2012/11/10 - 2012/11/10
62位(同エリア271件中)
紅い翼さん
【日帰りの旅。東信濃・佐久平の紅葉巡り①】
秋も深まりつつある11月の土曜日。
長野県にはこの8月末にも一度訪れている(http://4travel.jp/traveler/akaitsubasa/album/10712183/ etc)のですが、その豊かな自然や歴史に触れ、すっかりお気に入りの場所となりました(移動時間も長野新幹線のおかげであまりかかりませんし)。
今日は、長野県の東部に位置する佐久平周辺を、紅葉のスポットを中心にレンタカーで旅することに。
最初の紅葉スポットは、富岡街道沿いに奇岩が連なる「内山峡」です。
古くから奇勝として知られ、街道を通る旅人たちから「信州耶馬渓」と呼ばれ親しまれてきたそうで、今がちょうど紅葉の真っ盛りでした。
さらに、(紅葉スポットではないのですが)日本最古の洋風建築の校舎が残る「旧中込学校」を訪れてみました。
お天気も良く、絶好の紅葉巡りの旅になりそうです。。。
〔旅の行程〕
・東京駅 ~ 佐久平駅 ~ 内山峡 ~ 旧中込学校
【旅行記その2】~紅く彩られた古刹の三重塔(with 龍岡城五稜郭)~
・http://4travel.jp/traveler/akaitsubasa/album/10725158/
【旅行記その3】~黄葉に彩られた断崖絶壁にかかる布引観音堂(with ……)~
・http://4travel.jp/traveler/akaitsubasa/album/10726560
【旅行記その4】~夕陽に彩られた小諸城址懐古園(with 紅葉ライトアップ)~
・http://4travel.jp/traveler/akaitsubasa/album/10726771
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- レンタカー 新幹線 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
今日も長野新幹線に乗り、東信濃の中心に位置する佐久平駅に午前9:20分に到着。東京からはおよそ90分と、想像以上に近いです。
この佐久平は、信濃の国で「松本・伊那・佐久・善光寺四つの平は肥沃の地」と言われている「平」の1つだそうです。
ここからレンタカーを借りて、今日の佐久平巡りはスタートです♪ -
〔 内山峡 〕
最初に訪れたのが、群馬県とつながる富岡街道(国道254号)沿いに続く「内山峡」です。
最近では、「コスモス街道」としても有名になってきているそうです。 -
「内山峡」と名付けられてはいるものの、ちょっと峡谷のイメージとは違いますね〜。
(もっと上流側に行けば違うのかもしれませんが。去年の秋に山梨県の「昇仙峡」(http://4travel.jp/traveler/akaitsubasa/album/10622809/)に行ったので、同じような感じなのかなあと思っていたのですが…)
道路を中心にして、その外側に畑が広がっており、そのさらに奥に…。 -
突如として、こんな奇岩がそそり立ちます!
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「屏風岩」という名前のようです。
(ちなみにこの標示以外には特にありませんでした) -
ちょうど紅葉もいい感じになってきていて、無骨な奇岩を彩っていますね♪
後はもう、ひたすら眺めましょう! -
(内山峡の奇岩と紅葉①)
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イチオシ
ちょっと角度を変えて横から。
こっちからだと屏風のように見えますか? -
(内山峡の奇岩と紅葉②)
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こちらは別の岩です。。。
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(内山峡の奇岩と紅葉③)
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木々もかなり色づいてきているようですね。
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屏風岩からちょっと手前に移動してみました。
(ちなみに時刻表を見ると、完全に通学対応だけのようですね…。土日運行もないですし。ここまでになってしまうと、バスで旅するのは難しい…) -
奇岩と紅葉と、千曲川の支流である滑津川の穏やかな流れ。
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イチオシ
こちらの方が雰囲気がありますかね〜。
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(内山峡の奇岩と紅葉④)
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近づいてみると、先ほどの奇岩は「蓬莱岩」だそうです。
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イチオシ
確かに迫力ありますね〜。
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(内山峡の奇岩と紅葉⑤)
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蓬莱岩の反対側にも、何やら岩が見えるので歩いて行ってみましょう!
