寒いのです。
外でガタガタ震えながら、スマホを頼りに検索作業。
しかし携帯では探しづらく、らちがあきません。
思い切ってウインダミアのツーリストインフォメーションに電話してみると、“電話じゃ予約できないよ、go lakes(サイト)で探してごらん”
そう言って切ろうとします。
“すみません、情報が(←というより調べる電池が)ないんです。予約は自分でしますから、宿いくつか教えてもらえませんか”
すると連絡先を2つほど教えてくれましたが、やはり面倒くさかったのか、会話途中で切られてしまいました。
そこで教えてもらった宿に電話。
これならすぐ決まるだろうと甘く見ていると、1軒目は明日からなら空いている、2軒目は15時までのチェックインでないと厳しいと断られ、あっさり終了。。
もう最終手段しか残っていません。。
歩き方に載っていた、高そうな宿に電話。
しかし休憩中なのか、音声アナウンスのみ・・・。
ことごとく断られ続け、涙が出そうになるところまで追いつめられたとき。
OKが出たのです!宿代が1泊100いくつかと言っていましたが、もう天にもすがる気持ちでそれでOK、OKと返事してしまい、全く聞いていませんでした。 -
あぁよかった・・・。
ここまで長かった・・・(=_=)
時計を見ると、すでに13:00前でした。
体は冷え切り、精神的にも疲れましたが、宿が確保できて一安心です。
ここからようやく、観光を開始しました。
坂をぐんぐん上がり、城の城門に到着です。 -
門の入口でチケットを購入。
15分ほど並びましたが、スムーズに入場できました。 -
まだまだ坂を上っていきます。
一体、入口はどこに・・・? -
ようやく、それらしい門に辿り着きました! -
ふと振り返って見た景色。
高台なので、景色は最高です。
目の前にはエディンバラの街が広がっています。
カールトン・ヒルやスコット・モニュメントも見えます。 -
早速ここから、クラウン・スクエアという中庭に入ります。 -
中庭をぐるりと囲むように、宮殿やグレート・ホールなどの建物が建っています。 -
宮殿の中にはクラウンルーム、王族の居間、悲劇の女王といわれるメアリの部屋などがあります。
クラウンルームには、英国最古といわれる王冠、王笏、剣や“運命の石”とよばれる石の椅子などの貴重な品々が展示されています。
宮殿内は写真が撮れなかったので、残念ですが中の写真はありません。 -
こちらはグレートホールの内部(儀式に使う大広間)です。 -
鉄剣の数々。 -
そのほか、戦争記念館や砲台などのみどころもあります。 -
時間があまりないので、さらっと1時間ほど見学して坂を下りました。
午前中の宿さがしですっかり体が冷えたため、このあたりでおなかがキリキリと痛くなってきました・・・ξ
でもせっかくここまで来たので、もう少しまわりたい・・・。
がまんして、もう少し歩きます。 -
城を出たところに、大きな特設会場が設けられていました。
そういえば、エディンバラでは8月にエディンバラ国際フェスティバルがあります。
その会場準備でしょうか。
広くて立派な屋外会場です。 -
旧市街のメインロード“Royal Mile”
エディンバラ城とホリールード宮殿とを結ぶ、まっすぐな通りです。
次はホリールード宮殿へ直行! -
通り沿いのセント・ジャイルズ大聖堂。
1120年に建てられたもので、火事で焼失後は1385年に再建されています。
立ち寄りたいところですが、まずは宮殿へ。 -
あっ!伝統衣装で、バグパイプを演奏するおじさんがいます!
でも目が合ったらお金を要求されそうなので、後ろ姿を狙ってパチリ☆ -
時間がないので、すぐ食べられそうなSUBWAYでランチ。
でも、外のテーブル席は凍える寒さです。。
熱いコーヒーを飲んでも、腹痛は治まる気配がありません。 -
ホリールード宮殿に到着しました。
エリザベス女王がスコットランドを訪問したときには、こちらに滞在するそうです。 -
宮殿とクイーンズギャラリーとの共通チケット(£15.1)を買って中に入りました。
チケットには日本語のオーディオが含まれています。が、時間がないのでささっと見学。
宮殿の中には、スコットランド女王メアリの居間、その夫ダーンリー卿の居間、ギャラリーなどがあります。
立派で豪華な宮殿です。 -
外には、廃墟になったホリールード教会や、歴代スコットランド王が埋葬されたチャペル・ロワイヤルがありました。 -
今は外壁だけが残されたホリールード教会。
教会の向こう側には広い緑の庭が広がっています。 -
宮殿を出ると、すぐ向こうに小高い丘(ホリールード公園)が広がっていました!
