German Rail Passを使って街歩き（９）　ハンブルク後編

2012/09/19 - 2012/10/03

旅行前の計画では…
ハンブルク１日目
・ハンブルク市街観光、アルスター湖で遊覧船に乗る！

ハンブルク２日目
・リューベック観光。ハッピーデイカードを使ってトラヴェミュンデへ行く。

しか〜し、ハンブルク到着当初から雨模様、おまけに肌寒い。こんな状態では遊覧船を楽しめるわけがない！
やむなく計画を逆転させて２日目のお天気の回復を願ったのですが……

エリア ハンブルク(ドイツ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩

今日は結局乗り物には乗らず、１日歩き回りました。

朝９時過ぎ、ホテルを出てぶらぶらメンッケベルク通り Moenckebergstr. を西へ１０分少々歩くと、この市庁舎広場にたどり着きました。

ハンブルク市庁舎

この市庁舎も宮殿のような建物でとにかく大きい。
広角レンズを持ってくれば良かったぁ〜（２度目）

ハンゼ同盟都市ハンブルク市庁舎
１８８６年〜９７年に建設された...以前の市庁舎は１８４２年の火事で崩れた...云々と書かれている。

ドイツでは「ハンザ」ではなく「ハンゼ」と言われています。
まあ日本人は「ハンザ」と習ってきたのでしょうがないか。

正面

尖塔の高さは１１２ｍ

この市庁舎、総工費は現在の貨幣に換算すると８０００万ユーロだそう。

ハンブルクの紋章

その下にはラテン語…意味は…
「先人が手に入れた自由を後世の者が立派に守らんことを」
だったかな。

バルコニー

モザイク画は、女神ハンモニア
ハンブルクの守護神だそうです。

左：アーヘン大聖堂に埋葬されているカール大帝
右：赤髭王と言われた神聖ローマ皇帝フリードリヒ

左右幅は１１１ｍらしいです。

本当かな？

聖カタリナ像

現在のドイツ首相メルケルはここハンブルクの出身。

またドイツサッカーに詳しい人ならエッフェンベルクの名をご存じでしょう。
かつてバイエルン・ミュンヘンの黄金時代を築いた１人、彼もハンブルクの出身です。

ハンブルクの紋章旗が風に揺れる

聖ミヒァエル像

市庁舎広場をはさんだ向かいにある日本総領事館。

市庁舎広場　北方向

「嘆きの母子」が彫られている。
写真ではよくわからない。

また「４万人の子供たちが君たちのために命を落とした」と書かれている。
君たちとはドイツ国家を指しているんでしょうか。

奥はアルスターアーカーデン

そのまま東へ歩いてすぐ　内アルスター湖 Binnenalster

アルスター湖遊覧船乗り場のチケット売り場

気温は１６℃と表示されているが、風が強くて肌寒い。

ほんの１５分ほど前まで晴れていたのに…真ん中に見えるのは竜巻ではありませんよ。

乗ろうか乗るまいかベンチに座っていたら、突然１人の女性からバラを渡された。これは海外ではよくある手。早い話が「 Give me money! 」です。この女性曰く「私には子供がいるんだけれど、その子は目が見えないの。少しでいいから…」。

嘘か真かは別にして、絶対に相手になさらないように。

正体は噴水です。

雲行きが怪しいどころか耐えきれなかったようでポツリポツリときました。

ちょっともやもかかり気味、結局遊覧船の乗船は取り止めました。
それならと、アルスター湖のまわりを歩きます。

ちょうど遊覧船がロンバルトゥス橋 Lombardsbruecke をくぐって外アルスター湖へ出ていくところです。

そのロンバルトゥス橋から市庁舎広場を

風が強い。

Lombardsbruecke

尖塔が５つ見える。
右から順に、ミヒァエル教会、市庁舎、ニコライ教会跡、カタリーネン教会、ペトリ教会

橋を渡りきりそのままシュテファンズプラッツ Stephansplatz まで歩くと、またまた興味をひく建物

Alte Oberpostdirektion
現在何なのかは忘れました。

その向かいにある公園

ボタニッシェンガルテン
Alter Botanischen Garten

園内写真の列挙

公園内に植物園のようなものがあるのです。

橋の手すりというか欄干には必ずと言っていいほど錠前が付けてあります。

杭のように等間隔で休憩

ロンバルトゥス橋とケネディー橋 Kennedybruecke の間の緑

ロンバルトゥス橋の北側

すぐ横をＩＣＥが通過

Ｓバーンも併走

ここでもハンブルクの紋章旗が揺れる

ケネディー橋

ここからは、外アルスター湖 Aussenalster

ちょっとした紅葉…

晴れを想定していたので残念な写真だ

４つの教会の尖塔が拝める

アルスター湖岸道路 AlsterUfer とフォンテナイ Fontenay という小径に挟まれた広場にある像

いわゆる普仏戦争戦没碑
台座には
「DEN TAPFEREN SOEHNEN DIE DANKBARE VATERSTADT　1870-1871」

命果てし者を抱く天使が印象的

旅も中日、歩き疲れて引き返す。

遊覧船が外アルスター湖へ出て行く。

ロンバルトゥス橋柵越しの市庁舎

市庁舎広場のすぐ横

シュロイゼン橋 Schleusenbruecke

ハンブルク駅のすぐ北にある　エルンスト・メルク橋

ハンブルク駅北側

雨がポツポツ、肌寒さも手伝って散策はおしまい。
カフェで一息、レストランで食事、ウィンドウショッピングなどして９日目は終了。