2012/08/12 - 2012/08/14
159位(同エリア809件中)
アツシさん
エディンバラは、スコットランドの首都。
ここではタータン柄のキルトに身を包んだ男性やバグパイプを演奏する人々なんて珍しくない。ヨーロッパの中でも独特のカルチャーが楽しめる街。
夜な夜なパブでは地元の人がビールやウィスキー片手に賑やかに盛り上がっている。
特に毎年8月、エディンバラ・フェスティバルと呼ばれる芸術祭典が行われ、多くの観光客でより一層の賑わいを見せていた。
ランドマークであるエジンバラ城を中心に繰り広げられる夏の祭典。
その一部始終を余す事なくレポート!
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 3.5
-
まずは街の中心でランドマークの「エディンバラ城」から散策開始!
エディンバラ城は切り立った岩山「キャッスル・ロック」の上に立つ要塞で、その起源を7世紀までさかのぼることができる。
かなり高いな〜。 -
ちょっとした山登り気分で、息を切らしつつお城の入り口へ!
威厳ある門構えに気分が高まる。
現在の門楼は、17世紀に建てられたとのこと。 -
「クラウン・スクエア」と呼ばれる中庭。
この広場を中心に、王宮、戦没者記念堂など沢山の歴史ある建物が立ち並んでおり、見所十分! -
お城は下から見上げて想像した以上に、素晴らしい眺望が楽しめる!
新市街地側には見えづらいが狭い谷間を鉄道が走っている。トンネルの上に立つのは国立スコットランド美術館。その先はウェーヴァレー駅。 -
北海へ向かって開けている美しいフォース湾。
その遠景まで拝むことができ、爽快さもバツグン! -
こちらは有名な大砲。
毎日13時になると、時報代わりに城の大砲が鳴り響く。 -
さてお城を出て、「ロイヤル・マイル」へ!
ロイヤル・マイルはエディンバラ城からホリルードハウス宮殿まで1マイル(約1609メートル)続く、エジンバラの目抜き通り。
老舗のパブや教会、お土産屋が並ぶ。 -
お城の近くの通り「キャッスル・ヒル」の城へと続く道には、威風堂々と旗がなびいていた。
旗の中心に描かれているのは、スコットランド王家を示すライオン。
王家の威厳が感じられる一品。 -
さすが目抜き通りだけあって、非常に凝った看板やオブジェが多くて目を楽しませてくれる。
お店ごとに個性豊かなアピールポイントとなってて、すごく面白い!
ここからいくつか気になったお店を紹介。 -
こちらは陽気なPUBのカンバン。
お店の名前をそのまま訳すと「上機嫌な判事」。かなりイメージ通りのイラストだな〜^^
地ビールなどいろいろ頼んでみたくなってしまう。 -
かの有名な「ジキル博士とハイド氏」のモデルになった実在の人物をモデルにしたカフェ「Deacon's House」
凛々しい佇まいの裏には、どんな素顔があるのやら? -
ロイヤル・マイルの脇には、細い路地が迷路のように入り組んで繋がっており、独特の雰囲気を醸し出している。
-
仄かなランプの明かりが、灰色の建物を彩るアクセントに。
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路地を抜けた街角では、かっこよくキルトに身を包んで演奏するというスコットランドならではのスタイルも楽しめた。
う〜ん、かっこいい!
バグパイプ演奏には肺活量が必要らしく、そのためか結構険しい顔だったかも^^ -
歴史ある建物には、「スコットランド王家の紋章」を見ることもできる。
左がスコットランド(王冠をつけたユニコーン)で、右がイングランド(王冠をつけたライオン)を示している。 -
古都をバックに佇むアルファロメオ。
う〜ん、絵になるな〜!
撮影場所は「グラスマーケット」
エジンバラを代表するオシャレスポット。 -
グラスマーケットの一角には「グレイ・フライアーズ教会」。
右下の銅像となっているワンちゃんは「ボニー」と言う名前で、ご主人の墓を守り通した、いわば「エジンバラ版の忠犬ハチ公」らしい。
左下がそのボニーのお墓だそうで。 -
グラスマーケットからロイヤルマイルに向かう「ヴィクトリア通り」
建物の外観は古いままだが、中には新しいお店が沢山入っている。
店ごとにカラフルに彩られた外観とキレイなお花が、街歩きを楽しくさせる。 -
その中のお店の一つ、スコッチウィスキー専門店に入ってみた。
入り口の酒樽からは、すごくいい香りが流れてきて、いいカンジ!
ウィスキーは、ちっちゃなサイズから小分けされて売られており、旅行者にはとって、いろいろ試せる嬉しいパッケージ。 -
こちらは、スコットランドのお家芸、タータンチェックのマフラーが勢ぞろい。
まだまだ夏だけど、観光客からすると嬉しい品揃え!
お値段は日本で買うより少し安い感じかな。
他にも沢山のタータン柄をあしらったお店のほかアンティークショップなどが並んでおり、ウィンドウショッピングだけでも十分楽しめそう。 -
オリンピック期間でもあって、アッセンブリーホールの前には五輪マークが輝いていた!
しかしエディンバラは、どこを見ても古い建物が立ち並んでて美しい。
ハリーポッターの作者、J.K.ローリング氏はここエディンバラで執筆活動をしてたそうだが、インスピレーションを喚起させるような街並みであることがわかる。 -
鮮やかな花々の後ろに聳え立つ「スコット・モニュメント」。
ヴィクトリアン・ゴシック様式のこの尖塔はスコットランドを代表する詩人サー・ウォルター・スコットの業績を記念して建てられたもの。
少々体力を必要とするが、上に登ることもできる。 -
ニュータウンの中心の「ジョージ・ホテル」
建物は200年ほど前に建てられたアンティークな名物ホテル。
時計台が特徴的! -
エディンバラの夏を彩るイベントの一つ「エジンバラ・フェスティバル・フリンジ」!