写真ではわかりませんが、ちらほらと丘を上っている人が見えます。
行ってみたいと思いましたが、もう時間がないので来た道を引き返し、先を急ぎます。 -
こちらも、ロイヤル・マイル沿いの教会。
入りたかったですがスルーです。 -
宿に戻ってきました。
荷物を受け取って駅へ急ぎます。 -
とうとう入れなかったセント・ジャイルズ大聖堂。
いろいろ後悔が残りますが、仕方ありません。 -
17:00エディンバラ駅に到着。
またしても、やってしまいました(;-_-)
出発予定は16:52。
完全にアウトです・・・次発は18:12。
イギリスに来てから、電車に時間通りに乗れた試しがありません。
この先大丈夫だろうか・・・
自己嫌悪に陥りながら、1時間以上先の電車を待ちました。
切符について駅員さんに確認すると、前日購入したものにスコットランド周遊分が含まれているとのことで、そのまま使うことができました。
それだけが、唯一の救いです・・・ -
18:12エディンバラ→20:13オクセンホルム
20:27オクセンホルム→20:48ウィンダミア
遅くなりましたが、なんとかウィンダミアに到着できました。
(※写真は翌日撮影したものです) -
ウィンダミア駅のそばのツーリストインフォメーションは、とっくに閉まっています。
今朝、電話に対応してくれたのはここの人だったんだなぁと、なんだか懐かしいような。
でも途中で切られたので、複雑な心境です(*^_^*) -
New Roadをまっすぐすすむと、通り沿いにたくさんの宿があります。
でもやはり、週末のせいか満室の表示ばかり。
てくてく、スーツケースを引きずりながら歩くこと20分ほど。
ようやく宿に到着しました。
本日の宿は“Woodlands”
あれっ?5つ星??
見た目はこじんまりしたペンションみたいですが、実は・・・。
また予想外の事態が起こるとは思ってもみず。
ベルを鳴らすと、感じのいいお姉さんが出てきました。
“あの、電話で予約した○○ですが。”
“あら、あなたですね。お待ちしてました。えっっ・・・と、あなた一人??”
“はい(なんで?)”
お姉さん苦笑。つまり、なぜか3人分予約してしまっていたわけです。
私も苦笑い。。
単純にコミュニケーション力のなさが原因ですが、電話のやりとりって、本当に難しいです(+_+) -
念のため、小さい部屋はあいてないか尋ねてみましたが、もう難しいとの答えでした。
そうですよねぇ。。
予約した3人部屋には泊めてもらえるようだったので、そのままお願いすることにしました。
その後、レセプションの裏にある部屋へ案内されました。
今までの安宿従業員との対応の違いに感動していたとき。
・・・んん??
なんかこの部屋、思ったよりずいぶん上品なような。。 -
うわぁぁ・・・・
感動というより、やってしまったと思いました。
この、どう見てもハネムーナーが泊まるような広々した高そうな部屋を見て、正直唖然。
お姉さんは、部屋の中までていねいに案内してくれます。
“こっちのベッドも使っていいのよ、あなたがすきなところを選んでね。一人だから、十分くつろげるわね”
・・・って、ねぇ。こんな広い部屋、まずいでしょう。
そろそろ部屋代が気になってきた私。 -
お姉さんが行ってしまった後も、しばし呆然。
大丈夫だろうか、一体いくらなの、この部屋・・・??
落ち着いていられず、さっそくwifiをつないで宿泊代をチェック。
思ったより、高くはなさそうでしたが、それでも3人分を払うとなると、予算オーバーは確実です。 -
こうなったら、めいっぱいくつろいでやる!
と取り出したのは・・・。
ホリールード宮殿で買った、バッキンガム宮殿のハンドクリーム。
この旅で私が唯一買った自分用のおみやげです。
使い心地いいんです♪
本当にハードな一日でしたが、一人ではもったいないこの部屋で、この晩は十分くつろがせてもらいました。
明日は、ツアーを使って湖水地方をのんびり旅します。
≪出費≫
・エディンバラ城入場料 £16
・昼食 £3(SUBWEY)
・ホリールード宮殿チケット £15.1
・ハンドクリーム £9.95
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