2012/09/29 - 2012/09/30
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パルファンさん
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2012年秋、ブタペストからAFでフランス入り〜
幾度目かになるブルゴーニュ地方だが、
行きそびれていた所を中心にコースをとる。
“フランスの美しい村”“ロマネスク寺院”は
その際のキーワード!
<コース>
1. シャルルドゴール空港 → モレ・シュール・ロアン →
フォンティンヌブロー(泊)
2. フォンティンヌブロー → トロア → タンレー →
ノワイエ・シュル・スラン → フォントネー →
スミュール・アン・オーソワ(泊)
3. スミュール・アン・オーソワ → アレジア →
フラヴニー・シュル・オズラン → シャトー・ヌフ →
クロ・ブジョー → モン・ラッシェ (泊)
4. モン・ラッシェ → クルニュー →
パレル・モニアル (近郊のロマネスク寺院) (泊)
5. パレル・モニアル → アプルトン・シュル・アリエ →
ブールジュ
6. ブールジュ → シャルトル (泊)
7. シャルトル → オルリー空港 → パリ (2泊)
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
午後、空港でレンタカーの後、ブルゴーニュ寄りで
夕方までに着ける所ということで、
フランス初日は、フォンティンヌブローに。
ド・ゴール空港でのレンタカーは初めてだが、
ガーミン(GPSナビ)持参ということで
無事空港を抜け出れるだろう〜と。
確かにスムーズに目的地に着く。 -
シスレーが住み、描いたモレ・シュル・ロアンには
十数分で行けるということでフォンティンヌブローを
一日目の宿にしたが、モレ・シュール・ロアンに
着いたのはもう夕暮れ〜 -
モレ・シュル・ロアンは、10年前に寄ったのだが
今回はスケッチをしようということで。
でも、暮れてきて光がないなぁ〜 -
ロワン川のそば、モレ・シュル・ロアンは
河川貿易で栄え、木材・なめし皮などの荷を
パリに運んだという〜 -
中世の城壁・門を残すモレ・シュール・ロアン。
アルフレッド・シスレーは、晩年の10年間を
この地で過ごす。
生前は絵も余り売れず不遇に終わったが、
自然を最も純粋に描いたという、
印象派の代表的な画家として挙げられている。 -
城壁の一部をくり抜いた
川べりに下りていく小道も楽し♪ -
んむ! こちらの岸に下りてくると絵を描いていた男性!
もうほとんど仕上がり♪
油絵でとっても明るく仕上げている〜 -
絵描き(?)さんと、散歩中の3人の仏人。
女性がとにかくフレンドリー〜 色々話しかけてくる。
写真のポーズもしっかりキメて。 -
思わぬおしゃべりにつきあって
ますますスケッチの時間はなくなって・・
取りあえず完成した作品。 -
モレ・シュール・ロアンからの戻り道は、
ガーミン君行きと別な道を選んで・・(ラッキー)
フォンティンヌブロー城の裏から町に。 -
夕陽を浴びて色づき始めた木々は一段と
色をまして・・ -
雲の多い空模様だけど、夕陽がさすということは
翌日の快晴が期待される!
ホテル前、必ずと言ってよい程
町の広場に見かけるメリーゴーランド♪ -
18世紀の館を改装したというホテル。
アンティークの家具が備えられて・・ -
二日目は少々強行軍ということで
早朝にホテルを発って〜
早朝といっても9時なのだが・・
霧が発生するところをみると
川のそばを走っているのかなぁと思いながら・・ -
このような景色にワクワクさせられながら
ひたすら目的地トロアに。 -
パステルカラーの見事な木組みの家!