スターの卵や前衛アーティストによる実験的なパフォーマンスのフェスティバル。
ロイヤル・マイルでは自分たちのショーをアピールするため、たっくさんのアーティスト達がパフォーマンスを繰り広げている。
ショーは無料のものもあるが、額は少ないものの有料のものも多い。
通し券などもあって結構オ・ト・ク。 -
ロイヤル・マイルではいくつかの簡易特設ステージが設けられており、沢山のアーティストが各々パフォーマンスを繰り広げる。
ここからパフォーマンスのスナップショットを紹介。
まずはその1
仮装メイクの人もたくさんおり、街歩きがすっごく楽しい! -
その2
コスプレ集。
アホっぽいコスチュームが個人的にツボ^^ -
その3
バラエティーに富んだ、沢山のパフォーマーたち。
配っているフライヤー見るのも楽しみのひとつ。
どれ見に行こうかな〜? -
その4
日本人パフォーマーも健在!
浴衣はかなり目立ってたな〜。 -
その5
ロイヤルマイルの特設テントでは、センスの良いオリジナルTシャツ販売。
公式のフリンジショップでもイベントプログラムに併せ、沢山のグッズを販売。 -
その6
聖ジャイルズ大聖堂前でもパフォーマンスが繰り広げられている。
王冠の形をした屋根が特徴のこの教会は、スコットランドの宗教改革の拠点だったそう。 -
大聖堂内部で行われていたピアノコンサート。
荘厳な雰囲気の中、響く音色に心洗われる感じがいいね! -
万華鏡のように色とりどりの輝きを放つステンドグラスの前に、沢山の旗が掲げられており、非常に美しい。
-
さてロイヤル・マイルを延々下ったその終点では「ホリルードハウス宮殿」がお出迎え。
ホリルードハウス宮殿はスコットランドにおける英国王室の宮殿として、現在でも使われている
柵の精緻なデザインが、美しいシルエットを描き出す! -
整然と区画されたニュータウンと、歴史的建造物が集まるオールドタウンを結ぶノース・ブリッジからの眺め。
遠くにみえる「カールトン・ヒル」に向け、歩を進める。 -
ノースブリッジから徒歩10分弱。
ニュータウンの小高い丘「カールトン・ヒル」からは古都エディンバラの全景を楽しむことができる。
この景色を見ると、世界遺産に登録され、「北のアテネ」と目されていることも理解できる。 -
「♪菜の花畑に入日薄れ〜」なんてフレーズが頭をよぎる。
初めて見るのに、どこか懐かしい風景。 -
神々しい夕陽のグラデーション。
-
旧市街と新市街を一望できる。
左奥がエディンバラ城。
淡い夕陽が、街をクリーム色に染める。 -
塔のシルエットが、エディンバラの空を彩る。
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落日。
陽が落ちてから暫く、今度は紫の淡い光が丘を照らす。 -
景色を十分堪能し、後ろ髪引かれつつも、カールトン・ヒルを後にする。
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夏のスコットランドは陽が長かったが、それでも徐々に夜の帳(とばり)が舞い降りてゆき、街の雰囲気を一変させた。
先ほどのジョージホテルの時計台の影が夕闇を縁取る。 -
散策で好奇心を満たした後は、お腹も満たそう!
今回は海外の旅行ガイド「ロンリープラネット」を参考にレストランをチョイス。
【The Tower】
http://www.tower-restaurant.com/main.html
このレストランは、スコットランド博物館の上にあり、町で最高のダイニングスポットらしい。
屋外に見えるオールドタウンの素晴らしい景色を眺めながら、新しいスコットランド料理を堪能できる。
かなり満席だったので予約したほうがいいかも。 -
【Howies】
お次もロンリープラネットの紹介レストラン。
http://www.howies.uk.com/japanese/
こちらは礼拝堂を改装して作られた世界的にも有名なお店で、伝統的なスコットランド料理を楽しめる。
クラムチャウダー、マジで絶品でした! -
お腹を満たしたら、夜の街に繰り出そう。
夏の夜は始まったばかり。
ロイヤル・マイルは祭りの前の静けさ。 -
徐々にPUBなど人通りが増え、賑わいも高まっていく!
-
8月のエディンバラで、最も有名なイベントがこの「ミリタリー・タトゥー」!
エジンバラ城内には観覧席が特設され、古式豊かな正装で身を包み、バグパイプを演奏する軍楽隊を皮切りに、各国から招かれた演奏バンドの入場行進が次々と続く。 -
正面から「はい、チーズ」!
これだけの数が勢ぞろいすると、ホントに圧巻。
演奏するバグパイプの音色が、夏の夜空に響き渡る! -
演奏する音楽も、新し目の映画音楽をテーマにしたりして飽きさせない。
スゴイのは音楽に合わせた映像が、次々とエディンバラ城の壁面に映し出される。 -
その他次々とパフォーマンスが続く。
スコットランドでは、ほとんど毎日このミリタリー・タトゥーが生中継されており、スコットランド国民にとっては夏の風物詩。
ただマンネリでなく毎年新しい演目を生み出している、古くて新しい定番イベントといえる。 -
イベントのフィナーレは花火の乱れ打ち!
沢山の光がエディンバラ城から上がり、夏の夜空を7色に染める。
「フェスティバル・シティ」とも呼ばれる夏のエディンバラ。
視覚、聴覚、味覚など、五感フルで楽しめること請け合いです!!!
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