チェンマイChiang Mai生活８

2012/10/01 - 2012/10/31

１０月・・・、
昼間は相変わらず夏日が続いているが、朝晩、特に朝方はひんやりした風が吹くようになった。
上旬は雨季らしい激しい雨も降ったが、後半は全く雨が降らない。
雨季の終わりが近づいているようだ。

エリア チェンマイ(タイ)

パソコンの具合が悪くなったので、バンコクにもあるPantip Plazaに行った。

バンコクにもある、というよりもチェンマイにもあった、というべきか。

今年の３月に日本で買ったノートブックPCのバッテリーの調子がおかしい、と思っていたら、いつのまにか全く機能しなくなった。

まだ半年しかたっていないのに！、と思いながらも、日本で買ったものなので、どこにもっていけばいいかわからず、とりあえずパンテッププラザで相談しようと持ってきた。

バッテリーが修復不能なことを確認してから、同じものを購入しようと探したがどの店もこの機種を扱っておらず、途方に暮れていた。

小さな、バッテリーばかり扱っている店で相談したら、ノートブック用の外付け（？）のバッテリーを見せてくれた。

最悪の場合、こういうものがあることを知ったが、旅行用の小型のPCなのにPCの半分位あるバッテリーでは嵩張ってしょうがない。

もう少し他を当たってみることにした。

タイでは職業高校の生徒が授業の一環として実際の職場で研修をしている光景をよく見かける。（日本でも同じかな？）

この二人は高校のコンピューター科に通っていてここに実習に来ていた。

バンコクのパンテッププラザも同じだがケイタイとパソコンの小さな専門店が並んでいる。

そんな中にギターばかりを飾っている店があった。

ギターを見ていたらこの店のオーナーが出てきてしばらく話をした。

しゃべり方とか動作の節々に、日本のロッカー（？）と同じ雰囲気を感じ、可笑しかった。

興に乗って、少しだけギターを弾いてみせてくれた。

家の近所の唐辛子畑。

１，２か月前、植えたばかりの頃写真を撮ったのに、もう実が生っていた。

ししとうのような大きさで、比較的辛くないということだった。

いつも行くショッピングモールの隅のほうにこんな店をみつけた。

本業はコンピューターの修理をする店らしいが、ショーウィンドーにカメラやギターを飾ってあり、おもしろそうなので覗いてみた。

古いギターが飾られていた。

これは売り物ではなく、このオーナーが小さいころから弾いてきたものとのこと。

自分の大事なコレクションを店に飾って、客のいない時は好きなギターを弾いているようだった。

車で走っていると空がみるみる黒くなって風も吹いてきた。

急いで帰宅した。

家に着いて数分して激しい雨が降り始めた。

写真ではよくわからないが、滝のような雨だった。

雨は３０分ほどで止み、夕方は夕焼けが・・・

今思うと、この雨が、今年の雨季の雨らしい最後の雨だったような・・・

自転車で近所を散歩した。

時々通る道だったが、橋を壊して作り変えている最中だった。

基礎を作るための枠を木で組んでいた。

こちらでは建築現場で木や竹が重宝されている。

このあとの工程も興味があったが見逃してしまった。

毎朝コーヒーを飲みながらこのバナナの木を眺めている。

バナナは捨てるところのない、全てを何かに使える植物だとよく言われる。

大きな葉っぱは皿の代わりになったり、包みになったりする。

芭蕉布というのは葉っぱの繊維を使うのかと思っていたが、よく見ていると、葉っぱの中心を通る太い部分の繊維を使っているように思えてきた。

古い葉は切れ目が出来て垂れ下がるようになり、
葉っぱの中から次々に新しい葉が生まれてくる。

新旧の葉が入り混じっている。

朽ちようとしている葉、生まれ出ようとしている葉

田んぼが一番きれいな時期。

散歩をしていたら、お婆さんが魚を捕っていた。

川に入れた網をじっと見つめ、その上を魚が通り過ぎる一瞬に引き上げる。

僕が見ている間、何度も失敗していた。

が、魚篭には小さなきれいな魚が捕れていた。

パパイアの葉。

良くできたデザインのようだ。

パパイアの葉の隅にクモが巣を作っていた。

巣も美しいが、クモもきれいだった。

この雨季で初めて水浸しの道を通った。

水たまりに毛がはえたようなものだった。

一時水嵩を増していたピン川も水位が下がり落ち着いてきた。

雨が多いのは洪水になり困るが、雨が少ない時は水不足の心配が出てくるらしい。

心配してたらキリがないなぁ。

先月行ったオーガニック野菜のマーケットにまた行ってみた。

前回売り切れて買えなかったコーヒー豆を買うためだ。

前回は９時ころに来たが、今回は７時半ころに着いた。