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ススキの穂が風に揺れて、もう季節はすっかり秋ですね〜。
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たしかこのあたりに…。
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なにやら石の鳥居がありますね〜。
よ〜く見てみると「石宮」の文字が。 -
(岩肌から木々が出ていてごちゃごちゃしてますが)「石宮」との名前のままで、奇岩の上にお宮があるようです。。。
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(内山峡の奇岩と紅葉⑥)
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そろそろ、内山峡巡りは打ち止めに。
(事前に調べてみたものの)マップ等も見つからず、正直行ってみるしかないという感じでした。
(見た限りでは)けっこう奇岩と奇岩の間に距離があるようですが案内図もなく、また観光用の駐車場も見当たらなかったので、(大型トラックとかもかなり通るので)駐車場所は気をつかいました。
紅葉はとてもきれいだったのはとても良かったですが。。。 -
〔 旧中込学校 〕
今回の旅の目的である「紅葉巡り」からはちょっと逸れますが、ここで小海線の中込駅近くまで戻り、日本最古の洋風建築の校舎が残る「旧中込学校」を訪れてみることに。 -
この旧中込学校は、1875年(明治8年)に建築された擬洋風建築の学校で、その費用のほとんどを有志の募金によって賄ったそうで、明治のこの地域の人々が持つ教育への情熱がうかがえます。
現在、国指定重要文化財・史跡に指定されています。
受付で入場料(250円。併設の旧中込学校資料館を含む)を払い、いざ白亜の校舎へ。 -
こちらが玄関。
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入って左側が講堂で右が第一教場です。
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まず目を引くのが、(小学校に似合わぬ)この4色のステンドグラスでしょう!
さすが文明開化の時代ですね〜。 -
ランプ風?の照明とマッチします。
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板張りの校舎って(私の年齢からは)とても新鮮な感じです。
普通はコンクリートですから。 -
古いオルガンも。まだまだ弾けます。
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こちらは授業用の教室ですね〜。
算盤やら黒板も置かれて、当時の様子を極力再現しているようです。 -
教壇側に立ってみました☆
教師の先生はいつの時代も大変だったのでしょう。。。
特にこれだけ地域の期待を集めて建てられた学校なら、なおさらでしょうか。 -
次に2階へ。
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2階の丸窓にもステンドグラスがはめ込まれています。
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イチオシ
当時の人々からは、「ギヤマン学校」と呼ばれていたそうです。
そりゃあ、明治の初めにいきなり見たら、ビックリするでしょう! -
(アップでもう1枚)
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2階には教室の他に教員室と校長室が。
いつの時代も、校長室に入るのは緊張…しますかね。 -
国の重要文化財指定書も展示されています。
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外からもちょっと見えていましたが、校舎上部から突き出た八角形の塔が「太鼓楼」というそうですが、現在は危険なため入れなくなっていました。
当時は、塔の天井から太鼓を吊し、時を告げていたそうです。 -
2階のバルコニーも同じく外観のみ。
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内部の見学を終え、外を回ってみます。
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せっかくの紅葉の時期なので、楓の葉をかぶせてみます。
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その②です。
(正直、なかなかいいアングルが見つからず…) -
イチオシ
最後に、校舎の真っ正面に立ってみます。
白に塗られた校舎からは、気品が感じられていいですね〜。 -
高く突き出た太鼓楼。
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それにしても、明治初期に東京から遠く離れたこの地に、よくこのような西洋風の校舎が建ったものですね〜。
先人の教育に対する熱意を感じながら、佐久平をさらに巡ってゆきます。。。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- moonさん 2012/11/17 18:57:13
- 素敵
- 赤い翼さん
こんばんわー。
めっちゃ綺麗で素敵な旅行記でした。
紅葉と岩のコラボーレションが、古城に見えましたよ^^。
お天気にも恵まれてブラボーでした。
私はベランダから見える近所の紅葉を楽しんでます(涙)
moonより
- 紅い翼さん からの返信 2012/11/17 23:46:28
- RE: 素敵
- moonさま
どうもこんばんわ。
> 紅葉と岩のコラボーレションが、古城に見えましたよ^^。
> お天気にも恵まれてブラボーでした。
やっぱり秋は青い空と紅葉ですよね!
この日はちょうどお天気も良く、絶好のドライブ&紅葉日よりでした。
もう少しだけ続きますので、またぜひお立ち寄りくださいませ。
紅い翼
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