屋根のスタイルが、アルザス、ノルマンディの
木組みとも違って・・
これらを眺め休んだあとは、トロアの街あるき〜〜 -
日曜日の午前中は、まだ人の気配も少なく・・
陽射しが嬉しい〜 -
建物は決して統一とれているわけではないけれど、
高さは一様で、心休まる町並み。 -
トロアはローマ帝国時代から栄えてきた町。
中世には大市が立ち繊維産業が栄えたという〜
イタリア、イギリスを結ぶラインに位置し
イギリスの原毛が市にで、 その毛を使って
染色・織物の技術に秀でたイタリアで加工されたそう -
更にイタリアを経由してきた東洋の香料
スペインのなめし皮、フランス国内の葡萄酒など、
市での取引は同じシャンパーニュのプロヴァンと並んで、
毎年2回、一か月以上にも渡って開かれ
シャンパーニュの大市として名をとどろかす。 -
プロヴァンよりは、町が洗練されているように
見受けられたが・・
歩いた場所によるのかも知れないが・・ -
サン・ピエール・エ・サン・ポール大聖堂。
日曜日の礼拝が終わったあと。
ゴシックの上へ上へ上がる線に、
合間のステンドグラスの華やぎが、
とってもいいハーモニー -
左側にあるテンプル騎士団の館に入ることに。
-
1129年、トロワ公会議が
サン=ピエール・エ・サン=ポール聖堂で開かれ、
名だたる聖職者たちが出席したという。
この公会議で、テンプル騎士団の創設が
決定したそう〜 -
町の中の観光客からみると、このミュージアムには
結構な人、人・・
いまだ謎の多いテンプル騎士団のお話は
ロマンをも掻き立て、興味を持つ人が多いのかなぁ〜 -
ミュージアムの裏側
トロアの町の城壁の一部をなしていたと思われるのだが?
向こうには、城壁の塔が見えるし・・
(調べたが確証なし) -
この対比、悪くないなぁと・・・
-
ちょっと進んで公園の中には・・
かなり大胆な彫像(美術館で見るなら気にならないが)
青空に映え、光を受け美しい〜 -
この町も、マルロー法によって
維持・保存されているそう〜
“町も”と書いたのは、ミディ・ピレネーの旅で
訪れた村・町もマルロー法により
保全されていたのが幾つかあったなぁと思いだして・・ -
窓に映った建物と季節感を漂わすカボチャのショット♪
-
もっとゆっくりしたかったトロア。
先に聖堂の方に歩き出したため、
サン・ジャン地区に行けなかったのが残念!
後が控えているので、ランチを取る時間を
惜しんで、パン・飲み物をかけこんで車に。 -
トロアを出て南下すると、すぐにブルゴーニュ。
こういう景色が続く・・ -
トロアから、次の目的地はタンレー
広い道ばかりではないので、結構時間がかかる。
景色は最高なのだが・・
何気ない村なのだが、魅力的。
ヴィレー・ル・ボアという村か? -
タンレー村
市場の跡かな? -
タンレー城
ブルゴーニュ地方のルネサンス様式のシャトー -
一度目は30年近く前、
二度目に寄ったのは14,5年前・・
恐ろしい程、全然変わらない!
門の前にカフェ、お土産屋が出来たくらいかな。 -
このシャトーを知ったのはミシュランのガイドブック。
当時のミシュランガイドブックは、
挿絵が全てデッサン・スケッチ画。
思えば、このガイドブックの挿絵をみて、
絵というものを描きたいと思ったのだから・・ -
タンレー城は、砦の廃墟の土台の上に
主要な城の部分と小さな城を、
16世紀半ばに建築されたのが始めだそう〜 -
17世紀半ばには所有者がかわり、
城は中央と右のウイング、公園 運河などが造られ
全体のアンサンブルを実現させたという -
18世紀初頭 タンレーは、ジャン・テヴナー
(サン・ドニ県の知事)の所有になり
ルイ14世によってタンレーの侯爵の称を受ける。
この日から、今日まで、テヴナー家が所有しているそう〜
(リーフレットより) -
中は、ルネサンス期の家具、美術品などで
満ちているという・・
勿論時間を取れないのもそうだが、
どちらかというと室内装飾より、外観の方に
魅力を感じる方なので・・ 中はパス -
裏側に回ると、運河が側まで〜
以前は、この運河越しにタンレー城をみて・・
水と光のある風景は、印象派ならずとも絵を描く者には
至上の恵み♪ -
何度来ても飽きないタンレー城
もう少しゆっくり来たかったな〜 -
城を出て右に左に
ブルゴーニュの運河が続く・・ -
運河は川と違って、
満面にたたえた水が、静なる水が
のどかさを一杯に広げてくれる〜〜 -
この後、美しい村<ノワイエ・シュル・スラン>に
向かうのだが・・
更にその後、行こうと思っている、
フォントネー(シトー派修道院)の閉館時間が気になり
ひたすら車を進める。
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この旅行記へのコメント (8)
-
- コクリコさん 2012/11/24 13:42:32
- 懐かしいなあ♪
- パルファンさん、こんにちは。
ハンガリーからフランスに入りましたね。
入ったらぐっと優しい景色に。
モレ・シュル・ロワンはパルファンさんは再訪なのですよね。
私も城壁の一部をくりぬいた道から川べりに行きましたよ!