前回より混んでいた。

蜂蜜は日本と比べ非常に安い。

目当てのコーヒーも手に入った。
聞いてみると、チェンマイで作っているとのことだった。

帰ってから作って飲んだが、苦すぎず酸っぱすぎず、癖がなくとても飲みやすいコーヒーだった。

無農薬のコメも買ってみた。

また農場の方を散歩。

手前の穴は、田んぼに送る水の量を調節するところ。

何かの貝の卵らしい。

水中にカニが・・・

トマト畑。

自分もトマトを作っているので興味深い。

今度何かわからないことがあったら、ここの人に聞こう。

こちらは黒米の田んぼ。

なぜこちらだけ網がかかっているのだろう？

だいぶ稔っている。

ドラゴンフルーツ。

なぜこの赤い実をドラゴンフルーツというのだろう？、と思っていたが、
このサボテンに生っている状態を見て納得した。

家の近所にこのようなチラシが貼ってあった。

ここはチェンマイ市内から車で１５分ほどのところだが、
家具付きのアパートメントが月６，０００バーツ（約１６，０００円）から９，０００バーツ（約２４，０００円）と書いてある。

近所の定期市。

大根かと思ったら、白いナス（？）。

漬物屋さん（？）を発見。

手前の缶に入っている黒いものは大根の漬物。
特に４と書いてある缶に入っているのは大根のお新香を細切りにしたもので、味も全く日本のものと変わらない。

タイ人はこれらを料理に使うようだが、僕はそのまま漬物として美味しく食べた。

生きたコウロギを売っている。

これをから揚げにするのかな？

遠藤周作の昔のエッセイを読んでいたら、一本の苗から一万個以上のトマトが実った話があった。

今我が家の隅には５本のトマトの苗が育ち、毎日楽しませてくれている。

トマト自身のDNAの他、土壌の質や日当たりなどの天候などいろいろ条件がそろってそのような奇跡のようなことがおきるのだろうが、エッセイの中では、動物と同じように生き物である以上、人間の波動が植物にも伝わり、愛情をもって接すれば、植物もそれに応えるのではないか？
ということだった。

毎朝、様子を見て、葉っぱを間引いたり手入れをしているととても穏やかな気持ちになる。

こちらのほうがトマトに癒されている感じだ。

最近日本で食べるバナナは美味しいと思ったことがないが、、タイのこの小ぶりのバナナは甘くてモチモチしていてとても美味い。

知人に分けてもらったアロエベラ

そのアロエベラに花が咲いた。

庭の花

前回も通りがかりにここに寄って写真を撮ったが、その時肝心の魚の写真が撮れなかったので、また通りがかりに寄ってみた。

釣り客は少なかったが、魚はよく釣れていた。

ある程度大きな魚が釣れると・・・

ここに運び込む。

魚の重量を計り、誰々が本日の大物釣りだと発表する。

だいたい２，５Kg前後で争っていた。

釣った魚は池に返す。
キャッチ＆リリース、ということか。

PCのバッテリーの件でいろいろな人に聞いているうちに、このメーカーのサービスセンターを教えてもらい行ってみた。

係りの人がPCのシリアルナンバーを調べていろいろ連絡しているうちに、バッテリーも見つかり、１週間ほどで届くと聞き、やったー、と思って値段を聞いたら、保証期間だから無料だと言うではないか。

日本で買った時のレシートや保証書は持ってはいたがそれがタイで通用するとは思えなかった。
しかし今のワールドワイドの企業はナンバーを辿ればその商品の保証内容もわかるようになっているようだ。

朝晩は秋を感じるいい季節になってきた。

この旅行記へのコメント （3）

• TAKABONさん 2012/11/02 23:08:08

  稲に付いていたピンクの！

  こんばんは！ピンクの卵は、ジャンボタニシの卵ですよ！日本では害虫として地域で駆除しています。食欲旺盛で、柔らかい稲穂や茎を食べられてしまいます。

  luguさん からの返信 2012/11/03 11:56:43

  RE: 稲に付いていたピンクの！

  TAKABONさん、はじめまして。
  
  私の旅行記を見ていただき、また知らないことを教えていただき有難うございました。
  
  lugu

  luguさん からの返信 2012/11/06 11:41:48

  RE: 稲に付いていたピンクの！

  TAKABONさん、
  
  ジャンボタニシ、その後聞いた話では、タイではこのタニシを食べるそうです。
  美味しいらしいですよ。
  
  その昔、北大路魯山人がタニシを食べて死んだ、と読んだことがありますが、そのタニシでしょうか？
  
  稲には害虫ですが、魯山人が食べるくらい美味しいのでしょうね。
  
  lugu