インド悠久文明の旅13日間（6）エローラ?　仏教石窟群（第10窟、第12窟）

2006/12/02 - 2006/12/14

2006年12月4日朝、オーランガバードを出発したバスは、途中ダウラターバードで砦を写真に収めた後、デカン高原の乾燥した大地を一路西に向かいエローラを目指しました。

エローラには全部で34の窟があります。

仏教、ヒンドゥー教、ジャイナ教の3つの宗教の窟院が共存しています。

写真はバスを降り、駐車場から見た外観です。

エリア エローラ(インド)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: ユーラシア旅行社

エローラの34の窟の宗教別の内訳は次ぎのようになっています。

第１〜12窟が仏教窟群

第13〜29窟がヒンドゥ教窟群

第30〜34窟がジャイナ教窟群

エローラの仏教石窟群は石窟群の南側にあり、７〜8世紀の仏教がインドで衰退していく時期につくられ石窟群です。

仏教石窟群の第10窟はストーパ（仏塔）を祀る窟です。

それ以外の窟はヴィハーラと呼ばれる僧院形式で、僧たちの住居として造られていました。

私たちは、第10窟と第12窟を見学しました。

写真は第10窟の正面入口で、2階建てになっています。

2階の破風や欄間にびっしりとレリーフが彫られています。

2階の天女の像です。

外観は2階建てのようですが、内部は吹き抜けで、仏像とストーパ（仏塔）がまつられています。

仏塔の前の仏像です。

内部の天井です。

仏塔に彫られたレリーフです。

壁には、いりいろな仏像が彫られていました。

写真は、第12窟の正面です。

1〜2階の両脇に僧坊があり、3階は広々とした講堂になっていました。

先ず1階です。

1〜２階の壁には仏像が彫られていました。

この扉の奥が、僧坊と思われます。

ここから、3階です。

広々とした講堂です。

やはり、壁には仏像が並んでいました。