2012/11/10 - 2012/11/10
151位(同エリア820件中)
紅い翼さん
【日帰りの旅。東信濃・佐久平の紅葉巡り④】
この紅葉スポットを巡る旅も、いよいよ最終地へ。
最後に訪れたのは、佐久平北部に位置する城下町・小諸です。
千曲川のほとりには、武田信玄公の軍師山本勘助が築いた「酔月城」という風流な名でも呼ばれる小諸城址があり、現在は「懐古園」として整備され、春は桜・秋は紅葉の名所としても有名です。
園内を散策したときは、ちょうど夕陽が照らすタイミングで、紅や黄色に彩られた木々が一層映え、今日これまで見てきたスポットとはまた異なる美しさを醸し出していました。。。
古城を彩る紅葉…まさに日本の風景ですね~。
〔旅の行程〕
・小諸城 三の門 ~ 懐古園 ~ 小諸市立藤村記念館 ~ 小諸徴古館 ~ 小諸城 大手門 ~ 懐古園(紅葉ライトアップ) ~ 佐久平駅 ~ 東京駅
【旅行記その1】~奇岩が彩られた内山峡(with 旧中込学校)~
・http://4travel.jp/traveler/akaitsubasa/album/10725053/
【旅行記その2】~紅く彩られた古刹の三重塔(with 龍岡城五稜郭)~
・http://4travel.jp/traveler/akaitsubasa/album/10725158/
【旅行記その3】~黄葉に彩られた断崖絶壁にかかる布引観音堂(with ……)~
・http://4travel.jp/traveler/akaitsubasa/album/10726560
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- レンタカー 新幹線 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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いきなりの食事で失礼を…。
布引観音から小諸市街に戻り、懐古園に隣接する駐車場に車を駐車。
入口の方へ歩いていくと、ちょうどお蕎麦屋さんを発見!
もう15:00近いのに、お昼も食べずに歩き回っていたのでそろそろお腹も限界に…。
「草笛本店」で、野菜天ざる蕎麦をいただきました。小諸といえばお蕎麦も有名ですからね〜。 -
〔小諸城 三の門〕
お蕎麦を食べて、また歩く元気が出てきました♪
またお店から歩いてゆくと、まず懐古園の入口にあたる「三の門」が見えてきます。重厚な二層の城門は国の重要文化財に指定されています。 -
門には立派な扁額も掲げられています。
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〔懐古園〕
受付でとりあえず共通券(500円で懐古園内散策、藤村記念館、徴古館、小山敬三美術館、動物園の全てが見れます)を購入し、さっそく中へ。
こういう割引券があると助かります。
けっこうな広さがありそうで、(時間的に)全部まわりきれるかどうか。。。 -
小諸城は、もともと平安時代末期に木曽義仲の武将が館を構えたのが始まりで、その後、戦国時代に武田信玄公の命を受けた山本勘助らが縄張りをして築城、明治に入り城としての役目を終えた後は、敷地内に神社を祀り、懐古園と呼ばれるようになったそうです。
現在では、日本100名城にも選ばれています。徴古館 公園・植物園
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そして、この懐古園は紅葉の名所でもあります!
最初にこの旅(東信濃・佐久平紅葉巡り)を考えた時も、まず念頭にあったのがここ懐古園を訪れることで、あとはだいたい逆算して行程を決めてみました。
紅葉のタイミングもよさげで、まさに期待どおりの感じ☆徴古館 公園・植物園
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このあたりがちょうど「番所跡」あたりです。
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イチオシ
陽もだいぶ傾いてきて、その夕陽が紅葉に彩りを添えています。。。
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(小諸城址懐古園の紅葉①)
徴古館 公園・植物園
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「黒門橋」を渡り…。
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(小諸城址懐古園の紅葉②)
徴古館 公園・植物園
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大銀杏の彩る先には…。
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「懐古神社」の鳥居が見えてきました。
このあたりが小諸城の本丸だったそうです。 -
こちらがその社殿です。
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武田信玄公の軍師で、この小諸城の縄張りをしたと伝わる山本勘助が愛用したという「鏡石」も残されています。。。
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このあたりの紅葉も綺麗ですね〜。
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イチオシ
こういう風景はどう表現したらいいのでしょうか…。
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(小諸城址懐古園の紅葉③)
徴古館 公園・植物園
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本丸跡の石垣と、そのとなりに広がるのは「馬場」です。
この懐古園は、紅葉の名所だけではなく桜の名所としても有名で、「日本さくら名所100選」にも選ばれています。特に、この「馬場」のあたりの桜がとても美しいとのこと。。。
古城に桜…こちらもいいですね〜。
※古城の桜:桜咲き匂う九州小京都紀行【3】〜桜花爛漫の岡城址〜
・http://4travel.jp/traveler/akaitsubasa/album/10563852/徴古館 公園・植物園
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本丸跡の少し先にある「富士見台」からの光景。
晴れていれば富士山まで眺望できることから名付けられたそうです。 -
「白鶴橋」を渡れば動物園へ行けますが、今回は紅葉メインなのでここまでに…。
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こちらは「水の手展望台」からの光景。
このようにお城の西側は、千曲川の天然の要害に守られています。 -
(小諸城址懐古園の紅葉④)
徴古館 公園・植物園
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展望台の近くには、ここ小諸に6年ほども居住していた島崎藤村の詩碑もあります。
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ついに小諸城の天守台の下までやってきました。
ここには、三層の天守閣がそびえていたのですが、1626年の落雷で焼失してしまい、その後は再建されず今に至っているそうです。
懐古神社の裏あたりから、天守台に登れるのでいってみましょう! -
今もきれいに積まれた石垣が残っています。。。
※こちらの石垣もすごかった…:伊賀上野城と俳聖松尾芭蕉の生誕地を歩く
・http://4travel.jp/traveler/akaitsubasa/album/10653580/ -
(小諸城址懐古園の紅葉⑤)
徴古館 公園・植物園
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一番高いところへゆくと…。
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紅葉に包まれた懐古園が一望の下に!