同じ所歩いている!と懐かしくなりました。
モレからトロワに向かう道も良いですね〜
ああいう教会の塔の見える風景は本当に素敵。
トロワも良い所だったと懐かしく思い出しました。
テンプル騎士団の館には行かなかったけれど、夫が好きそうですよ。
そうそう、カオールの旅行記に投票してくださいましたよね!
パルファンさんの旅行記を見て行きたいと思った町ですが、かなり気に入りました。
スケッチする時間もあったようで、シスレーにも負けないくらい穏やかで静かな絵ですね。
秋のフランスは良いですね!
- パルファンさん からの返信 2012/11/24 23:38:40
- RE: 懐かしいなあ♪
- コクリコさん
景色はやはり変わってみえますか・・
パルファンも、何か古巣にかえってホットした気分になりました〜
壮麗・華美な建造物よりも、歴史を紡ぐんできた庶民の生活を感じる
田舎がいいと思うのは年齢のせいもあるのかしら?
ブルゴーニュはコクリコさんも何度か訪れているんですよね。
この8月もM氏とお会いしてきたんだったかしら?
パリから近く季節ごとに変化する自然をまとうブルゴーニュは大好きで・・
季節としては、もう少し後の方がより秋らしさを満喫できたかな。
でも、その分日没は早いし、寒くなるし、ですね。
中々集中して旅行記に取りかかれず遅々としてですが、また寄ってください〜
パルファン
- コクリコさん からの返信 2012/11/26 17:42:45
- RE: RE: 懐かしいなあ♪
> ブルゴーニュはコクリコさんも何度か訪れているんですよね。
> この8月もM氏とお会いしてきたんだったかしら?
会ってきました。
母屋と私たちが去年泊めていただいた母屋と繋がっているゲストハウスは売れて、もう他人が住んでいました。
以前泊めていただいた新しいゲストハウスは残っていて、8月はアメリカに住んでいる長女夫妻が滞在していました。
でも高く売れず南仏にアパルトマンは買えずヌヴェールの町にアパルトマンを買って、私たちはそこに泊めていただきました。
ちゃんとゲストルームがあるのですね。私たちが泊まる前までチュニジア人の教え子(柔道の)が泊まっていましたよ。
ルルドへ行ったので久しぶりに聖女ベルナデッタに会ってきました。
- パルファンさん からの返信 2012/11/27 01:06:53
- RE: RE: RE: 懐かしいなあ♪
- コクリコさん
Mさんご夫妻のお家はとうとう手放されたのですね。
コクリコさんご夫妻も何回か訪れ愛着もでたでしょうに・・
でも、新しいアパルトマンにはゲストルームがあるんですね。
向こうでは普通かも知れないけれど〜 日本じゃぁ中々・・
今を楽しんでいるけれど、終いの棲家(すみか)を真剣に
考えないといけない年代になってきたんだよなぁ〜〜
聖女ベルナデッタのお話になると、かの修道女さんも思い出します。
末永く、Mご夫妻とのお付き合いをはぐくんで下さい〜〜
パルファン
-
- youさん 2012/11/12 22:47:35
- 素敵なスケッチですね。
- パルファンさん
川と石橋と古い建物、youもここはスケッチポイントに選びそうな・・・
旅先でスケッチしていて素敵な出会いが出来て、完成作品を後で眺めると、その時に出会った人々との楽しいシーンが一緒に思い出されることでしょうね。
パルファンさん、pedaruさんへのコメントで、絵を残された家族は処分にこまるだろうなぁ〜という思いが・・・ですって???。いえいえ、そんな心配はないと思いますよ。パルファンさんの素敵な絵は皆さん引っ張りだこですよ。