徴古館 公園・植物園
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イチオシ
こんなアングルの方が城址らしいでしょうか。
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(小諸城址懐古園の紅葉⑥)
徴古館 公園・植物園
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樹齢約500年と伝えられる欅の大木。
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(小諸城址懐古園の紅葉⑦)
徴古館 公園・植物園
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この「紅葉ヶ丘」あたりで、懐古園の紅葉散策第一弾は打ち止めに。。。
徴古館 公園・植物園
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〔小諸市立藤村記念館〕
それでは、ここから(ちょっと時間調整も兼ねて)ぷらぷら回ってみることに。
まずは、懐古園内にある「藤村記念館」へ。
文豪島崎藤村は、1899年に小諸義塾(私学)の教師として赴任し、1905年までの6年ほどこの地に住んでおり、この小諸時代を中心とした作品・資料・遺品が展示されています。 -
〔小諸徴古館〕
もう1つ、三の門近くにある「徴古館」へ。小諸城ゆかりの武具や古文書が展示されています。
共通券を買っていたので、あと「小山敬三美術館」と「小諸義塾記念館」にも行けたのですが、時間の関係であきらめることに。 -
一度懐古園から出て、しなの鉄道の下をくぐる地下道をとおって反対側へゆくと、小諸宿本陣主屋があります。
(どうも休館中のようで、閉まっていましたが…)
小諸宿は、北国街道の宿場町として栄え、旧街道沿いには今もその面影が残っているそうで、ゆっくり歩いて見たかったのですが…。
今回は紅葉を優先してしまい、時間切れ。また次の機会にしましょう。 -
〔小諸城 大手門〕
さらにちょっと進むと、いきなり立派な城門が!
小諸城大手門(国指定重要文化財)です。 -
イチオシ
1612年に、小諸藩主仙石秀久公が建てた当時の状態を再現しているそうです。
せっかくなので、紅葉の葉をまとったアングルで…。 -
〔懐古園(ライトアップ)〕
園内の記念館や小諸駅周辺を回っているうちに、だいぶ陽も落ちてきました。。。
現在、時刻は16時45分。
そろそろライトアップが始まっているころなので、懐古園に戻ってきました。 -
(小諸城址懐古園の紅葉⑧)
徴古館 公園・植物園
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(小諸城址懐古園の紅葉⑨)
徴古館 公園・植物園
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懐古神社もライトアップ☆
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イチオシ
天守台のあたりも、先ほどとはちょっと雰囲気が異なっていていい感じに♪
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(小諸城址懐古園の紅葉⑩)
徴古館 公園・植物園
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(小諸城址懐古園の紅葉⑪)
徴古館 公園・植物園
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古城から見る落陽…あとは闇が覆うだけ。
こちらの旅もそろそろ終わりにしましょうか。。。 -
懐古園のライトアップを見てみましたが、(最後までいた訳ではないのであれですけど)、ところどころ紅葉が美しく照らされているものの、正直ちょっとさびしい感じ(派手さはない)でしょうか…。
三の門を抜け、ここからレンタカーで一路佐久平駅へ向かいます。徴古館 公園・植物園
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無事佐久平駅に到着。
レンタカーを返却し、18:32発の長野新幹線あさま544号で東京へ。
まさに紅葉日よりの1日。
東信濃・佐久平の美しい紅葉と(ちょっと)歴史を感じた旅が終わりました。。。
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