もし処分するようでしたら、いつでもyouがいただきま〜す(笑)
- パルファンさん からの返信 2012/11/14 00:14:46
- RE: 素敵なスケッチですね。
- こんばんは〜
そう〜 youさんも大好きなスケッチポイントでしたね。
旅行をしていて、三拍子そろったポイントってあるようで、なかなか出会うものでもないし・・
でも、そうであるから絵にすると忘れられない風景になって〜
youさんは、今年の半分は旅行に出ていたといっても過言でない程でしたね。
帰られたと思ったら、もう出かけている! 絵を描いている時間はないでしょう?
今は又、次の計画があるのでは?
さて、残された絵はどうするか? は課題ですね。
身辺整理をきちんとして、断舎離をライフワークに・・とは中々いきません。
では、“ぼちぼち仕上げてアップする”という言質をとってありますので(笑)
楽しみに待っております!
パルファン
-
- pedaruさん 2012/11/11 06:03:43
- シスレーも
- パルファンさん
またフランスですか、羨ましい、 美しい景色、スケッチ、水の感じがよく出ていますね。シスレーも生前は無名だったのですか、知りませんでした。
ゴッホといい、モディリアーニといい、本当に絵が好きだったんですね。
売れない絵を、死ぬまで描き続けるなんて・・・・(パルファンさんも売らない絵を描き続ける)
現代でも絵を描いて、生活できる人って数少ないようですね。私も、景気の良い頃は、何枚も絵を買いましたが、私流には、人に勧められて買ったのは、一枚もありません。心惹かれる絵だけが対象です。もちろん高額な絵は買えませんが、同じ画家の絵でも、是非欲しかったのもありましたが、経済的な問題で諦めたのがたくさんあります。
こんな私程度でも、絵を買っただけで、年賀状やら、旅先からの手描きスケッチ入のはがきを度々、送ってくださいました。今では大切なコレクションです。
また別の絵描きさんですが、経歴も、実力も立派な画家なのに、「知人以外で初めて絵を買ってくださった人なんですよ。」などと人に紹介してくれたりするほど、絵って売れないんですね。
話が旅行記から遠くなってしまいました。お許しください。
pedaru
- パルファンさん からの返信 2012/11/11 22:09:35
- RE: シスレーも
- pedaruさん
ちょっと訂正しました。いい加減に書いてごめんなさい。
シスレーについて“生前は無名”と書きましたが、無名ではなく
サロン等に結構出されていたよう〜 ただ、余り評価されず・・と
いうことだそうです。
絵を描き生計をたてなくてはいけないということは、
古今東西問わず、想像を超えて大変なことなのでしょうね。
pedaruさんは結構絵を買い集めていらっしゃる〜〜
誰それのというより、ご自分で“これ!”と思った絵を・・
買った時の思いが込められ宝物ですね。
さて、私たち(たちにしてしまった〜)売れもせず、売る気もなく
好きに描いて楽しんでるって・・つくづく幸せなんですね。
と言いながら絵を残された家族は処分にこまるだろうなぁという思いも
起きないわけではないんですよ。
あ、やっぱり脱線してきそう〜 イギリス待ってま〜す。
パルファン
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